匿名さん 2015-12-09 00:13:03 |
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あぁ。妾も其方の傍に居ると約束しよう。
(暖かくて愛おしいといった感情が込み上げ、それをかみ締めつつベットへと雪崩れ込むように押し倒されれば「ならば共に眠れるまで妾が相手をしよう。」とこちらも今日は眠れそうにないためゆるりと誘うように妖艶な笑みを浮かべつつ相手の激しいキスに応えるように相手の首に腕を回して)
(その後のことは…想像にお任せしよう。気づいたときにはお互いに抱きしめあったまま寝ていて、先に目を覚ました紅孩児がそっとシーツで玉藻の体を隠し、また抱きしめて、今度は深い眠りについて)
(甘く濃厚な時間を過ごし、程よい倦怠感から終わった後は自然と眠りに誘われる様に深い眠りにつき一度相手がおきた事にも気づかず普段の表情より少々幼さを感じさせるあどけない寝顔ですやすやと朝まで眠っていて)
(/いちゃついてましたねー。玉藻の水着姿で葵と沙織ならどういう水着が似合うんだろうと考えてしまいましたw沙織ならタンキニの明るい色合いの可愛い感じ、葵なら寒色系の綺麗なデザインのビキニを抑えたセパレーツなんか似合いそうだな、なんて。)
(/沙織は可愛い感じが似合いそうですね。葵はセパレーツとか、個人的にはショートパンツタイプとか、カッコいい、クールな水着が似合いそうな気がします(笑)そのうち海に行くのとかもありですね、沙織と葵、悟空と三蔵で)
(/玉藻はビキニとかセクシーな感じの水着が似合いそうです。いいですね!また番外編で海水浴をやりましょうか。玉藻と紅孩児も混ぜたいですね。)
(/女性陣三人は会話とか想像出来ますけど、紅孩児悟空三蔵という組み合わせは何だか凄いです(笑)
それでは本編に戻ります?沙織と悟空もやっておきますか?)
(/それでは進めていきましょうか!)
三蔵:…経文が五つ揃うと願いが叶う、か…
(以前葵と共に行った古本屋で買った本を読みながら、そう呟いて)
悟空:経文?経文がどうかしたの?
(今回は四人部屋と二人部屋という構成で泊まっていて、悟空と三蔵と葵、沙織が同じ部屋で。悟空が三蔵の呟きを聞いて首を傾げて)
三蔵:…俺の持つ、魔天経文を含める天地開元経文を全て集めれば、願いが叶うという話をこの本が書いていてな…ずいぶんと眉唾な話だと思っただけだ。
(ぽすっと悟空に本をパスしながらそう言うとベッドに寝そべって)
悟空:ふ~ん…何でも叶うのか?だったら俺、死ぬまで毎日美味いもんが食べれる生活がしたいっ!
三蔵:…てめえにだけは集めさせたくねえな。
沙織;葵、葵ってば!
(ベットに腰かけ分厚い古書を夢中で読んでている葵に退屈な沙織は構ってほしいと言わんばかりに何度か名前を呼ぶがそれでも気付かない葵に痺れをきらしたのか耳元で大声をだし)
葵:っ!い、いきなり耳元で大声を出さないの!
(沙織に耳元で大声で呼ばれたためびくりと驚いたようにびくりと体を震わせ、驚いた拍子に本を落としそうになるが寸前で本を抱えなおしてからむすっと拗ねたように沙織に注意し)
沙織:だって、葵ずっとその本を読んでいるから退屈なんだもん!
(ようやく気付いてもらえ、葵に注意されてもあっさりと受け流しつつこちらも構ってもらえない不満から子供のような声色と表情を浮かべ)
葵:…はぁ、はいはい。何がしたいの?
(子供のような相手にまるで本物の妹のようにやれやれと言わんばかりに肩を竦めてから栞を本に挟めて閉じると沙織の話し相手になっていて)
悟空:なぁなぁ沙織、葵。葵と沙織だったらさ、何でも願いが叶うとしたら何をお願いしたい?
(三蔵に聞いてみても知るか、としか返ってこず、唐突に話し込んでいる二人に話を持って行って)
沙織;私なら、人間と妖怪が共存する世界かな。
(容易ではない御伽噺だがもしそうなれば妖怪が偽らなくても人間と平和に暮らせることができるため、比較的真面目な表情で述べて)
葵:…私は、沙織と同じ、かな。
(何でも願いが叶う、という言葉に昔の恋人の姿がよみがえり三蔵と出会う前ならきっとどんな禁断の手段でも恋人を生き返らせたいと思っていたことがあったのかその願いを口に出そうとするが寸前のところで言葉を飲み込み沙織の言葉に同意して)
悟空:ふーん、そっかぁ…
(思っていた以上に真面目な答えで頬を掻いて。三蔵の方をチラッと見るが我関せずといった様子で殆ど寝に入っていた)
…あはは、変なこと聞いてごめんっ!けど、そうだよな。俺もやっぱ、それが良い…んじゃおやすみっ
(自分の願いもそれにすることにした。本当に、そうなれば良いのにと思いながら、複雑な表情を隠すように布団にくるまって)
沙織:…うん!じゃあ、おやすみ。
(葵の表情の僅かな変化に本当の願いは別にあるのでないか?と思うが悟空の言葉におやすみといつもどおりの明るい笑顔で挨拶を返し葵にもおやすみ述べてから布団に入って眠りにつこうとして)
葵:…ええ。おやすみなさい。
(きっと己の変化を察しているであろう沙織に余計な言葉を述べずおやすみというとみんなと同じように布団へ入り、皆が寝静まった頃合いに一人きりで考えたいことがあったのか皆を起こさぬように布団から起き上がり体が冷えぬように羽織に袖を通すとそっと気配や物音に細心の注意を払い部屋を出ると宿の近くのひとけのない小高い丘絵へと移動し「目を閉じて 見たくないものなど見なくていいから 言い聞かせて心を削ぎ落とした~♪」綺麗な声で静かに歌を歌い始めて)
三蔵(?):………
(ざっ、ざっ…足音を立てながら葵に近づく何者か。葵が歌っている場所へやってくるとトンとその肩を叩く。葵が振り返って見るその顔は、玄奘三蔵そのもので)
目を閉じて 鋭くなる躰で両脚で この手に馴染む武器を集めた~♪
(その歌は三蔵に対するものではなく、亡き恋人に対する歌で本当ならば墓参りの際歌を歌って自分なりの供養をするつもりだったのだが予想外の出来事があったためすっかり忘れていたため心の奥底へとしまい込んでいた恋人への思いをあの墓に届くようにと歌っていたが不意に己の肩を叩く何者かにびくりと体を震わせ反射的に戦闘態勢をとるが見知った顔に「…驚かさないでよ。吃驚したじゃない」とあからさまに安堵したかのような表情と声色で述べて)
三蔵(?):…
(葵が警戒を解いた瞬間、ニヤリと笑って大きく手を振りかざし、なにやら手に握った刃物を葵に振り下ろそうと…した瞬間に銃声が鳴り響く)
ぐあっ!?
(そして三蔵(?)は肩を押さえてうずくまって…その正体を現して)
三蔵:…イヤな妖気を感じて来てみれば…紅孩児の手下にしては姑息な真似をする。
(そう言って本物が現れて、倒れる偽三蔵を蹴り飛ばして。そして立ち上がろうとすればまた銃弾を放ち、牽制する)
偽三蔵:ちっ…!く、くっくっく…俺は紅孩児の手下などではない!その女を狙ったのは、貴様と交渉をするためだ…貴様の持つ経文と交換するようにな!
(偽三蔵の方はもう殺されると思ったのか、自分の考えていたことをペラペラと話し出して。「天地開眼経文…全てを集めれば願いがかなう…血反吐を吐く思いで有天経文を手に入れたが、こうなってはそれも無駄…!」そしてそう言い放てば有天経文と思われる巻物を取り出してそれを抱えて自爆する)
三蔵:っ!葵…!
(自爆する瞬間、葵を庇うようにして葵の前に立ち。強烈な音と共に爆風が過ぎれば、膝をついて。「っ…」咄嗟に魔天経文で身を守り致命傷には至らなかったが、それなりにダメージは受けてしまって)
葵:っ?!
(警戒を解いたものの、突如三蔵が刃物を振りかぶったのでこれは三蔵ではないと気付き避けようとしたが聞きなれた銃声に今度こそ本物が来たのだと安堵したが、観念した偽三蔵は自爆という自害を選び爆風から己を守るため庇ったことにより服に飛び散る三蔵の返り血と致命傷ではないが相当のダメージを受けている三蔵をみて、今までの出来事が走馬灯のように頭をよぎり暴走するような膨れ上がりかたをする妖力だが「…正気に戻れ、葵!」と男性の声で葵に呼びかけぴたりと動きが止まったように葵の視線は声が聞こえてきた方向へと向けられて)
??:お前が暴走したら傷つくのは他の誰でもない、その男だ。いい加減己を責める癖を直せ。
(そこに立っていたのは写真に写っていた男そのものなのだが体はうっすらと透き通っているため霊体ということは察せられて二人に近づくと葵の目を見据えながら述べて)
葵:…竜、胆…?
(亡き恋人の姿に膨れ上がっていく妖力は徐々に落ち着いて行き、冷静さを取り戻した頭は自然と三蔵の治癒をしなければという考えを導きだし妖力を使い治癒を開始して)
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