匿名さん 2015-12-09 00:13:03 |
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一夜だけの絶景も中々乙なものじゃろう?
(月下美人、一年に一度だけ夜から翌朝までしか咲かぬ花。その儚さから好んでいる花であり相手の言葉に連れてきた甲斐があったと先ほどの笑みを浮かべたまま視線を景色へと戻し「思ったことを口に出すのは決して悪いことではない。それが相手を思う言葉なら尚更じゃ。」と本音をこぼした相手に機にしていないと暗に告げるような言い方をして)
…はい、ありがとうございます。
(相手の気遣いに感謝しつつ、本音をこぼしてしまったことはやはり恥ずかしいらしくまだ顔はほんのり赤いままで。「…独り占めしたい美しさ、ですね」落ち着き、また一夜限りの絶景へと目をやる。何度見ても美しい、これを他人に見せるのが惜しくなるほどに。まさに、目の前の女性と同じだ、誰よりも、自分のものにしたくなる美貌…けれど、その想いは口にせず。ただ笑みを浮かべて目の前の絶景を見れる喜びと、その絶景を隣にいる女性と見れる幸せを感じて)
ここは、妾以外誰も知らぬ、だからここはそなたと妾だけしか知らぬ場所じゃ。
(だから独り占めといっても過言ではなく、相手に教えなければ己だけの絶景となっていたはずなのに何故か相手には教えたくなった。否、二人だけの秘密としたいという思いから相手に教える気になったかもしれない。何よりも誰よりも近い存在で、己の傍に居る相手に。だからこそ気づいてしまったこの想いは告げない。もし告げてしまえば、この関係が幸せが崩れてしまう可能性があるからそんな己の弱気な心を完璧という仮面で覆い隠すようにただ黙って景色を眺めていて)
…二人だけの秘密、というわけですね…
(口に出すと、トクンと心臓の音が一つ早くなる。ああ、幸せだ──そう思う。けれど、もう一段階、上がりたい、二人だけの秘密を共有した今、ただの師弟、あるいはただの仲間という関係で居るのは少し残念に思える。…しかし、家族でもなく、もっと個人的な関係になりたい、そう、恋人のような)
……二人だけの秘密…だけじゃなくて、もっと…独り占めしたい。玉藻殿、俺は、好きです…それくらい、この景色より美しい玉藻殿のことが…
(告げぬ、と思っていた気持ち。しかし二人だけの秘密と言われ、更に欲が出てしまう。あわよくば相手も同じ気持ちであって欲しい、と願いながら)
あぁ。その通りじゃ。
(二人だけの秘密、他人は知らぬ場所それだけで優越感に浸れて胸にじわりと幸せが込み上げる。己にこんな感情があることは知らなかった。今まで愛など下らないと見下してきたというのに次次とあふれ出す様々な感情はそれに該当するものばかりで)
…妾で良いのか?妾は今まで数え切れないほどの非道を犯してきた。それでも其方は受け入れてくれるか?
(なんとなく察していた相手の言葉に今まで感じたことのない胸の高鳴りを感じながら戸惑い気味の様子のまま最終確認をするように問いかけて)
玉藻殿で無いと、嫌です。他には考えられない。
(例え非道な行いが過去にあろうと、今の彼女の姿は変わらない。もし過去の行いが彼女を襲うことがあれば、守ってみせる、そう思って)
…俺の気持ち、受け入れて貰えますか?
…妾に求婚してきた男は数多におるが、其方の気持ち受け入れよう。
(己ではないとだめと断言され、随分と己も甘くなったものだと考えながらふわりと冷たさだけをみせていたものとはおもえない柔らかく綺麗な笑みを口元に浮かべながら肯定して)
(/ゴールイン…!玉藻と紅孩児のカップル成立しましたね!
早速ですけど次はどうします?紅孩児と玉藻の話は一旦終わりにするか、それとも幸せそうな日々を描くか)
(/ようやくですね…!いやー、長かった(苦笑)
そうですね、三蔵たちに戻すのもアリですが少し玉藻たちの幸せな日々をやってからでいいんじゃないでしょうか。正直言うと二人のいちゃつきが見たいだけです( ー`дー´)キリッ
(/おkです!まぁイチャつき見たい気持ちは一緒ですよ!ではやって参りましょう!)
……玉藻殿、居ますか?
(付き合い出して数週間が経ったある日。訓練を終えてシャワーを浴びてからお酒を片手に玉藻の部屋までやってきて扉を軽くたたき)
(/はい、よろくおねがいしますね!)
紅孩児か。入ってもよいぞ。
(相手の告白を受け入れ、いつも通りの日常をすごすこと数週間がたち、薄い上質の絹で出来た白い着流しの受けから赤い羽織を着た状態でのんびりと椅子に腰かけ読書をしているとノック音とともに愛しき人の声が聞こえ歓迎するように許可を出して)
失礼します
(声が聞こえて此方もうれしそうに扉を開けて中に入り。向かいの椅子に腰掛けて。「…こうして玉藻殿と夜を過ごすのが、最近の一番の楽しみです」コップにお酒を注いで二人分用意し、相手に一つ渡して)
妾もおなじ気持ちじゃ。嬉しいのぅ。
(相手が部屋に入ってきたと同時に読んでいた本に栞を挟み閉じてから邪魔にならない机の端に置き、コップに注がれた酒を受け取り「良い酒じゃ。香りが良い。」と酒を飲む前に匂いを嗅ぎ、好みの酒の匂いなのか嬉しそうに相手に微笑みかけて)
玉藻殿が好きそうなお酒を持ってまいりましたから…お気に召してもらえたようで何よりです。
(此方も笑みを浮かべると、コップをこつんと合わせて乾杯をしてから飲み始めて。それなりに高いお酒だったため、味は上々で。「…玉藻殿、今夜はその…どうしますか?」夜の誘い、今夜はゆっくりと過ごすか、それとも…)
…好みの味じゃ。気に入ったぞ。
(笑みを浮かべながらコップで乾杯してから一口含むとほどよい甘味と日本酒独特の味が口に広がり満足な様子で酒を優雅な動作で飲んでいて「…ふむ。其方が望むのなら妾のことを好きにしてもよいぞ。」相手の誘いが何を意味しているのか分かったのかニヤリと不敵で妖艶な笑みを口元に浮かべ誘うように片手で軽く着流しをはだけさせて)
…では、今日はゆっくりとしましょう。
(玉藻の妖艶な姿に少し見入る。はだけたため見えるスタイルの良さには恐らく同性ならば羨望嫉妬の念を抱くであろう立派さと美しさで。しかし、逆にその妖艶さに怯み、紅孩児に思いとどまらせる要因にもなってしまって)
…この誘い方はあまり好ましくない、か。
(これが普通の男ならば今ので釣れるのだが、逆に相手を思いとどまらせることになったようで独り言のようにぽつりと呟くとならば誘い方を変えるまでと肌蹴た着流しを元に戻して「あぁ。其方と二人っきりでな。」とコップに残っている酒を味わいように飲んでいて)
…?
(あいにくと呟きは聞き取れず、首をかしげたままコップに入ったお酒を飲み干す。ちょっと緊張で味がわからなくなってきたようだ。飲み終えると椅子から立ち上がってベッドに腰掛ける、どうやら隣同士になりたいようで)
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