滅んだ世界を旅する二人(GL)

・・・分かった。今は、我慢する。
（相手の言葉を聞いて、素直に離れては食事の準備を手伝う、と自分も用意を始める）

優、ラーメン出来たよ
(相手のカップにお湯を注いでしばらくすれば相手の分を手渡して「いただきます」と言って食べ始めて)

いただきます。
(久々にまともな食事のせいか、黙々と食べて)
そーいえば、こんな食料、どこで手に入れたんだ？
(疑問におもい問いかけ)

道中の民家とかの廃墟とかに意外と残ってるものだよ？
(この腐敗した土地では野菜なども作れないし環境汚染によって魚や動物もほとんど生息しなくなってるだろうからこういった食糧は貴重だから味わって食べるように言えば「あのドームまでの道中も何回か道草すると思うけど良いかな？」と今まで通りのんびりとしたペースで進むけど問題があるかとこちらも質問して)

いや、物質をできる限り集めた方がいいから、それには賛成するが、あそこに向かう途中には荒れ果てた廃墟や、少し森も抜けることになるから、用心は必要だけどな。
(「ごちそうさま」と手を合わせては、彼女の問に答える。)
戦闘技術はあるか？

ないけど、爆発物や機械関係なら得意だよ？
(相手の問いに答えながらスープも全て飲み干して完食すれば「ごちそうさま」と言って片付け始めて)

……じゃぁ、教えてあげる。
(ニッと笑えば、相手に近づいて体を抱き上げる。日々鍛えているため彼女くらいなら動作もなく抱き上げることは可能だ。彼女を抱き上げたまま、なにやらソファのようなものがあり、そこまで行けば彼女をそのままソファに寝かせる)
さっきの言葉、忘れてないよな？
(相手の耳元に顔近づけて問いかける)

いいよ？いっぱい愛して？
(自分もそのつもりだったので別にどうとも思わなかったが、歯くらい磨かせて欲しかったなぁと思いつつも相手の首に腕を回して唇を重ね合わせれば舌を絡めていって)

…んっ…
(相手に覆いかぶさる姿勢で同じく唇を重ねて、しばらくして「大胆」とニッと笑っては相手の首元に顔を埋めて首元に強く口付けしながら、右手で相手の左足の太ももを撫でる)
あ、跡ついた。
(どこか嬉しそうに首元で言いながらまた首筋と左耳に口付けしていく)

・・・・・んんっ？朝だよ、優起きて
(その夜は一晩中相手にされてまだ眠いが日の出てる内に移動したいと思い相手を起こしながら自分の身体についた相手によるキスマークを見て「こんな世界でまさか自分が求愛行動をするとは思わなかったな」と軍服を着て呟いて)

……んー…
(まだ微睡みの中にいるせいか、彼女の声が聞こえているが体がまだ動かない。裸のまま毛布に包まりもぞもぞと動けば、パチリと目を開ける「おはよ……」と言って、相手の頬に口付けする)

早く着替えて朝ごはん食べないと置いてくよ？
(相手にキスされた頬を撫でながら一本のカロリーメイトを手渡せば荷物を背負って後は降りるだけの状態で相手を待っていて)

…ん、
(着替えながら、器用に食事をして。「ごちそうさま」と言っては自分も支度が出来たようで)
よし、行こう。

えっと、あっちに真っ直ぐだったよね？
(下へ降りれば車に乗り込んで南へ向かってゆっくりと進み始めて)

そう、ひたすら南を目指せば大丈夫。……ただ、(後方を警戒しながらいっては一旦言葉を切らせる)
何も無いことを祈るだけだよ。
(相手には聞こえないだろう声で独り言のように呟く)

あ、トショカンがある、寄っていい？
(しばらく進めているとトショカンと書かれた看板があった為、相手に寄って良いかと尋ねて)

ん？いいよ…
(相手に言われ、外を見ると確かに「図書館」とか書かれた看板を見つけ、少し傾いたボロボロの建物が目に入った)

食ベられる魚とか山菜とかキノコとかが書いてある本があれば良いんだけど・・・・
(図書館に到着すれば何冊か本が残っていたようでこれから食糧問題が重要になってくる為、持っていては損はないだろうと思い、相手に目的を伝えて探しもらおうとして)

わかった。探してくる。でも、何かあったらこれ、照明弾。これで教えて。
(探しに出る前に、彼女に照明弾を渡してから自分も本を探しに行く)

うん、わかった
(本を探し始めて30分、「あ、あった」美味しい魚図鑑と書かれた写真付きの本を見つけると「優、魚の本ならあったよ〜」と言って相手の元へやってきて)