名無しさん 2015-12-06 22:50:22 |
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奴ら?この辺りはもうほとんど人が居ないはずだけど・・・
(相手に銃を突きつけられて内心ビビりまくりだけど一つ疑問点を呟きながらとりあえず相手の指示に従ってこくりと頷いて見せて)
そこの物陰だ。一人握りの、運良く生き延びたハゲタカだ。奴ら、と言っても気配的に2人だな。奴らは、己のためには手段を選ばない野蛮な連中だ。お前がこんな乗り物に乗ってるのを見て、金物でもあると思ってるんだろうな。
(相手の言葉に対して、視線を物陰に移したままそう答える。本人も、ほとんど人がいなくなった世界で生き残っている人間をみるのは、だいぶ久しいことだ)
私に脅されてるフリでもしておけ、奴らもそうすれば手は出してこないだろう。
(と、静かに言えばゆっくりと相手の背中に銃口を動かす)
・・・貴女がハゲタカでは無い保証は無いのでは?
(相手に撃たれてしまえば自分の持ち物は全て相手に行くだろうと呟きながらこんな自分が生きるか死ぬかの世界で私を生かしておく必要があるのかと質問して)
私を、あんな奴らと一緒にされては困る。それに、私はなにもお前から物を奪いやしない。だが、妙な真似はしないことだ。
(ふと、視線を動かせばどうやら諦めたのか、物取り共の気配はない)
行ったか、諦めがいいほうだな。
(そういえば、相手からゆっくり離れる。そして、銃をしまい)
へぇ〜もぐもぐ
(相手に撃たれないと分かると相手の前で平然と固形食糧を食べ始めて「もういないなら良いよね?」と思いながら戦車に乗ろうとして)
おい、待て。お前、名前は?どこから来たんだ?そもそも、そんなものどこで手に入れた?
(相手がさる前にと、いくつか質問をする。久しく、まともに話し相手なんていなかったせいか、ペラペラと質問をして)
それに、お前はなぜそんなものに乗って移動してるんだ?何か目的でもあるのか?
名前は瀬戸雅、たぶん十代後半、この車はここからだいぶ離れた軍事施設らしき廃墟にあったので私が改造して直した、旅の目的は自分の記憶を探している
(相手の質問に自分が記憶喪失であることと自分が分かる情報を教えればこれ以上は話すことがなくなったので戦車を動かし始めてゆっくりと進み始めて)
……瀬戸、雅…
(相手が名乗った名前を復唱しては、どこか考えるような素振りを見せては、相手が戦車に乗り込みゆっくりと進み始めれば、その姿を見ながら)
……気に入った。
(小さく口角を釣り上げれば、その場から離れて、廃墟の中へと姿を消すが、その視線には常に彼女が乗った戦車の行方を見ている。まるで、ずっと着いてくる影のように)
とりあえず今日はあれを目指すかな?
(だいぶ先にある巨大な電波塔を見つめながらゆっくりと戦車を進ませながら日が暮れるまでには着くだろうと思っていて)
……ん、あれは…
(ボロボロになったコートを羽織ってフードを被り顔を隠せばふと何かの視線に気づき、振り返ると、そこには先ほどのハゲタカ共がいて、なにやらこそこそしながら足早に去っていく)
…まさかっ!
(向かった先を見れば、彼女の戦車がある。「くそっ!」と舌を打てば、急いで準備を済ませ走り出す、が距離はだいぶ離れてしまっている)
ん?足音?
(さっきの女の人かなと思い振り返れば男性2人がこっちに向かって走ってきてるので特に表情も変えずにカバンから障害物除去用に用意した手榴弾を取り出して2人に投げつければ男性2人は爆発して「ふぅ、怖かった」と呟きながらまた進み始めて)
バカなやつ!
(「あんなので引き下がるわけないだろ!」と彼女が手榴弾で男どもを倒せたと思っていると考えたが、男どもは寸前のところで攻撃を交わしており、静かに着実に彼女に近づいて行っている)
…面倒だな。
(手にした小型の双眼鏡を覗き込んで距離を測る。やはり、少しずつ距離を話されているが、男どもはもう彼女の死角に入ってしまっている)
あれを、使うか。頼む、動けよっ…!
(近くにあった、むかしは使われていた大型バイクに近づき、急いでエンジンをかければ、跨り走り出す)
ふんふふ〜ん・・・ん?機械音?
(今度は自分の乗る戦車以外の機械音が聞こえた為、首を傾げながら止まれば先ほどの男達が徐々に距離をつめてきて)
間に合え!
(グッとエンジンをフル回転させ加速させればバイクが悲鳴を上げる)
このままじゃ、もたないっ…!
(彼女もきづいてるのか、いないのか自分の存在を知らせる術がない。男どもはそれでも着実に彼女に近づいている)
この車のフルスピードを舐めないで欲しいね!!
(男達が近付くまでにアクセルを強く踏めば物凄いスピードで男達から離れていってしばらくすれば男達も諦めたようでホッと一安心して)
スピードが上がった…、気づいたか!
(相手が戦車のスピードを上げれば、こちらもスピードをさらに上げ、戦車の横に移動すれば)
おい!スピードを下げて!
(相手に気づかせるために大声で叫ぶ)
ん?そんな壊れかけの乗り物でよく走れるね?
(相手に気が付き車を止めると相手のバイクに興味深そうに見つめながら勝手にバラし始めて)
あぁ、なんとかは…って何してんだ?もう、ガタが来てるぞ?
(相手が急にバイクをいじり始めたので少し興味を持っては後ろでその様子を伺いながらも、辺りを警戒している様子で)
何ってどうせ壊れるなら私の車のパーツにしちゃおうかなと思って・・・
(バイクのエンジンやバッテリーは機能している様子なので取り外して予備のパーツとしてもらおうと考え、ガソリンも吸い取り缶に入れてしまえば「ところで一緒に行きたいの?」と相手の荷物を見て一緒に旅がしたいのかと質問して)
どうかな。まだ、分からない何が目的で自分がこの世界を生きているのかも、なぜ生き残っているのかもな。ただ、何かを旅をすることで、得られるなら……それに、お前の記憶を取り戻すことも、手伝えるかもしれない。
(相手からの質問がくれば、一瞬だけ目を伏せる。自分が何の目的があって生きているのか考えたこともなかったが、それは考えるほどのものがなかったからだ。ならばと、何か目的を持ってみるのも悪くは無いと考え)
それに、戦術には自信がある。いざとなれば守ることもできるしな。
(と、ボロボロのフードを取って)
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