主 2015-12-05 22:37:41 |
通報 |
(瞳の色に似ているとは言ったものの、瞳に限らず相手の存在そのものをよく象徴したような赤色を目を細めて見やり、「たまにはこういう必然では無い買い物も悪くない」と。白の塗料と共にさっさと支払いを済ませてしまい、袋を相手に渡しながら)
どこに使うかは決めていないが……まあ、良い色だろう?記念だと思えば良いんだ、記念だと。
……衝動買いを咎める気はありませんが、あまり荷物を増やさないでいただきたいものです。
(一度溜息を吐いてからじとりと睨むような視線を相手の背に向けつつ、上記。その後袋を受け取りつつ、使いどころを決めていないらしいことを聞くと眉を顰め。しかし先程自分の瞳のようだと言われたその色を良い色だと称されると、照れくさくも悪く無い気分であり。「全く、一体何の記念なのやら」と呆れたような笑みを浮かべ)
何の……ふむ、強いて言うのならお前と出会った記念、か?
(片手に持った荷物をくるくると回しつつ店を出て、荷物を増やすなとの苦言は聞かぬふり。ただ後半の言葉は拾い上げ、特に考えてもいなかった"記念"の内容を半ばその場のノリで口にして。言ってしまってから悪魔相手に何を記念することがある、と己の思考に首を傾げ「……いや、それはないか。すまん、忘れろ」と)
(相手に続いて店を出ては、相手が口にした記念の内容を理解するのに少々時間を要し。理解すると同時に相手に目を向けるが、その視線は困惑したようなドン引きしたようなものであり。その後に続けられた言葉にほっと胸を撫で下ろしては「……えぇ、それは無いでしょうね。驚きましたよ、この人正気かと」と乾いた笑みを洩らして)
うるさいな、特に何の気無しに言ってみただけだ、その目をやめろ。俺がこの色を気に入った、それで良いだろう?
(引きに引いた相手の視線に自分でも言ったことが大分おかしいと理解している為八つ当たり気味の睨みを寄越し、やや早口に話題をまとめ上げて終わらせようと。次の店へ足を向ける前に空を見上げて日の傾きを見て、しばらく考えた末に「……思いの外時間を食ったな。今日はもう戻るか」と午後からの修繕作業を考えるともう引き時だろうと結論付けて)
貴方が妙なことを言うから悪いんですよ。初めからそう言っていれば良かったんです。
(相手に睨まれるとこちらもムッとしたような表情を浮かべ、軽く鼻を鳴らしそっぽを向いて。相手の次の言葉が聞こえるとこちらも空を見上げて、もうそんなに経っていたのか、とぼんやりと考え。「……そうですね」と、特に異論もない為頷き。この後に待っている修繕作業のことを思い、小さく溜息を吐いて)
(/毎度毎度返信が遅くなってしまい申し訳ありません……!)
(相手の同意も得られたところで帰路へ足を向けて。道中は特段何も無かったものの、休養日とはいえ半日教会を無人にしていて大丈夫だったのだろうかと今更ながら憂慮しつつ帰還。恐る恐る扉を押し開くと朝と変化は無いようだったが、何となく程度に感じる障気に思わず舌打ちして)
半日空けた程度でこれだ、この地域本当に呪われてるんじゃあるまいな?
(/いえいえ、この時期は何かとお忙しいでしょうしね。戻ってきて下さったのでほっとしました)
……かもしれませんね。まぁ私の知ったことではありませんが。
(こちらも僅かに漂う瘴気を感じたのか、その源があると思われる方向をちらりと一瞥し。小さく鼻で笑いつつ、特に根拠もなく適当に相手の言葉に頷いてはさっさと教会の中に足を踏み入れ。手に持っていた荷物を一先ず床に下ろし、指示を仰ぐように相手を見)
(/今後も少し返信が遅くなる時期が続くかもしれません……近いうちに春休みに入るので、それからはもっとマシになると思います)
……久しいな、刹那主義の悪魔なら俺などのことはとうに忘れているかもしれんが。まあ、帰りがこれほど遅くなった俺が悪いんだ、お前を責める気は毛頭ない。恐らくはもう会えないとは思うが、願わくばお前をまたどこかで見かけられますよう。俺の所為で心労を掛けたりなど、してはいないとは分かっているんだがな。
トピック検索 |