赤色長男 2015-12-04 23:35:50 |
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なーに言ってんだよ。お前の金は俺の金。俺の金は俺の金。それが長男!もちろん、お前が一人に飲もうとしてても割り込むけどなー!
(ぴしっ、と親指で自分の胸をさし、偉そうに上記のべればわはは、と豪快に笑い。雪が降ったら追い出す、と言う相手には焦って『雪降ったら死ぬ。ニートにはキツイ。寒いとこは無理。』とプルプルと身を抑えて震えだし)
何それ… それ長男としてどうかと思うけど
( 偉そうな相手に対し少しだけ困った様な表情を浮かべ、ため息を吐けば身を震わせる相手に「大丈夫、もしそうなった時はもれなく一人だけカイロがわりに連れてっていいから」と笑ってみせてはこたつに入りこんで「ほら、飲も」と相手を誘って )
だってお前だけ先に結婚とか、先に『脱!ニート』とか許されないし。
(それが六つ子に生まれた使命だ、と言わんばかりにきりりとした表情で。『え、じゃあチョロ松だな。なんか暖かいし』といつものように笑えば、鼻の下を擦って相手に誘われたこたつに入って手をすり合わせて温かさを満喫して酒のプルタブをカシュッ、と空けて)
なんでだよ、許してよ?!
( 相手の表情といい台詞といい、何処か納得がいかず上記を述べ。しかし次の言葉に目を丸くすると「は、なんで僕?!というかその暖かさは一体いつ確認したの?!」と問い掛けて。相手に釣られる様に此方もプルタブを開ければ一口だけ口に含むなり何処か幸せそうな笑み浮かべ、先程の袋からつまみ代わりに買ってきたチーズ等を台に置けば「どうぞ」なんて少し無愛想に )
なんでって……そりゃ…。
(「お前が好きだから」なんて言えるはずもなく、下にうつむけば「養う人いなくなるし」とぱっと正面向いてまるでさっきの思いなど無かったように振る舞い。「だってさ、何となく暖かそうだし」とこたつに入りながらも相手の方へすすす、と寄れば隣に座る形になり、相手からおつまみを出されれば、ぐいと酒を口に含んだあと、「ごちになります!」と一つ摘まんで口に入れて)
、…どうかしたの?
( いつもとは違い少しうつむく様な動作を見せた相手に声を掛けようと口を開けば、それと同時に明るく振る舞う相手に違和感を覚え上記を述べてみて。「なんとなく、って…僕絶対行かないからね…、」と呟けば、此方に寄ってくる相手を横目に見るも暫くしては視線をそらして。相手の言葉を聞くなり「はぁ…今月の僕のお小遣い…、」なんて小さく呟くも相手同様酒をぐい、と口に含み )
何でもねぇよ、気にしなくていい。
(相手に声を掛けられれば、びくりと肩をならして驚き。誤魔化すように首をゆっくり横に振れば、ぐい、と酒を流し込んで。『おつまみ効いてますなー』と相手の話を全く聞かずにひょいひょいと遠慮なしにおつまみを食べ続け)
、… なんか、おそ松兄さんって結構そういうところ多いよね
( 何処か何かを隠している様な相手の反応に対し自身が少し前から気になっていたことを問いかけては、遠慮なくつまみを口に入れる相手に目を丸くして「え、ちょっと…?!僕の分まで食べないでよっ」と相手が指で摘まんだそれを奪い取る様に )
っいっつも通りだぞー、兄ちゃんは!
(バンバンと相手の背中を叩いて大声で笑えば、少しごまかすように視線を反らして。おつまみを楽しんでるのに奪おうとする相手に、手を向こうに伸ばして「あーげないよーだ」と舌を出してぷらぷらと手を振り)
った…、いつも通り、って、…
( 背中を叩かれれば小さく悲鳴を上げるも、横目で見れば相手の視線は何処か空を見ているかの様で少し寂しくなり此方も視線をそらし。手を向こうへ伸ばす相手に「ちょっ、だっておそ松兄さん絶対食べ過ぎだって!」と反論しながらも相手からそれを奪おうと必死に手を伸ばし )
んだよ、しんみりするなよー!寂しいだろ?
(静かになった場を盛り上げようと、慌ててカバーをし始めるものの、やはり相手も視線をそらしたため、口をきゅっと閉じ。好きだと伝えたいが、伝えられないジレンマをぐるぐると抱えつつ。
「食べ過ぎてないですー」と相手の反論も聞かずにまた手をぶらぶらとさせてとれるもんならとってみろと言わんばかりの態度で)
でも…、
( 何処かいつもと違う相手の表情や言葉にどうしても放っておく事が出来ず、静かに口を開いては「あのさ、何かあるなら話してよ… 僕だって兄弟だし、相談位になら…その、…」なんて口籠りながらもそう告げて。男同士、ましてや兄弟であるとはいえ相手を好きでいる気持ちは変わらず、少しでも役にたちたいと考えては視線を泳がせ。「食べ過ぎてるよっ…て、もうっ!」取れるものなら取ってみろと言っている様な態度の相手に反論し手を伸ばすもバランスを崩しうわっ、と小さく悲鳴をあげ )
…いや、別に相談出来ないって訳じゃないんだぜ?チョロ松はしっかりもんだし、できれば頼りてぇけど
(口ごもった相手にもしかしたら自分が相手を信頼していないと思われてるのだろう、と予測して、手をパタパタと体の前で振って大げさに否定し。勿論好きな奴にはしょんぼりさせたくない訳で視線反らした相手を少し悲しそうな目で見つめれば「ふぎゃあ!?っと大丈夫かー?」とまさかの相手の倒れた体をしっかりと抱きしめてキャッチすれば、内心凄くドキドキしており)
……、別に、無理にとは言わないけどさ
( 大袈裟に手を振りそれを否定してくる相手に少しだけ寂しい気持ちを覚えるも、これは自分が踏み込んではいけないのだろうと解釈しては「…もし、何かあったら頼ってよ」と薄く笑ってみせるも、悲しそうに此方を見る相手の視線に気付けば小さく肩を揺らし「えっと、どうしたの?」と動揺を隠す様に問い掛けてみて。自分が倒れた後に抱きとめられた事に気付けば顔を赤くするも「何その悲鳴っ?!何の動物?!」等とずれた問い掛けをしては、羞恥心から涙を目尻にためては「ごめんっ、本当にごめん…っ」と相手を見上げる様にして謝罪の言葉を述べ )
だから…、んでもないって………
(どうした、なんて聞かれれば、悲しそうに見ていたのはほぼ無意識で。勿論自分の気持ちが届けられないから寂しく思ったのだが、そんなこと思ってない、と自分で自分を封じ込め、いつもらしくない、と感じつつも、苦笑いをして誤魔化し。涙の溜まった目で上目遣いをされれば、一気に体温が上昇し、顔を赤くするも「お、おい!これやるから泣くな!」と咄嗟に手に持っていたおつまみを口に押し付け)
、……それなら良いんだけど
( やはり何処か寂しそうな相手につられ此方も目線を逸らせば静かに上記を述べ、この雰囲気をなんとかしなければと握り拳を固めいつも通り笑顔を浮かべると「ほ、ほら。此方から振っといてなんだけどこの話やめようよ、こういう雰囲気苦手だし!それに俺おそ松兄さんの事好きだからさっ、笑ってて貰わないとなんか、って…、」と勢いよく口にすれば自分が絶対に言ってはいけないであろう事を口走っている事に気づけば暫し硬直し目をぱちぱちとさせるも、直ぐに顔を赤く染め。「ち、違うっ!そういう意味じゃなくてっ、これはその、流れ的に?!」なんて否定する様に言葉を並べれば赤く染まった頬を隠す様に片腕で口許を抑え視線を剃らし。おつまみを口に押し付けられれば「んむっ、…っは、本当ごめんっ、!」と小さく声をもらし目を丸くするなりそれを飲み込んではもう一度謝罪の言葉を述べ、ゆっくり体制をなんとかしようと相手の胸辺りに手をあてて )
……は?えっ…!?お、おお前、俺のこと…好きなの?!
(相手のバレバレな誤魔化しに、少々ほっとしていれば、いきなりでた思いもよらない言葉。ぱちくりと目をしばたかせれば、状況を理解し一気に赤く顔染め、上記を述べて慌て始めて。ずっと好きだった相手の口からこんな言葉が出るとは思わなく、嬉しく思うも、否定しぷいと顔を背ける相手にやはりぬか喜びか、と感じて。ただここで終わってしまったならば何も変わらないと思えば、相手の抑えた手をぐい、と掴み「好きって、……本当?」といつもとは全く違う真剣な長男の眼差しで相手を捉え。起き上がろうとする相手の手を掴んではそのまま抱き寄せて、「もう少し、こうしていてぇ……。」と相手の耳元で自分の赤くなってしまった顔隠すように呟き)
あのっ、…だからいや、その…
(顔を真っ赤に染め視線をそらしながらも相手になんとか言い訳をしようとしては、いきなり手を掴まれ更に目を丸くして。問い掛けになんと答えるか迷うも、小さな声で「…うん、本当」と諦めた様に呟いて。いきなり抱き寄せられれば相手の次の言葉に硬直し「なっ、ななななっ…?!」と壊れたロボットの様に言葉にならない言葉をもらすも、やはり此方としては嬉しいらしく大人しくしては頬緩ませ相手の服の裾を軽く掴んでみて )
………好きだよ、俺も。
(夢にまで思った言葉にぱぁ、と顔明るくさせてぐいと腕を引っ張りそのまま抱き寄せれば、顔赤らめた相手を見つつ恥ずかしそうにそのままぎゅう、と胸元がくっつくまで引き寄せ、耳元で呟き軽く掴んだ腕もそのまま背中に回してきつく抱きしめ)
__っ、良かったぁ…
(相手の表情を見るなり安心した様に上記を呟いては緩く口角をあげ、腕をぐいと引っ張られそのまま抱き寄せられれば突然の出来事に硬直し顔を真っ赤に染め。相手の胸元の服をぎゅ、と握りしめては気持ち良さそうに此方も身を委ね。きつく抱きしめられれば何処か苦しそうに「っ、はぁっ…、」と息を吐きだすも此方も手を相手の背に回し )
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