何だその目は、亜種というのが気になると？【非募集】

写しなんて関係ないだろ、寝惚ける人なんて沢山いるさ（そう言えば微笑み頭を撫でて｢そうか、それは良かった｣と言い）

いや、写しだからということにしておいてくれ……俺がいたたまれない……。
(頬をまだ赤くしたまま、しかし頭を撫でられる感覚に昨日と同じ様に目を細めて)
寝ていたんだろう？起こしてしまいすまなかった。

ふふ、大丈夫さ。今日はする事もあるからね（そう言うと｢やっぱりこの季節になると冷えるなぁ…｣と呟いて）

そういえば俺が今日から近侍だったな。
……着替えるか？
(「する事」とやらを手伝うべきかと部屋へ進みかけ、しかし主の言葉にそういえばまだ寝巻きかと動きを止めて)

んー…そうだな、動きやすい服に着替えるとするよ（山姥切の言葉に頷きそう言えば｢ちょっと待っててな｣といい障子を閉め着替えだし）

……、
(障子に一応背を向けながら、自分は戦装束に着替えるべきだろうかとぼんやり考え)

お待たせ、待たせたか？（暫くして障子を開けると動きやすいようにジャージに着替えていて。山姥切の姿を見れば｢写しはそのままでいいのか？｣と問い）

……俺も着替えてくる。
(主の姿に、どちらかと言えば内番服かと見当を付けて)

あぁ、分かった（そう言い頷いて）

待たせたな。
(すぐに着替えて戻ってくる。ジャージの上に、久方振りの襤褸布を被っていて)

おや…襤褸布かい？捨てたんじゃなかったのか？（帰ってきた山姥切の姿は襤褸布を被っていて、捨てたと言ってなかっただろうかと首を傾げそう言い）

堀川に汚れるならあった方が良いと渡された……何故持っていたんだ、兄弟は？
(説明しながら自分でも疑問だったのか首を傾け、ジャージ自体汚す衣服じゃないのかと所在なさげに布の端をいじって)

さぁ…私に聞かれてもね？あぁ、あれかもしれないよ。他の山姥切のストックってやつじゃないか？それか、変と言われるのが悔しかったとか…（そう言うと微笑み｢まぁ、兄弟の厚意なんだし付けててやりな｣と言って）

……ああ、ならそうする。
(言われて布を大事そうに撫でて、「それで、何をするんだ？」と問い掛け)

んー…花植えと料理どっちがいい？（順序などは特にないのでそう問い）

朝餉はこれからだよな？
なら、料理が良い。
(昨日したいと希望を述べた事柄での二択に少しだけ頬をまた赤くして、ふと浮かんだ今の時刻にそう選び)

よし、じゃあ行こうか（微笑み頷くと厨へと向かい）

ちなみに何を作るんだ？
(廚の場所は覚えたので、昨日とは違い後ろではなく隣へ並んで歩きながら)

そうだな…ご飯は炊いてるし寒いから豚汁でも作るか（隣を歩く山姥切に微笑みかけ｢苦手なのがあっても基本食わせるけど大丈夫か？｣と問い）

写しの俺に苦手な食べ物など無いぞ。
(被る布をちょいと引いて、山姥切国広らしく振る舞って見せるものの「苦手なものは無い」と豪語するその誇らしげな表情は布から見せて)