政府職員 2015-12-04 22:03:42 |
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…まぁ…変わり者でもぬしさまは受け入れてくれたということを忘れるな。ぬしさまが殴るというと…私の場合出陣先で無理をした時じゃ、お主もそれは避けろ。ぬしさまは誰よりも、何よりも破壊を恐れておる(すっと目を細め真面目な顔になったと思えばそう静かな声で言って)
俺は絶対に破壊されない。
鍛刀でもドロップでも無い形で「俺」を求めてくれた主にそんな狼藉をしてたまるか。
(相手の雰囲気が変わったのに対し、今まで顔だけを向けていた体勢からきちんと正面で向き合い、自身もまた静かな声で応じて。自分は他の自分の様に朽ちてしまっても良いなどと言わない、思わない。その点主は自分を選んで正解だったのだと心中で考えて)
…その心持ち、大切にするが良い。ほれ、ぬしさまの元へ行かんか。あの方を放っておいたら酒でも飲んでしまうかもしれん(そう言い微笑むと「あの方は酒に弱いのに飲むからの」と苦笑して)
早すぎるだろうあんた……この数分でもうそれか。
(主の姿にもう手遅れかと呆れ顔になり。正直寄りたくない、とじりじり後ずさって)
んー…強いんだよこの酒…酒豪って怖いわ〜…(おそらく強い酒を飲んでいたのかそう言うと「あ…風呂入ってきなよ。着替えは後で持っていくからさー…」と言って)
風呂って……この状況であんたを置いて去れるか。
(主の周囲の刀を見て放っておけばまだまだ飲ませるだろうと予想。酒臭い匂いに顔を歪めながらも主の背をつついて)
そら立て。部屋まで送るから、大人しく寝た方が良い。
えー…もう寝るの?早くないっすか〜…(そう言いながらもふらりと立ち上がりぼーっとした後、「あ…仕事終わってない」と先程のまでの酔いなど吹っ飛んだのかと言わんばかりに青ざめて)
明日までだった…!
あ、ちょ、おい……!
(走り去った後に残され、何だかさっきも同じ様なことなかったかと既視感。酒の回った頭で平気なのかと不安がよぎり、自分に関する書類ならば少なからず手伝えるのではと後を追って廊下へ向かい)
ありがとう。それでもほら、受取りましたって言うのを書かないといけないし…何より大切な家族だ。ちゃんとしないと(手を動かしながらそう言えば「写しの本体に特に欠陥はないよな?」と問い)
うん…特に欠陥はないね、綺麗だ(そう言い刀身を束の間眺め鞘に戻し手渡すと「ありがとう。これを書けば仕事も終わりだ」と言って欠陥なしの報告を書けば背伸びして)
!
だろう、俺の刃は綺麗だろう!
(返却時に添えられた「綺麗」の一言にやはり通常個体とは異なりぱっと顔を明るくして。「お疲れ様だな」と上向いた機嫌に任せて主の頭をくしゃりと撫でて)
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