政府職員 2015-12-04 22:03:42 |
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あぁ、いいよ。あんたの来た記念にもなるさ。(そう言うと「来た日には記念だからといって木を植える刀もいるからな」と大きく育った木を見ながら懐かしむように言って)
木、か。
……随分古くから居る刀なんだな、その木を植えたのは。
(木など、花の様に短期間で育つものではない。苗から始めたのだとしてもほとんど本丸の開始初期からいた刀ではないかと目を見張り)
あぁ、私が審神者として初期の頃からいるからな。(そう言えば「木の方がいいってせがんでね、みんな花を植える中泥まみれになって植えてたよ」と言い)
はは、それは楽しそうだな。
(話された思い出にくつくつと笑い、「ならそんな愉快な刀達のところへ挨拶に向かうか」と声音だけは大真面目に返して)
……、
(この本丸にはどの様な面子が揃っているのだろうと思いを巡らしながらついて行き)
(/場面の必要に応じて当方で他の男士もやりますので、適当に話を振ってしまって結構です。逆に進めたい話の方向がおありでしたらそちらでやってしまっても構いませんので)
皆、新しく刀が来たよ。(そう言うと広間へと入って行き「さ、こっちこっち」と手招きして)
あー…こっちの加州が私の近侍。けどこいつはもう充分練度高いし次は来たばかりのあんたを育てないといけないから次の近侍はあんただよ。で、さっき木を植えたって言うのが陸奥守ね(この本丸では育てる者を近侍としているというシステムを説明しながらそう言って)
(/了解いたしました!)
山姥切国広、山姥切の写しとして作られた刀だ。
よろしく頼む。
(広間に立ち入った途端一気に集まる刀達の視線。それにも怯むこと無く堂々と、己の最も厭う写しという言葉を以て名乗り)
【加州清光】
あれ、山姥切国広……って何で布無いの?主に取られたの?
(新しい刀、と聞いて手入れしていた爪から顔を上げれば名を知った個体。真っ先に目に付く外見に思わず主への印象込みの感想が出る。が、次の主の言葉にさっと青ざめて)
え、俺もう近侍外されるの!?
嘘でしょ主!?
みんな仲良くしろよ…って加州、私はそんな事しねぇわ。加州強過ぎるし山姥切もここに来たばかりだろ?近侍の方が色々と楽なんだよ。これは審神者の事情ね。外したと言って嫌いではないしそこら辺はよろしく、可愛がるのには変わりはないから(布を取られたのかという言葉に反発しながら青ざめた加州を見て苦笑しながらもそう言って)
いや、まあ俺は別に練度を引き継いでいるから1では無いのだし加州が嫌なら無理に近侍にすることないんだが……。
(青ざめた加州と説明する主を交互に見て、困惑したまま言い出す。今更の様に「あ、布は取られていないぞ。自分で捨てたんだ」と言い出し)
【加州清光】
ほんと?ちゃんと俺のこと愛してる?
だって何かこの山姥切国広変だし、主が珍しいからって夢中になったらどうしよう……!
(不安げに問い掛け、山姥切国広を指差すとさりげなくディスり)
いいんだ、加州は近侍の勤めをしっかりと果たしていたし休憩ってことで。愛してるっての、ここの刀皆な。(不安げに問い掛ける加州を見ればそう微笑み「こら、変とか言うな」と言って)
すまないな、写しの俺には過ぎた役目だというのに。
(双方のやりとりを聞いて卑屈と謝罪の言葉を口にする。だが口とは裏腹に態度は腕を組み前を見据えたままの不遜とも取れるもので)
【加州清光】
いや、アンタ絶対写しとか気にしてないでしょ。
(あまりに堂々たる態度に、それで何を言おうと卑屈になど聞こえないと突っ込み。不安は晴れた様だが代わりに混乱が浮かんだ顔で)
ほら主、やっぱりこの山姥切国広おかしいって。
あはは、まぁ写しとか気にしてないとしてもいつもと違うってだけだろ。おかしいとか言うなって(そう言えば「刀の数だけ性格も違うのがいたって不思議じゃないさ」と微笑み)
【加州清光】
そうだけどさー……。
俺達は一個の本霊から派生した分霊なんだよ?
そこまで差出るものかなぁ。
(納得行かないと口を尖らせるも、主が気にしないならばと頷き。そんなこともあるのだろうと適当に考えて)
写しであることは重々自覚しているし気にしていない訳ではない。
いいか?俺が写しだからと布に閉じこもっていては周囲は俺が実際にどんな刀か分からないだろう?
だから堂々とすることで周りにしっかり俺を見てもらい、「ああ、あの刀は写しだ」と気付いてもらわなくてはならない。
それが写しとして生まれた俺の宿命だからな!
(むっとして二人の会話に入り、長々と己のとんでも持論を述べるとすっきりとした表情で悦に入り)
うん、うん…そうか。私には少し難しいけどその心構えはいいと思うな(持論を述べられると徐々に理解ができなくなってきたのかうんうんと頷き苦笑しながらもそう言って)
【加州清光】
俺、しーらないっと……。
主頑張ってねー。
(主の様子にどうやら理解出来ていないのだと察して微苦笑。面倒は御免だと身を引きつつ言って)
それで、どうするんだ?
(何故か遠巻きにされている感はあるが一応広間にいる刀との顔合わせは出来たのだし、ここからどうすれば良いのかと指示を仰ぎ)
そうだよ、ここは変わってるかもしれないが刀派で部屋を分けずに自由になっている。まぁ、兄弟で過ごしたい刀たちは一緒に過ごしているし一人がいい刀は一人で過ごしている。そこは刀たちに任せているからあんたも自由にしてくれ(歩きながらそう説明をすると「ただし食事や入浴時間は決まっているからな」と言って)
それは……良いな、すごく良い。
正直一人でいるのは好かないんだ、それならいつでも誰かの元へ寄せてもらえる。
(表情を緩めるまではしないものの、目を僅かに輝かせて一人を好む常の性質とは真逆の旨を主張して歩き)
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