政府職員 2015-12-04 22:03:42 |
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誉などに俺はこだわらない。……切れば良いんだろう?
(ふ、と口元を緩ませると鞘に指を滑らせながら不敵に目を細めて)
(/如何致しましょう、出陣シーンはこのまま続投しますか? 飛ばしちゃいますか?)
戻ったぞ、主!
(ぼろぼろの、それこそ重傷一歩手前の中傷で帰還。戦直後の高揚感から常よりもテンションは高く)
(/ではお言葉に甘えて!)
ああ、おかえり…って写し何だその傷は!ボロボロじゃないか!(帰還報告を受ければすぐさま門へと向かい出迎えたと同時に傷を負った姿を見れば顔色を変えて駆け寄っていき)
本当だなって…気付いてなかったのかよ?その調子だと下手すれば折れてたかもしれないんだぞ(傷を負ったということに今更気づいたと分かれば溜息を吐いてそう言い「ほら…重傷手前なんだから。歩けるのか?」と問い手入れ部屋へと促して)
斬るのがあまりにも楽しかったものだから、全く痛みも感じなかったんだ。
(にや、とバーサーカーじみた笑みで首を傾げ。促されるままに手入れ部屋にふらふらと向かいながらも「気持ち良かった、」と愉悦に目を細め)
大丈夫だ、捨て身で戦うのは替えのきく写しにしか出来ないことだからな。
(ふふ、と胸を張って改める気はないと言外に主張して)
替えとかそういう考えは辞めなよ、替えるつもりはないんだからさ…(まるで自分を大切にしていないように聞こえたのか眉を寄せてはそう言って手入れ部屋へと入っていき)
…………「替えがきく」のは「写し」の利点なんだ。
(ぴた、と相手の返事に足を止めるとそう繰り返して。表情を強ばらせながら手入れ部屋に続いて入ると独白の如く小声で)
写しだから、俺だから出来る在り方なんだ。否定しないでくれ、否定されたら俺は、ちゃんと、自分に誇りを持てなくなる。
…それがあんたの誇りなんだね、すまない。否定したような物言いで(彼の言葉を聞きそう謝罪を述べては「さあ、手入れしてやる」と明るい口調で言い)
(謝罪にこくりと頷くと、戦装束の上着など脱げるものは全て脱いでしまい、身を軽くしてから息を吐き本体を渡して)
主が俺に折れて欲しくないのは分かっている。だがもし戦において折れねばならないのならまず写したる俺だと思っているし、そうやって使える写しというすてーたす、が俺の誇りだから。
家族を失うのは誰であろうと恐れている…私もその一人、だからこそ折れることを否定していたけど…今度からはお前の誇りも受け止めることにするよ(そう言い微笑むと手入れをし始めて)
ああ、問題ない。……これでまた戦える。
(戦場の雰囲気を思い起こし、満足げに口端を上げて。だが部屋を出ることはせず壁に凭れて「少し休んでも構わないか」と問い)
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