きぐるみぱんだ 2015-12-04 20:09:49 |
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※共通設定 … 前世恋人 / 現代敵対又は身分差 / 前世記憶無 / 徐々に思い出す
⇒ 【 悪魔祓い 】 × 【 悪魔 】
『 …済まない。俺の生きる意味は、お前を祓う事なんだ。 』
『 __っは、解ってるっつ-の。いいからさっさと遣れ、てめ-の鎖にはなりたくない。 』
( story ) … 元々恋人同士であった二人。互いに愛し合い幸せに暮らしていたものの、片方が急に病床に伏した。「不治の病――」そう診断され、成す術も無い侭に片方は死んでしまう。遺されたもう片方は、又何時か片方に出逢えることを信じ自分で自分の命を絶った。――気の遠くなる程に時が経ち、二人は又出逢った。併しそれは――【 悪魔祓い 】と【 悪魔 】という余りにも残酷な立場であった。
⇒ 【 一国の王子 】 × 【 奴隷 】
『 …ど、奴隷?父上はそんなものを…? 』
『 __アァ?…そんなもの、っつったか、てめ-。 』
( story ) … とある裕福な国の王子は、国王である父から「ここだけは見てはいけない」と言われ続けてきた場所を、昂る好奇心によって遂に見てしまった。_そこは、この国が戦争で勝利した相手国から雇った奴隷たちが、全身を煤だらけにしながら働く場所であった。王子は衝撃を受けると共に、とある一人の奴隷に目を奪われる。又その奴隷も、初めて間近で見る王子から目が離せなかった。_それも仕様が無いことだ。嘗て二人は遠い過去に、互いに愛し合っていた存在なのだから。
⇒ 【 異端 】 × 【 異端 】
『 __いい。これでいいんだ。…ほら、早く俺をころせ。 』
『 む、りだ。…無理に決まってんだろ、馬鹿野郎…!立ち上がれよ、おい!早く…! 』
( story ) … その異形な風貌から、世界の異端児として忌み嫌われていた二人。併しその"異端児"は、通常の人間では出し得ない力が出せた。労働力が不足していた世界に、その力は必要とされた。だが片方の異端児は半分人間の血が流れており、"異端児"であれば出せる筈の力が出せなかった。「半端者は要らない。偽物の異端を排除しろ。」世界は"異端児であるのに力が無い片方"の排除に働き掛けた。力の無い片方は、どうせころされるならと力のある片方に、自分の命を奪うよう頼んだのであった。
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