「 夏夜の終わり、線香花火 NL 」

「 夏夜の終わり、線香花火 NL 」

.  2015-12-04 10:10:04 
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ちりん---

ちりん---


耳にどこか聞き慣れた鈴の音。
揺らめく炎はどこか儚げで
煌めいた鮮やかな華は夜空に散る。


まだ足元しか見えなかった頃
揺れる視界の向こうで
優しく手を伸ばしてくれた。

いつ頃か遠くに忘れていった記憶---
またこの地に戻り思い出せるだろうか…


【お狐様×少女】

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  • No.1 by .  2015-12-04 10:15:04 

□小話

幼い頃住んでいた田舎で小さな
神社の奉納祭りとして行われる夏祭り。

迷子になったとき出会ったのは…
優しいお狐様。

遊び相手だったのにいつ頃からだろうか
都会へと離れていき遠い記憶になっていった。

高校生の夏休み祖父母の家がある
田舎へと戻ってきた少女。

何十年ぶりに夏祭りへ参加すると
神社に居たのは…

懐かしくもどこか儚くて
一時の恋をしてみませんか。


□補足
【夏祭り】
その田舎の小さな町に昔から伝わる奉納祭り。
小高い小さな山の奥にある古びた神社に住まうとされるお狐様への感謝を込めての祭りとなる。
毎年夏に開催されることから夏祭りと呼ばれる。

【お狐様】
山の奥の古い神社に住まう神様。
田舎の町を守っているとされている。
実体を持ち始めたのはもう何百年も前の話で見える者は見えると言うが、人々は半信半疑のお伽噺のようにもなっている。
祭りの行われる夏はやはり多くの目撃情報があるらしい。

  • No.2 by .  2015-12-04 10:20:26 

□るーる

◻NL
◻中~長文推奨
◻上級者向け
◻シリアス~ギャグ、恋愛、ストーリー重視
◻無駄な記号(♪、☆)等使用禁止
◻無駄な空白禁止
◻台詞<描写


----------

【(!)お相手様募集版】にてお声を掛けてくださいましたお二方。

>>13846/セイチャットファン様

>>13848/○様

お待たせいたしました。
素敵な【少女】のpfお待ちしております。
お相手である【少女】が決まりましたら、
【お狐様】のpfも提出致します。

良縁願って。

  • No.3 by ○  2015-12-04 11:48:44 

(/トピ主様、こんにちは。昨日募集板にて参加希望の旨を述べた 13848/○です。お部屋の作成感謝致します!早速移動しましたがトピ主様が考えている、想像している【少女】のイメージが既に決まっていましたら、作成時参考に致しますので宜しければ説明をお願いします。イメージ以外にトピ主様の萌萎や好み、地雷等がありましたら参考になりますので教えて頂ければ有難いですね!)

  • No.4 by .  2015-12-04 14:53:43 


(>>○様
お待ちしておりました。遅くなり申し訳ありませんでした。
そうですね考えている【少女】としてはあまり子供過ぎないというところでしょうか。
大人な部分もありつつもそれはどこか背伸びで、やはり高校生らしい幼さも多少残している。
みたいな感じでしょうか。後は好きなようにお作りくださいませ)

  • No.5 by ○  2015-12-04 20:43:58 

【少女】PF

名前: 茅野 莉紗
よみ: かやの りさ
年齢: 17歳

性格:明るく、滅多に怒らない穏やかな落ち着きのあるマイペースな性格。常に笑顔を心がけていて喜怒哀楽が豊か。初対面の相手でも物怖じしない。根が素直で真面目な一面も。雷の類が嫌いでそれを知られたくなく痩せ我慢して強がることも。両親共に共働きなので幼い頃から家庭のことを少しづつ覚えてきて料理は嫌いではない。毎朝手作り弁当をつくっているが得意な程ではない。どちらかといえばお菓子づくりの方が得意。学業に関しては人並み(中の上辺り)で運動は球技は不得意だが走るのは好き。

容姿:産まれ持ったままの黒髪で染めたことはない。長さは肩より下辺までのセミロング。少し猫っ毛なので毛先がカールしたように跳ねている。髪は括らずにそのままだが体育の時は髪を結わえる。前髪は左分けでだがやや右にも流れている。身長158cmで体型は華奢等ではなくて身長に相応な標準体型。服装は女の子らしくスカートタイプが好きだがシフォンスカート等短くなくて落ち着きのある服装を好むピアスホールはなくて装飾は腕時計。出掛ける時はネックレスも

備考:幼い頃住んでいた田舎で小さな 神社の奉納祭りとして行われる夏祭りに夏になるとよく行っていた。ある年の夏祭り、両親ときていたのだが迷子になってしまいその時出会ったのは優しいお狐様だった。それ以来神社によく遊びに行って姿を見付けると遊び相手になってくれた。そんなお狐様が遊び相手になってくれて一緒に遊んだはいつ頃だっただろうか。 そして月日は流れ都会へと離れていき、それは遠い記憶になっていった。
現在は高校生となり夏休みに祖父母の家がある田舎へと戻ってきた。
何十年ぶりに夏祭りへ参加すると神社に居たのはあのお狐様だった。



(/遅くなりました!参考にして作成してみましたが如何でしょうか?不備など無ければよいのですが選定式なので何とも言えず。色々と不安だらけですが結果が判明するまで静かにお待ちしております!)

  • No.6 by .  2015-12-05 12:40:22 


(>>○様
素敵な【少女】のpfをありがとうございます。
もう一方のpfをとりあえずは本日まで
お待ちしたのち提出があれば選定いたします。
もし本日を過ぎてなお提出がない場合は
自動的に【少女】が決まりますので
よろしくお願いいたします。)

  • No.7 by ○  2015-12-12 13:08:42 

(/ 5日からレスが途絶えてしまいましたがトピ主様はいらっしゃいますか?)

  • No.8 by .  2015-12-12 13:13:31 


(/少々背後の方がバタバタとしていまして
放置して申し訳ありませんでした。
もう一方のpf提出がありませんでしたので
○様に【少女】をお願い致しても
宜しいでしょうか)

  • No.9 by ○  2015-12-12 13:24:30 

(/此方こそ大歓迎ですので宜しくお願い致します! 忙しいみたいですので無理はなさらずゆっくりで大丈夫ですので^^*)

  • No.10 by .  2015-12-12 13:33:11 


(/ありがとうございます。
こちらのpfを提出しましたら
先にロルの方をお願いしたいと思いますので
申し訳ありませんがよろしくお願いします)

  • No.11 by .  2015-12-12 19:50:52 


【お狐様】

名前:お狐様/縁
読み:えん
年齢:不詳(外見は20代前半〜後半)

性格:基本的にのんびりとしたマイペースぶり、急ぐ事や焦る事などは殆どしないがやる時はきちんとやるしそういう時は行動派。怒ったり悲しんだり、喜怒哀楽の感情はきちんと持っているが殆ど笑顔故に感情は読み取りにくく他人をはべらかしているような、惑わせるような言動が多く飄々としているのも重なりさらに何を考えているのか分からない。たまに他人を困らせたり、時に見せる冷徹な一面は本心かどうかは分からない。ジジくさい。

容姿:絹糸を思わせるような白銀の髪は襟足が首の中間辺りまでだが横の髪が腰の辺りまでと恐ろしいほど長い。前髪は目にかかる程度あるので右側から適当に左右へ分けている。切れ長のやや釣り目気味の目は狐特有のそれで、目の色は金色、瞳孔は細く目尻の当りに左右ともに紅が引いてある。通った鼻筋に薄い唇、笑うと鋭い犬歯が覗き、全体的に色素が抜けたように色が白い。適度に筋肉のついた細マッチョ体型。身長へ186cmと高い。基本的に服装は群青色、黒を基調とした狩衣が多く人里におりるときは黒い和服を着流しにしている足元はどちらとも低めの深い赤色の二本下駄を素足で履いている。

備考:一人称「俺」二人称「○○の、呼び捨て」
田舎の小さな山の中にある神社の神様、通称【お狐様】。本名は決して教えない。本名を知られては最後、姿が消えてしまい人の目に触れることがなくなってしまう。外見はそこまで老いてないが中身はじじい故に言動がジジくさい。
たまたま奉納祭りに出向いた際迷子になって泣いていた少女を気まぐれに助けたその少女はまだ子供だから見えているのと思い込んでいる。
何度か遊んでいて次に会う約束もしていたがその次が来ることはなく、それから長い年月が過ぎとうに忘れているのだろうと諦めている。

  • No.12 by 茅野 莉紗  2015-12-13 18:06:22 

(/こちらの萌ポイントをつきまくってドストライクな素敵すぎるお狐様に動揺を隠しきれません!!開始の文章はこの様な感じでも問題はありませんか?開始の文章にトピ主様の苦手要素等が含まれておりましたら再投稿致しますので、もし該当しておりましたら御指摘を。長さ等も調節可能ですので短いなど感じましたら教えて下さい^^*)


――行ってきます!

(高校生となり2度目の夏休みが開始して数日が経過したある日、お盆の帰省も兼ねて母親の実家である田舎へと帰省しないかと言われては久々に祖父母へ会いたいので二つ返事で了承して。帰省ラッシュを避ける為に早めに実家へと赴いて。偶然実家へと帰省した日は丁度奉納祭が催される日であり、祖母はわざわざ浴衣を用意してくれていたりと祖母に御礼をしてから浴衣を着せてもらい髪型もまとめ髪にして。奉納祭は昼間から催されており、祖母と母親に久々の祭りを楽しんできなさい、と言われるがままに上記の挨拶を述べた後家を出ると記憶を頼りに下駄をカランコロンと響かせゆっくりとした歩幅で歩き、神社を目指して。項は滅多に見せないの最初は少々違和感があって慣れずにいたが歩いている内に違和感は払拭されて。神社へと近付くにつれて幼き在りし日の記憶が徐々に思い出されるも断片的なので完全には思い出されないが懐かしい景色に頬は緩んでしまって。よく遊んでいた狛犬のある神社へと到着すると懐かしむ様にして景色を見渡しつつ石段をゆっくりと上がって行くと遠くの方からお囃子や奉納祭の活気づく音が聴こえてきて)

懐かしいなぁ、この神社。よくひとりで―――ひとりで、だっけ? 誰かと遊んだ記憶があるのだけど、そこまで思い出せない。近所の子――ではない気がする。子どもではなくて、大人だった……ような?

  • No.13 by お狐様  2015-12-13 23:41:57 


…嗚呼、今年もやってきたか。
(夏の報せを蝉の声が運んできて、気が付けば草木を撫でる風も夏の匂いを漂わせていて。幾度となく巡った季節、見飽きたと云う所もあるが夏に行われるこの小さな田舎の奉納祭には毎年見飽きぬものがあり人々はその年その年で趣向を凝らした催し物をしてくれるものだから、何百、否何千と生きてきても愛着が湧いてくるもので。社の傍に立つ大きな木、深い緑に染まる葉を見上げつつ目下では催し物、特に夜が本番のそれに向けて準備と些か早めに始まっている祭りを見下ろしながら上記、のんびりと呟いて。この社の主でありつまり神様のお狐である自分は見える者には見えるがぼんやりと一瞬見える程度の者が多くどうやら都市伝説の類と同じ、お伽噺みたいなものになっているらしい。狩衣姿で緩やかに足を組んでは目下、沢山いる浴衣姿の老若男女の中にどこかで見た事のあるような面影に目元を細めて薄い唇を緩やかに持ち上げしかしすぐに眉を下げ、そんな筈がないともうあの幼子であったあの子はこの田舎に居ないだろうと首を降り。して気を取り直せば一度その場から姿を消して、神社を背にして屋台の広がるその道の中心へとふと姿を表してはまるで今までそこに居たかのよう、黒い着流しを身に纏い緩やかに我が社を振り返り)

(/お気に召してくださって何よりです。誰得キャラだよとも思ってヒヤヒヤしておりました故にドキがムネムネしておりましたが一安心です。ロルの内容はとても分かり易いですし長さも大丈夫です。こちらのロルが分かりにくいので大変申し訳ないです。)

  • No.14 by 茅野 莉紗  2015-12-14 13:16:58 

(神社でお参りをした後、一旦神社を離れて。陽の高い現在は夜に向けて準備で忙しい屋台などの見学を点々としながら歩いていると在りし日の懐かしき記憶が断片的に朧げだが蘇るも曖昧であるのか懐かしい、としか想えず完全には思い出されることはなくて。思い出す為に神社の周りを暫く歩いて田園風景や綺麗な空気に浸っていたのだが何時の間にか足は再びあの懐かしき神社へと向かっていて再び赴くと長時間歩いた訳では無いのだが慣れない下駄に足は痛みを伴い、神社の石段を上りきったところで休憩を兼ねてそのまま石段に座ると蝉の鳴き声と風で木々が揺らめく音が静かに響いて。丁度その神社は木々で生い茂っていたので石段の場所は日陰になっており照りつける様な陽射しから逃れられて暑さはさほど感じる事はなく、ただあの頃の懐かしき想い出をぼんやりとだが思い出そうと意識をそちらに向けて)

夏祭り、神社―――あ。お狐様! 確かこの神社でお狐様と遊んだ記憶があるのだけど私、霊感とか無いのに。何で見えたのかしら?



(/トピ主様と比べたらまだまだですよ!トピ主様は情景描写や描写が巧妙でしっかりとイメージができて脳内では蝉が鳴いてます^^ それくらい描写ロルがお上手で勉強になります!! 展開等はこのまま流れに任せる感じにしますか? それともトピ主様から展開の希望やイメージが既にありましたらそれに従いますので!)

  • No.15 by お狐様  2015-12-14 18:34:35 


んん…やはり夜に来なければ詰まらないな。
(屋台の準備で追われる人間の様をぼんやり眺めて少しばかり歩いていれば額に浮かぶ汗や日が高く昇につれて蝉の声は甲高く強いものとなり。上記、まだまだ日は落ちぬかと天を仰ぎ屋台の道へ背を向け神社へと下駄の音を鳴らしながら戻っていき。寒い冬が明けたと思えば新しい生命芽吹く春が来て、ふと気が付けば風は夏のものになっていてこんなにも1年は早いものかとどこか虚しさも感じてしまうのはどこか寂しさもあり。から、ころ、と神社の麓石畳の階段それをゆったりとした足取りでのぼって行けばちょうど終わる頃、そこに腰掛けるひとりの少女が居て。夏の暑い夜、眩しい程に煌めいている視界に、波のように寄せて引く人間のその中に蹲っていたあの幼子にとても似ていて思わず横を通り過ぎようとして足が止まりそこに座る少女は浴衣を着ていて、見せた項は大人との境界線。見下ろす瞼と足元の指、どこか懐かしい。「---少女の、祭りは……まだ夜だ…」上手く言葉が出てこなくて、喉の奥に引っかかり僅かに眉を顰め)

(/このままとりあえずは再開を果たしますがお狐様と気づいてもらえず、日々が過ぎていきます。楽しい日々の中で思い出したくともその記憶に蓋がされなかなか思い出せない。そして思い出した時に名前を聞いてしまって…みたいな感じですが如何でしょうか。)

  • No.16 by 茅野 莉紗  2015-12-14 20:58:49 


(完全に意識は想い出の方へと向けられたり、蝉の鳴き声もあり周りに迄気を使う事ができずにぼんやりとしていたので麓石畳の階段をのぼってくる足音や存在に気付かなく、何処からか小さき声だが聞こえるとやっと我に返って辺りを見渡せば直ぐ真横に人が立っていることにやっと気付くと視線は足元へと向いてしまい。その理由は下駄だったので不思議に想いつつゆっくりと視線をそのまま上昇させていくと日本人とは違い美しい金色の瞳と重なり、瞳の色もだが白銀の真直ぐ伸びた髪にも惹きつけられて瞬時に目の前にいる相手の髪色と瞳の色に心奪われてしまい折角祭りに関して重要な事を相手は喋った筈なのだが髪色と瞳の色に魅せられてしまい瞬時に頭から飛ぶと脳内は真っ白になって。何か喋るべきだと唇を動かすも言の葉にならず掠れた声しかでなくて冷静になるべく心を落ち着けて鼓動もゆっくりと動く様になった後再び唇を動かし「お祭りはやはり夜、なんですね。わざわざ教えて下さって有難う御座いました。」教えてくれた事へ感謝すると軽く一礼をして。それからは何度も魅せられてしまうが動揺しないように違う方へ意識を向けようと今度は此方から顔を見上げ相手へと声掛けを行って)

貴方はその、神社の神主様でしょうか? もしそうでしたら毎年この季節は賑やかになりますね。奉納祭の時期は特に。人で賑わいますし、この神社へと参拝客としてお参りする方も少なくないですよね?


(/素敵な設定なので胸がキュンキュンです!お狐様の名前を知ってしまったら姿が見えなくなってしまう設定ですよね?その設定もPFを拝見した時から素敵だなぁ、と考えていたのですが少女がお狐様の名を知ってしまった時は設定通りに見えなくなってしまうのでしょうか?例え設定通りになったとしても、儚くも美しい設定なのですがその場合は最終的にこうなる、とか決まっていたりしますでしょうか?)

  • No.17 by お狐様  2015-12-16 03:52:20 


(周りの音がこんなにも静かだと思った事などあっただろうか、視界も目の前に腰掛ける少女以外に何も見えなくて。先程までの不安はどこへやら、やっと会えた。そんな自信が一気に湧き上がるも心の済では冷静な自分が居て相手の反応を見るからにこちらには気付いていない様子。それを見ていればもしかしたらただの思い違いかもしれないと徐々に熱は冷めていき、現実に引き戻されるようにして問い掛けられた言葉に我に返り)
---あ、嗚呼…。この田舎の、一番の行事だろうからね…たくさん、集まるさ
(神主かと言われれば変に嘘をつくのも嫌だが咄嗟に否定とも肯定ともどちらでも取れるような、質問全体にたいして慌てて頷きながら返事を返し。田舎の奉納を祝うこれはきっと小さいながらにきっと皆それぞれ暇を惜しんで準備してくれているもの、こちらとしては感謝でしかない。我が家でもある社を見つつ目元を緩めては口元に薄ら笑みを浮かべて)

(/個人的には知ってしまい、見えなくなって最後ですが別れも言えぬまま見えなくなってしまったが、奇跡が起こり最後に一度だけ姿が見えてお別れと、好きだという告白をして本当に見えなくなってしまう…なんてものは考えていましたが如何でしょうか)

  • No.18 by 茅野 莉沙  2015-12-18 10:51:31 

(喋り始めるのと同時にゆっくりとその場から立ち上がると今度は相手の眼前に立って。身長差があるので下から見上げる様な形になり、その相手がお狐様だと気付くことはなくて完全に神主様だと勘違いしてしまい。幼き日にこの神社で遊んでいた事をぼんやりと断片的だが思い出すと神主様になら、という感情からその想い出をゆっくりと語り始めて。語っている途中に周りの景色をちらちらと眺めると在りし日の景色て何も変わっていないので何か思い出せるかと考えながら覚えている限りの事を相手に伝え終えると眼前にいるその相手はお狐様ではないのだが以前に何処かでお会いしていて初対面な感じがしないのと神主様にしては若くて何処か親近感を覚えては無意識に両手は相手の両手を握り締めていて優しく微笑みかけた後にとある提案をして)

あの、神主様! 仕事が忙しくなければで構わないのですが、もしお手隙でしたらこの神社の周辺を案内して頂けませんか? 幼い頃と現在ではきっと感じる事が違うと思いますし、何か新しい発見ができるかもしれませんので!


(/成程! 悲恋の様な恋愛も美しいので大歓迎です^^ 可能なら後者の奇跡が起こって最後に一度だけ姿が見えてお別れと、好きだという告白をして本当に見えなくなってしまう、でも大丈夫でしょうか? 欲を言いますと本当に見えなくなってしまってから月日が経過して高校生から大人になってからも、心の何処かではこの場所とお狐様を忘れられずに毎年の様に田舎を訪れてはこの神社にも訪れて参拝をするという設定を付加えても大丈夫でしょうか?是非とも意見を聞かせてください!)

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