鶴丸国永 2015-12-01 18:35:15 |
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だったらまたおぼえればいいんですよ!
きおくがなくても、なんとかなりますって!
(本丸の仲間の口癖を用いて笑い、先程より強い力で引っ張って立たせようとしつつ)
さあ、しゅっぱーつ!ですよ!
(/こちらも寝てしまっていたので……。寝落ち闇落ちはお互い様精神ですよ~)
…そうだな!また覚えたらいいもんな!(励まされるようにそういうと微笑んで「よし、行くか!」と立ち上がって)
(/ありがとうございます!)
はい!
まずはこっちですね!
(がらりと手入れ部屋の障子を開き、吹き込んできた風に目を細めながらすぐそこに見える庭園を指してややドヤ顔になりながら)
ふふふ、きれいでしょう。
このほんまるのていえんです、でてみましょう!
これは驚いた、綺麗なもんだな!(障子を開けられると、久しぶりの日光に目を細めながら庭園を見渡してそう言い「あぁ、早く出よう!」とはしゃいで)
いまはあきですけどね、もうすこししたらゆきがふったり、さくらがさいたりするんですよ!
(言いつつ手慣れた様子で縁側の己の下駄と鶴丸の下駄を引き出し、片方を履きもう一方を並べて)
はい、こっちが鶴丸のげたです。
ここにおいてありますからおぼえておいてくださいね!
あぁ、わかった。ちゃんと覚えておくぜ(四季で花が変わり雪もふるという話を聞きいつになるのだろうと楽しみにしながらそう言うと早速下駄を履いて)
ここはひろいですけど、どこにいきますか?
鶴丸がきになるところでいいですよ!
(庭へ下りてぐるりと見回すも、どちらを向いても何かしらあり逆に迷う。鶴丸を仰ぎ見て意見を促して)
そうだなぁ…とりあえずぐるりと回ってみたいな(自身もどこに何があり、それが何なのかわかっていない為そう言って)
(/いえいえ、大丈夫ですよ!)
じゃあ、えーっと、どーこーにーしーよーうーかーなっ!
あっちには……あっ、はたけがあるんです!
(判断を求められ、一瞬困窮するもすぐに思考は放棄して適当に方角を指す。ぴっ、と指を止めた先は手入れ部屋に駆け込む前に居た畑で)
はいっ!
あのですね、ぼくおもしろいものみつけたんですよ!
鶴丸にみせたいとおもってたんです!
(同意してくれたのに顔をぱっと明るくすると、先程まで見ていた物を思い出していたずらっぽく笑う。が、すぐに、その笑顔のままくるりと背を向け小声で)
そう……鶴丸に、見せたかったんです。
俺に?面白いってそれは驚きがありそうだな!(見せたいものがあると言われれば楽しげに笑いそう言ってくるりと背を向ける今剣を見ると「どうかしたのか?」と言い)
いいえ、なんでも。
(微笑み、ぴょこぴょこと畑の中へ入っていく。内番も終わった後なのか二振りの他に人影はない。畑のあちこちに植えられた作物をあっさりスルーし、畑の隅の何も無いところから)
こっちですよ!
はえてるのは、やさいです。
ぼくたちのごはんはここからまかなってるんですよ!
でもいまはこっちです!
(鶴丸の言葉に、やや早口で簡単に説明はするもののそちらではなくしきりに足元を気にして。鶴丸がやってくるとおもむろに土からひょいと何かを拾い上げて)
はい、てをだしてください。
野菜…は、この生えているものだろう?(不安げに言う今剣を見れば何かおかしい事を言っただろうかと思いながら「今、君に聞いたから覚えたんだ」と言って微笑み)
ほんとうにぜんぶはじめから、なんですね……。
(主や本丸に限らず、些細なことさえ今の鶴丸には初めてなのかとただ口を閉ざして瞬きするほかない。が、すぐにびくっと己の手に目をやり)
わっわっ、うごいた、わすれてました!
鶴丸、もういちどてをだしてください!
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