鶴丸国永 2015-12-01 18:35:15 |
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(相手がギリギリまで近付くのを待ち、床を思い切り蹴って今日一番の跳躍。そのまま木刀の切っ先を鶴丸のうなじに定めて)
うえですよ!
なっ…!(ふと気が付くと目の前に姿はなく、そう声を掛けられると目を見張って上を見上げ「こりゃ驚いた…!」と呟き受身の体制に入って)
(切っ先をすんでのところで止め、くるりと手を捻ると木刀の持ち手側の根本でうなじを叩き)
んん……やはりはんのうはできても、せんじゅつのくみかたはほとんどおぼえていませんか?
ほんのうだけではいくさにはかてませんよ。
っ…(叩かれると「くそ…負けた」と呟き)
戦術の組み方…覚えてないな、本能だけじゃ…そうか(いつの間にか汗をかいていたのか手で額の汗を拭うとそう言って)
【小狐丸】
鶴丸はやはり記憶のせいかまだまだじゃが、まだ磨けば前と同じようになるだろう(そう言えば「まずは戦術の組み方を学ぶことじゃな」と言って)
小狐丸のいうとおりです!
きょうあしたでみにつけようなどとあせらずともよいですから、あまたのせんじゅつをそのみにたたきこみましょう!
(事も無げな口調でハードルを無駄に高くして笑い。常備されている手ぬぐいを引き出して鶴丸に手渡しながら、「それでもぼくはまけませんけどね!」と忘れず釘を差して)
はは、頑張るとするか(叩き込むと言われれば苦笑しながらも手ぬぐいを受け取りそういって)
【三日月宗近】
先程の鶴は本能で動くが故なのか危険な目をしていた、まるで野性のようだったぞ(そう言うと「本能のまま表情を崩さないことが相手に自身の手の内を読まれない術の一つだ」と言い)
きおくがなくなるまえもかなりそんなたたかいかたでしたけどね。
だからあぶなっかしいんですよ、鶴丸は。
(三日月の指摘に、成程的を射ていると思うもののそれは重傷を負ったあの日以前からの悪癖ではないかと思い至り)
むずかしいものですよね……あたまでどうおもおうとできるかどうかはまたべつですから。
(眉を寄せて悩んでいると、その腹からきゅう、と小さな音が鳴って)
……ゆうげまえにあまりうごくとぎゃくにものをたべられなくなりますし、きょうはここまでにしませんか?
(小さな音ではあったがばっちり聞かれてしまったことに決まり悪げな表情になり)
はは、そうしようか(そう言うと微笑んで木刀をなおし観戦していた二振りの方を見ると「今回の助言、礼を言う。君たちの意見を参考にさせてもらうよ」と言って)
……ひろまはあっちですよ。
(三日月と小狐丸に「君たち」と呼び掛ける鶴丸に、ひと呼吸分声を出すのが遅れて。不覚にも感じた寂しさは表に出さぬ様気を付けて)
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