鶴丸国永 2015-12-01 18:35:15 |
通報 |
きおくがもどってももどらなくても、はじめからぼくはそのつもりです。
(主と三日月の言に当然面倒は見ると大きく頷いて、それでも拭い切れぬ後悔に体育座りの体勢で身を縮め)
それでも、ぼくのしきにすくなからずげんいんがあったのはたしかなんです。
それならば俺が刀を振るえるようになり強くなるまで。次こそは隊長である今剣をしっかりと補佐するつもりだ(そう決意を示すように背筋を伸ばし堂々と言えば「それまでは皆に迷惑をかけるだろうが、宜しく頼む」と頭を軽く下げて)
【三日月宗近】
あっはっは、それは頼もしい限りだ。今剣、責めるなと言っているだろう。そうして自身を責める暇があるのならば他に何が出来るか考えてみろ。お主には何が出来る?(いまだに自身の指揮のせいだと責める姿を見て近寄れば優しく問い)
……三日月にいわれずとも、わかってますよう。
(諭す様な物言いに口を尖らせてあたまを上げ。「つよくなるのはもちろんですが、はかいされなければどうでもよいというかんがえをあらためねばとおもいなおしていただけです」と言い返す。補佐、という言葉に鶴丸を指して)
鶴丸は、だったらこれからたくさんくんれんですよ!
いまよりれんどを10はあげてからです!
はは、厳しそうだな。まぁ退屈でないならいいか。
(そう言うと微笑んで「お手柔らかにな」と笑い)
【三日月宗近】
その心構えで良い、はっはっは、この隊長は厳しいかもしれなぁ(そう楽しそうに笑えば「俺や小狐は弟の訓練を見に行くとするか」と言い)
【小狐丸】
なんじゃと!(これからの予定を三日月に変更されればぐぬぬと唸りながら「仕方ないのぉ、今剣の手解きを見てやろう」と言って)
ふふふ、それじゃあみんなでたんれんじょうへいきましょうか!
(三日月と小狐丸には謝意を込めた視線を送り、すっくと立ち上がると己の本体に手を当てて鍛錬場の方角を見やって)
あぁ、行くか!(そう言うと自身も立ち上がり)
【三日月宗近】
はは、楽しみだな。のう、小狐や。(そう言えば自身も立ち上がり「まるで鶴が来たばかりのようだ」と懐かしむように言って)
【小狐丸】
全く、酷いものならば私が手合わせしてやろうかの(そう言いながらもどこか柔らかい表情で)
たしかに鶴丸がきたばかりのころのようですね。
(柔らかい表情の同派につい同じ様に口元を緩めて。懐かしい記憶を思い起こしながらも歩く足は止めず、むしろ早くなりながら)
まあ、あのころはぼくではなく三日月たちのほうがたくさんかまいたおしていましたがね。
俺の昔だとしてもなんだか気恥ずかしいな(そう言えば頬を薄らと染めて)
【三日月宗近】
そうだったか?じじいは覚えておらぬなぁ(惚けたふりをしてそう言い)
【小狐丸】
宗近はやれ花だやれ鳥だと構い倒しておったわ(そう言えば溜息をつき「三条の者が止めても聞く耳持たず…だったな」と言って)
へいあんのじぶんにはこーんなちいさかった鶴丸が、こーんなおおきくなったんです、かんがいもひとしおでしょう?
……まあ、三日月はだれにでもそんなかんじですけど。
(「こーんな」と言いつつ自分のくるぶしに手を伸ばし、そこからうんと背伸びした頭上まで手を上げて大きさを誇張気味に表現し。しかし和やかな空気を打ち破る様に鍛錬場に到着すると纏う空気を殺気じみたものに変えて、毛色の違う笑みを見せ)
さあ、まいりましょうか。
あはは、そりゃでかくなったな…よし、始めるか(笑っていた表情も一変、鍛練場につき今剣の気配も変わったと同時に此方も殺気立つ笑顔で答えて)
(壁にかかっていた木刀を二振り手に取ると、長い方を放って鶴丸に渡して)
ほんまるでのばっとうはきんじられていますから、これで。
だけどじっせんとおなじつもりできてくださいね?
(ひゅん、と短刀サイズの木刀を振るとにやりと笑って。その場から助走も無しに飛び上がると、真っ直ぐに懐を狙って飛び込もうとしつつ)
けがは、しないでくださいねっ!
なんだ、うごけるではありませんかっ……!
(斬り掛かられ、とっさに木刀で受け止める。だがリーチの差からも己の不利は明らかで、逡巡は一瞬、身に相手の一撃を受けるのも覚悟で唐突に拮抗する木刀を引っ込め)
トピック検索 |