情熱のサイコパス 2015-11-30 10:39:13 |
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おー久しぶりだー。
(マイクの位置を確認し終わればコントローラーを手に取り、最近忙しくなかなかプレイ出来なかったので歓喜の声をあげながら目の前の液晶を見つめ)
よっしゃー、やりましょーか隊長!
(コントローラーを手に取り録音ボタン等を押しては、先程よりも大きな声で相手へと声を掛けては順調に撮り進めていって)
おらっ!んー…弾が当たらないなぁ。
(いつも通りのつもりでAIMをするも暫くやってなかったせいか思い通りにいかず、一瞬顰めっ面になりながらゲームをし、ふいに相手の調子が気になりちらっと視線をやり)
…あー、全然キル数稼げない、
(此方も集中しきれていない所があるのか先程から敵に倒されてばかりで、深い溜息を零しては一度コントローラーを置き「今日駄目だわー」と弱音を吐いて)
…やっぱ何か今日お前変だわ。
(リザルト画面が映れば自身よりも酷い相手の戦績を見て目を丸くし、心配そうに隣へ身体を向ければ「熱でもあるんじゃないの」と返事を待つ前に額へと手を当て)
っ…いや、大丈夫だけど、実況は今日撮れないかも、
(額へと手を遣られては反射的に払い退けてしまうも、困った様に眉を下げつつ呟いては深い溜息を零し小さく謝罪の言葉を述べて)
…そっか、分かった。…あ、お酒はどうする?…俺もう帰ろうか?
(払い退けられて行き場を無くした手を仕方なくそっと戻し、録画を止めてゲームを片付け始めれば先程買った酒等の事を聞いた後に暗い声になりながらも問いかけ)
あー、否、今は飲みたい気分だし、付き合って。
(寧ろ酔ってしまえば素直に気持ちを伝えられるのではと自棄になっているのか、袋に入った酒を運んでは相手の前へと酒やつまみを並べて)
そう…?まあ、何かあったら言って。
(依然として不安げに相手を見るも目の前に酒等が置かれれば気分を切り替えようとつまみの袋を幾つか開け、缶も開ければ片手で持ち上げて「じゃあ、乾杯」とゆらりと傾けては口元へと持っていき)
ん、乾杯。
(此方も相手に合わせ缶を上げては、自棄になっている様でゴク、と音を立てながら一気に半分程まで飲んでは小さく息を零して)
あー…もうだめだ。
(商品棚にあった酒の中で一番アルコール度数の低い物を選んだが相変わらず弱く、二口程でギブアップすればじわじわと熱を増す身体を手で仰ぎ)
えー、もう少し飲みましょーよー、
(飲み始めて早々にギブする相手に眉を下げては、相手の腕を掴み軽く揺すりながら酒を飲むように促して)
これ以上飲んだら吐くって。
(机上に並んだおつまみをポリポリ食べながら首を振って遠慮し、久しぶりに飲んだせいかすぐに酔いが回ってこれば「ふは、くらくらしてきたかも」と呂律も怪しくなりながらケラケラと笑い声をあげ)
まあ無理はしないで下さいねー、たいちょー。
(先程の実況のテンションが抜けていないのか相手へと軽く注意しては、一気に飲んだせいか此方も酔いが回ってきてはぐてーと床に寝転んで)
ふふ、お前も結構酔いがきてんじゃん。
(白い肌がほんのり赤くなっている相手の様子を見ればクスクスと軽快に笑い、頬張っていたジャーキーの美味しさにハマれば「これかなりイケるぞ」と寝転がっている相手の口元へとビーフジャーキーを差し出し)
いや、ゆうてもまだ全然いけるで、
(告げられた言葉に首を振り答えるも、口元へと差し出されたジャーキーを見ては口に含んでは「あー美味いわこれ」と笑みを浮かべ)
ゆうても~…。
(酔いも回ってご機嫌なのか何故か流行っているフレーズを呟けば一人で笑い、自身も相手の隣へ寝転べば「ふわぁ」と大きな欠伸と共に伸びをして)
お、珍しー。
(相手から仕掛けてくるとは意外だったのか此方もおかしそうに笑みを浮かべ、不意に隣に寝転ぶ相手を見ては「寝て良いよ」と手を伸ばしては頭を撫でてやり)
いや、まだ起きとく。
(まだこのふわふわした感覚に浸っていたくて首を左右に軽く振っては瞬きし、顔だけ相手の方へ向けてじっと見つめれば「そういやさっきもだけど…お前頭撫でるの好きなの?」と不思議そうに話しかけ)
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