イーゴ 2015-11-27 01:45:08 ID:16fa57fe9 |
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……直ぐに出ていく。玩具は部屋の真ん中、血もたっぷり溜まってるから好きなだけ絞りとれるぞ。
(軽く睨まれ指摘されると簡単に壊れる方が悪い、と言わんばかりの顔で純銀のナイフを半ば押し付ける用に渡せば目線を例の小瓶に移して。本来は死体から血を取るためのナイフ、ただこのナイフを使えば吸血鬼の自分を殺す事だって可能…ただリライトは別だが。その可能性を相手も知っている筈、そのような淡い期待をしながら厨房を今度は歩いて去った)
…。
(黙ったまま頭を下げるとナイフと小瓶を持って廊下に面した扉から厨房を出た。暗い廊下を早足で進みグラッシュの部屋の扉を開ける。嫌な程に鼻につく匂いに口元を袖で押さえた。部屋の奥にある窓を開けて、部屋の真ん中に戻れば転がっている玩具。見下ろして、床に小瓶を置いて、震える指先でナイフを握ると唇を噛みしめながらその玩具の真ん中に突き刺した。小瓶を傾けて血を取りながら目を強く閉じる。手に残る突き刺した時の感覚、血の匂い、触れる度に自分が人間ではなくなっているようで嫌だった。冷や汗が止まらない)
よしよし…。そうか…やったか……。
(先程人の姿に変身する際、腹の部分にあたる蝙蝠が一匹居なかった。どうやら自室にいたようで今、帰って同化した。すると蝙蝠が見てきた光景、空いた窓、突き刺さるナイフ、血を取る執事…。そこまで見えるとおぞましく笑い早足で怯えているであろうイーゴの元へと向かう)
…疲れた
(脚が震えて使い物にならない。今まで何度かそうじをしたことはあったが、ここまで酷いのは初めてだ。ナイフを抜いて近くにあった血濡れのシーツで拭うと小瓶の蓋を閉じる。餌ではない玩具、餌よりも執事よりも可哀想な結末。死んだ後でさえ人間に刺されるとはどんなに気分が悪いか。血に濡れた指先をぼんやりと眺めながら込み上げてくる胃液を飲み下した)
>all
ただいまーっ!
(カチャリとドアを開けてニコニコと屋敷に入るとステッキと鞄を指指しで移動させて。何もなく平然としたようにふるまってはいたが牧師服と革靴にはべったりと血が着いており色が変わっていて、新鮮な血の匂いがぶわりと香っていて)
…っ
(肩を揺らして顔を上げる。この部屋と同じくらいに香る血の匂い。頭の奥がぐらぐらしたのはきっと地の匂いを強く嗅ぎすぎたせいだ。餌ならこの屋敷にたくさんある、住む環境だって私が整備して差し上げる。そんなことを思っても震える足では何も出来ないか)
>イーゴ
あ、イーちゃん居た。
(いつもは嫌々ながらも出迎えてくれるはずの執事がいない、屋敷中ペタペタと歩き周りやっと見つけたのは同居人の部屋で。部屋を覗き何してるかと思えば血の採取と来たからつくづくグラッシュも趣味が悪いなと人の事は言えないが思いつつ、怯えきったその顔に興奮している己がいるのもまた事実であって。ペロリと唇を一舐めすると己の欲望を心の奥底に隠して、いつも通りのテンションで部屋に入るとみっけたと言わんばかりに指差して上記を発して。美味しそうだと思いながらも表には出さず、ゆっくりと彼女に近づくと彼女の目線に背を合わせ、眉を下げ顔に安堵の表情を浮かべて。と言ってもこれは彼女の弱みに突け込もうという魂胆なのだが)
…ただいま。よく、頑張ったね。
…リライト、様
(足音、血の匂い、近付く気配に顔を上げた。お帰りなさいませ、座ったままで失礼します。そう言おうとしたのに、出てきたのはリライトの名前だった。解っている、その笑みが罠だと解っている。でも、残念ながら私は人間らしい。緊張と恐怖の糸が切れた瞬間に、一気に込み上げた吐き気と嗚咽に下を向いて耐える。冷や汗が頬を伝って落ちた)
名前
飛鷹 湊(ひだか みなと)
性別
男
種族
人間
容姿
身長178cm体重72kg健康的で程よく筋肉がついている、髪型は癖が強い黒のショートヘア瞳の色も黒
服装は紺のワイシャツに赤いネクタイ、その上に黒のピンストライプのベストと同じ素材のスラックスに黒の革ベルト、靴はダークブラウンの革靴
性格
自由奔放でマイペース思った事は直ぐに口に出す、行動的でときたま鋭い事を言う。それでいて仲間思いな性格だがその反面、自身の事については興味が無くまるで他人事の様に淡々と振る舞う
一人称は僕、二人称は君、名前に君又はさん付け
備考
とある理由で樹海の中でさ迷っている所を拾われた、身の上話は聞けば答えるが自分からは話さない。趣味はゲーム(種類は問わず)でスポーツも好き
(/参加希望です、不備がありましたらお願いします)
>>all
うわぁ……変な時間に寝ちゃったな。
(食後の夕寝から起きて部屋から出れば、何時もより濃く感じる鉄の臭いに顔をしかめ。ふと廊下の窓から見える柵越しの三日月を見ると呟いて、誰か居るであろうロビーの方へと歩いていき)
(/許可ありがとうございます、改めて皆様よろしくお願い致します!)
(ふと目を向けた廊下、餌。森をさ迷っていた所を連れてきてしまった餌だった。ふと自分の手に目をやれば赤い血が光っている、こんな姿で人に会っては驚かせるだけか。ため息をついて目を閉じる。気配を消した)
>>イーゴ
? 誰か居るような気がしたんだけどな……
(なんとなく人の気配がするロビーへ顔を出せば人影も気配も見当たらなく、首を傾げると廊下よりも強くなった臭いにここでなにかあったのだろうかと思い周りを見渡してみて)
>イーゴ
…耐えなくて大丈夫だよ、それが普通さ。
(名前を呼ばれるとは思わず少し驚くと再び笑みを漏らして。先ほどから耐えていたのだろうか、ぽたりと汗が落ち彼女の顔は真っ青に変わっていて今にも吐いてしまいそうなほど異様に体が拒否反応を起こしていて。自分にも良心はあるつもりだ、血のついていない手を彼女の背に当てさすりながらできるだけ優しい声で上記を囁いて。己に着いた血の匂いも大変そうなためパチンと指を鳴らしシャツとスラックスに着替えると「ごめんな、他人の服は変えられなくて…」と彼女の血のついた服を見て謝り。「肩を貸そうか、抱き上げてもいいけど」と珍しく躊躇を見せながら彼女にこの部屋から移動しようと言って)
>湊
ばぁ‼︎…びっくりした?
(いつもの通りにぺたんぺたんと裸足で屋敷内を歩いているとロビーに接した廊下から見慣れぬ男性の後ろ姿を見つけ、新しい餌かと納得するとそろそろと近づいて。上記の叫び声を発しながら後ろから抱きつくとすぐに驚いたかと問うて)
>>リライト
うぇあ!?だ、誰!?何これ!新手のアトラクション!?……えー、え?えぇー?
(静けさからの急な叫び声といきなり抱きつかれて変な声を上げれば、慌てて首を後ろへと向けると初めて見る顔で動揺と驚きで自分でもわからない事を口走り。一頻り驚いた後に落ち着きはするが今置かれている状況に戸惑い)
…大丈夫です
(ありがとうございます。リライトにそう小さく返して冷や汗を拭う。優しい声、その声は本物ですか?目を伏せて、それから足に力を入れてふらつきつつも立ち上がるとナイフと小瓶を拾った。廊下から聞こえる声、きっとさっき見かけた湊が屋敷を徘徊しているのだろう。教えてやりたい、下手に歩き回ると待っているのは玩具のように残酷な死だけだと)
声…2つ。いや、3つか……。
(ずいぶん時間が掛かったが自室の前の角へと辿り着く。すると飽きる程聞いた2つの声に混じり新しい声。面白くなりそうだと思いながら角を曲がり三人の前に姿を表して)
…グラッシュ様
(現れた影に声が震えた。自分の胸ポケットにしまった小瓶が何かを訴えているかのようで目を伏せる。ゆらりと立ち上がったまま頭を下げるとナイフを差し出した。お借りしました、だなんて呟いて)
>>グラッシュ
あ……えーと。こん、ばんは?
(また新たに現れた人に頭の整理が追いつかずとりあえず挨拶をすれば、思わずこんにちはと言いそうになりそう言えば今の時間が夜だと思い出し)
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