イーゴ 2015-11-27 01:45:08 ID:16fa57fe9 |
通報 |
…白薔薇
(ふと目を覚ますと指先が冷えきっていた、ああ、そうだ、白薔薇を取りに…。数本切るとそれを持って屋敷に入った。どうするというのか、解らないものを運ぶのは違和感がある。2人は紅茶を飲むだろうか、ふと思いつき厨房に入るとお湯を沸かした。血の小瓶を眺めながら)
…それはノーサンキューだな
(片眉を下げて苦笑いを零すと、手の置かれた肩に首を乗せて。諦めたかと聞かれたら小首を傾げ「諦めた?ンなわけないじゃん」と当然とばかりに発して、次の瞬間には嫌らしい笑顔で「青い実は熟すまで待つものダロウ?」と)
……、
(いれた紅茶、2カップ、摘んだ白薔薇を銀盆に乗せ、主人2人が居るであろう部屋の扉をノックしようとしてやめた。聞こえた声。息を殺した。どうやらこれから先はただの執事として生活できるかどうか解らないらしい。思案するように目を伏せてから一瞬逃げようかと思った)
……この屋敷の整備及び俺達の周りの事は全てイーゴがやっている。掃除や玩具の調達、紅茶の血までな。
(嫌らしい笑顔で笑う相手を見て目を閉じイーゴの仕事、そして屋敷での役割を簡単に説明すれば目を開けて『イーゴが居ないと、何も回らなくなる。回らないと困るだろう、玩具がなくなり、紅茶が飲めなくなる。その他にも色々だ。手を出すならば、壊れない様にな。』と自分が言えたことではないが、リライトの心に少しでも残る様に言って)
…私は餌ではありませんよ
(小さく息を吐くとノックをして部屋へと踏み入る。紅茶をお持ち致しました、それから白薔薇も。そう告げて近くのテーブルに置く。背を向けたまま、小瓶に入った血を数滴ずつ垂らした。首に巻いた包帯の向こうでは傷は塞がっても痣のように青紫の痕が残る。お食事でしたら餌をどうぞ。そう告げつつ振り向いた)
だいじょぶダヨ〜2人とも心配しないで
(ニコニコとした明るい笑顔に表情をコロリと変えると、彼女がとってきた白薔薇をもらって。「イーちゃんが熟すのはまだまだもっと先、忘れた頃に来るカラ」と自分なりの食べごろを解説しつつ薔薇を己の額に近づけたと思いきやいきなりブツリと棘を刺して。何時もよりも勢い良く出てきた血はダラダラと顔全体を覆うように流れ出し、やがてすぐに固まり出して)
……、
(本来なら止めるべきなのだろうと思う、けれど、主人の行動に口出しをすることは許されない。目を伏せ、逸らし、赤く染まった白薔薇を見据える。食べ頃ではない自分に安堵したことも事実。紅茶はいかがしますか。そうリライトに問いかけた)
……出血多量でそのままいってこい。
(馬鹿か、と言うように言葉を吐き捨てれば自ら紅茶を取り吟味すれば軽く頷いて『これなら、今後出しても良い濃さだ。』と言い一気に飲み干してハンカチで口元を拭えばカップを盆の置き白薔薇、今は赤薔薇を横取りしようと手を出して)
勿体ないお言葉です
(頭を下げ、カップを受け取ると小さく息を吐いた。安心はした。けれど血の匂いに慣れることは無い。燕尾服にこびりついた血の匂いを消すにはどうしたらいいのかわからなかった)
…ちょっと酷くないー?
(パチンと指を鳴らすと固まった血はボロボロと剥がれ落ち液体へと変わって、先程の花瓶の小さな破片がその液体と共にパラパラとおちてきて。「破片取るためにやったのにさー…」と2人の変なものを見るような目が気に入らなかったのか子供のようにぶつぶつと文句を言い始めて)
(そっと屈むと床に布と共に手を伸ばしその血と破片を拭う。自身の指を切るようなミスをしないようにする、当たり前だ。ふとリライトの靴に付いた血を見て上を見上げて問いかけた。「触れてもよろしいですか?」)
んー?…優しくしてねー?
(どうやら靴に着いた血を拭ってくれるらしくわざわざ許しの言葉を乞う彼女に、語尾に音符マークが着きそうなくらいわざとらしく上機嫌で返して。刺しっぱなしだった薔薇を外すと、先程の行為で所々紅く染まってしまった白薔薇の花を愛でるようにながめだして)
優しく…
(小さく反復するように呟いて、そっと靴に手を添える。布で血を拭えば元通り、だろうか。そっとその足を持ち上げて、その爪先に口付ける。爪先への口付けは忠誠だったか、意味なんてない、ただ、汚れを取るためだけの行為のおまけ。リライトの手にした薔薇から赤が垂れる、一滴の赤が頬に落ちた。)
………白薔薇か赤薔薇、どちらかにしろ。斑薔薇は認めない。
(ポカンと口を開けて眺めていたグラッシュとリライトのやり取り、リライトの持つ薔薇の花を見て白薔薇に滲んでいた血を『破壊』で元々の色に戻してみようと考え右手で何かを握り潰して、手を開く様な動作をすれば掌の上にはリライトが持つ物とは違う、血の色が抜けた薔薇が1つ、小さくなってあった。)
…それでは、私は認められませんか?
(リライトの靴先から顔を離してグラッシュを見やり、意地悪く問う。薔薇ではなく雑草だけれど、頬に垂れた赤、それが班なのだとしたら認められないのだろうか。綺麗な白薔薇、穢れないそれが羨ましいと思ってしまうのは自分が汚れたからだろうか)
名前:レオ
性別:男
種族:人間
備考:オカルトに興味津々。黒色のコートを着ている。
(参加希望です!
>>all
この屋敷に吸血鬼がいたら面白いのに………夢みたいな事が起きるわけないけどね。(屋敷の廊下を歩きながら呟き
(よろしくお願いします!
トピック検索 |