匿名 2015-11-26 18:30:10 |
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んー…何か甘いもんが食べたいなぁ
(とある休日、既に自分にとっての家にもなりつつある小さなアパートの一室でだらだらと寝転びながらそんなことをポツリと呟きつつ、ふと近くのテーブルの上に目をやればそこには彼女のお気に入りである和菓子屋『穂むら』の饅頭が置かれており、ちょうど彼女は家事か何かをしているのか目の届く範囲には姿がなく「いやいや…いくらなんでもこれは怒られるな…でも、なぁ…」それを手にとって甘いものを食べたいという欲求と間違いなく怒られるという想いに板挟みにあい、封を切るかどうか一人自問自答を繰り返していて
(/出しました)
はぁ、これで彼と付き合って暫く経ちますが同居は流石になれませんね
(休日とはいえ自分は家事に追われる毎日で、早めに終わらせてゆっくりしていたいという気持ちも自分らしくも無い考えも生まれてしまっていて、これはきっと相手との関係の災いなのだろうなとも思いつつ、そろそろ甘い物が食べたいと考え相手のいるところへ向かおうと歩いていけば「雄太…何をブツブツと?」と何か唸るような声が聞こえて来たので相手の隣に歩いてきながら、何をしているのか問いかけると小首をかしげ)
(/ありがとうございます)
うわっ、い、いや、何でもない…
(饅頭を片手に食べるか食べるまいか、一人で悶々と考え込んでいると背後から相手に声をかけられ、急なことに驚くあまり饅頭を取り落としてしまいそうになりるのだが、どうにか持ち直して後ろ手に慌てて隠し、その場をやり過ごすためにその場しのぎ的な嘘をついてみるが動揺のあまり瞳は泳いでしまっていて
ふむ、何か隠していませんか?雄太…私は怒りませんから正直に言いなさい
(手から自分の好きな饅頭が視線を入ったものの、隠されてしまっては見逃しておくことしか出来ずに溜息を付きながら、正直にいえば怒りはしないし例え相手が恋人でも嘘を付けば、本気で怒るそのつもりだと雰囲気を醸し出せば「そんなに…私が怖いですか?」と眉を下げて自分はそんなに怖い恋人なのかと寂しげに見つめて、もし怖い人物ならと視線をそらしそうになっていて)
い、いや、怖くない…素直に言う。饅頭を食べようとしてました、すみませんでしたぁ!
(我ながら下手な嘘だなと、そんな風に考えていれば案の定すぐさま見抜かれてしまえば、思わず苦悶の表情を浮かべてどうしたものかと暫し考えたものの、ここで嘘をつき続け相手の機嫌を損ねるのは得策ではないと判断をし、何より自分は怖いのだろうかと少し悲しそうにしている相手の表情を見ていたくないと饅頭を差し出して慌てて謝罪をして
雄太…ありがとうございます。その…折角ですし二人で食べませんか?
(謝罪と同時に出して来たのは隠していた饅頭で自分がネガティブな考えを持ってから気を使ったのだろうと思い、笑顔になって相手にお礼をいうと相手の隣に座り相手の肩に寄りかかると、チラリと相手を見上げて折角なんだから半分にして相手と二人で食べようと誘ってみては、頬を染めまるで告白したかのような表情を浮かべ)
…ん、そうだな。それにそうした方がずっと甘そうだし
(素直に謝ればそれでいいという言葉に偽りなく、機嫌を直した様子で笑顔を見せてくれたことで此方も誤魔化したりせず素直に話して良かったなと安堵して表情が綻び、隣に寄り添ってきた相手に自身も肩を寄せ、一緒に半分ずつ食べようという言葉に同意を示すように頷いて恥ずかしげもなくそんな発言をしては饅頭の封を切って半分に割ろうとして
穂乃果みたいなこと言いますね…貴方と半分は言葉では言い表せないくらい甘いものです
(封を切る所を眺めながら相手がまるで幼馴染みが言いそうな台詞を述べてきたので、ジトっと見つめながらボソッと呟くが相手が分けてくれる饅頭は共有して甘いというのでは到底敵わない程に甘いのだと、恥ずかしげに告げると「雄太…私を彼女として選んでくれてありがとうございます…愛してますよ」と普段言えなかったことを今なら言えた気がしたらしく、流れで言ってみると瞳を閉じて少しばかり甘えだし)
此方こそありがとな、まさかあの伝説のスクールアイドルμ'sの元メンバー、中でも一番好きだった海未と付き合うことが出来るなんて今でも夢みたいだ
(普段の彼女なら恥ずかしがってしまって言えないようなことをどんな心境の変化があったのか、そこまでは推し量ることは出来ないがストレートに此方へと想いを告げ、甘えてくるのを見れば普段の相手らしくないことをからかおうなんて、そんな無粋な考えはどこかへいってしまい自分の方からも感謝の言葉を屈託のない笑顔で告げ、寄りかからせてくる彼女の頭に己の頭を重ね合わせるようにして「ほい、これ海未の分だぞ」そんな話しをしながら上手く半分に饅頭を割ったかと思えばそれを相手に手渡すことなく口元にまで直接持って行き
あー…貴方は私のファンだって言っていましたね。今となってはこうして付き合っているのが不思議なくらいです
(確か相手は自分が音ノ木坂学院でスクールアイドルのμ'sとしての自分のファンだったことを思い出して、それで今相手と過ごせてるなんて不思議なくらい幸せなのだと思い、重なる頭の重みも相手がこうやって隣にいてくれるという幸せは今でしか感じ取れないのだろうと考えていて「…あの、手渡しはないのですか?」と割ってくれたのはありがたくまさかの手渡しではないことに疑問に思い、相手を見上げると自分がなにかしたからなのかなと思い眉を下げ始め)
ん?手渡しなんてしなくても…ほら、あーん
(ちゃんとハッキリと口に出して言わないとわからないかなと自分の行動の意図がイマイチ掴めていない様子で戸惑って落ち込んでいるようにも見える相手の反応から察すればさっきよりも口元近くまで半分こにした饅頭を持っていき、手渡さなくても食べることは出来るからと口を開けるよう促すようにお馴染みの言葉を口にして
なっ…!雄太これは…恥ずかしいのですが
(口元に向けられた饅頭でようやく相手のしたかったことが理解できたのか、顔を真っ赤にしながら恥ずかしそうに相手に語りかけると未だにこれだけは慣れていないというより自分はハレンチだとか言ってやらなかった感じなので、視線を泳がせて結局のところ食べてしまえばモジモジしながら相手を時折視線を合わせに行けば、どうしたらいいのかわからならなくなった様子で動揺し始め)
はは、今の海未、小動物みたいで可愛いなぁ
(見るからに恥ずかしげにオドオドしながらも小さく饅頭をかじった相手の様子を見ていて、そんな姿がまるで警戒しながらも餌付けされている小動物のそれによく似ているように感じられて、無邪気な少年のような笑顔浮かべて相手の頭を優しく撫でてやりながら思ったままにそう口にし、再び相手の口元へと饅頭を持っていき
ん、からかっているのですか?こんな…
(餌付けされてる感が撫でられてることで倍増して、からかっているのかと相手に訴えながら少しずつかじるように食べていくと、美味しいからそれはよしとしても動物扱いするとは何事かと思っているようで幾ら彼氏でも、それはやってもいいことなのかなと考えているようで「後でお灸が必要ですね」と怒る気になってきているのか、頬をふくらませながら相手を見つめると不機嫌そうにしていて)
い、いや…別にからかってるつもりは…
(素直に相手のことを可愛いと思い、先ほどの様子に自身の出した小動物のようだという例えがどうやら相手にとっては面白く無かったようで目に見えて不機嫌になったかと思えば更に後でお説教が必要だとまで言われてしまうと思い切り狼狽えてしまい、どうやら地雷を踏み抜いてしまったようで失敗したなと頭を抱えていて
では、何なのです?私は人として…可愛いとかなら言われて嬉しいですけど…小動物だなんて
(やはり説教とか言ったら怖がるかのように頭を抱えてしまっているので、ポンと頭を撫でながら自分は小動物だなんてそんな可愛らしい程でもないし人として可愛いと思われる方が今としては満足のいく褒め言葉と見てるので、説教する気満々だったがやはり怖がられたら出来るものも出来なくなり、申し訳なさそうに眉を下げて相手の様子を伺い)
と、とにかく海未は可愛い!そういうことだ。うん
(小動物という例えがまずかったということはとりあえず相手の反応からわかり、実際ちまちまと己の手から饅頭を食べる姿には彼女の新たな魅力みたいなものが詰まっている気がしていたのだが相手がそれを気に入らないというなら仕方ないと、自分の胸の内に秘めておくことにしては、どちらにせよ相手のことが可愛いと素直にそう思っているという事実には変わりないためそれだけをストレートに告げてはとりあえず説教だけはどうにか取り下げてくれますようにと内心祈っていて
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