匿名 2015-11-26 18:30:10 |
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ごめん、なんか海未の後ろ姿見てたらこうしたくなってさ…嫌ならやめる
(細く華奢な相手の身体をキツすぎないように優しく抱いて、自身の足の間へと座らせるようにして項から一度顔を離しては急にこんな不意打ちのようなことをしてしまったことを素直に謝罪して、相手の手に己の手を重ね合わせたまま、自分としてはせっかくの休日こうして恋人として甘い時間を過ごしていたいというのがあったのだが当然相手の気持ちを無視してまで身勝手に振る舞うつもりはなく、恥ずかしがり屋な彼女にとってはこれだけでも相当恥ずかしく耐え難いものであるかもしれないと考えればハッキリ言ってくれてかまわないと告げ
別に…構いません。貴方のしたいように…してください
(自分の後ろ姿で髪に顔を埋める程に抱きしめたのかとわかれば、ちらりと相手を見つめながら恥ずかしそうにこのままがいいと相手の足の間に座ることが余り無くて恥ずかしいが、恋人なのだからこういうのは当たり前なのかもしれないと言い聞かせて、相手に身を預けて瞳を閉じ相手のしたいようにしてくれと力を抜いて)
わかった…でも、そういう言い方は気をつけないと誤解されても知らないよ
(覚悟を決めたのだろう、己に身を委ね、身体から力を抜いて寄りかかってくる相手の髪を相変わらず優しい手付きで撫でてやりながら、好きなようにしてくれてかまわないという相手の言い方だと男の身からすれば捉えようによっては邪な方向に勘違いしてしまう可能性も無きにしもあらずであり、今の自分に相手の気持ちを無視してそんなことをするつもりはないが一応言葉には気をつけてもらいたいものだと忠告だけはしておき
誤解…?雄太、私がそれは出来ないと言ってあるではないですか。なので、関係はありません
(相手の忠告をすると確かに言い方によればハレンチな事になってしまうだろうが、付き合う時に自分はスクールアイドルと学生だからそんなことは出来ないと予め言ってあるから心配はないだろうと、相手に問いかけると髪を幸せそうになでを受けながら落ち着いてきたのか目を少しずつ細めていき)
それはわかってる…わかってるんだけど、でも海未は俺にとっては本当に可愛い女の子なんだよ…だから、その、あんまりその気にさせられると我慢出来なくて襲ってしまうかも…
(付き合う前に交わした誓いを破るつもりはないが、わかってはいてもやはり自分にとっての相手は異性としての魅力に満ちた人物であり、そんな彼女に己の気持ちを高められてしまえば理性が揺らいでしまうのも致し方ないことなのだが、それでもやはり越えてはならない一線として間違いだけは起こさないようにと踏みとどまって、そんな考えを表に出さないよう努めて軽い調子で相手の耳元へと顔を寄せて小さく囁き
っ!ハレンチですっ!雄太、決してわかっていてもしてはいけませんよ?怒りますからね
(自分が可愛い女の子だからと言って約束を破りそうになるような態度もとるかもしれないと耳元で言われる、と頬を真っ赤に染めながら相手を見つめると決してわかっていてもハレンチな行動は慎めと言い聞かせると、釘を指すかのように怒るからと声をかけておいて見れば、相手の手のひらに頭を擦り付けて甘え続ければ、なんとかなるのかもしれないと考えていて)
なんて冗談だよ、でも俺がそれぐらい海未のことが好きだっていうのは本当のことだから
(全く予想していた通りの相手の反応に相変わらず期待を裏切らないなと思わずクスクスと笑いが零れてしまい、耳元からゆっくりと顔を離していって、自ら手のひらに頭を押し付けるようにして甘えてくる積極的な相手の想いに応えるようにギュッと抱き寄せて
むぅ、わかりました…私は…そこまでの考えは浮かばなかったのですが貴方に伝わるほどに愛してます
(耳元から離れた相手を横目で見て甘えている最中抱き寄せられると、頬を染めながら落ち着くような温もりを前に自分はハレンチな事を考えるまでには及ばないが、相手ならわかってくれるほどに愛してるのだと告げれば相手の手を握りスリスリと相手の手のひらに擦り寄せていると、小さく目を細め)
海未ってさ付き合う前は結構恥ずかしがり屋で消極的なのかなって思ったけど意外に積極的なんだよな
(言葉と態度で積極的に気持ちを示してくる相手の様子が付き合う前に感じていた印象とは大きく違っているような気がしていて、普段は我慢しているだけで今の相手の姿が本来の姿なのか、それともそんな風に性格が変わってしまう程に自分のことが好きで好きで仕方ないということなのだろうかと少し自惚れにも似た感情を抱きながら重なる手を優しく握り返し「なんか心地よ過ぎて寝ちゃいそうだな…」己に寄りかかるように密着する彼女を抱いたまま軽く身体揺らしながら身体の温もりや仄かに香る相手の匂いを感じてウトウトしはじめてしまっていて
どういう事ですか?積極的と言われましても意味がわかりません
(握り直された手を見るなり、自分が積極的だなんて自覚していない自分としては意味がわからないようで不思議そうに相手を見上げながら小さく首をかしげれば、相手の様子を見るなり自分はしばらくこのままでいたのほうがいいのかなと考え始め「眠いのなら寝ても構わないのですよ?」と自分を抱きしめるそれだけで心地よくなるなんてなと思い、眠くなっているのなら寝ても構わないと告げれば相手に寄りかかり続け)
こうして俺に身を委ねてくれるとことか、愛してるなんて言えちゃうところとか、付き合う前は絶対そんなこと言えないタイプだと思ってた
(どうやら相手は自分自身がどれだけ積極的に見えているのか自覚がないようだと判断すれば、恋人とはいえここまで密着をしているというのが既に普段の相手のイメージからすればなかなかにすごいことのように思えているようで、更には愛してるなんて、そんな直球な表現を躊躇いもなく使えてしまっていることが積極的と言わずなんというのだろうと考え「んー…寝るなら海未の膝枕がいいなぁ、なんて…」確かにこのまま惰眠を貪るのも魅力的な提案ではあるのだが、もっというなら膝枕がいいという欲望に満ちた答えを口にして
以前の私なら言えなかったと思いますが今は違います、貴方のおかげかも知れません
(相手の言葉でようやく自覚して頬を染めていると、多分積極的なのは相手のおかげでもあるのではないかと自分の中でも仮説を立てていけば、相手の頬に頰擦りをしたりと積極的に甘えようとしていて「…っ!わ、わかりました。膝枕ですね?」と欲望とわかる言葉を聞くと頬を染めて相手を見つめると恥ずかしいが、やってあげるしかないと考え始め相手を見つめながら時折視線をそらし)
そうか、でも本当別人みたいっていうか、まあ可愛いからなんだっていいけど
(変われたのは自分のおかげなんて嬉しいことを言ってくれるなと小さくほくそ笑み、どんな形であれ可愛ければいいかなんてシンプルな結論を自分の中で出してしまえば不意打ちで頬に口づけを落とし「えっ、いいのか!?」破廉恥です、の一言で片づけられてしまうと思っていた申し出が通ってしまえば本当にいいのかもう一度確認してしまい
っ、雄太…前の私と今の私は別人と言いますが同じ園田海未ですから
(不意に頬にキスを受けると頬を染めながら相手を見上げると、相手が今の自分を別人の様だと言われ自分はどんなふうになっても変わらないからと言い張り、相手の唇にキスをして見れば視線をそらして相手に寄りかかり「2度目はありません、今回だけ…特別なんですから」と確認されたら許してしまった自分が恥ずかしくなって二度目は言わないと今回限りとはいうが、素直になっていないという証拠に顔を真っ赤にしてしまい)
ん…それはわかってる、でも俺は嬉しいんだ、色々な海未の表情を見ることが出来て
(唇を奪われて一瞬驚いたような顔をするも、すぐに頬を緩ませて笑ってみせて相手は相手なんだと、そんなことは最初からわかっているし別人みたいというのも単なる言葉のあやみたいなもので、付き合い始める前にはわからなかった様々な表情が見えること、それが今の自分には嬉しくて仕方ないんだと語り「それじゃあ…心して楽しまないといけないな」改めて相手の気持ちを確認すれば一度相手から身体を離し、相手の前まで移動して頭を相手の足の上にのせて悪戯っぽく笑い
そうですか、私も貴方の知らないところを知れてきて嬉しかったですよ
(自分が相手と付き合い出してから色んな表情を見せたことに嬉しさを感じるのだと言われると、相手の気持ちはわかることが殆どなので、大きく頷きながら自分も嬉しそうに相手への思いも含め甘えるように擦り寄り出して「心から…ですか、ハレンチなことはしないでくださいね?」と膝上に頭が乗ると、相手の前髪を撫でながらハレンチなことをしたら許さないからと注意をしておき)
しないしない、しないよ、誓って海未の嫌がるようなことはしない!
(前髪撫でながら妙なことをすれば許さないと釘を刺されてしまえば、当然余計なことをすれば相手の怒りを買ってしまうことは目に見えているため、ここは大人しく相手の膝枕の心地よさに身を預けることに専念しようと相手に対して手を出したりは決してしないことを誓ってから瞳閉じて
それなら良いのです…雄太が私の約束を守ってくれるのなら
(手出しはしないし嫌なことはしないからと言われれば安心と信頼が強い為笑、みを浮かべながら相手の前髪をなでていると、こうやって膝枕したのは初めてかもしれないなと考えれば、どんどん恥ずかしくなってしたのか頬を染めながら顔を隠すと、これから一体自分はどんな方向に進んでしまうのだろうと頭を抱えてしまいそうになってしまっていて)
そういえば、こうして膝枕をしてもらったのって海未が生まれて初めてだな
(どうにか相手の警戒を解くことが出来たことで深く安堵のため息をつき、自分の長い人生の中でこうして異性に膝枕をしてもらったことなんてあっただろうかと考えてからすぐに膝枕どころかこうして異性と付き合うこと自体が相手とが初めてであり、そんなことを彼女の膝の上でポツリ呟いていて
そうなのですか?初めて膝枕が私…ふふっ、なんと言うか嬉しいです
(自分も思えば異性に膝枕をさせたりさせてもらうことだってきっと初めてだし、同性なら穂乃果が自分の膝を枕にしてくる程度だし相手にそうやって言われたら嬉しいような恥ずかしいようなで、笑みを浮かべながら相手の前髪を撫でていれば「あの、私の膝はどうです?」と自分の膝の感想というか聞くのはおかしいかもしれないけど、異性に対してが慣れないから不安らしく相手に問いかけながら首を傾げ)
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