主 2015-11-24 23:54:26 |
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………っ、ご、…ごめんなさい…。
( 呆気に取られたような表情を浮かべて、驚きか否か、酷く激しく音を立てる心臓が相手に聞こえていないか逡巡し。慌てて謝りの言葉を入れれば相手が離れた事に僅かに安堵の息を零すも、其処には残念だという思いも混じっていて。相手をじっと見つめてから緩々と口許を綻ばせて感謝の意を述べ )
な、何するんですかっ!神は見てますからね…っ!
( 不意に伸びてきた掌に刹那淡い期待を寄せるもそんな事など一切無く。頬を引っ張られる痛みに軽く瞳を涙を浮かばせてから、苦々しいとも憎しみが籠っているとも取れるような一言を最後にぽつりと零して。しかし一体何をいいかけていたのだろうか、と首を捻るもその事を尋ねる空気はとっくに流れてしまっていて。仕方がないか、と軽く肩を落とし。__町の外に出れば、昔魔王が支配していた頃に比べれば酷く平和になった森が目の前にあって。此処に来るのも6年振りだと、何事も全て6年前に帰結してしまう己に緩く苦笑を零し )
六年前…か。懐かしいもんだ。
(自分たちが向かうのは元々魔王城に近かった西の国で、この森を進んでまず西の出口から出る必要がある。一度通った道なので森の中へ入っていけば迷うことはなくずんずんと進んでいく。あの頃はここら辺に居た凶暴なモンスターの数もめっきりと減っていて、安心して通れる道となっていて)
…懐かしいな。初めてお前と喧嘩したのもこの森だったっけな
…そんな事も有りましたね。…あの頃は神の存在など信じていない、と言ってましたけど。今は如何ですか?
( あの頃、其々如何して己が選ばれたのか、選ばれてしまったのかと世界に絶望するような毎日で。その中で皆を励ます為に零し続けた神の存在は仲間__特に彼にとって酷く五月蝿かった様で。初めて声を荒げられて、初めて激怒した。今では無いようなあの喧嘩も愛しく思えて、思いを馳せてから相手に問いかけてみて。答えは如何だろうか、と僅かに期待をしながら顔を覗き込むように身を前に乗り出して、振り返るような姿勢になってみて )
…今も信じてねぇな。けど、信じる奴の気持ちは多少なりとも理解してるぜ?テメェのおかげでな。
(神が存在する──そんな夢見事を何度も言う彼女が最初は理解できなかった。けれど喧嘩をして、思いをぶつけ合って、どうして神を信じるのか、それが分かってからは神を信じては居ないものの神を信じることは悪いことじゃないように思えれるようになっていて。そう言った変化を自分にもたらしてくれた相手には口にはしないものの感謝しており、のぞき込んできた相手の頭をわしゃわしゃと撫でて)
…それは…良かった、です…??
( 己の立場としてその言葉を素直に喜ぶべきなのか僅かに迷いが生じてははてなマークを頭に浮かべ。しかしその考えも頭を掻き撫でる掌に全て持って行かれて。びくりと驚く様に身体を揺らすも、嬉し恥ずかしと言った様子で頬を軽く染めながらも緩んだ笑み浮かべて )
……なーに笑ってんだよ。
(緩んだ笑みを見ると嬉しくなってしまい、つられて笑いそうになるも心のどこかで歯止めがかかってしまい。照れ隠しをするように笑みを浮かべる相手のほっぺたをまた引っ張ると、くっくっくと笑いながらその表情を楽しんで)
ふっ、はひふふんへふか!
( 嬉しい感情の中で突然摘ままれた頬に驚きを隠せずに居るも、必死に抵抗しようと声を出し。しかし上手く言葉が出ない事に気付けば次いで相手の腕を軽く叩いて。痛いと言う思いを伝える様に幾度かぺしぺしとした後に僅かに逡巡して、不意に腕を伸ばして其の儘相手の頬を摘まんで )
へっ!ははひひはは…(訳:生意気だな…)
(相手からも頬摘まみをやり返されるとむっとして此方からは離そうとせず。意地の張り合いが続き、お互いの頬を引っ張り合う奇妙な姿でじーっと睨み合い。しかしそのまま動いたせいで小石に気付かずつまづいてしまい…)
っ!!
(咄嗟に相手のことを庇うように自分が下敷きになって転けて)
…ぁっ!?
( 相手と連動する様につられて転けそうになっては慌てて瞳を閉じて身を固くして。いつ迄も来ない痛みに瞳を開けてみれば其処には己の代わりに地面と接している彼が居て。謝りと感謝を同時に零そうとするも、頭の中はパニック状態。退く事すら忘れて幾度も'大丈夫ですか'と問い掛けては無意識に掌は祈る様に体の前で組まれており )
…………ダリア、お前…鍛錬サボってたか?
(気にするな、そんな言葉を頭に思い浮かべるもすぐさま掻き消える。重い…相手が成長したのだから重くなるのは当然だ、道具や本も持っている。しかしそれだけではない重さが今、のしかかっているような気がして。それはおそらく…サボリから生まれる贅肉、か)
ッ!ち、違いますよ、これはっ…せ、成長したからです!
( 不意打ちの様な質問は確かに核心を突いている。突いているが、本来ならば突いてはいけない場所である。顔を真っ赤にしながら、必死に弁明をしようとして。確かに体重は大人になるにつれ増加していたが、其れに比例する様に大きくなる一部分があった。つまり増えていたのは否応無く肉の溜まる部分で。然し其れを言うのは憚られるため、仕方ないとも言えずに相手の上に乗ったまま項垂れて )
成長、なぁ…つーか何時までこうしてんだよ。
(必死な弁明もそれは逆に不信感を煽る結果となり。疑り深い表情でうなだれる相手を見つめる。まぁ贅肉があろうとなかろうと彼女が魅力的であることに変わりはない──なんて、絶対に口にしないことを考えながら、相手と共に立ち上がり)
ま、これから否応なく運動するしな…テメェの体もちっとは引き締まるだろ
(一度言ってしまうと後はデリカシーなんて何のその。既に気にしなくなってしまったのか、かっかっかと笑いながら相手の痛いところをつく。重ね重ね言うが、こう見えても僧侶が好きなのだ、口にしないだけで)
〜〜〜ッ、今日のご飯は楽しみですね…!
( 何だかんだ言いながらも優しい彼が好きだ、が此れとそれは別問題のようで。依然として赤の頬を隠す事なく。其れは先程とは違う、恥ずかしさよりも怒りに満ちた頬の赤みで。何かを刹那考えてから、にっこりと笑い上記零して。其れは昔野宿していた時に磨かれた料理の腕の話で、オカン気質と呼ばれるような一種の力を持っていた己は料理担当で。良く皿を割ったりと色々とやらかしていた事は置いておくとして。詰まる所、上記はご飯が酷い有様だと言うことを宣言しているようなもので )
っ!?おいテメェ!それでも聖職者か!
(自業自得も良いところだが、相手の料理の美味しさを知っているからこそ慌てたように上記を述べる。昔も似たような理由で自分の料理だけ辛くされたり酸っぱくされたしたことを思い出せば笑いよりも恐怖の方が思い出されてしまい。怒った相手は止めようがないことは知っているものの悪あがきに上記を述べて)
正しい道へ導く事を神はお望みで在らせられます。
( 信仰深い其の言葉は酷く清廉なシスターを想像するもので。然しそれは後付けの様なもので、唯の言い訳のようなもの。されども慌てふためく相手を見るのが面白いのか、本当にご飯をおかしくする程怒ったわけではないが、その様なふりをして見せ。癖になってしまった動きで体の前で掌を組んでから粛々とした雰囲気を醸し出し )
…あっ、見てくださいヴァンシルさん、あの湖!
( 不意に視界に映った、美しい色をした湖に目を惹かれ。其れは再び過去を思い出す場所で。この湖の近くで休んだ事をまるで昨日の事のように思い出しては、相手が何かを言う前に僅かに駆け足で近付き。昔と変わらぬ翡翠色の水は太陽の光を反射して、眩しいほどに輝き。暑い日差しの中水に触れれば心地良く )
ケッ、神もさぞお嘆きだろーよ…ん?おー!懐かしいもん見つけてんじゃねーか。
(相手の言葉に小声で毒づいた後、見つけた湖に先ほどのことは何処かへいって相手に少し遅れながら駆け出して湖に近づき。冒険の旅でこの湖で初めて野営したことを思い出す。テントの貼り方や料理、皆がぎこちなかったことを思い出して)
綺麗なまんまだよなー…っと、隙有り。
(キラキラと輝く湖を相手の隣で見つめて。ふと横を見ればその湖に見とれ、心地良さそうな笑みを浮かべている相手の顔があり、少しいたずらしてやろうと思ってばしゃっと水を相手の顔にかけて)
ふぁっ!?っ、げほッ、なにするん、ですか…!
( 此れで顔を洗ったなら心地良いだろう、などと考えていれば横から不穏な言葉と共に顔にかかる水。考えずとも、誰が何をしたのかぐらいは理解出来る。お返しだと言うように両手で水を掬っては相手に向けて掛けて。戯れの様な行動は昔では出来なかった事で。まだお互いのことを知らずに他人行儀だった頃を思い出しながらも己の顔を垂れる水を腕で拭って。驚きの声を上げた瞬間口に入り込んだ水は其の身軽さ故か、器官へと滑り込み。慌てて止めようとするも時すでに遅し。噎せてしまい、慌てて後ろを向いて必死に咳を止めようとし )
!!だ、大丈夫か…?
(すぐにやり返してくるか、そう思い身構えるも思ったより相手はダメージを受けていて。咳き込む相手を心配しながら背中をさすれば先程の行為を若干後悔しながら眉を八の字にして)
…けほっ……、…えっ?あっ、大丈夫、です…。
( 未だ続く咳だが先程よりは痛みも引いて。安堵の息と共に小さく噎せ込んだ事を最後に振り向こうとすれば、背中をさする感覚に体を固くして。相手が近くにいる事に驚くも、其れよりも彼の顔に驚愕して。眉尻を下げた顔は余り見る事のできないもので、もう少し見ていたい意地悪な気持ちを抑え込みつつも愛しい気持ちが口許に表れ。隠しきれず溢れた愛しさに、唇は緩く弧を描いて笑みを浮かべて。子供を見守る様な慈愛の瞳で相手を見つめては安心させるように上記述べて )
そうか…なら…いや、まぁその…悪かった。
(大丈夫、その一言に安堵のため息を漏らして下がっていた眉も戻る。しかし同時に向けられた慈愛の籠もった聖母のような瞳を見て、何だか悪戯がバレて叱られた子供の心地がしてしまい、恥ずかしそうに頬を掻きながら何となく謝って)
ふふっ、貴方は昔から謝るのが苦手でしたね。
( まるで本当に子供を見ているようだ。昔の旅が終わってから、良く行くようになった孤児院の子供達にも彼の様に素直になる事は苦手な子が居て。その子を重ね合わせる様に見つめれば無意識に伸びた掌で相手の頭をそっと撫でて。 微笑みを絶やさずに緩く首を傾げながら'もう良いんですよ'と零しては。撫でる髪の毛は綺麗で、ずっと触っていたいような気持ちにもなる。相手が止めるまで、あと少しと伸ばし伸ばしで相手の頭を撫で続けて )
…ガキ扱いすんじゃねぇ。
(言葉、行動、表情、どれをとっても子供に接しているような態度に見える相手に少し反発する。大人びている彼女は魅力的ではあるが子供扱いされるのは嫌なのか伸ばされていた手を払い立ち上がって)
…そろそろ行くぞダリア。
(空を見上げると太陽はそろそろ頭の真上に来そうで、相手に上記を言って促し。森を抜けて近くの町で食事を取ろうと考えていたので、歩くスピードは早足になり急ごうとしていて)
(/ 申し訳御座いません…!お返事見過ごして居りました、素敵な盗賊さんとのお話場を自ら離れる様なことしませんよ…!ダリアちゃんはヴァンシルさんが大好きですから!)
( ぱしん、と手を振り払われる。されど其の行為すら自立しようと為る子供の動きに見えてしまい、怒りよりも先に笑みが浮かんできて。緩々と笑みを濃くすれば'ごめんなさい'と笑み混じりに零して。次いで立ち上がり、何時もよりも早足な相手に待ってと声を掛けつつも慌てて追い掛け。其の姿は昔よりも大人びて居て、先程の子供らしいと思う感情の反面、きっと誰よりも考えている彼は己よりも大人で。そう考えるとまだまだだ、と僅かにため息を吐き。不意に見たことの有る風景が視界に移ってきて。其の道は仲間たちに最初の街と呼ばれていた街へと道のりで。嬉々として口を開き )
…次はあの街ですか?
ああ、そうだ。俺達が最初に泊まった町だ。あの頃よりも随分賑やかになってるが…
(自分たちが初めて訪れた町。その町は六年前のあの時よりも随分と活気づいていた。どうやら勇者一行が初めて訪れた町として観光PRをしたところ、大いにそれが受けたようで。魔王の支配もなくなり旅行がしやすくなって観光客が増え活気づいたのだろうと考えて。…そしてたまに見かける商品の製造元に、仲間であった商人の名前が付いていることも少し気になって)
そういやダリア、お前最近アイツ等と会ったか?
(元仲間たちの顔を思い浮かべて尋ねてみる。旧友の現在は風の噂に聞く程度となってしまったが皆それなりに成功しているようで。しかし自分は盗賊のままなので会う機会は滅多になく)
(/あらら、そうでしたか(´・ω・`)
ありがとうございます!ダリアちゃんのことはうちの息子も大好きですよー(*´∀`*)ノ)
(/ おお…っ、そう言って頂けると嬉しい限りです…!ダリアちゃんも大喜びです…!)
…わ、これも…それも、全部皆の名前…!
( 見渡す限り人、酷く活気付いたこの街は明るく、その場に居るのが心地良いほど。お土産屋さんを除いて見れば、一つ一つ昔の仲間の名前がついたお土産が並んでおり。懐かしい名前に瞳を輝かせ、かつて親切心でもらった事の有るお菓子を手に取り。何気無く手に取った其れは今共に旅をして居る彼の名前のついたお菓子で。子供が悪戯を為るような笑みを浮かべては彼の所へ駆け寄り、'ヴァンシルさん、はいどーぞ!'とお菓子を差し出し。所謂あーん状態で )
…?ええ、偶に教会にお祈りに来られますが…。
( 不意打ちの質問に首を傾げて。思い返せば稀に思い出したように教会にお祈りに来る仲間たち。一人一人、しっかりと成長して美しくなって行く様子を見ることが出来て居たからこそ、彼が見て居ない何て思うことは無く。随って不思議そうな表情を浮かべながら上記を零し )
おお…って、これくらい自分で食えらぁ!ガキ扱いすんなって言っただろーが。
(相手がどーぞ、と差し出してくるお菓子を見て、思わずあーんと口を開けそうになるもその途中でハッと我に返り。ポカッと相手の頭を殴るとその手からお菓子を奪い取り一口で食べてしまう。勿論殴ったのや上記の言葉は照れ隠しであり、その表情は少し赤く)
ケッ、どいつもこいつも殊勝なこったな。まぁ俺はお祈りなんざしねぇし教会にも行かねぇけどな。
(相手が意外と旧友たちと会っていることを聞いて、嫉妬とはいかないまでもどこか不愉快そうな表情を浮かべて。そしてすぐさま意地を張ったような言葉を発する。しかし本当のところは彼女に会いに何度か教会の近くまでは訪れていて、その度に途中で引き返しているという有り様で)
こ、これは子供扱いではなく…その…っ!
( 何も考えずに差し出してしまったが、詰まる所其の行為は子に対してか、はたまた、にしてしか取り得ない行動で。其の事にはたと気付けば気恥ずかしそうに俯き、先程までの笑顔は何処へやら、頬を紅色に染め上げ。俯いた先に見えるのは地面と彼の足で、彼の赤く染まった頬になど気付くわけもなく。次に顔を上げた際には既に己の頬は赤みが引いており。話を変えるためか眉尻を下げながら笑って美味しかったか否かを問いかけ )
そういえば…。あんまり来られませんでしたね。
( 何事もなく。唯真実を告げる音声で上記をこぼしては何時もと変わらぬ笑みを湛え。その心中、彼一人だけずっと誰とも会わ無かったと言う話を仲間から聞き、酷く心配していた今までを思い出し。風の噂ですらも名を聞かぬのは、彼が盗賊故だろうか。兎にも角にも、ずっと会えずに不安でいたこと、そして再び会えて何よりも嬉しかったことを胸の中にしまい込んで、彼の悪態に緩く笑み浮かべ )
お前も食えば分かんだろ…ほら。
(眉尻の下がった相手の顔を見て、それはそれで可愛いモノがあるのだがそのままにしておくのは可哀想な気がして。ぶっきらぼうに上記を述べた後顔を逸らし、先程買っておいた相手の名前が付けられたお菓子を相手の口元へ持って行って“あーん”の形で差し出し)
……行くか。
(相手の笑みにどう答えれば良いのか分からなくなり、少し無言の時間が続いてしまい気まずくなって。そんな空気を払拭しようと立ち上がれば昼飯を取るために食事所を探して)
(先程までとは全く逆の立場になって。そこで漸く先程の彼の感情が分かり。この上なく恥ずかしくも有れば、嬉しくもある。ちらりと相手を見遣り、意を決す様に頬を真っ赤に染め上げながら唇は開いては己から差し出されたお菓子を咥えて。奪い取るが如く相手から離れては、口の中に広がるしつこ過ぎない甘みに頬を緩めて。そして相手の方を向いては幸せそうな笑みのままで )
美味しいですね…!
そうですね…。お腹も空いてしまいましたし…。
( そう言って周りを見渡せば、昔とは変わってしまったが変わらぬものが其処に存在して。好意で己等を泊めてくれた一つの料亭が、あの日と変わらぬ姿で其処に佇み。小さく、他のお店には劣ってしまうその風貌は昔の感情を掻き立てて。慌てて昼ご飯の場所を探す彼の袖を引っ張り、其の料亭を指差して )
おー懐かしいじゃねぇか…邪魔するぜ
(相手に袖を引っ張られて連れてこられた場所は色々と思い出の詰まった?料亭で。入ってみると昔と変わらずあまり流行ってないのか客足は少なくガラガラで。本当に昔と変わっておらず思わず苦笑いをこぼしてしまい)
よぉオッサン、まだ元気にやってみてぇだな。…は?新婚旅行…?
(糸目で新聞を読んでいる六年前と変わらないな大将に気軽に声をかければ笑顔で迎えてくれて。しかしその直後に投げかけられた新婚旅行かい?という一言に数秒間ピシッと岩のように固まり)
バ、バカ言ってんじゃねぇよ!?お、おお俺がこんな生意気でチンチクリンな奴と新婚だぁ!?
(/忙しかったりして返事が遅れる時、遅れそうな時があると思います。しかしそう言う場合は、出来れば一言お願いします。
一応1日1レスと書いてありますが、もし1日1レスのペースが難しいのであればそれについても言ってくださいね?そうすれば此方も末永ーく(笑)待っていますので(*´∀`*)ノ)
(/ 申し訳ありません、雨に振られ風邪を引いておりますて…、熱は少し下がりつつ有りますがロルを考えるほど頭が回らず…。本当に申し訳ありません、回復次第すぐさまお返事かかせていただきますので、少しお待ち頂ければと思います…!)
(/そうでしたか…お身体の方を大事にしてくださいね?そしてそんな状況なのに催促してしまい申し訳ないです…(´・ω・`)
とは言っても続きがとても楽しみで楽しみで仕方ないので…出来るだけ早く治るように祈ってますね!)
ち、チンチクリンってなんですか!!天罰が下りますよっ!
( 同じ様に入った店内で変わらぬ姿を見つけては緩く笑みを浮かべ。店主である糸目の男性の妻が己の名を読んで、其方を振り向いて再会した事に喜び。そうしていれば後ろから共に旅をしている彼の声が聞こえてきて。'新婚旅行'と言う単語にぴし、と音を立てて固まっては刹那同時に思考も止まり。直様巡る思考は恥ずかしさと嬉しさでショート寸前で。されどその後に聞こえてくる罵倒にも似た言葉に照れる暇も無く、後ろを振り向いて声を上げて。びしぃ、と相手を指差しては上記述べ )
(/ すみません、ようやく回復したのでお返事返させて頂きますね…! 待たせてしまい本当に申し訳ありません…!)
(わあわあぎゃあぎゃあと言い合っていると、分かった分かったと苦笑いを浮かべながら大将と女将さんが大人の態度で二人を諫めて。そして少し待ってなよと言い残して奥の厨房へと向かっていき)
ったく…何か変な勘違いされてるなありゃ……
(はぁ~と深い溜め息をこぼしながら椅子に座れば隣にいる彼女に愚痴をこぼすよう。“新婚”その言葉を言われた嬉しさと恥ずかしさは未だ健在なのか頬はほんのりと赤くなっていて。とは言え知っている人はそう言うだろうが街行く人から見れば僧侶が傭兵に護衛を頼んでいるくらいにしか見えないだろうなと思い。そしてふと気付いたことを相手に尋ねてみて)
…そういやお前、結婚とかはしねぇのか?
(/いえいえ、そんな気にしないでください!幾らでも待ちますので!)
………結婚、ですか。
( 刹那其の質問に驚くも、其の声色は真剣味を帯びて居り。神に心もろとも捧げている様な身の上、結婚などと言う浮ついた話など本来ならば許されることでは無い。本来ならば。然し、今日の聖教者はその辺りが緩くなって居り、同業者とも呼べる友人は既に子を授かっている。其のことを考えれば、己もいつかは身を委ねるのだろうと考え。ふと相手を見つめて、この人ともし結婚することになったら。そう考えては顔を背け。何てことを考えているんだろう、と慌てて思考を切り替えては熱を持つ頬を如何にか収めようとし。顔を逸らしたまま徐に口を開いては同じ様な質問を相手に返して )
…俺には縁のねぇ話だけどな
(結婚、結婚するなら好きな人と。そう思うと自然と彼女と目があってしまう。同じことを考えているのか…?そう思うもすぐさま顔を逸らしてそんな考えは捨ててしまおうとして。盗賊である自分と彼女が結婚しても幸せに出来るはずがない、そう考え相手から返された質問には縁がないとだけ答えて)
………そういやお前、チャコエの王子から求婚されてたっけな
(魔王討伐へ向かい旅を続けて二年くらい経った頃、チャコエ王国という国へ立ち寄ったときに当時13歳だった王子とともに、国を襲うドラゴンを退治したことを思い出して。王子は13歳のときから剣術と魔法に優れて勇敢でありドラゴンへの決定打も王子の魔法と剣術によってのモノで。そんな王子が僧侶のことを特に気に入って求婚し、丁重にお断りした、ということがあって。)
…あれから話はあったのか?
(実は自分の僧侶への思いに気付いたのは、僧侶が求婚されたその時のことで。色々と想いを巡らせながらチャコエの王子からまた話はあったのかと尋ねて)
(/ お返事遅くなってしまい大変申し訳御座いません。
年末が近付くにつれ、当方、このサイトへ割ける時間が少なくなって来てしまい…。言い訳がましいのですが、お返事を返す事が難しくなっております。
勿論この様な素敵トピと出会え、長期間のお付き合いを望んでは居りますが、1日1回のお返事をする事が無理に等しくなって居ります。
ですので、主様が宜しければ出来れば数日に一回のペース、年末年始のみ其の様にして頂きたいのですが…もしも、それで主様が楽しめないと言うのなら、今回はキャラリセと言う道を選択して頂ければ、と思います。
長くなりましたが、どうぞご検討下さいませ。失礼しました。)
(/細かく説明してくださりありがとうございます。
ゆっくりと進めていくのも此方は構いませんので、気にせずに余裕のある時に御返事して貰えれば幸いです。
此方からはキャラリセをするということはございませんので、此からもどうかよろしくお願いします。)
…そ、うなんですか。
( しない。何処を取ってもそうとしか取れない様な返事に眉尻は自然に下がり。己が望む相手は、彼しかいなくて。彼がしないのならば、きっと己も結婚とは縁遠くなるのだろうと考え。詰まってしまった答えに口を噤んで、何か返さなければと思う反面、唇から声は漏れる事無く )
ああ、ありましたね…。今でもこっそりと教会に立ち寄って下さいますよ。
( 懐かしさに細まる瞳。あの頃は恋も何も考えて居らず、ただ己の使命感の儘に旅を続けていた所以か、かの王子の誘いに乗る余裕すら残っていなかった。今思えば、其れは酷く魅惑的な誘いだったのだと気付くが、然れどそれ以上に今の旅の方が魅惑的な事に考え付き。話自体は無い物の、其の王子は未だ己の元へ顔を見せては、幾つか話をして帰るのだ。何も言わずに旅に出てしまった事に多少の罪悪感を覚えながらも、緩く首を傾げて' また寄るんですか?' と、其の国を訪れるかどうかを問い掛けて )
寄らねぇといけねぇんだよ…つか寄りてぇのかあんな国?大して面白ぇところもねぇのによー。
(こっそりと、付属しているその言葉に眉を潜めて明らかにムッツリとした表情へと変わる。そして相手から発せられた問いに対して、ハンッと鼻で笑いながらムキになったように悪口を交えながらも肯定する。旅の道順的には通らざるを得ない場所にあるため確実に通ることになっていて)
ダリア…どこ行っちまったんだよアイツは…。
(見当たらない彼女の姿。頭を過ぎるのは誰かにさらわれた、誘拐された、もしくは──忌むべきワードがぐるぐると回っている。焦りで見失いそうになる自分を必死に押さえて冷静さを保ち、街に立ち並ぶ建物の屋根を駆け、彼女を捜す。「何も、何も出来てねぇんだよ俺は、お前に…。感謝もしてねぇ、謝罪もしてねぇ、気持ちも…伝えてねぇ…だから…」疲労感から途中でガクリと膝を折る、それでも立ち上がるとまた駆けだして。願わくば、彼女に気持ちが伝えられるようにと祈りながら)
(/このままヴァンシル君は結局ダリアちゃんを救い出せず、BADEND…。すいません、一方的にこのようなことを書いてしまって…恐らく、というか確実に此方に落ち度があったせいでもう来られないのだろうと思います。不快な気持ちにさせてしまい本当に申し訳ありませんでした…。
ダリアちゃんの背後様が良きお相手様と巡り会えるように僭越ながら祈っております。)
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