(和菓子やショッピングにキラキラと目を輝かせる彼を微笑ましげに見ながら、自身も赤レンガ倉庫を楽しみにしているとおもむろに肩を叩かれて掛けられた言葉に、後ろの窓から外を覗き込んでいき。自身の目に映ったのは軌道を走る路面電車で、そう言えば横浜には走っているんだったけ?と思いながらも頷いていき) そうそう、路面電車。僕らが乗っているこの江ノ電も昔は路面電車だったらしいよ。