Get out!!『非募』

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匿名さん  2015-11-23 11:32:49 
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  • No.2644 by 狼  2016-02-25 19:17:11 

…わかった。

(顔を上げる頃にはその顔には微笑が戻っており、相手に心配を掛けさせてしまった事も申し訳なく思いながらもこれ以上は引きずらないように努めて明るく振る舞い。時計を見てみれば良い時間になっており、少ししてアナウンスで港に到着したことを報告する音声が流れたので鞄を手にして部屋を出て)

さ、行くか!楽しみだな。

  • No.2645 by 朧  2016-02-25 19:42:58 

うん、楽しみだね。

(こちらもカバンを持って、港に到着したクルーズ船から江ノ島へと降りて行き。近くの停留所にパンフレットが置いてあったので、それを二人分取って相手にも渡して行き)

まずは江島神社だっけ?

  • No.2646 by 狼  2016-02-25 20:20:33 

ん、そうだな。此処からなら歩いても近そうだ。

(相手が手にしたパンフレットを覗きこみながら位置を確認すると港からそちらへと向かって歩き始め。流石に湘南の海はなかなか綺麗だと思いつつ橋を渡り暫く行くと入口が見えてきて。平日の昼間といえども空いているわけではなく、混んでいるわけでもなかったがそこそこ人の姿があり、流石に有名な神社なのだなと思いながら鳥居を潜って行き)

先ずは本殿にお参りするか。

  • No.2647 by 朧  2016-02-25 22:26:27 

本殿か。あっ、あそこかな?

(そこそこに混んでいる江ノ島の通りを進みながら、鳥居を潜って行って。それらしき場所があったもののさすがに有名な神社の本殿だった為に人がそれなりに集中していて。若干の時間を使って、やっと本殿の前へと来ることが出来)

それじゃあ、祈願しようか。

  • No.2648 by 狼  2016-02-26 01:07:06 

ん、そうだな。

(二人で本殿の列に並びしばらく待つと漸く先頭にたどり着く事が出来たので財布から五円玉を出して賽銭箱に投げ入れると相手と自分が怪我なく無事にずっと一緒に居ることが出来るように祈願していき。じっと目を閉じ拝んで祈ると相手が祈願を終えるのを隣で待っており)

  • No.2649 by 朧  2016-02-26 01:22:33 

(こちらも賽銭箱にお賽銭を投げ入れれば、手を合わせていき。これから先、狼君と共に健康的に過ごせますようにと願っていって。神頼みなんて自分らしくないと感じたものの、それでも願わずにはいられないもので。閉じていた目を開ければ既に狼君が祈願を終えていた為に、一緒に列から外れていき)

次はむすび絵馬を買う?ちょうどあそこに販売所もあるし。…やっぱり気恥ずかしいかな?

(少し苦笑を零してそう尋ねてみて)

  • No.2650 by 狼  2016-02-26 01:29:18 

…買おう。…俺が買ってくるから此処で待ってろ。

(相手と共に列から外れてふと相手が尋ねてきたのでその視線の先を見ればむすび絵馬が売っており。じっとそれを見て苦笑する相手を見ると胸がきゅっと締め付けられるような感覚がして、相手の手を一瞬ぎゅっと両手で握り締めて相手の目を見てそう言うと販売所まで言って絵馬を一つ買ってきて。サインペンなどが置かれた場所に二人で歩いていくとサインペンを持ったは良いものの何を書くにしても気恥ずかしくなってしまいどうしようかと悩み)

…な、何て書こうな。…ず、ずっと一緒に居られますように、とか…?

  • No.2651 by 朧  2016-02-26 01:48:47 

(まさか相手が買って来てくれるとは思わず、きょとんとした顔を一瞬だけしてしまったがすぐに微笑ましく思いながらサインペンが置かれた場所へと移動をし。自身もサインペンを持てば、色々と書きたいことがあったので迷い)

そうだね…沢山書きたいことがあるけど、やっぱりずっと一緒に居られるのが一番の願いかな。

  • No.2652 by 狼  2016-02-26 07:36:41 

じゃあ、それ書いておくな。

(相手の同意を受けると漸く安心したようにサインペンのキャップを外して考えた通りの文面をなるべく丁寧に書こうと並べて行き。こんな絵馬だなんて書いた事も無かった上に大切な人との大事な物だと言うのだから緊張がしてしまう。何とか書き上げたそれを手に持つと相手に見せて微笑し)

出来た。…名前を書くのは流石に恥ずかしいよな?イニシャルとかにしとくか?

  • No.2653 by 朧  2016-02-26 07:45:31 

んー…見られないとは思うけど、一応イニシャルにしておこうか。僕はOだね。

(むすび絵馬に書き上げられた文章を微笑ましげに見つつ、相手のイニシャルと言う提案に自身の名前は朧なのでOかと思いながら、そう言えば狼君はRとLのどちらなのだろうと微かに疑問に感じつつもむすび絵馬を見ていき)

  • No.2654 by 狼  2016-02-26 07:55:55 

うん、じゃあ俺はRだな。

(イニシャルで書くということに落ち着いたので絵馬の隅の方にRという文字を書くとイニシャルばかりは相手に書いてもらった方が二人で署名したような感じがして何となく心境的には良いだろうと思い相手にサインペンと絵馬を手渡して)

この隣にOって書いてくれるか?

  • No.2655 by 朧  2016-02-26 09:14:48 

勿論。

(笑みを浮かべて相手からサインペンと絵馬を受け取れば、その端の方にOと書いていき。互いに名前のイニシャルのみだが、何だかそれだけでも嬉しく感じてしみじみと絵馬を眺めていって。そして、それを持てば掛ける場所を探していき)

狼君、あそこに掛けられそうだね。

  • No.2656 by 狼  2016-02-26 12:54:40 

(相手がイニシャルを書く様子を眺めていると二人分の願いを込めた絵馬が完成して。両手でそっとそれを持ち上げると相手が示した場所へと近づき、少しだけ空いていた隙間に絵馬を結びつけ。きゅっときつく結んで固定するとゆっくりと絵馬から離れて相手の隣に並び)

…うん、これで良し。
さてと、龍恋の鐘のところに行くか。

  • No.2657 by 朧  2016-02-26 22:18:39 

(絵馬が結び付けられたのを眺めていき、成就すれば良いなと思いながら狼君が側まで戻って来たのを確認すると、さっそく龍恋の鐘の方まで歩いて行き。しかしかなり名が知れているとあってか、少ない方だとは言え若者達やカップルなどが本殿よりも多くいて。けれどここまで来たのならやはり鳴らしたい為に、横の狼君を見遣り)

あれが龍恋の鐘か。狼君、鳴らしても大丈夫?


(/先ほど旅行から帰って来ました! 返信安定します!蹴可)

  • No.2658 by 狼  2016-02-26 22:30:28 

…うん。行こう、丁度空いてる。

(龍恋の鐘の前までたどり着くといよいよ緊張してきてしまい。若い男女のカップルで賑わっている其処で明らかに自分達は浮いていて。未だ友達同士で観光に来ただけと言い張れるが、鳴らしてしまえば間違い無くどんな言いわけも通用しない。それでも、先程船の中での相手の言葉を聞いていた自分としては穏やかな気持ちで了承の返事をする事が出来、ゆっくりと頷くと二人で龍恋の鐘の目の前まで歩いて行き)

…はは、やっぱりちょっと緊張するな。

  • No.2659 by 朧  2016-02-26 22:57:49 

(相手の了承に感謝しつつ、龍恋の鐘が設置されている場所にくれば恋人の丘にあると言うこともあって、目の前の見晴らしは良く。このように晴れた日に来れば遠くまで見渡すことが出来。周りの視線があるのかどうかはさておき、今は目の前にある龍恋の鐘に集中し。今も今後もこう言ったことで狼君に負担を掛けてしまうかもれしないが、それでもこのようにカップルらしいことが出来るのを嬉しく思う自分がいて。隣の相手と同じように、少し緊張気味になっている自身も頷いて)

…そうだね、でもきっと大丈夫。

(柔い微笑みを浮かべれば、龍恋の鐘から垂れる赤い紐を掴んでいき)

  • No.2660 by 狼  2016-02-26 23:29:21 

…ああ。

(周りの視線を気にすると居ても立ってもいられなくなってしまいそうなので今は目の前の鐘の事だけに集中することにして。若干の恥ずかしさはあるが、相手の言葉に自分も頷くとその赤い紐に自分も手を伸ばし。相手の手に自分の手を重ねるとゆっくりと一緒にその鐘を鳴らしていき。鐘の音が鳴り響き、一時の静寂が訪れ。ゆっくりと瞳を閉じると相手と共に在る事を願うように心の中で言葉を紡いでからゆっくりと瞳を開き、相手の方を見遣り微笑を浮かべ)

  • No.2661 by 朧  2016-02-27 00:16:03 

(龍恋の鐘の音を、瞳を閉じて聞いていきながらも、自身の願いを心の中で唱えれば、やがて緩慢に瞳を開けていき。微笑みを浮かべる相手にこちらも笑みを返せば、周りのことなど気にせずに龍恋の鐘から離れていき。たった一度の鐘の音であったが、自身にとっては既に思い出深いものとなっていて。こうして付き合ってくれた狼君には感謝の言葉しか出ず)

狼君、今日は本当にありがとう。

  • No.2662 by 狼  2016-02-27 00:28:07 

(ゆっくりと鐘から離れていく間、周りの笑い声やひそひそと囁く声が耳に入ったが、そんな物は心まで届かない程心の中は満たされた気持ちでいっぱいになっており。傍から見ればおかしいかもしれない、それでも自分はこれほどに相手のことを思って、相手もあれほど自分のことを思ってくれているのだ。幸せになれない理由等どこにあるだろう。増して人様に迷惑をかけているわけでもなく、自分たちは自分たちだと今ならば胸を張って言える気がして感謝の言葉を述べてくる相手にくしゃりと笑うと言葉を紡ぎ)

礼を言われる事じゃねえよ。寧ろこっちこそ有難う。すごくいい経験だった。
これできっと俺達もう死んでも離れられないぜ。どうすんだよ、覚悟しとけよ?

  • No.2663 by 朧  2016-02-27 10:25:13 

覚悟なんてとっくに出来ているよ。君に好きだと告げたあの時からね。

(その笑みに相手のことを抱き締めたくなる気持ちを抱くが、ここでは我慢していき。軽く二・三回その頭を撫でるだけに留まっては、去年の秋頃のことを思い出しながらそう微笑み。自然と自らそう言う固い決意を持っていたほど、彼のことが好きでどうしようもなく。なかなかに重症だと考えては、恋人の丘を降りて行き)

…そろそろお昼の時間だね。どこかで食べる?

  • No.2664 by 狼  2016-02-27 10:32:02 

っはは、そっか。…安心した。

(それを同意と取ると安堵したような表情を浮かべて一度頷き。相手の言葉に釣られて時計を眺めると確かにお昼時になっており、何かを食べようと考えては先程パンフレットで眺めた湘南の名物が頭に浮かび)

何かここら辺生しらすが有名らしいじゃん。丼でも食べに行くか。
やっぱり湘南なら海の幸だよな。

(そう言いながら恋人の丘を降り、江島神社を抜け出て道を歩いていけば至るところに生しらすを売り出した看板が多々見られ、どれにしようかと悩みながら眺めていき)

  • No.2665 by 朧  2016-02-27 11:04:43 

生しらすか、良いね。お昼はそれにしようか。

(相手の提案にすぐに頷けば、江ノ島でも飲食店が並んでいる観光の通りへと出て行き。名物とあってか、沢山の旗や看板が並んでいたが、さすがに適当に入るのはリスクが高いためパンフレットを開いて良さそうな店を探して行き。ふと、ページの中でも一際美味しそうな生しらす丼の写真が載せられたその店が目に留まって、隣の彼の肩を軽く叩き)

ここの店なんてどうかな?お店自体も新しくて良い感じだし、写真の生しらす丼も色んな海の幸が乗っかっていて美味しそうだしさ。それにお店もこの通りにあるみたい。

  • No.2666 by 狼  2016-02-27 11:10:51 

…ん、そうか。じゃあそこにしよう。

(相手が何やらパンフレットを捲って調べてくれたので自分もそれを覗き込んでみると確かに雰囲気のいい店で、しかも近いとあって探してみると直ぐにその店は見つかり。中に入ってみると人気店らしく少しだけ待つことになったが嫌というほど待つというわけではなく十分ほど待っていると直ぐになかに通されたのでメニューを開きながら相手に話しかけて)

おすすめの生しらす丼にするか?生しらすの他にマグロとかサーモンとかも乗せられる丼もあるみたいだな…。

  • No.2667 by 朧  2016-02-27 11:57:25 

(メニューを開けば色々な丼ものがあったものの、一番大きく表示されていたのはやはり生しらす丼で。特にオススメと書かれている生しらす丼は、パンフレットにも載っていたように見栄えも良く見るからに美味しそうなものに仕上がっていて。ふと、小さくメニューの端に書かれている部分があり)

あっ、オススメの生しらす丼にもオプションでマグロとかを乗せられるみたいだよ。
取り敢えず、僕はお吸い物がついてくる生しらす丼のセットで、オプションはイクラとマグロにしようかな。狼君はどうする?

  • No.2668 by 狼  2016-02-27 12:11:56 

(相手に示されて視線を移してみると自分もそれにしようと考えて何を乗せるか考えていき。やはりマグロはどうしても食べたいがサーモンも良いし、鯛というのもある。料金は少し高めだがウニという選択肢もありかなり迷ったものの決めると店員を呼んで相手の分も一緒に注文して)

…ん、俺もそれにしよう。
すみません、この生しらす丼のやつ二つで、マグロとイクラをオプションで載せたのとマグロと鯛をオプションで載せたのをください。

  • No.2669 by 朧  2016-02-27 12:39:30 

(自身の分まで頼んでくれたことに感謝の言葉を述べていって、少しの間談笑をしていればすぐに料理が運ばれて来た為に話を止めて。赤の縁取りがされた黒いお盆には、生しらす丼とお吸い物とお新香が置かれていて。食器や見た目も凝っていたので、益々食欲がそそられていき。お盆に添えられていた箸を取れば)

生しらす丼美味しそうだね。
それじゃあ、頂きます。

  • No.2670 by 狼  2016-02-27 12:45:53 

ん、本当だ、美味そう。頂きます。

(相手と談笑していると少しして運ばれてきたお盆とそれに乗せられた生しらす丼や付随する付け合わせを前にして、流石に美味しそうだと目を輝かせ。両手を合わせて挨拶をすると自分も箸を取り醤油をさっとかけてまずは目玉の生しらすの部分を一口食べていき。茹でしらすとは違い生である故の独特の苦味はあったが口の中で蕩けるような食感は新しく、非常に美味しく食べることが出来て)

…生しらすって始めて食べたけどすっげぇ美味いのな。

  • No.2671 by 朧  2016-02-27 13:20:30 

不思議な感じがするけど美味しいね。

(醤油をさっと掛けて、ミョウガと共に透明なシラスを一口食べれば茹でたシラスには無い甘みと苦みが口の中に広がり、しかし生姜やミョウガのお陰で生臭くは無く、むしろ口当たりが良い。オプションで付けていたマグロやイクラも炊きたてのご飯と良く合っていて、箸のスピードも早く進み。最後にお吸い物を飲んで一息ついていって)

  • No.2672 by 狼  2016-02-27 18:15:22 

ん。マグロと鯛も美味い。

(相手の言葉に同意しつつ箸を進めていき、しらすから今度はマグロや鯛などにも箸をつけて。新鮮な海の幸はどれをとっても非常に美味で、あっというまの丼の中のものは全て胃に収まってしまい。付け合わせやお吸い物も残さず綺麗に完食して満足そうに笑顔を浮かべつつ、店を出る前にポケットからパンフレットを取り出し)

江ノ島はもう水族館くらいしかねぇけどこの前行ったからちょっと早めに横浜まで行くか。
中華街とかレンガ倉庫、鎌倉っていう線もあるけどお前は何処に行きたい?

  • No.2673 by 朧  2016-02-27 18:38:29 

(「ごちそうさまでした」と呟いて食器を横に片せば、おもむろにポケットからパンフレットを出した相手のそれを横から見ていき。江ノ島ではなく横浜の方を提案してくれる相手の言葉に少し悩んでいき。中華街に赤レンガ倉庫、また鎌倉など何処も行ったことがなく、それに何処に行っても狼君となら楽しめるだろうと思っていって。少々悩んだ後、口を開き)

そうだね、中華街も捨て難いけど今ご飯食べたばっかだし赤レンガ倉庫にしようかな。狼君はそこでも大丈夫?

  • No.2674 by 狼  2016-02-27 18:45:13 

じゃあそこに行こう。まずは江ノ電だな。

(相手の言葉に頷き、赤レンガ倉庫を目指すために地図を眺め始めて。取り敢えず江ノ電に乗って大きい駅まで出て乗り換えればよさそうだと思い。上着を羽織り会計に足を運ぶと二人分の食事の代金を払って店を出て駅までは二人で並んで歩いて行き、乗り換えをスマホで調べながら時刻表と時計を見比べて口を開き)

んーと…あと五分後に電車が来るみたいだな。それに乗れれば赤レンガ倉庫にはあと一時間くらいあれば着くよ。

  • No.2675 by 朧  2016-02-27 18:57:15 

一時間か、調べてくれてありがとう。

(今日は何から何までして貰って悪いと思いながらも、これも誕生日の特権かと考えては狼君の誕生日が来た時は今度はこちらが甘やかそうと思っていき。やがて駅へと着けば改札口を通って江ノ電のホームで電車を待っていると、相手の言う通りの時間に来たので二人で乗っていき。ちょうど席が空いていたのでそこへと座れば、周りの目に注意を払いつつも心なしか距離を詰めて。携帯端末で調べたこれから向かう赤レンガ倉庫のホームページを相手にも見せていき)

今は新春和菓子祭りって言うイベントを広場でやってるみたいだね。それと、建物の中では雑貨屋さんとかもあってショッピングも出来るようだね。

  • No.2676 by 狼  2016-02-27 19:17:50 

和菓子!良いな、楽しみだ。…へえ、店もあるんだ。益々期待しちゃうな。

(江ノ電に乗って二人がけの席に座ると相手が示した携帯端末を眺めて感嘆の声を漏らし。自分も和菓子は好きだ。それにショッピングができるというので中々期待してしまうと口にしながら目の前の景色を眺めていると、電車は線路の上ではなく市街地の真ん中を通っており。これには驚いてしまって隣の朧の肩をとんとんと叩き窓の外を指さして)

市街地走ってる…路面電車…ってやつ?

  • No.2677 by 朧  2016-02-27 19:30:25 

(和菓子やショッピングにキラキラと目を輝かせる彼を微笑ましげに見ながら、自身も赤レンガ倉庫を楽しみにしているとおもむろに肩を叩かれて掛けられた言葉に、後ろの窓から外を覗き込んでいき。自身の目に映ったのは軌道を走る路面電車で、そう言えば横浜には走っているんだったけ?と思いながらも頷いていき)

そうそう、路面電車。僕らが乗っているこの江ノ電も昔は路面電車だったらしいよ。

  • No.2678 by 朧  2016-02-27 19:31:58 

(/うわ、済みません…!思いっきり文章を読み間違えました…!!再投稿しますので少しお待ち下さい!!!)

  • No.2679 by 朧  2016-02-27 19:50:20 

>2677
>2678
[訂正]

(和菓子やショッピングにキラキラと目を輝かせる彼を微笑ましげに見ながら、自身も赤レンガ倉庫を楽しみにしているとおもむろに肩を叩かれて掛けられた言葉に、後ろの窓から外を覗き込んでいき。自身の目に映ったのは街の中であり、そう言えばこの江ノ電は昔は路面電車で、今も一部の区間では軌道を走っていると聞いたことがあると思いながらも、頷いていき)

そうそう、路面電車。僕らが乗っているこの江ノ電は昔は路面電車だったらしいよ。


(/本当に済みませんでした…!今後読み間違えがないように気を付けます!(土下座) 蹴可)

  • No.2680 by 狼  2016-02-28 01:20:23 

へぇ…その名残、ってことか。

(相手の説明を聞いて納得したようにうなずき街中を列車で走り抜ける奇妙な感覚をしばらく味わっていれば市街地を抜けいよいよ線路の上に電車は戻り、綺麗な湘南の海を横目に走る有名なスポットへと突入し)

やっぱり綺麗だな。今日なんか晴れてるから特に、反射してキラキラしてる。

  • No.2681 by 朧  2016-02-28 10:09:15 

本当だ、綺麗。東京湾も東京湾で良かったけどまた違った良さがあるね。

(いつの間にか江ノ電は市街地の軌道上ではなく線路上を走っており、まるで宝石がキラキラと輝くようなほど太陽の光で反射した青い湘南の海が見えて来て、昨日の東京湾の風景を思い出しながら相手の言葉に賛同するように頷いていき。__やがて、何回か乗り換えをして馬車道の駅に着けばそこで降りて行き。駅内の掲示板にある地図を見て、徒歩6分の所にある目的地へと向かい。ようやく目当ての"横浜赤レンガ倉庫"が見えて辿り着けたので一息つき)

ここが赤レンガ倉庫か。フェスティバルをやってるからかな?平日でも結構観光客が多いね。

  • No.2682 by 狼  2016-02-28 11:53:19 

有名な観光地だしな。
さ、和菓子和菓子!

(横浜赤レンガ倉庫に辿り着くと相手の言う通りの混雑ぶりに少し驚いたものの、観光地ではあるのだし予想外のことではなく。色気より食い気とはまさにこの事で、赤レンガ倉庫にはちらりと目をくれただけで二言目には和菓子という言葉が口から出る始末で、相手に聞いた時から相当楽しみにしていたのだろう、キョロキョロしながら和菓子の出店を探して)

(/すみません、本日諸用で昼間の返信遅いです…!/蹴可)

  • No.2683 by 朧  2016-02-28 12:23:23 

会場はこっちみたいだね。

(明治に出来たと言う赤レンガ倉庫を眺め、そのレトロな雰囲気にここだけタイムスリップをしたような感覚だと思いつつ、立派な佇まいの赤レンガ倉庫を写真を撮って携帯機器に収めていき。そして、さっそく和菓子フェスティバルの会場を探す彼を微笑ましげに見ては、公式サイトを開いて場所を確認し。すぐに調べ終えれば軽く相手の肩を叩いて、その洒落た出店が出ている広場へと向かって行き。着いた広場はやや混雑していたが、全体的に和の雰囲気が漂っていて、新春を祝うかのように一つ一つの店には可憐な桜の飾り付けが施されていて華やかで。店員さんも艶やかな着物を着ており、その凝りように感嘆の息を零しては隣の狼君に話し掛けていき)

沢山お店があるけど、まずは端から回ってみる?

  • No.2684 by 狼  2016-02-28 23:07:35 

お、凄い…何だか明治時代にタイムスリップしたみたいだな…。

(相手に連れられて広場へと向かうと、其処には本格的に作りこまれた世界観が広がっており。桜の飾りつけが施され、店員も含めて和の雰囲気の味わう其処と、背景のレンガ造りの建物を見やればさながら文明開化直後の和洋折衷な様子で、思わず此れには感服して。しかしやはり一番の興味はその食べ物。相手の言葉にゆっくりと辺りを見渡してそれぞれの店で何を売っているのか確認しながら歩いていけばよいだろうと賛同するように頷き)

そうだな。どんなのが売ってるのか気になるし、取り敢えず見ながら歩いていくか。

(/お返事遅れました…!!更新周期戻ります!/蹴可)

  • No.2685 by 朧  2016-02-28 23:45:30 

(相手が頷いたのを見れば、出店のショーケースに並べられた色とりどりの和菓子を見ていき。綺麗な桃色をした桜型の干菓子や、桜の模様が描かれた雪兎の形に似た兎のお饅頭。後は定番中の定番の桜餅に三色団子などがあり、どれも春を彷彿とさせる色合いとなっていて綺麗の一言に尽き。一つ一つが職人の手で作られていることが納得出来るほどの出来栄えで。見ているだけでも楽しいそれを見ながら歩いて行って)

凄いなぁ…どれも凝っている和菓子だね。ちょうど小腹も空いて来たところだし何か食べる?

  • No.2686 by 狼  2016-02-29 00:05:25 

(色とりどりの和菓子は見目も華やかで楽しく、ウインドウショッピングでも十分に楽しめたが、やはり食べる事に最も楽しみを感じ。どれも愛らしく食べたいと思うようなものばかりであったが、中でも兎のお饅頭に心惹かれて相手のコートの裾を少し握ってちょいちょいと引っ張るとその兎の形をした饅頭を売っている和菓子屋の前まで軽く引っ張って指さして)

なあ、この兎の饅頭すごく可愛くないか?先ずはこれを食べようぜ。

  • No.2687 by 朧  2016-02-29 00:44:14 

じゃあ、二つ買おうか。
__済みません、これを二つお願いします。
(コートの端を引っ張られるままにある一つの和菓子屋へと来れば、狼君の言う通り先ほど見たあの可愛い兎の饅頭が置いてありそれを二つ着物を着た店員さんに頼めば、すぐに四角い品の良い小箱に入れられた和菓子を渡されてお金を支払って受け取り。何処かで食べられる場所は無いだろうかときょろきょろと探せば、奥の方に休憩処と達筆な字で書かれた紙がゆらゆらと風で揺れていて。そこには赤いシートが敷かれた長方形の椅子と上には赤い傘があり、直射日光を遮っていて。まるで時代劇に出て来るような茶屋だと思いつつ狼君を見遣り)

あそこでなら座って食べられるから移動しようか。

  • No.2688 by 狼  2016-02-29 00:49:30 

お、悪いな。

(相手が和菓子を買ってくれたので礼を言いつつ示された方向を見てみると休憩所と記された場所があり。こんな所まで凝っているのかと感動してそれを見ながら相手の言葉にうなずき了承を示し其方へと移動して。空いていた席に座り兎の顔が描かれた饅頭を見ては見目が愛らしいせいで食べることに罪悪感を覚えてしまい、携帯機器を取り出して写真にしっかりとその愛らしさを収めてから両手で包み込むようにその饅頭を持ち)

頂きます。

  • No.2689 by 朧  2016-02-29 01:01:25 

いえいえ。

(そうヒラリと手を振っては休憩処の椅子に座っていき。買った小箱を開けたは良いものの、兎の和菓子があまりにも可愛過ぎて食べるのに躊躇い。特にこのつぶらな瞳で見られてしまえば、顔から一気に食べてしまうのは良心が働いてしまうもので。どうしようかと悩みつつも、しかし結局は小腹の空腹には勝てずに、散々悩んだ挙句に兎の饅頭を手に掴めば)

……な、何と言うか、あのひよこ饅頭みたいで食べ辛い。いや勿論。食べるけどね。頂きます。
__わっ、美味しい…!

(てっきり粒餡だと思っていたが中はこし餡で、皮のモチモチした食感と滑らかな餡子の相性が良くお茶が欲しくなるような味で、舌鼓を打っていき)

  • No.2690 by 狼  2016-02-29 11:20:26 

(しばらく何処から食べようかと迷い、さすがに顔から行ける程外道になりきれず脇腹辺りから一口食べて。和菓子独特の派手過ぎず、控えめながらほんのりとした甘みに此方もまた舌鼓を打ち、見目もさることながら味も文句ないクオリティで思わず感嘆の息を漏らし)

本当だ…美味い。
…餡も甘すぎないでさっと口の中で消えて行くから凄いな…

(和菓子はやはり繊細な味がすると思いながら一口一口楽しんでいき、あっというまにその饅頭は食べ終えてしまい)

  • No.2691 by 朧  2016-02-29 11:39:21 

これが職人技と言うやつか…。ごちそうさま。

(和菓子は小降りなのであっという間に兎の饅頭を食べてしまうと、やはり飲み物__特にお茶が欲しくなり。どこかに自動販売機はないかと探していれば、ふと奥の方でお茶会が行われていて。その前のカウンターでは“お抹茶一杯250円、桜の落雁付き、持ち帰り可”と書かれているのが目に入り。隣に座っている狼君の肩を軽く叩けば)

狼君、あそこで抹茶買って来ない? お茶会に出なくても抹茶飲めるみたいだしさ。

  • No.2692 by 狼  2016-02-29 11:47:48 

ん、ごちそうさま。

(相手もすぐに食べ終わったのを見届けて両手を合わせると立ち上がり次はどうしようかと相手を見遣れば何かを探しているように見えて。おや、と首をかしげてどうしたのかと尋ねようとすればふと相手が奥のカウンターに貼られた貼り紙を示しており。見てみればどうも抹茶が持ち帰りで手軽に飲めるというものらしい。丁度甘さが口の中に広がっていてお茶を飲みたいと自分も思っていた所だったので頷いてカウンターにいた女性にそのセットを二つ頼んでお金を払うと紙コップに入った抹茶が出てきて、お持ち帰りだと紙コップなのかと苦笑するものの抹茶は本当にきちんとした手順で立てられたもので良いにおいが漂っていて)

はい、これ、朧の。…うわ、美味そう。ってか凄いお茶の匂い。

  • No.2693 by 朧  2016-02-29 12:01:48 

あっ、買って貰っちゃって悪いね。ありがとう。確かにまさに抹茶と言う感じの匂いだね、落ち着くよ。

(相手にお礼を言って紙コップに入った抹茶を取れば手でしっかりと持っていき。ついでに渡された小さな桜の落雁も手に取れば、先程の席に座り直していって。そう言えば、カウンターの張り紙には由緒ある茶道家が京都の宇治抹茶を茶筅で点てました、と書かれていたのを思い出し。だから普通のお茶よりも良い匂いがするのかと納得すれば、躊躇いなく一口飲んでいき。全く甘みの無いほんのりとした苦さのある抹茶だったがそれでも飲みやすい口当たりで、不思議だなと感じつつも桜の落雁を齧りながら抹茶を飲み干して、その満足感から息をついていき)

はぁ…落ち着く。

  • No.2694 by 狼  2016-02-29 12:17:25 

ん、どう致しまして。

(相手に言葉を返し自分もしっかりと紙カップを握り。もう一度香りを楽しんでからゆっくりとそれに口をつけると口に入れた瞬間抹茶の香りと苦み、そして少しの酸味が口いっぱいに広がり。すっと消えて行くわけではない奥の深い味を舌で楽しみつつ口語にほろりと甘い落雁を齧れば非常に相性は絶妙で。和とは良いものだな…と爺臭い事を感じながら抹茶を飲み干すと落雁が包まれていた紙ナプキンを小さく折り畳み紙コップの中に入れるとくしゃりと潰して近くに置いてあったゴミ箱へと入れて此方も小さく息を吐き)

何だかほっとする味だな。

  • No.2695 by 朧  2016-02-29 12:30:26 

ねっ、ホッとするよ。

(まだ肌寒いものの太陽はポカポカとした陽気だったので、うっかりこのまま寝てしまいそうな雰囲気になってしまったがハッとして目を覚まさせれば、手に持っていた紙コップなどを近くのゴミ箱に捨てていき。充分に和菓子フェスティバルは堪能した為に今度はちゃんと赤レンガ倉庫の方を楽しもうと立ち上がれば彼の方に視線を遣り)

さてと、小腹も満たしたことだし赤レンガ倉庫で何かお土産でも見て行こうか。

  • No.2696 by 狼  2016-02-29 12:42:19 

っはは、朧、眠そう。
ん。そうだな。

(相手の顔を覗きこんでみると少しばかりうとうとしている様子だったのでおかしくて少し笑って揶揄う様に言ってから自分も立ち上がり和菓子フェスティバルの会場から赤レンガ倉庫の方へと歩いて行き。赤レンガ倉庫の方もまた観光地とだけあってそこそこ混雑しており、人の行き交うのを見ながら目当ての土産物屋を目指して歩いて行き)

  • No.2697 by 朧  2016-02-29 12:57:23 

へぇ、色々なお土産が売ってるね。このチョコとか、童謡の赤い靴をモチーフにしていて横浜らしいね。

(眠そうにしていたところを見られていたらしくそこの部分は不覚だったと思いながらも、赤レンガ倉庫へと来れば程々に混んでいるお土産コーナーに立ち寄って行き、そこに置いてあった有名な横浜の童謡“赤い靴”を形にした、サイズ5cm程のチョコレートのパッケージを手に取り。どこかレトロな雰囲気のそのお土産の説明文にはロングセラー商品と書かれていて、確かにこのように凝っていたら買いたくなると思っては取り敢えず買い物カゴを探していき)

  • No.2698 by 狼  2016-02-29 13:04:13 

赤い靴?…ああ、あの外人に連れて行かれるやつ…

(お土産コーナーを見て回りながら色々な商品に目をやっていると相手が赤い靴をモチーフにした商品を取り上げたので少し首を捻って何の話だったかと思いだしてさらっと要約してから何となく物騒であることに気づき口を噤み。しかしながら赤いかわいらしい女の子のロゴの入ったそれは中々に愛らしく値段も手ごろで、向こう側に置いてあった買い物かごを二つ取って片方を朧に渡してから自分もそのチョコを一つ手に取りこれは龍へのお土産で良いだろうとかごの中に入れて)

  • No.2699 by 朧  2016-02-29 13:28:33 

そうそう、よく考えると怖い歌だよね。

(子供の頃は意味が分からなかったが大人になって聞くと、それはゾッとするような怖さを持つような歌詞になっていて。しかし、それをモチーフにしていてもこのように可愛いお土産に変身してしまうのだから凄いよなぁと考えつつ、狼君から買い物カゴを受け取ってお礼を言い。赤い靴のチョコレートは、その童謡に馴染みの無さそうな綴さんに話題の提供がてら敢えてあげようと考えていき。ふと、赤レンガ倉庫のレンガに見立てた大きめのブラウニーが目に止まったので、それを部下のお土産として五つぐらい買っていき)

他にも洒落たものがあるね。赤レンガ倉庫のお土産は特にパッケージが凝っているね。

  • No.2700 by 狼  2016-02-29 13:32:35 

そうそう、意外と童謡って子供の頃は何も考えずに歌ってるけど怖いの多いよな。

(同意しつつ他のお土産も見てみると赤レンガ倉庫に見立てたブラウニーを相手が大量に買っているので見てみると確かに言われた通りパッケージが凝られており。貂に買っていってやろうとそれを買い物かごの中へと入れると、最後に虎牙へのお土産も見ていって。彼に関してはまともなものを買う気はなく、自分たちは足を運ばなかったが中華街のお土産も置いてあり、喋りかけるとその言葉をそのまま返してくれるパンダのぬいぐるみが売っていたので少し笑ってそれを買い物かごに入れてから朧を呼び)

朧、こっち来てみろよ。

  • No.2701 by 朧  2016-02-29 13:46:24 

確かに、かごめかごめとかね。

(ふと思い浮かんだ童謡である、かごめかごめや花一匁を思い出しながらエグいなと苦笑していき。一通りお土産を見ては特に他に買いたい物も無いなと考えて、一旦買い物を中断していると、おもむろに何やら企んでいるような笑みを浮かべた狼君に呼ばれたので、何だろうかと疑問に思ってそちらへと近づいて行き)

ん?どうかしたの?

  • No.2702 by 狼  2016-02-29 13:49:53 

(相手が近付いてきたのを見ては訳知り顔で自分の喋った言葉を繰り返すパンダのぬいぐるみのサンプルとして展示されているものを手に取ってはひょこりと自分の顔の前にそれを掲げてぼそぼそと内蔵されているマイクに言葉を入れていくと、パンダから合成された愛らしい機械音で”朧、大好き!”と再生されてくすくすと笑ってパンダを外すと元展示されてあった場所へとそれを返して)

俺の百倍は可愛く言ってくれるな。買うか?これ越しにお前と話そうか。

  • No.2703 by 朧  2016-02-29 14:06:13 

〜〜〜っ。狼君、ほんと君って…! あー、もー…!

(突然のことに赤くなった顔を隠すように前髪をくしゃりと乱して手で顔を覆い。うつむき加減に小声でそう言っては、心の中では可愛いあざと過ぎるなどと惚気が止まらず。今すぐにでも抱き着きたかったのだが、店内でそれをするのはさすがに憚られ。再び周りの客に聞こえないようにボソボソと呟いては)

……狼君の方が比べ物にならないぐらい可愛いからいらないよ。

  • No.2704 by 狼  2016-02-29 14:10:22 

あはは、何だよ。可愛いのは俺じゃなくて此奴だって。

(顔を真っ赤にしてしまった相手を見て可笑しそうに笑うと喜んで貰えたのだろうかと考えながらニコニコとして其方を見遣り。とんとんと指先でパンダをつつくと”此奴だって!”と愛らしい声で返してくるパンダを見ながら本気で買おうかと考えていると不意に聞こえた相手の呟きに今度は自分が顔を赤くする番で。思わず顔に熱が集中してしまい誤魔化すように視線を外すと買い物かごを持ちさっさと歩き始めて)

そ、そうか。じじ、じゃあ要らないな。かかか会計行くか!

  • No.2705 by 朧  2016-02-29 14:20:59 

っふ、…ははっ、狼君が可愛いことをして来たのに、そっちが動揺してどうするの。

(未だに自身の頬の熱は引いていないが同じく顔を赤くしている相手を見たら余計に愛らしく思えて、つい笑ってしまい。自身も会計を済ませようと思い、彼の後についていって列に並び。混んでいたがものの数分で順番が来ると、その前に頬の熱は引いていたので何食わぬ顔で会計をしていき。そして、自分と同じく買い物を終えた狼君を探していき)

  • No.2706 by 狼  2016-02-29 14:26:36 

………可愛くねぇし。

(可愛いのはパンダだとあれ程言っているのにと溜息を吐きながら熱を逃がしつつ会計を手早く済ませると会計を既に終えて此方を探していた相手の隣に移動して時計を見遣るとそろそろ港へと向かう時間になっており、店を出てから駅へ向かって再び歩き出して)

ん、そろそろ港に行かねぇとな。港の最寄りまでは電車で一本だからまずは駅に向かうか。

  • No.2707 by 朧  2016-02-29 14:34:28 

了解っ、そろそろいい時間だしね。

(その提案に頷けば赤レンガ倉庫を出て行って、駅の方へと向かって行き。美味しい和菓子も食べれたしお土産も買えたし可愛い狼君も見れたしと、自分的には非常に満足であり、気分良く駅へと到着すれば改札を通ってちょうど来た電車に乗って行って。タイミング良く空いていた座席に腰を下ろしていき)

  • No.2708 by 狼  2016-02-29 14:37:25 

(駅へと向かい直ぐに入ってきた電車に乗って相手の隣に腰をかけ。ここから港の最寄りの駅まではそこまで遠くなく、数十分とせずに目的地にたどり着いたので相手と共に降りると港へと向かい。港には既にあの船が停泊しており、いよいよ後は東京に戻るだけだなと思うとなんとなく寂しく感じてしまうもののこの二日間は非常に充実していて、相手と普段は出来ない様な甘い時間を過ごすことが出来たので満足しており、二人で船に乗っていき)

さてと、じゃあ一度部屋に戻って降りる仕度でもするか。

  • No.2709 by 朧  2016-02-29 14:42:20 

そうだね、直前になって慌てるのも何だし。

(電車に乗った後、すぐに港へと到着したので再びクルーズ船に乗り込んで行き。あっという間だったなぁと、この二日間の旅を名残惜しく感じつつも自分達の部屋へと戻ればさっさと荷物を片付けようと、トランクケースに丁寧にお土産を詰めていき)

  • No.2710 by 狼  2016-02-29 14:46:07 

(相手と共に自室へと戻って荷造りを開始し、散らかしていた物を全て片付けて、お土産もスーツケースの中へと入れていき。全てが終わった頃船はまた出航して、もう一時間と経たず東京についてしまうので最後に一杯コーヒーでも飲むかとコーヒーメーカーの前まで行ってから今度はハニーミルクラテを手に取ってから相手に尋ねて)

お前も何か飲むか?

  • No.2711 by 朧  2016-02-29 14:51:45 

それじゃあ、キリマンジャロを飲もうかな。

(全ての荷物をトランクケースに詰め終えれば、どうやらクルーズ船はいつの間にか出発していたらしく。微かに揺れているなと思っていれば、不意に相手にコーヒーのことを尋ねられたので少し考えてから頷いて、まだ飲んでいないキリマンジャロを口に出していき)

  • No.2712 by 狼  2016-02-29 14:54:11 

ん、わかった。

(相手の言葉に頷いてキリマンジャロのリフィルをセットしてコーヒーを抽出していき。それを終えると今度はハニーミルクラテのリフィルを手に取り甘そうだなと思いつつセットすると抽出ボタンを押して。こんなに良いコーヒーメーカーでコーヒーを飲むこともしばらくは無いなと思いつつミルクと砂糖を前にして相手に尋ね)

ミルクと砂糖はいるか?

  • No.2713 by 朧  2016-02-29 14:57:41 

そのままで大丈夫だよ。ありがとう。

(トランクケースをベッドの上へと置けば、何だかこの二日間は相手にコーヒーを淹れてもらってばかりだと思って、少し申し訳なさそうに感謝の言葉を述べていき。今は甘いものよりもストレートで締めたい気分だったので、ミルクと砂糖は入れないことを示していき)

  • No.2714 by 狼  2016-02-29 15:01:01 

わかった。

(要らないということだったので自分もこれ以上この飲みものを甘くする気はなくそのまま二つのカップを手に取ってソファまで運んでいくとテーブルにトンと二つを並べておき。ふかふかのソファに腰を下ろしてハニーミルクラテを手に取るとふうふうと息を吹きかけてからゆっくりとくちにするとミルクと蜂蜜の甘味が程よく口の中へと広がっていきほっと一息吐いてから相手に問いかけて)

…楽しかった、か?

  • No.2715 by 朧  2016-02-29 15:10:55 

勿論、楽しかったよ。

(テーブルへと置かれたもう一つのコーヒーを手に取って自身もソファーに座れば、心なしか相手との距離を詰めていき、緩く穏やかな笑みを浮かべた後、淹れてもらったキリマンジャロのコーヒーを飲んでホッとして心を休めていき。続いて、幸せそうな声色で呟いて)

凄く良い思い出になった。

  • No.2716 by 狼  2016-02-29 16:08:27 

そうか、良かった。

(ソファの隣に座った相手の笑顔は穏やかで、そしてその声音は本当に幸せそうで。彼の20歳の大事な日。こんな大事な日を自分との時間に費やして貰ったのだからその分相手が一緒に過ごせて幸せだったと思えるようにと意気込んでいたのだが、この声を聞けば良かったと安堵出来て。こんな風に相手と二人きりで過ごせる機会はまた暫く無いだろうし、そう考えると名残惜しくもあるのだが。ゆっくりと過ぎていく時間に今だけは身を委ねてしまおうとまた一口甘いハニーミルクを飲んで)

  • No.2717 by 朧  2016-02-29 16:19:41 

(コーヒーが溢れないようにそっと相手の方に肩を寄せていき、手の中のコーヒーと彼の体温を感じながら表情を緩めていって。また明日からはいつもの日常かと思ってしまうものの、それでも相手と一緒に居られるのなら周りなど関係無く。これからもきっと大変なことが起きるだろうけど、その度に彼と共に乗り越えて行こうと思いながらコーヒーを一口飲んでいき。__やがて、クルーズ船が緩やかな速度で止まった感覚がして。恐らく目的地に着いたのだろうと思っては、すっかり空になったコーヒーをテーブルに置いていき)

東京湾に戻って来たみたいだね。

  • No.2718 by 狼  2016-02-29 16:34:19 

(不意に相手と肩が触れ合って少し驚いたもののゆっくりとその体温に自分の体温を預けると無音ながら互いに互いの気持ちを預けている時間を楽しんで。ハニーミルクも甘かったがこの時間も十二分に甘いなと思わず口元を緩めながら考えていれば不意にクルーズ船が静かになり、緩やかな速度で止まっていき。もう着いてしまったかと名残惜しさを感じながらもゆっくりと相手から離れてスーツケースを手に立ち上がり)

ん、そうだな。Apatheiaの近くまで送っていくよ。

  • No.2719 by 朧  2016-02-29 16:49:41 

良いの?なら、お言葉に甘えるよ。

(ゆっくりと立ち上がってトランクケースを手に取れば、相手の言葉に嬉しげに微笑んで部屋を出て行き。そうして良い思い出をくれたクルーズ船を出て行くと、東京の港へと降りて行って。そのままゆったりと帰路についていたものの、程なくしてApatheiaの近くまで来てしまい。良い時ほど時間が流れるのは早いと思いながら彼の方を見て)

今日は送ってくれてありがとう。本当に楽しかった。ありがとう、狼君。

  • No.2720 by 狼  2016-02-29 20:14:19 

(港に降りて車で相手をApatheiaの近くまで送っていくと、車から降りた相手の方を見て少し物寂しい気持ちになったものの明日から会えなくなるわけでも無いのだしと割り切って手をひらりと振って)

お前が楽しめたなら俺も嬉しいよ、じゃあな、気をつけて帰れよ。

(ゆっくりと車を再び発進させると今度はAtaraxiaへと向かって車を走らせつつこの二日間の思い出を振り返ったりして)

  • No.2721 by 朧  2016-02-29 20:30:04 

じゃあ、また明日。 そっちも気を付けて帰ってね。お休み、狼君。

(Ataraxiaへと車で帰って行く相手を見ては、自宅マンションに帰る間にまた二日間の思い出を脳裏に浮かべては口元を緩ませ。楽しかったなぁと、惚気ては寝る支度をしていき。ベッドへと入れば疲れていたのか、そのまますぐに寝てしまい)


(/今晩は! 誕生日イベ楽しかったです!!何と言いますかまたステップアップしましたね!(( あと赤レンガ倉庫のパンダの時の狼君可愛過ぎて天使かと思ってました(真顔(( 何だか途中で色々ご迷惑をおかけしましたが、無事に終着点へと着いて良かったです…!! / 次のイベなのですが、普通の任務と朧のヤキモチでしたらどちらが良いでしょうか?是非ご意見を!)

  • No.2722 by 狼  2016-02-29 20:41:08 

(Ataraxiaに帰り部屋に戻ってみると貂が二日間の様子を聞いてきて色々と言葉を濁しながら答えたりしていき。ブラウニーを渡すと年相応の笑顔を見せて喜んでくれたのでくしゃりと頭を撫でてから、くぁと欠伸をこぼし荷解きもほどほどに、さすがにこの二日間は疲れたのでもう眠ってしまおうと考えてゆっくりと寝室へ足を運びベッドの中に潜り込み瞳を瞑れば直ぐに眠りに落ちて)

(/今晩は!!そう言っていただいて此方も安堵しております…!!そうですね、徐々にステップアップしていく感じが見守っていてハラハラして楽しいですね…!!うわああああ天使とは愚息には勿体無さすぎる褒め言葉ですありがとうございます(感涙)、いえいえ、大丈夫ですよ!!お気になさらず!!、次イベ直ぐに関係を壊してしまうのもアレだとは思うのですがどうしてもヤキモチイベが気になっておりまして…!!ぜひそれに致しましょう!!)

  • No.2723 by 朧  2016-02-29 21:10:00 

(数日後、新年度に入ったこともあり、Apatheiaも部屋の模様替えがされてボスの気分でリニューアルをされていて。何だか新鮮な気持ちで仕事に取り組んでいたところ、今日は午後に急なパトロールが入ったので刃君と共に街へと出掛けて行き)


(/もはや親のような気持ちで二人の仲を見させて頂いている次第です…!!(( いやもうほんと天使過ぎて愚息共々天に召されるところでしたよ!(( お優しいお言葉をありがとうございます…! /
ヤキモチですね! 流れですが、上の方(お好み)が狼君があまりにも女性慣れしていない為に潜入捜査を任せられない→諜報員も出来るようにさせるため女性慣れさせよう(カップル装うのは怪しまれないから)→ある組員の女性と数日間カップルのフリで(いつでも)→初日で互いにパトロールで愚息とばったり会う、こちら気にしてない風で内心で超絶気にしてます→数日間狼君は狼君で忙しくて、しかも女性にデート(相手の一方的)と言われるたびにタイミング悪く街とかで愚息と出会うなど→最後に狼君は上の方に女性慣れの成果を見せて来いと麻薬栽培してるらしい富豪のパーティーにカップルのフリして潜入調査する任務を貰い、ちなみに愚息も単独ですが潜入捜査してて、まあ任務の最中か終わった後に愚息の我慢の限界が来る。みたいな流れです! ちなみにヤキモチ焼き過ぎて愚息が怖くなってしまったら済みません…!(( )

  • No.2724 by 狼  2016-02-29 21:55:48 

…え、…その人と?

(ある日の事、不意にボスに呼び出され何事かと思えば告げ渡されたのは女性の組員との合同パトロールで。正直女性の扱いは本当に苦手なのだ。そもそも二人きりでパトロール等本当に何を喋れば良いのかわからないし気まずいだけである。しかしボスの言い分としては余りに自分が女慣れしておらずカップルを装った潜入捜査を任せられないのでどうにかしろとの事。命令は命令なので渋々了承し隣に控えていた女性と軽く挨拶を交わすとまずはそのままパトロールをという流れになって街へと出ることになり。カップルのフリをしろとのことで初対面の女性と腕を組む日が来る羽目に陥るとは誰が予想できただろうか。確実にぎこちない歩き方になっているのだが、寧ろ女性の方は様になっていて、時折当たる柔らかな膨らみに本気で此方の頭がおかしくなりそうだ。こんな事に数日間も耐えるのだろうかと思いつつ取り敢えずこの無言は避けなければと考えて名前を聞くと”兎和(とわ)。”と簡潔な返事が笑顔と共に返されてそれだけで心拍数が上がってしまい自分の名前を何とか相手に伝えるのがやっとでなるべく視線は合わせないようにしながら歩いて行き)

(/龍恋の鐘のギャラリーに紛れて二人を見守っていたのは私です()、そそそそんな…恐縮であります…!!いえ、私もやってしまう事があるので…(汗)、流れ了解いたしました…!!ひえええそれは完全に誤解しちゃいますよね()、了解です、女性の方は狼に気があるという事で宜しいですか…?清楚派よりもちょっと遊んだ感じの女の子の方がいいでしょうか…?)

  • No.2725 by 朧  2016-02-29 22:25:32 

…………?

(午後、刃君と共に街のパトロールをしていると何だか昼間っから夢でも見ているのだろうか、狼君らしき人が可憐な女性と腕組みをしているのが見え。これは夢か、夢なのかと混乱する頭でそちらを見て固まっていれば刃君が「あれ?あそこにいるのは狼先輩じゃないですか。隣には……女性?……あ」と何やら変に察せられてこちらに生暖かい目を向けて来たので、まだ振られたわけではないと全力で首を振っていき。大体狼君は女性慣れしていない。きっとアレは任務で仕方なくだと、強く心の中で思っては緊張した面持ちで、しかしなるべくいつもの笑顔を見せながら二人に近付いて行き)

……やあ、狼君。偶然だね。


(/な、何と…!?たぶん私もそこに紛れていました!!(( / どんな女の子でも大丈夫ですよ!ちなみに全力で女の子を悪者にはしない(したくない)主義ですので!大体朧のヤキモチが悪いと言うオチですので、大丈夫です!( 親指グッ ))

  • No.2726 by 狼  2016-02-29 22:32:48 

…え、ええと。そ、そうだ。ぶ、武器とかって何使ってるんだ?

(大体女性というのはこの自分の顔を見て怯えるものだが慣れているのか兎和は別段気にする風でもなくこのぎくしゃくとした質問にも笑顔で”ワスプナイフ”とかなり物騒な武器の名前を出してきたのでははははと乾いた笑いを返していれば不意に声を掛けられて顔を上げて飛び退きそうになり。何とタイミングが悪いのか、其処にいたのは朧の姿で、笑っているもののなんとなく雰囲気がぎこちなく。これは何か誤解されただろうかと思うものの隣に兎和が居る手前妙なことも言えず此方もなるべく普段通りに振舞う他はなく取り敢えず何とか直ぐに相手から離れようとして)

お…おう、朧。お前もパトロールか?俺もパトロールなんだよ、偶然だな。ははは…じゃ、じゃあな。

(/一緒に見ていたのですね…物陰から!!()、了解致しました…!!自分好みの女の子にしてしまいますね…!!朧君には大変モヤモヤとした気持ちをさせてしまい申し訳ないです…())

  • No.2727 by 朧  2016-02-29 22:43:49 

ははっ、釣れないなぁ狼君。一緒にパトロールしようよ。

(もはやApatheiaやAtaraxiaなど関係無く少し乾いた笑い声を返せば、内心で何で逃げる!?と焦りつつ、すぐに相手の服を掴んで止めていき。後ろで刃君が「端から見たら不審者ですよー」と声を掛けて来ていたがそんなことすら今は関係無く、とにもかくにもこちらは聞きたいことが山ほどあった為に一応表面は至って普通ににこにことしたまま、相手を引き留めようとしていき)


(/同士ですね!!(( 了解です! いえいえ!たぶんギャグ寄りですのでお気になさらずに!あと余裕の無い愚息を書くのも好きですので!!/ ではでは何か質問がなければ失礼しますね!)

  • No.2728 by 狼  2016-02-29 22:51:33 

いいいいいや俺らほら、”そういう”任務中だから。今日は勘弁してくれ…

(相手の笑みの種類が乾いた笑いになっているのに気づき慌てて弁明しようとするものの良い言葉が思い浮かばず服を掴んでいる相手に何とか笑顔を向けて説得を試みようと遠まわしに言葉を告げていき。完全に何か勘違いされていると思うものの自分にはどうすることもできず、”カップルらしく”しなければならないとすれば朧達と一緒にパトロールしてしまうのはまた立派な任務違反であり何とかその手を振り払おうとしてはっとして隣の兎和を見ると”…この人…何処かで見たことが…”と言っているので更に慌てて力付くで相手の手を引き剥がし兎和の手を引いて)

じゃ、じゃあな朧!またいつでも連絡してきていいからな!

(/了解致しました!!此方も失礼いたしますね…!!/蹴可)

  • No.2729 by 朧  2016-02-29 23:11:21 

!? 狼君ー!!

(何だか今生の別れみたいに叫んでしまったが、結局相手を引き留めることは出来ずに内心で落ち込み。何と言うか、最近誕生日を祝って貰えたからか、幸せの真っ最中に浸っていた為に幾ら任務と言えど相手が女性と一緒にいるのは嫌なもので。しかも腕を組んでいたし手を引いていたし…。いや、別に女性は何一つ悪く無いのだがとそこまで思い、そう言えば前に狼君が梓ちゃんのことで参っていた時期があったことを思い出し、正に今の状況は逆転しているなと考えていき。一連の流れを見ていて笑いを堪えている刃君が「…っふ、よ、良かったですね。浮気じゃなくて」と言っていたので、それでも良くはないと思いながら妙に騒つく気持ちでパトロールを再開していき)

  • No.2730 by 狼  2016-02-29 23:24:17 

……、何だか悪いな。変な奴に絡まれて。

(相手の悲痛な声を背後に聞きながらその場から逃げるように立ち去って行き。パトロールと称して街を巡回しながら兎和にぎこちない笑顔を向けてそう謝り。相手も驚いただろうと思っていると”大丈夫。…でも何処かで見た覚えが…”とまだ言っているので”あ…あぁ、そうそう、アイツ、ラボの職員で!!偶にこっちにも来てるから、廊下とかですれ違ってるんじゃないか?”と咄嗟に言い訳をして兎和を何とかなだめる事が出来。一通りパトロールを終えて報告に行き、これでめでたく解放。と思ったのだが。ボスに笑顔で”いつでも、って言ったよね?”と言われ、その瞬間に死刑が確定し。正直本気で同室で数日間一緒に過ごすことになるとは思っておらず、寝るときとお風呂は別にしていいが恋人らしさをより深めるためにそれ以外の時間は共にするようにと言われて隠れて溜息を吐きながら兎和を部屋に連れ帰ると先に部屋に居た貂に目を丸くされて)

  • No.2731 by 朧  2016-02-29 23:45:15 

…………。

(あれからパトロールでApatheiaの本部に帰った後でも、不安やらモヤモヤする気持ちは拭えずにいて。仕事の最中でもどこか思考が遠くに行っていたのでさすがに部下達に「ちゃんとして下さい」と怒られてしまい。しかし、どうにも狼君のことが気になる。浮気はしないと信じているのだが、もしかしたらとか万が一とかの杞憂は取れずに結局今日の仕事中はそのことばかり考えていて。自宅マンションに帰って来たが、そこでも悶々と悩んでいて。ふと、先程街で会った時に“いつでも連絡して来ていい"と狼君が言っていたことを思い出したので、早速電話を掛けていき)

  • No.2732 by 狼  2016-03-01 02:41:33 

(貂に詳しく事情を説明すると”ほう…”と何処となく察した様な表情をしてそれ以外は何も追求せずに居てくれたのは良いのだが、兎和の分の寝床は自分の部屋にはなく、これは数日間は自分がソファで寝るしか無さそうだなとぼんやりと考えながら取り敢えず兎和はソファに座らせておくと不意にポケットの中のスマートフォンが振動し。間違い無く朧だと一瞬で分かり作り笑いで”少し諸用があるから”と何とか兎和から離れてベッドルームに駆け込むと通話ボタンを押してあの様な別れ方をした為に相手は怒っているだろうかとおずおずと電話に出て)

…も、もしもし…?

  • No.2733 by 朧  2016-03-01 09:05:43 

__もしもし…!

(相手が電話に出た瞬間、彼のバツの悪そうな声色とは対照的にこちらは電話に出てくれたことの嬉しさで明るいトーンで声を出していき。ひょっとしたら、彼女といてコールにすら答えてくれないんじゃないかと思っていたのでそれは杞憂で。時間帯的に今は家にいるのだろうか?先程の女性とは別れたのだろうか? そんなモヤモヤする拭えない気持ちを思いつつも、まずはどういう任務なのか聞こうとし)

狼君、説明を求めたいんだけど…良い?

  • No.2734 by 狼  2016-03-01 09:45:03 

……いや、だからな。俺が余りにも女慣れしてなさ過ぎてカップルのフリもロクに出来ないと潜入も出来ないから慣れる為に数日間あの人と行動を共にすることになって…だからお前とは暫く会えない。悪い。
だってあの子、お前の顔多分知ってる。思い出すのも時間の問題だぞ。

(やけに明るい声で電話に出た相手にしどろもどろになりそうにりなりながらもしっかりと説明をしなければと一つ一つ丁寧に説明して行き。その上で任務を遂行するためにという点でも、兎和が思い出すのを避ける為にもやはり相手と会うのは避けなければならず先に謝っておくことにして相手の反応を待ち)

  • No.2735 by 朧  2016-03-01 10:18:13 

カップルのフリ?……まあ、任務だし仕方ないよね。僕だって梓ちゃんのことで君に迷惑を掛けたことあるしさ。暫く会えないのは寂しいけど……うん、分かった。こっちのことは気にしなくて大丈夫だよ。

(ヤケに饒舌になってしまったが、それでも声のトーンは変わらずに言い切り。確かに狼君はあまりにも女性慣れしていないから潜入調査でカップルのフリが出来ないのはだいぶ任務に響く。上の判断は合っているし、それに女性慣れすれば今後彼が任務をやりやすくなるかもしれない。そう考えるとただの私情で嫌だと思うのは自分勝手なので、どこか燻る感情が胸の底にあるものの、それこそサラリと了承をしていき)

  • No.2736 by 狼  2016-03-01 11:37:52 

ん、悪いな。本当に。
ごめんな、こまめに連絡は取るようにするから。

(相手が理解してくれたとはいえ一定期間距離を取ってしまう事に変わりなく、申し訳ないと言うように謝罪を重ねて。隙間時間を見て連絡を取ることくらいはできるだろうからと付け加えると少し眉を下げて。自分としても相手と会えなくなってしまうのは寂しく、任務とはいえ女性と1日中行動を共にするとなるとかなり辛く、気が重くなりながら電話を切って)

じゃあな。またメールとかするな。

  • No.2737 by 朧  2016-03-01 11:53:40 

じゃあ、またね。こっちからもメールするよ。

(もう少し話していたかったが、大人しくここで会話を終わらせて切っていき。女性と行動をすると言っても仕事の時だけだろうと楽観的に考えて、まさか一日中行動しているわけがあるまいとこの時はそう軽く考えており。それにしても会えないとなると、いつも街で一緒に取っている昼食でも会えないのかとやはり寂しくなり。その間に、やっぱり男と付き合って女役をするよりも女と付き合った方が自然だし良いや、とかにならないだろうか? いや、大丈夫。狼君だからきっと大丈夫だと思いつつも、晴れない気持ちをのまま本日はすぐに寝ることにしてベッドへと入っていき)

  • No.2738 by 狼  2016-03-01 12:05:25 

(電話を切り部屋に戻ると夕食の支度をして。三人分の料理を作るというのは予想以上に骨が折れ。兎和は美味しいと言ってくれたもののこうしていると本当に家族のような気がしてきてしまう。明日からは料理も手伝うと兎和が言うので女性にそんなことは出来ないと断ろうとすると"普通のカップルだったら本当は女の方が料理をするのが一般的だし"と言われてしまい、確かにそういうものかと思ってしまい結局翌日からは一緒に料理をすることになり。先にお風呂に入ってもらって自分の寝室に案内して扉を閉じた所までは良かったものの正直幾ら朧と付き合っているとはいえ健全な男としてふわりと良い香りのする風呂上がりの女性と接していれば普段以上に心拍数が上がってしまいシャワーを浴びてソファに寝転がり毛布を手繰り寄せながら小さく溜息を吐きつつ就寝して)

  • No.2739 by 朧  2016-03-01 13:18:32 

……刃君。いくら仕事とは言え、男女がカップルのフリを長くしていたら間違いとか起きるかな……?あの女性、雰囲気も良かったし狼君も満更じゃなさそうだったしさ。

(二日後。Apatheiaの本部の仕事場で、仕事机に突っ伏しながら唯一事情を知っている刃君へと愚痴のような相談をしていき。彼はまたかと言った風に呆れながら「何ウジウジしてるんですか。ほんと朧先輩って狼先輩のことだけに関しては情けなくなりますよね。それ以外のことはいつも興味無さげにしている癖に」と塩対応で仕事の書類を渡されてしまい。何も言えずにいれば、その態度に相手は言い過ぎたのかと思ったのか「…まあ、狼先輩のことですし大丈夫ですよ。と言うか、貴方達二人がそれぐらいで破局するようには見えないですし」と苦笑を浮かべてサラリと言っていて。今はその言葉だけでも有り難く少し励まされていき。ふと、時計を見ればお昼の時間になっていたので気分転換に一人で外で食べようと思って、彼に礼を言いつつヒラリと手を振って)

ありがとう刃君。少し元気出たよ。
……それじゃあ、僕はお昼に行ってくるよ。

  • No.2740 by 狼  2016-03-01 14:09:06 

(数日後の事。それとなくではあるがカップルらしさと言うのも板について来た気がする。要は朧が自分にするような事をすればいいのだと気づいたのは最近の事で。今日もパトロールでこうして彼女と町中を歩いている訳だが、どことなく様にはなっている、と、思う。カップルとはいえ手を繋ぐ事だけは勘弁してもらい今日も腕を組んで歩いているわけではあるが最近は会話もスムーズになってきた。そういう点ではボスの読み通りと行ったところなのだろう。そんなことを考えながらまた朧に会ってしまったりしなければいいがと思いつつ歩いて行き)

  • No.2741 by 朧  2016-03-01 14:22:59 

__!狼く……。

(お昼時とあってか、混んでいる街中を歩いていたところ狼君の姿が見えたので思わずいつものように近付いて話し掛けようと思ったものの、隣に女性の姿が見えて立ち止まり、自身がApatheiaの幹部だとバレかけていると言った言葉を思い出せば、その足は自然と止まっていって。渋々狼君に話し掛けることは止めて何処かに行こうと思ったが、やはり恋人の動向は気になるもので。お昼ご飯はそっちのけで、後ろから気付かれないように二人を尾行しようとしていき)

  • No.2742 by 狼  2016-03-01 14:30:36 

(まさか朧が付いてきているとは知らずパトロールを続けていると不意に隣の兎和がこちらを見上げてきて。流石に兎和は女性とだけあっていくら身長が低い自分といえども彼女よりは高く自然とこういう形になるのだが上から人を眺めるというのはなかなかに新鮮だなどと考えていれば不意に“今度、一緒に出掛けない?”と問いかけられ。一瞬相手の言葉の真意がわからず一緒にも何も任務でこうしてずっと一緒ではないかと思っていると視線を外され小さな声で“任務とか、無しで”と付け加えるように言われ。幾ら察しの悪い自分でもそれがデートの誘いであることは容易に理解出来驚いてそちらを見て)

  • No.2743 by 朧  2016-03-01 15:15:24 

(尾行すること数分。側から見たら自身は怪しいことこの上ないストーカーかもしないなと思いつつも、長年磨き上げてきた尾行力により今のところ周りや相手にも怪しまれている様子は無く済んでいて。しかしながら、狼君は成人男性にしては小さいとは言えさすがに女性の隣に並んでいると高く見え。同時に自分なんかよりも世間一般から見たらそっちの方がお似合いなんじゃないかと落ち込みそうになるが、気をしっかり保って尾行を続けていき。それにしても幾らカップルのフリとは言え、パトロールなのに今日も腕を組んでるなんてやっぱりノリノリじゃないかと、ヤキモチを覚えたがおもむろに狼君が驚いている様子が後ろから見えて、何の話をしているのだろうかと気になって心なしか距離を詰めていき)

  • No.2744 by 狼  2016-03-01 15:36:22 

で、デデデデート、ってこ、事か?

(確認しなければと思い尋ねてみたものの収まっていた上ずった声が再び出てしまい。否定してくれと思うものの兎和は少し俯いてこくりと小さく頷くのでこちらの心臓が飛び上がってしまい。生まれてこの方女性にデートに誘われた経験等持ち合わせておらず、どう対処すればいいのかわからず。自分には付き合っている人が居ると言うか?しかしそれならば何故此処まで極端に女性に弱いのかと訝しがられてしまう。だが本当に男と付き合っていますだなんて言ったらどんな目で見られるかわからない。そういう事に偏見を持っている人が居ることも知っているし彼女がそうでないとは限らないのだ。困ってしまって回答もできず黙り込みながら歩いており)

  • No.2745 by 朧  2016-03-01 15:59:10 

……???

(今デートと聞こえたような気がしたのだが自分の聞き間違いだろうか?仮にもしデートだと言う言葉が合っていたとしても、任務でのカップルのフリをしている最中のデートなのだろうか?それとも個人的なお誘いか?後者だとしたら、あの女性は狼君にデートのお誘いをしたと言うことになり相当見る目があると思いたいところだが、彼は自分が幸せにしたいと思っているのでどうにかこの事態は止めたいところであり。しかしここで割って入っていくのも不自然なので、狼君がうまく断ってくれるしかないかと後ろからじっと彼に視線を送り)

  • No.2746 by 狼  2016-03-01 16:10:14 

え…と、デートとかそういうの俺、全然、女の人とした事とか無くて…

(朧とだって両手の指で足りる数しかしっかりとしたことは無いと思いつつしどろもどろになりながらそう言うと兎和は”知ってる。でも、やっぱりちゃんとデートとかも経験したほうが有意義だと思う。”と輝く目線を送られてしまい更に退路を塞がれた気がして。どうしようどうしようと思っているとぎゅっと腕を組む力が強くなり、女の人から誘うのはやっぱり勇気が居る事なのだろうなと思い。しかし変に期待をさせては落差が大きくなるだけだとも思い上手い断り方も見つからず取り敢えず今日のパトロールはこの辺りで切り上げることにして本部へ戻る道を歩き始め)

…ごめん、ちょっと考えさせてな。

  • No.2747 by 朧  2016-03-01 16:30:52 

……断って、ない?

(何とか聞こえてきた声を拾っていたら、彼は保留という選択肢を取っていて。思わずポツリと呟いた言葉は地面へと落ちていき。ならやっぱり任務でのデートだったのだろうか?しかしそれにしては狼君は慌て過ぎやしないか?もどかしい、こういう時ですら敵組織同士という壁が邪魔するか。まあ良い後で電話で聞こうと、そこでメールではなく電話をチョイスしようとしている自分は随分と知らず知らずの内にモヤモヤが溜まっているのだなと思っては、自身も本部へと帰って行き。__その日の夜。仕事が終わったので早速彼へと電話をしようとしてコールをしていき)

  • No.2748 by 狼  2016-03-01 16:39:34 

あーーー…結局断れてねえ…

(任務が終わり少しだけ一人にして欲しいと部屋に閉じこもると大きく溜息を吐き。早く断ってやらなくてはと思って入るのだが口下手な自分がいうと傷つけてしまわないだろうかと心配で。正直女性から好意を向けられたのは本当に初めての経験だったのでかなり戸惑っており。どうしようかと思っていると不意にスマホが鳴りびくりと方を震わせ。おずおず画面を見てみればそこにあったのはやはり相手の名前。何となく罪悪感があり小さく溜息を吐きながら電話に出て)

…はい、もしもし…、朧…?

  • No.2749 by 朧  2016-03-01 16:50:31 

ああ、もしもし狼君。突然電話を掛けちゃってごめんね、姿が見れないから声だけでも聞いておきたくてさ。

(ニコニコとした声の調子で言うものの、電話越しの自身の顔はこれと言っていつもの笑顔と言うわけではなく、笑みを浮かべてはいるものの見ようによっては目が笑っておらず。狼君を責める気はこれっぽっちも無いのだがこのモヤモヤは晴れない為、やや威圧のある早口でそれらを言えば今日見て聞いたこと__すなわち、あのデートの意味とそれを何故相手が断らなかったのかを知りたいので彼に探るような真似をするのは些か気が引けだが、さっそく本題の方へと入ろうとし)

……あのさ、狼君。少し気になったんだけど、僕に何か隠してないかな?今日さ、偶々君達がカップルのフリをしている時に“デート”って言う単語が聞こえたら気になってね。

  • No.2750 by 狼  2016-03-01 17:09:28 

…ッ!?

(相手の声は何処か威圧があり、何を言ってくるのかと思えばピンポイントでその案件であり。まさか聞いていたのかと冷や汗が突然出てきて電話越しに思わず固まってしまい。いやいや、疚しいことは無いのだ、素直に話そうとぐっと真剣な声音で相手に告げ)

…あ、え、えーと…それはな…兎和が…えーと、そ、そう!デートに彼氏と行くらしくてどんな服装が良いんだろうかって聞いてきてな!

(……嘘を吐いてしまった。声音こそ真剣そのものだったが余りに自分の嘘は明け透けで相手ならわかってしまうだろうと思い更に冷や汗が出てきて言葉を付け加え)

と、とにかく!お前が心配してるような俺と兎和がデートに行くとかそういう事はねぇから。

  • No.2751 by 朧  2016-03-01 17:27:29 

……………………へぇー、そっか。ごめんね、疑っちゃって。

(嘘、と言うのは見え見えのことで何もそんなに必死に隠すことは無いのにと思ったが、まさかやましいことでもあるのかと思い直し、またもや威圧感を与えるつもりなど無かったのに妙な間を置いてから狼君へと返事をしてしまい。半ば無理矢理平静を保って言った言葉はどこか胡散臭いトーンになっていて、我ながら自身も嘘が下手だなと冷静な心情で考えていれば__ふと、電話越しに相手以外の物音がしたような気がして。何となく気になったので問い掛けてみて)

あれ?狼君って今仕事場?それとも家?

  • No.2752 by 狼  2016-03-01 17:30:15 

……、お、おう。

(やはり相手の声のトーンや間合いは普通の時の相手の物でなくおずおずと相槌を打ち。何だか申し訳ない気分になりながらもこれ以上話しているとボロが出そうな気がして早く切ろうと思っていたところに妙な質問をされれば少しきょとんとしてからそれには嘘を吐かず素直に事実を返事して)

…ん?家、だけど。

  • No.2753 by 朧  2016-03-01 17:41:35 

あっ、じゃあ貂君か。いや、何か物音がしたから気になっちゃって。

(まさか幾らカップルのフリとは言え、家にまであげているわけないかと一人で納得してはそう答えていき。気にし過ぎだとそんな自身に苦笑を零しては、何だかいつもより神経を使ってしまっているなと心中で溜め息をつき。本当ならもう少し話していたいところだったが、これ以上話していたら何だか気が気でなくなりそうだと思い一旦頭を冷やす為にもここで会話を終わらせようとしていき)

それじゃあ、またあし……じゃなくて、また今度ね。おやすみ。

  • No.2754 by 狼  2016-03-01 17:49:05 

ん?そうじゃないか?もしかしたら兎和かもしんねぇけど。おう、また今度な。お休み。

(相手の心配がよくわからず首を捻りながらそんな事を零してしまい。しかし自分は何か不味い発言をしたとは思っておらず、当然の事を言っただけだと思っており相手の返事を聞かず挨拶を済ませると電話を切り。そのまま風呂に入ったりと就寝の支度を終わらせてからやはりしっかり断ろうと兎和を呼ぶと"ごめんな。付き合ってる人がいるから、お前の気持ちには答えられないんだ。"としっかりと話すと兎和は少し驚いたような顔をしながらも"…そう。知らなくて、ごめんね。"と眉を下げて笑って言ってくれたので更に申し訳なくなってぽんぽんと優しく頭を撫でて"ごめんな、お休み。"ともう一度だけ謝ってベッドルームへ消えた相手を見送ってからソファに横になり大きな溜息を吐きつつ就寝して)

  • No.2755 by 朧  2016-03-01 18:00:56 

……………………ん?

(今何だか良からぬ単語が聞こえたような気がしたが、気のせいだと思いたいものの残念なことにハッキリと聞こえてしまったので、思わず電話越しで固まる羽目になり。数秒おいて首を傾げたが、これは駄目だ。許容範囲外だ。恋人が他の異性と一つ屋根の下で暮らしているなんて無理だ。大体まだ自分は狼君の家にすら泊まっていないのに。羨ましいと同時に、何だか今すぐにでも狼君にこのカップルのフリをすると言う任務を与えたお偉いさんの首を絞めたい気分だ。しかも狼君も狼君だ、普通恋人の前でそんなことをサラッと言うものか?そう言うところが狼君らしくて良いと思うけど!と、一人勝手に悶えていること数分。大きな溜め息をついて柄にもなく不貞腐れた様子で)

……狼君なんて、知るか。

  • No.2756 by 狼  2016-03-01 18:27:06 

(それから更に数日後の事。兎和もそれ以上は自分に迫ってくることは無く、かと言って変に距離を取られることもなく。想像していたより女性というのは面倒臭い生物ではなかったようだとホッとしつつ過ごしていればまたボスに呼び出され。今度はなんなのだろうと思いながら向かうと任務の終了を言い渡され。しかしそれには条件があり、実際に潜入捜査をして成功を収めなければならないと言うのだ。実際今ならば成功できる気がしていたし、何より早く朧と会いたかったので二つ返事に了承を示すと今日の夜行われるというパーティへの招待券を二枚渡されて)

  • No.2757 by 朧  2016-03-01 18:43:35 

(数日後。あれからこちらから連絡を取ることはなく、いつものようにニコニコとはしていたが、雰囲気は不機嫌極まりないもので。他の人達は気付いていないようだったものの部下は何となく察していたようでこちらには近寄らず。刃君も何か言いたげな顔をしていたが、彼すら特に聞いてくることはなく。そのまま黙々と作業をしていればボスから唐突に呼び出され。何でも“とある富豪が裏で麻薬栽培をしているようで、ウェイターとしてパーティーに潜入してその栽培場所を突き止めて欲しい”とのことで。何だか鬱憤を晴らしたい気分だったのでそれに快く頷けば、さっそくウェイターの服へと着替えていき。__その日の夜。豪華な屋敷でパーティーが開かれようとしていて。自身は既にその中の裏方から潜入をしていたので、ウェイターの服を身に纏いトレーにワイングラスを乗せてパーティー会場の様子を見ていて)

  • No.2758 by 狼  2016-03-01 18:51:29 

(華やかなドレスに着替えた兎和は確かに綺麗で思わず驚いてしまったもののそのまま会場の中へと入ると仕事だと集中しようとし。カップルを上手く装おうとしていれば不意に兎和が此方へと手を伸ばしてきたのでびくりとして其方を見ると笑顔で"蝶ネクタイ、曲がってる"と言われて見てみれば確かに少しばかり斜めになっていたので慌てて直そうとすると"じっとして"と言われたのでピタリと動きを止めると綺麗に直してもらい。余りに"恋人"らしい振る舞いに感嘆しながらこれは自分の実力と言うよりは兎和のエスコートだと思ってしまい流石に男として恥ずかしくなり。今日ばかりはしっかり自分も恋人らしく振舞ってやるぞと息巻いて先ずはウエイターの運んでいるトレーからワインを二つ取ってにこやかに片方を相手に渡してから何気なくその笑顔のままウエイターの顔を見てぎょっとして固まって)

…!?

  • No.2759 by 朧  2016-03-01 19:18:55 

…………。

(もはや何も言うまい。こちらは営業スマイルのままドレスコードを着た狼君ににこりと笑い掛ければ、何も言わずに無言で立ち去っていき。まさか、男女のペアでこのパーティー会場に潜入していると言う自分にとっては最悪なシチュエーションでばったりと出会うなんて何の因果だ。それに、女性にデレデレし過ぎじゃないかと先程の笑顔を思い出してはやや乱暴にトレーを置き。やっぱり自分では駄目なのだろうか?狼君は彼氏よりも彼女の方が欲しいのだろうか?そんなことを鬱々と思ったが、今は大事な任務中だ、さっさと麻薬の栽培場所を突き止めてしまおうと。パーティー会場を出て廊下へと来れば、パーティー中で人が少なくなっている富豪の屋敷の方へと急いで行き)

  • No.2760 by 狼  2016-03-01 19:28:48 

(笑顔で立ち去った相手のその表情の裏の怒りに気付かないほど鈍では無く、おろおろとしていると兎和に"あの人…ラボの人なんだよね?どうしてここにいるんだろう"と怪しまれてしまい更にこちらが慌てて。何とか話題を逸らして兎に角早く任務を終わらせて朧に弁明しなければと考えると人気の少ない方向へ楽しく喋っていてそのまま気付かず道に迷ってしまったふりをしながら侵入すると麻薬を栽培している場所を抑えようとその場所を探して行き)

  • No.2761 by 朧  2016-03-01 19:47:51 

(富豪の屋敷は無駄に広く、無駄に扉があったので一つ一つ開けていくのは骨が折れると思いつつも散策をしていき。時折、使用人に見つかりそうになりながらも隠れて部屋を開けていたのだが、特にこれと言った部屋は無く。しかしボスからの情報が間違っているわけがなく、もう一度探そうと思ったところ、ふと一箇所だけ鍵の掛かっている部屋があり。疑問に思って開けようとしていれば後ろからメイド長らしき人に「こら!止しなさい!_全く、貴方新人のウェイターさん?そこは旦那様から開けてはいけないと言われている部屋よ」と、怒られてしまったので謝っていき。メイド長が再び仕事へと戻った後、怪し過ぎると目の前の扉の鍵穴を見ていき。ピッキングで開けられるような類のものでは無く、これは専用の鍵がなければ無理そうだ。そう思って悩んでいると不意に“ワン!”と足元で鳴き声が聞こえ。いつの間にか足元にマルチーズがいたので富豪の飼い犬かと思い、それをひょいと持ち上げれば首輪についてある物が気になって。何やらキーホルダーかと思っていたが、どうやら鍵のようだ。まさかと苦笑いしつつも、目の前の扉の鍵穴へとその鍵を差し込めばガチャリと回って開き。ザル警備過ぎやしないかと思いながら、マルチーズを置けば犬は遊び相手でも探しに行ったのだろうか?廊下へと去って行ってしまったので放っておき。とにかく、狼君が誰かとパーティーで組んでいるところなんてもう見たくなかったので、さっさと任務を終わらせる為にも、自身はその部屋の中へと入って行こうとし)

  • No.2762 by 狼  2016-03-01 19:52:29 

(忙しなく動き回る使用人に見つかれば会場に帰されてしまう。その度に隠れながら麻薬栽培が行われている部屋を探していくもののあまりの館の広さにその仕事は中々に捗らず。困ってしまって辺りを見渡していれば朧の姿を見つけて慌てて壁に隠れ。そういえばあの時は焦り過ぎて何も考えられなかったが相手がここにいるという事は職務を遂行しているということだ。"何故ラボの人が…?"と兎和がまた不思議そうにしていたのでしっと指を唇に当てて静かにするように言うと少しして相手が一つの部屋の中へと入っていくのが見え。余りに気まずかったので少し時間を置いてから後を追うように二人で中へと入っていき)

  • No.2763 by 朧  2016-03-01 20:14:38 

(部屋へと入ればすぐに地下へと続く階段が目に入り。そこを降っていくと、地下室には様々な種類の薬物が栽培されているエリアが広がっていて。さながら植物園のようだと、太陽光の代わりに付けられている真っ白なライトを見ていれば、そこの管理か警備を任されているのか数人の黒服達が出て来て。「ったく、何だタダのウェイターか」やら「ああ、でもここを見られたからには死んでもらわねぇとな」などと武器を取り出していて。そのいかにも裏社会にいそうな風貌と言葉に“ビンゴ”と思いつつもここが麻薬栽培場所だと確信を持てれば笑みを深くして、その邪魔な人達に取り出したナイフを向けて)

今苛立ってるんで、もし甚振って殺してしまったら済みません。

(そう三日月のような笑みを浮かべると、まずは咄嗟に姿勢を低くくして飛び込んで来た相手のナイフの一閃を躱せば、その腹に重い蹴りを入れて顔面にも拳を入れて悶えさせ。次いで、横にいる者が銃を構えたので撃たれる前にその手の甲にナイフを突き刺して首を掴んだまま地面に叩き付けていき。骨の折れるダイレクトな感覚が手に伝わって来たが、そんなことすら今は心が晴れるような感覚で。元々嗜虐心はある方だったので、倒れている相手の頭を蹴り飛ばせば、次と言うようにまだまだ残っている黒服達を見ていき)

  • No.2764 by 狼  2016-03-01 20:24:06 

(その部屋に入ると地下へと続く階段があり。音を立てないようにゆっくりと歩いて行くと下で大きな音が聞こえ。間違いなくその音は戦闘時に出る音で兎和に此処で待っているように言うとポケットから銃を出して下へと駆けて行き。見れば朧が多くの黒服を相手取って戦闘を展開しており直ぐに援護しようと銃を構えたもののその相手の始末の仕方がいつにも増して残虐性に溢れておりぎくりとしてしまい。間違いなく怒っている。思わず此方が怖気付いてしてしまい銃を握ったまま固まっていれば黒服の一人が此方に気づいて指差してきた為、もう逃げられないかと諦めて残りの階段を駆け下りると銃で黒服達を次々と仕留めていき。近くまで寄って攻撃をしようとする男の手首を簡単に捻り壁に叩きつけて脳天に銃をかますと更に残った男達にも手を付けていき)

  • No.2765 by 朧  2016-03-01 20:50:09 

(鈍い音と短い悲鳴など聞き慣れたもので、足元に転がっている黒服の骨を折ってやれば敢えて致命傷は与えずにナイフで脚を突き刺し。しかし、幾ら傷付けても傷付けても少ししか晴れない心は気持ちが悪く。やはり時間を掛けないで殺してさっさと部屋に帰って寝た方が良かったかと、敵の首元を掻っ切っていき。残りは僅かかと数えていればいきなりナイフを投げ付けられたので、むしろそれを弾き返せば相手の額にナイフを投げて今度はすぐに殺していき。__ふと、そこで乱入してきた銃声に驚いて後ろを振り向けば狼君がいて。どうやらあの女性は一緒ではないらしい。だがそんなことなど関係無く、ドレスコードを着ているだけでも何だかそれが自分ではなく彼女がパートナーと言うような暗示に見えてしまって、益々負の感情は燻るわけで。狼君を視界に入れたくないわけではなくドレスコードを視界に入れたくなくて、思わずあからさまに目を逸らし。先程の熱は嘘のように消え、今は逆にそれこそ淡々と黒服達を殺して始末していき)

  • No.2766 by 狼  2016-03-01 20:54:08 

(黒服の相手をしながらも相手の目線が一度も此方へと向かないことに気づいておりいよいよ何だか落ち着かなくなり。黒服を全て始末し終えれば安全になったので兎和を呼んで来なければと思うものの少し相手の方を見て引きつった笑みを浮かべて話しかけて)

…あー、えーと…朧もここの任務だったんだな…?

(会話がぎこちない。まるで女性と話している時のようだ。相手が纏う雰囲気は何処までも冷ややかで此方が射竦められそうだ。おずおずとそう声を掛けたものの更に空気は凍るばかりで一刻も早くこの場から逃げたいと思ってしまい)

  • No.2767 by 朧  2016-03-01 21:12:26 

…………そうだけど。

(相手の言葉にそう答えるのが精一杯で、相手が女性と一緒にいるのは任務だと分かっているのにも関わらず、素っ気ない態度を取ってしまう。と言うか、そろそろ本格的に無理そうだ。今はドレスコードを着た狼君を見れない。こんな状況に気持ちは苛々として落ち着かない。けれど、だからと言ってここで狼君を返せばまたあの女性のところに行ってしまうだろう。理性は仕事だからと言ってあるものの、本能は嫌だと喚いている。そんなグチャグチャになった感情のまま、何だかこの場から立ち去ろうとしているような狼君の腕を強く掴んで)

……ごめん、無理。やっぱり仕事だとしても無理だ。

(そう絞り出すような声で相手を見ていき。じりじりと壁際まで迫って行き)

  • No.2768 by 狼  2016-03-01 21:18:53 

…ッ!?
お、朧……

(やはり何処か返ってくる返答は素っ気なく、どうもこの雰囲気の朧は怖かったので話も早々に切り上げて逃げようとした時、ぐいと腕を掴まれて。その力がまた存外に強く振り払えそうにはなく、じりじりと迫ってくる相手の言葉には感情がぎゅっと凝縮されており。この数日間録に連絡も取ってきてくれなかったことから考えても相当怒っている事はわかっていたのだが実際目の当たりにすると怖いの一言に尽き。そこまで広くない通路で壁まで追いやられるのに早々時間はかからず背後の逃げ道を壁に塞がれるとおずおずと相手を見遣り弁明の言葉を必死に述べて行き)

あ、あのな。俺も悪かったと思ってるから……お前と会えなかったのもアレだし、寂しい想いとかもさせちゃって…

  • No.2769 by 朧  2016-03-01 21:40:58 

……狼君はさ、本当は満更でもなかったんじゃないの?あの女性を部屋に上げたり、腕を組んだり、さっきだってニコニコしてさ。

(せっかく相手が謝ってくれているのにも関わらず、自身の口から出るのはどこか皮肉めいた言葉ばかりで。特に部屋に上げたと言う部分は他よりも心なしか強調して言っていて。強く握ったままの狼君の腕を離そうともせずにいて。これは醜い感情だ、それを目の前の相手にぶつけているのが申し訳なく感じるぐらいに。けど、堰を切ったかのように言葉は止まらずにいて、視線を尖らせつつ押し殺したかのような声で)

……もし女性の方が良いならそう言ってよ。僕は身を引くから。二度と君の前にも現れない。
そもそも男女の方が世間一般的には自然なんだもんね。ごめんね、嫌だったよね?僕の恋人なんか。忘れて良いよ、全部。

  • No.2770 by 狼  2016-03-01 23:02:37 

そ、そんな事ねぇよ!部屋に上げたのだって任務の一環だし…俺だって、ちゃんと恋人らしく振舞おうと頑張って…そういう任務なんだよ、そう言っただろ!なのに何でそうやって勝手に話を進めていくんだよ…!
そりゃお前と会える時間を取れなかったのは俺が悪いし、お前に寂しい思いとか沢山させちゃったと思うけど!そんな事言う事ねぇだろ!
そんなに俺の信用はねぇかよ!

(黙って聞いていれば言いたい事をずけずけと押し付けてくる相手に久しぶりに腹が立ってカッとして相手を怒鳴りつけて。デートの件の時にはぐらかしてしまったのは確かに自分が悪いが、その前にしっかりと任務の事について説明した筈であり。それなのに身を引くだとか嫌だとか忘れていいだとか勝手に押し付けられれば怒ってしまうのも仕方がないと開き直り)

意味わかんねぇ…、黙って聞いてりゃ身を引くとか女のほうが良いとか忘れろとか!
勝手に決めつけて押し付けんじゃねえよ!俺が好きなのは、お前だよ。
何度でも言ってやる、お前だ!女じゃなくて、お前!

(頭に血が上り過ぎて次第に自分でも何を言っているのかよくわからなくなってきたが、一番の問題は此処で叫んだ事で。カッカとして気付かなかったがこんなに怒鳴って叫べば全て階段の少し上にいる兎和にも筒抜けであるのだ。その事に気づいたのはヒールの音がして兎和の姿が見えた時であり、その姿を見た瞬間さっと顔が青ざめるのがわかり。頭に上っていた血がすっと引いていき、冷静になってみると兎和に聞かれてはいけないことばかりを叫んでいた様な気がして冷や汗を掻きながら相手を見遣れば、しかし兎和は予想に反して微笑んで朧を見ており。”断られたの。デートに誘ったんだけど、好きな相手が居るからって。貴方のことだったのね”と微笑を浮かべながらそう話した兎和を見て何も言えず固まってしまい。”あんなに綺麗にフラれたんだもの、未練も何も無いわ。優しい人だから、上手く私の事振ろうとして考えさせてくれなんて言って。貴方たちが喧嘩してたら私も見てて申し訳ない気持ちになる”と肩を竦めて弁明を代わりにしてくれる兎和を見遣れば驚いて声が出なくなり)

  • No.2771 by 朧  2016-03-02 00:01:29 

けど、……!

(信用が無いわけじゃない、むしろ誰よりも信用している。なのにこんなにも心が落ち着かなくて、心にもないことを言ってしまうのはやはりどこかに不安があったかもしれない。深読みして勝手に勘違いしてしまうのは自分の悪い癖だ。だけど、あの女性と狼君が一緒にいる姿の方が自然に見えて、しかも部屋にまで上げているとなったらどう信用していても勘違いしてしまうもので。いや、これは自分に自信が無いからかもしれない。だから今、こんなにもハッキリと言って貰うまで相手のことを疑っていたわけで。自分が情けないのは分かっている、嫉妬心で狼君を怒らせてしまったことなんて正にそうだ。そんなことを思って言葉を詰まらせていれば、階段からヒールの音が聞こえて来てあの女性が現れ。同時に先程の会話が全部聞かれていたかもしれないと思い、狼君と共に自分の顔も青ざめ、咄嗟に掴んでいた彼の手を離し。けれどやはりしっかり聞かれていたようで、そう彼女に指摘されて微笑まれてしまえば何も言えずに固まり。更にその後の言葉で、それこそ本当に何も言えなくなって。デートを断られた?フラれた? 自身の知らないところで狼君はちゃんと断ってくれていたのか。そうなると今は罪悪感しか無く、本当に申し訳ない気持ちになっておずおずと狼君の方を見遣り)

……ごめん。勝手に勘違いして。しかも酷いことを言って、本当にごめん……。何だか一緒にいる二人がお似合いに見えて、それで居た堪れなくなって……。

  • No.2772 by 狼  2016-03-02 07:56:40 

…?いや、俺の方こそ悪かった。…俺、不器用だから兎和を傷付けないで、朧も裏切らない様な選択肢が思い付かなくて…。俺、昔朧に同じことされたことあってお前の気持ちはわかってたはずなのに、ついカッとしちゃって。お前はちゃんと俺に理路整然と説明してくれたのにな。

(申し訳なさそうに謝って来る相手に漸く顔を上げると首を緩く横に振り。幾ら任務だとわかっていても相手が女性と歩いているのを見ると心がモヤモヤしたあの記憶が蘇り、少し目を伏せて。相手も同じ思いをしていたに違いないことは容易に想像がついた筈なのに、それでも自分は逆ギレの様に相手に怒ることしかできず。カッとしてしまいやすいのは悪い癖だとわかっていたのに相手にしてしまったことへの罪悪感から俯いていたものの不意に上の方が俄かに騒がしくなってきたことに気づき。こちらでの騒ぎが上に何らかのルートで露見したのだろうか。兎に角今は早く任務を終わらせなければならないという事に気付き奥へと向かって歩き出し)

…、話は後だ。早く麻薬の栽培現場を押さえねえと。

  • No.2773 by 朧  2016-03-02 10:10:16 

……頭では任務と分かってても、気持ちを抑えられなかった僕の方が悪いよ。狼君は優しいのに、その優しさに気付けなくて情けなく思ってる。……ごめん。

(少し目を伏せている相手に、小さい声ながらもきちんと聞こえるように伝えていって。誰も傷付けないようにしようとした狼君の選択は間違ってはおらず。むしろ、自分は自分のことだけしか考えていなかったとそのことに対して恥ずかしく思っているぐらいで。なのに全部忘れて良いだなんて、あんなにも酷いことを言ってしまったのが、やはり罪悪感を覚えていて。もう一度頭を下げて謝るようにしようとすれば、ふと上から物音が聞こえて来て。倒した黒服達の仲間だろうか?取り敢えずはここにいても仕方がなく、さっさと任務を終わらせた方が良さそうだ。自身も足早に奥の方へと足を動かしていき)

……了解。__と、アレかな?

(奥の方に行くと一際大きなエリアがあり、そこはビニールハウスが何軒も立っている場所で。中を覗き見てみればそこには麻薬や脱法ハーブの材料になりそうな植物ばかりが育てられている。それを写真に収めつつ本部へと転送していけば、後の処理は本部がやってくれるらしいのでApatheiaの方である自身の任務はこれで終わりで、狼君達はどうなのかと視線を送り)

  • No.2774 by 狼  2016-03-02 11:49:35 

…いや、もう良い、謝るな。

(相手がかなりの罪悪感を覚えていることはひしひしと伝わってきていた為、気にしていないからと少し笑いかけてひらりと手を振って。自分も怒鳴りつけてしまったしお互い様だと考えつつ奥の方へと足を進めていけば、室内だというのにビニールハウスが何軒も立っており。こんなに広大な空間を地下に作っていたのかと感嘆しつつ中の麻薬や脱法ハーブを見つけるとこちらもまた写真に収め本部に転送してからライターを取り出し)

焼却処分だ。後援が来る前に移動されたら困るからな。

(まあこの量では運ぶに運べないとは思うがと思いつつ麻薬に火をつけると其れが燃えていく様をもう一度写真に撮って全て鎮火し綺麗に焼き払われたのを確認してから元の道を留意して戻って行き)

  • No.2775 by 朧  2016-03-02 12:11:27 

ここ以外には無さそうだね。全部燃やしたか。

(一通り見渡して、他に薬物の材料になる植物が残ってないかどうかを見ていって無いことを確認していき。また、燃やされたことが富豪の方に分かってもそちらは本部が既に手を打っているらしいので、自分も帰り道に気を付けながら来た道を引き返していき。しかしながら敵を処分した今、この三人の状況は非常に気まずい。と言うよりも、そちらの女性に自分達の関係がバレてしまったが大丈夫なのだろうか? 抗争状態の時に狼君が一度疑われたこともあって、うっかり女性の口が滑ったら今度こそマズイのでは? 未練は無いと言っていたものの、抗争状態の時のことを思い出してしまえば念には念を入れたくなり、おもむろに女性に話し掛けては頭を下げていき)

……兎和さん、だっけ? 僕の口から言えたことではないけど今回の件_この関係についてはどうか内密にしておいて欲しい。……お願いします。

  • No.2776 by 狼  2016-03-02 13:05:58 

ん。これで全部か。

(相手の言葉を聞いて辺りを見渡すものの他に麻薬を栽培している様子は見受けられず。直ぐに道を引き返して行く途中、相手が発した言葉にギクリとして。そう、今一番まずいのは兎和に自分達の関係を暴露されることだ。しかし兎和はひらりと手を振ると"わかってる。貴方、何処かで見たことがあると思ったらApatheiaの幹部ね。どういう経緯で貴方達がくっ付いたのか知らないけどさっきのやり取り聞いてたら利用してるとか敵対してるとかそういう関係以上だって事は直ぐにわかる"と言い。廊下まで戻りこっそりと会場に再び紛れ込むと兎和は微笑んで"任務はここで終わり、成功したんだからもう貴方は合格、これで私達のカップルも解消。じゃあ、先に帰って報告しとくから後は二人でごゆっくり"と気を利かせたのか会場の人混みの中に消えて行ってくれたので少しだけ安堵してゆっくりと朧の方を振り返り)

  • No.2777 by 朧  2016-03-02 13:17:18 

(さすがに変装もしていないとあってか、自身がApatheiaの幹部とまでバレていたことにギクリとしたがこの秘密を利用してこちらの組織の情報を得るなどと言った脅しをされるわけでもなく、素直に引いてくれた女性に何だか悪いと思いつつも感謝してその姿を見送っていき。__周りは華やかなパーティー会場、富豪はまだ事が起きたことに気付いてはいないようだが長居しては危険だ。自身がウェイターの格好をしているとあってか、時折ワインを頼まれつつも会釈して適当に返しながら今度は優しく狼君の腕を掴んで、別の場所へと移動をしていこうとし)

……取り敢えず、場所を変えよう。

  • No.2778 by 狼  2016-03-02 15:41:09 

(やはり兎和は根は良い女性だと思い、だからこそ彼女の気持ちを受け止めてあげられなかったことを申し訳なく思うもののやはり自分には朧しかおらず。相手がワインを頼む客をのらりくらりと躱しながら自分の腕を引っ張ってきたので此方もその意図を察して早めに会場から出て。街中をウエイターの格好で歩くのは怪しまれると思い人気のない路地裏まで足早に移動すると少し落ち着いて漸く相手と向き合うことができて)

ごめんな、ずっと一人にしてて。今日で終わりだから。
またお前と毎日会えるからな。

  • No.2779 by 朧  2016-03-02 16:35:55 

……狼君。こっちこそ、ごめん。任務だったのに。邪魔しちゃって…。

(人気の無い路地裏に辿り着けば、もう一度申し訳なささでその言葉を伝えていき。一週間弱とは言え、その程度も我慢出来なかった自身に心中で溜め息をつきつつも、今日で終わりと言う言葉を聞けば明日からまた狼君と会える事実に、胸の内から嬉しさが込み上げて来て。途中で不貞腐れて自分から連絡を取らなかったとは言え、やはり仕事中でもプライベートでも考えていたのは相手のことばかり。思わず目の前の彼を、暫くは離さないと言うようにいつもよりぎゅっと強く抱き締めれば、その首元に顔を埋めて呟くように言っていき)

……でも凄く妬いた。それと、さっき忘れて良いって言ったけど本当はアレ意地張ってただけなんだ…。本心じゃない、どんなことがあっても君に忘れられたくない…。

  • No.2780 by 狼  2016-03-02 16:50:05 

…朧。

(抱き締めてきた相手の腕の力は何時にも増して強く、如何に相手に寂しい思いをさせてしまったか痛感させられ。首元に埋められた頭をぽんぽんと優しく撫でながら自分も相手の体をぎゅっと抱き締めると優しい声音で告げて)

…ん。妬いてくれて本当はちょっと嬉しい。
…はは、頼まれても忘れてやったりしねぇから安心しろよ。
な?朧。

(自分も相手と会えない期間は寂しかったのだ。ゆっくりと、しかししっかりと相手の体の熱を改めて感じていればやはり他の何処にも増して心地よく、相手の名前を呼べばその頰に軽く口付けを落として)

  • No.2781 by 朧  2016-03-02 18:31:12 

(不意に名前を呼ばれたので埋めていた顔を上げれば、頬へと相手の口付けを受けて。その感覚に幸福さで目を細めつつ、益々相手への愛おしさが増すもので。こちらも彼の額と頬に口付けをすれば、再びその体温を感じるかのように抱き締めていき。やっぱり誰一人として狼君の代わりになんてならない、むしろ狼君以外になどこの愛情を注ぎたくないほどに唯一自身が愛している人で。これから先、例えどんな人が現れたって自分は狼君しか愛さないし愛せない。あのような嫉妬心は醜くて情けないものであったが、それを再度自覚させてくれた点に関しては良かったのかもしれないと苦笑しては、相手の頭を撫でていき)

……狼君。大好きだよ、愛してる。

  • No.2782 by 狼  2016-03-03 00:06:05 

…はは、今更。

(相手に口付けを額と頰に返されては擽ったそうに肩を竦め。改めて愛を告げられれば何度告げられようが気恥ずかしいもので、ほんのりと頰を染め。相手の背中に腕を回してその体温を包み込むようにすると矢張り何処に居る時よりも心地よく。相手の嫉妬も自分への愛から来るものだと思えば矢張り嬉しく、愛おしい物に思われ、危うくまた喧嘩をしてしまいそうになったがこうして無事収束したことに安堵を覚え。ふと思い立ち相手の頰に手を添えると不意打ちのように相手の唇に自分の唇を重ねてからバッと相手から離れ)

…こ、これで、一週間分な。会わなかった分。

  • No.2783 by 朧  2016-03-03 11:50:54 

〜〜〜っ。

(ほんのりと頬を染める彼を愛おしく思っては柔い髪を撫でていたものの、不意に身を乗り出した相手から唇への口付けを受ければさすがに驚いて目尻を赤めてしまうもので。いつになく積極的な彼を見ては、こちらも歯止めが効かなくなりそうだと思いながらも離れてしまった相手にそっと近付き。おもむろに彼の顎を少しばかり上げれば、自身もお返しと言わんばかりに軽くその唇に口付けをして)

…こっちもさっき迷惑を掛けた分。おあいこだね。

(今のこの時へと幸せそうに目を細めていけば、相手にそう柔く笑い掛けていって)

  • No.2784 by 狼  2016-03-03 13:14:26 

……ッ!?…やられた…

(余りに大胆すぎることをしてしまっただろうかと不安になりながら俯いていれば不意に相手との距離が詰まり。驚いて顔を上げれば顎を軽く上げられ相手の顔が視界に映った瞬間、不意打ちの口付けに一瞬固まり。目の前で微笑む相手の顔を見てこれまでにない程に顔に熱が集中するのを感じてぎこちない動きでくるりと背後の壁の方へと振り返りそのまま蹲り顔を思い切り伏せて顔を隠し)

…朧……、お前、マジでそう言うの…良くない……

  • No.2785 by 朧  2016-03-03 17:47:27 

ははっ、狼君も心臓に悪いことをしたじゃないか。

(蹲って顔を隠してしまう相手の行動に、可愛い可愛いと内心で惚けながらも丸まっている背中を軽く撫で。このまま身も心も溶けてしまいそうだと、幸福な時間に身を寄せていて。しかし、そろそろ夜も深まり春と言えど寒くなって来たので帰路に着いた方が良いと感じ。名残惜しいが、ぽんぽんと狼君の肩を叩いていけば)

…それじゃあ、時間も遅くなってきたし帰ろうか。近くまで送って行くよ。

  • No.2786 by 狼  2016-03-03 18:30:57 

…〜ッ、そうだけど…

(あれは自分が相手にしたから自分は心の準備があったから良いのだと自己中心的な考えは口に出せるはずもなく言葉にならない言葉を胸の中で叫んでいると優しく肩を叩かれ。小さく溜息を吐いてゆっくりと立ち上がるとぽすと相手の背後から相手に抱きつき肩口に頭を一瞬預けてからゆっくりと離してそれから隣に移動すると相手と手を絡めるようにして繋ぎぶっきらぼうに言って)

…路地裏で人気が無い間だけでいい、こうさせてくれ。

  • No.2787 by 朧  2016-03-03 18:59:59 

うん、勿論。

(背中に抱き着かれて一瞬驚いたものの、すぐに握られた手へと意識を向ければこちらも優しく握り返していき。相手が歩き辛くないように注意をしつつも、心なしか彼の方へと身を寄せて歩いて行き。本当ならこのような暗い路地や人気の無い場所だけではなく、普通の場所でも繋いでいきたいもののそれを出来ないのがこの国であるため今だけはこの体温を噛み締めようとぎゅっと握り。ゆっくりと暗い路地を歩いて行って、ふと思ったことを一つ零し)

やっぱり狼君の手って暖かいね。

  • No.2788 by 狼  2016-03-03 19:07:41 

…、そうか?
朧の手もあったかく感じるけどな。

(相手が握り返してくれた、ただそれだけで幸せを感じて路地裏をゆっくりと歩いて行き。相手の体温が直接肌を伝わってくる温かさになんとも言えず幸福な気分に浸っていると不意に告げられた相手の言葉に少しだけきょとんとして。自分の手の熱のことなど今まで考えたことすらなく、そんなものなのだろうかと思いつつ歩いて行きながら相手に話しかけて)

朧の手は大きいな。でも指は細くてすらっとしてて綺麗だ。
…俺なんか手はちっちゃいし指は短いし。良いとこ無しだな。

  • No.2789 by 朧  2016-03-03 19:27:40 

そう? それなら良かった。

(あまり体温が高い方ではないので、もしかしたら無意識の内に狼君の手まで冷たくさせてしまっているかもしれないと懸念していたが、その言葉を聞いてそうではないと知ったので微笑みを返していき。ふと、おもむろに自身の手を褒められて手を繋いでない方の手を見ていって。そして、さり気無く自分自身で駄目出しをしてしまっている狼君の手へと視線を変えていき)

僕は狼君の手の方が好きだよ。小さくても銃の練習を沢山した努力の跡が見て取れるし、弱々しくなくてしっかりとした力強い手で好きだ。

  • No.2790 by 狼  2016-03-03 21:41:04 

…っ、…物は言いようだな……

(小さくてもせめてこんな無骨なゴツゴツとした男の手では無くて女の子のように白くて細くてしなやかで綺麗な手だったらと思うもののそんな事は叶うはずなく溜息を吐いていれば、その嫌いな手すら相手の口から出た言葉では綺麗に飾られており。思わず体温が上がってしまって照れ隠しのようにボソボソとそんなことを呟き、それならばこんな手でも良かったと思ってしまうほどには現金で。ゆっくりと歩いていたのにもかかわらず、何時の間にか路地裏を抜けるところまで来てしまっており、残念ではあるもののゆっくりと相手と繋いでいた手をそっと離して行き)

  • No.2791 by 朧  2016-03-03 22:07:56 

ん?

(相手の小さな声は聞こえず。しかし恐らく照れ隠しのような言葉なのだろうと思っては、益々その繋いでいる手を握ってしまうもので。先程よりも感じる体温が高くなっているのは気のせいだろうかと思いつつも、やがて路地裏を抜けてしまうところまで来ていたのでこちらもゆっくりとこの手を離し。__それから周囲を気にしつつも歩いて行けば、すぐにAtaraxiaの近くまで来てしまい。ここで別れるのはやはり何度しても慣れないと寂しく思いながらも、相手に向き直って)

狼君、今日はありがとう。明日からまた宜しくね。

  • No.2792 by 狼  2016-03-04 01:58:58 

ん、じゃあな、朧。此方こそ、明日からまた宜しくな。

(いよいよあの分れ道に辿り着くと例の如く何とも形容出来ない寂しさに襲われ。相手もまた何処と無く寂しそうな表情をしているのが見て取れて、こういう時ばかりはやはり敵ではなく同じ組織の仲間だったらと思ってしまうものであるが、それならば自分たちは出会わなかったかもしれないと思えばこの現状を甘んじて受け入れる他はなく少し眉を下げてひらりと手を振るとAtaraxiaの方へと歩き出し)

(/こんばんは…!先ずはお知らせなのですが私用があって来週の金曜日まで更新がまちまちになってしまいます…申し訳ないです…!嫉妬イベント凄く楽しかったです!少し怖い朧君も謝ってる朧君も口説いてくる朧君も全部愛おしかったです…!ありがとうございました!次のイベントなのですが病院編で行こうと思ってます…!表向きは優良病院、しかし実際は健康な患者を殺し、臓器を売買しているという裏の顔を持つ病院にどちらかが風邪をこじらせるか怪我をするか何かで入院(短い期間)、もう片方はそれを聞いてお見舞いに足を運んでいたが、ある日任務としてその話を聞かされ、裏の顔を知り、慌てて病院に向かった丁度その時、入院している方は睡眠薬を盛られ殺されそうになっているという片方だけ任務の入ったイベントにしようと思っております!個人的にはどちらがどちら役でも美味しいのでお好きな方を選んでください!)

  • No.2793 by 朧  2016-03-04 12:26:39 

(相手の後ろ姿が消えるまで見送れば、自身もApatheiaへと帰ろうとして踵を返していき。一旦本部に寄ればボスへと任務の詳細の報告をしていって。そのまま自宅マンションに帰ると、夜も遅かった為にさっさと寝てしまおうと支度をしていれば、ふと首に掛けられたペアネックレスが目に入り。おもむろにそこへと口付けを落として、また明日から毎日会えると無意識に頬を緩ませれば寝床へと入って就寝していき)


(/こんにちは!いえいえ!ご報告ありがとうございます!こちらは大人しく待機しておりますのでご用事頑張って下さい! / わー!ありがとうございます!狼君の方も愚息の相手をして貰うのが勿体無いぐらいかっこ可愛くて背後は悶絶しておりました…! / 病院編! それでしたら何時ぞやの逆パターンで是非狼君のお見舞いに行きたいので、朧に任務を遂行させて頂きたい次第です!)

  • No.2794 by 狼  2016-03-04 13:01:26 

(Ataraxia本部に戻ると既に兎和が報告を済ませてくれており、礼を言って部屋へと戻るとどことなく貂が寂しそうにしており。兎和を姉のように慕っていたのでやはり寂しいのだろうと思い至りその頭をくしゃりと撫でては励ますように無言でポンポンと肩を叩いてから寝る支度を整えて久々のベッドへと潜り込んで。やはり落ち着いて寝るにはベッドだなと思いながらゆっくりと瞳を閉じてそのまま眠りに就き)

(/すみません、ありがとうございます…!そんなそんな…何をしても空回る馬鹿息子で申し訳ないくらいです…!/了解致しました!それでは愚息は銃撃戦で肩に銃弾が当たって手術を受けて軽く入院している所から始めますので次ロルは御見舞に来る所からお願い致します!)

  • No.2795 by 朧  2016-03-04 14:32:52 

……ここか、狼君が入院している病院ってのは。

(あれから数日後。いつも通りの日常を過ごしていれば、突然狼君が銃撃戦で肩に銃弾を受けた為に手術を受けたらしく。つい先程そのメールが来たので、今こうして急いでその病院にまで来た所で。入り口で病院事務員から部屋番号を聞けば、お見舞いの品を持ってそこまで行き。病室の扉をガラリと開ければ、ベッド付近まで歩いて行って彼の体調を伺い)

狼君、お見舞いに来たよ。怪我の具合はどう?


(/いえいえ!そんなことないですよ!! / 取り敢えずこんな形で初めてみましたが、大丈夫でしょうか?)

  • No.2796 by 狼  2016-03-04 15:43:30 

…はあ、情けない…

(ある日の事、街中で銃撃戦が起き、現場へ駆けつけたのだが少しばかりヘマをして肩を銃で撃たれてしまい。更に悪いことに銃弾が体内に残ってしまいそのまま病院へと送られて手術の麻酔からたった今目覚めたばかりで。ギッチリと固定された右肩を眺めていると不意に扉をノックする音が聞こえ医者が来たのかと思い咄嗟に上体を起こし扉の方を見遣れば扉を開いてめ入って来たのは予想だにしなかった相手の姿で。唖然として其方を眺めた後何処から情報が漏れたのかとバツが悪そうに目を逸らして)

ん、右手は全く動かねえけどまぁ大丈夫だ。
…カッコ悪いな…これ…

(/大丈夫です!では続けさせていただきますね!何か質問なければ蹴可で!)

  • No.2797 by 朧  2016-03-04 20:14:48 

……良かった。
ううん、僕としては狼君の命があっただけでも万々歳だよ。虎牙君から君が手術をしたって言う連絡が来た時は、本当に心臓が止まるかと思ったんだからね。

(カッコ悪いなんてことは微塵も思わなく、むしろ命があって良かったということしか自身の頭になく。誰かを庇った?不注意?無茶?それとも奇襲に遭った?そう色々と聞きたかったが、まずはおもむろに相手の頭をわしゃわしゃとやや強く片手で撫でていって、上記のことを述べていき)


(/うおお…済みません昼寝落ちしておりました…。そして情報の出所は勝手に虎牙君にしてしまいましたが、大丈夫でしたでしょうか?何か不備がなければ蹴り可でお願いします!)

  • No.2798 by 狼  2016-03-04 22:34:45 

はは…手術なんて大仰な事になっちまったけどただの腕の怪我だから心配すんなって。
あと数日安静にしたら退院できるって言ってたしな。
でも、心配かけて悪かった。

(頭を撫でられるがままにしておきながらとんとんと左手の指で右肩の固定器具を指さし苦笑して。それこそ撃たれた時だってしっかり意識があったわけだったのだが銃弾が中に入ってしまったのでやむを得ずと言ったところで病院に運び込まれたわけで。それにしても虎牙は朧に言ってしまうだなんて、と少し不服げで。彼が心配するのは目に見えていたので、そして何よりこんな失態を彼に見せるのが恥ずかしかったので言わないでおこうと思ったのにと後で虎牙を責め立てようと考えつつ。しかし相手に心配を結果としてかけてしまったのは事実だったので少し眉を下げて相手に謝り)

  • No.2799 by 朧  2016-03-04 22:55:26 

大丈夫大丈夫、僕のことは気にしないで。けど、そっか……数日間の入院か。毎日にお見舞いに来るよ。

(右肩の固定器具に視線を遣って、その時彼の隣に自身がいれば怪我をさせないで済んだのだろうかと不意に思い。しかし、そんなことを言っても仕方が無いので労わるように撫でていた手を離せば、かなり迷惑かもしれないがこれから毎日来ると公言していき。そして、忘れていたが片手に持っていたお見舞い品を相手に渡そうとしていき)

あっ、そうそう狼君。これお見舞いのフルーツゼリーだよ。食欲があるかどうかは分からなかったから、なるべく喉を通りやすいものを選んだんだ。

  • No.2800 by 狼  2016-03-04 23:00:34 

おう、忙しい時は無理しなくていいぞ。

(相手が見舞いに来てくれるというのは嬉しかったものの無理をさせてしまうのは本意ではなく。不意に相手が見舞いの品といってフルーツゼリーを取り出したのを見て目を輝かせ)

美味そう!有難う、朧。
丁度何も食べてなくてお腹空いてたのに食事制限で固形物食べれなかったところなんだよ。
ゼリーなら良いって言ってたんだけど俺ゼリーなんか持ってなかったからさ…ナイスタイミング。

(付いていたスプーンの袋を破り嬉しそうにゼリーの蓋を剥がすと早速一口いただくことにして)

…ん〜、美味い…!

  • No.2801 by 朧  2016-03-04 23:12:00 

いえいえ、狼君に喜んで貰えたのなら良かったよ。

(そう微笑みながら相手が美味しそうにフルーツゼリーを食べている姿を見て、また愛でたくなった為に横の方からポンポンと彼の頭を撫でていき。それにしても本当に大事に至らなくて良かったと考えていって。けれど、それでも痛々し気なギプスを一瞥しては、やはり少し複雑な思いを感じていき)

  • No.2802 by 狼  2016-03-04 23:18:05 

んー…ご馳走様…

(あっという間にカップ1つのゼリーを食べきって仕舞えば満足げにプラスチックスプーンを置き。カップとともにゴミ箱に捨てると何と無く複雑な表情をしている相手に苦笑を漏らして肩を竦めて見せて)

そんな顔すんなって。
お前が意識不明だった時はこんなもんじゃないくらい心像に悪かったんだからな。

  • No.2803 by 朧  2016-03-04 23:39:51 

……う、そこを突かれると痛いな。ごめん、辛気臭い顔をして。

(相手の声を聞いてハッとして顔を上げながらも心情が顔に出てしまっていたのだろうか、そこで指摘されて初めて気付き。確かに自身が入院した時はそれこそ死の淵を彷徨っていた為に、この比ではないぐらいに相手を心配させてしまったことを今でも鮮明に覚えており。一度鬱々とした雰囲気を払う為にも首を振れば、眉はやや下がっていたが笑みを浮かべていき)

  • No.2804 by 狼  2016-03-05 00:10:44 

はは、本当にな。
死ぬわけじゃねえんだからそんな顔すんなって。
もう手術も済んだんだしさ、後は退院するだけだから。

(少し情けない笑顔になっている相手の額を軽く左手で小突くとそんな風に冗談めいた口調で告げて。一番危ないとすれば手術中ではあるがそれももう済んでしまったのでこれ以上の危険は無いと笑いながら告げて。右肩は全く動かせないので不便ではあるが他の部位に異常はなくこうして元気である姿を見せれば相手も安心するだろうと考えて)

  • No.2805 by 朧  2016-03-05 09:33:18 

うん、後は退院だけなんだよね。その日が待ち遠しいよ。

(小突かれた額を押さえながらも元気付けようとしてくれている相手の姿を見ては笑みを零しつつ、そんなことをポツリと呟いては頷いていき。けれどやはり心配なので毎日来ようと胸の内で思いながら、ふと時計を見れば面会時間が過ぎようとしていたので立ち上がり)

それじゃあ、そろそろ僕は失礼するよ。狼君、お大事にね。

  • No.2806 by 狼  2016-03-05 10:11:39 

ん、俺も。
入院してたらお前と何処にも行けないしな。

(入院生活というのは存外退屈そうで、何をするな何をするなと規制も多いわけで早く退院したいという気持ちが強く。個室で良かったとは思うものの余り相手に心配をかけるわけにはいかず愚痴は口にせずに。もう帰ってしまうという相手にもう少し居て欲しいと思ってしまうものの相手も仕事を抜け出して来てくれているのであって我儘は言えず)

…おう、サンキューな。
気を付けて帰れよ。

  • No.2807 by 朧  2016-03-05 10:56:48 

勿論、気を付けて帰るよ。またお見舞いに来るね。

(相手に手を振っていけば病室から出て行き。もう少し長くいたかったものの、面会時間をオーバーしてしまうのは相手にも迷惑を掛けてしまうので大人しく帰路について。そのままApatheiaの本部へと向かって行き)

  • No.2808 by 狼  2016-03-05 11:02:10 

(朧が居なくなると部屋は急に寂しくなり。テレビを見たりして暇を潰していれば今度は虎牙と貂と龍が三人揃ってお見舞いに来て。龍には耳が痛くなるほど説教を受けたもののそれが心配してくれているからこその物であることはわかっており、思わず笑ってしまい更に怒られ。貂は手術と聞いて自分が死ぬと思っていたらしく目が真っ赤になっていてこの子にも変な心配をかけさせてしまったなと左手で頭を撫でてやり)

  • No.2809 by 朧  2016-03-05 11:34:45 

(それから数日後。毎日のようにお見舞いに行っていたが、いよいよ明日に狼君が退院出来るとなって前日と言うのにも関わらずソワソワとしており。退院祝いに何か作ってあげたいと思いながらも相手の好みが分からずに詰まり、そう言えば10歳の頃の狼君は嫌いな物が無く、また肉とリクエストしていたなと思い出しては肉料理にしようと決めていき。そんなことを仕事中に考えていれば、不意にボスへと呼び出されたので部屋へと出向いていき)


(/今日は!少し疑問に思ったのですがこちらがロルで一気に話を進めるor区切りの良いまでロルを回して狼君の方の状況ロルも出せるようにする、でしたらどちらの方が良いでしょうか?)

  • No.2810 by 狼  2016-03-05 11:42:08 

(更に数日後の事、明日には退院とあって漸くこの退屈な日々とはおさらばだと思うとかなり嬉しくて。荷物を詰めて、右肩は固定されたままではあるが殆どが元通りに戻ると看護師さんが部屋へと入ってきて四六時中付けていた点滴のパックを新たな物へと取り替えて行き。針は差したままで交換できるというのは入院して始めて知ったことで便利だなと思いつつその様子を眺めながら胸元のネックレスを手持ち無沙汰に弄っており)

(/今日は!そうですね、区切りのいいところで此方のロルも回せる方でお願い致します…!)

  • No.2811 by 朧  2016-03-05 12:17:08 

……それで、今回は臓器売買の案件ですか?

(ボスの部屋へと入って任務の説明を受ければ、何でも表向きは優良病院、しかしその実態は健康な患者を殺し臓器を売買しているという違法病院への調査を任されていき。こんな大胆なことをしている病院もあるのかと視線を尖らせていれば「そうそう。と言う訳で宜しくね。場所は、はい此処だから」と携帯端末にその病院の場所が送られて来て。ふと、その見覚えのある住所に首を傾げていると「帝都大学付属病院。朧も名前ぐらいは聞いたことあるだろう?」と言われていって。まさか今狼君が入院している病院だとは思わず、嫌な予感がしたので冷や汗をかけば)

…え、ええ存知ております。で、では早速任務を遂行していきます。

(早口でそれを伝え終えれば、足早にボスの部屋から出て行って狼君が無事であることを祈りつつ急いで車でその病院へと向かって行こうとしていき)


(/了解しましたー!その方法でやらせて頂きますね! 蹴可)

  • No.2812 by 狼  2016-03-05 12:21:50 

(点滴を受けながら本を読んでいると次第に眠くなってきて、慣れない事はするものではないなと思いながらサイドテーブルに本を置いた瞬間すっと消えるように意識が遠のき。次に気付いた時にはまず鼻に消毒液の匂いがついてきて。手術室の匂いに似た匂いだと余り働かない頭でぼんやりと考えつつ起き上がろうと思った時に体が動かないこと、そしてここが病室でないことに気づき。何故、それなら此処はどこなのだと辺りを見渡そうとするものの手や足に拘束具の類は付いていないのにも関わらず全く体が動かず声も出なくて焦りを感じ始め)

  • No.2813 by 朧  2016-03-05 12:44:42 

__ッ、いない…!

(駆け込むように病院へと入って行き、狼君の病室まで行ったは良いもののそこはもぬけの殻で。急いで受付のナースに彼のことを聞けば、既に退院なされましたよ、などと見え透いた嘘を付かれ。これは間違いなく今狼君が危険な状況下にいると判断をすれば、すぐに携帯機器で先程の貰った地図を取り出して怪しい箇所とマークされた地下5階の霊安室付近へと走って向かって行き)

  • No.2814 by 狼  2016-03-05 12:55:10 

(病院内に居る事は間違いない。見慣れた医療器具やこの染み付いた消毒液の匂いはそのままだ。だが、此処は病室ではない。それなら一体何故こんな所にと思い動かない体を必死に起こそうとしていれば部屋の扉が開き横目で伺えば手術着を着た医師の姿があり。手術?まさか。手術はもう疾うに終わらせていて、明日が退院だというのに何の相談も無く勝手に執刀されるだなんて馬鹿な話は聞いたことがなく。そしてその医師が持っていたのはメスなど生温いものではなく、明らかにそれはチェーンソーで。此処までくれば流石にこの医師の目的もはっきりと理解し、早く動かなければと思うものの、あの点滴のせいなのかピクリとも体が動かず、近づいてくる医師を見て声を上げることもできず掠れた声を喉から漏らして)

…あ………、あ……

  • No.2815 by 朧  2016-03-05 14:21:35 

(エレベーターを待っている時間すら惜しく、階段を一気に降りていけば何処かヒンヤリとした空気が漂う、不気味な病院の地下5階へと辿り着き。霊安室を通り過ぎれば何個か扉あった為に、舌打ちをしたい気持ちに駆られながらも一つ一つ開けていくものの、しかし狼君の姿はまるで見えず。額に冷や汗が滲み、あれから何分経ったんだと焦りつつ最後の扉を開けようとすれば、そこだけ鍵が掛かっており。中からは物音が複数。ここで間違いないと己の直感が働けば勢いを付けて問答無用で扉を蹴破っていき。目に映ったのは、手術台に乗せられた狼君とチェーンソーのような道具を持った医者らしき男やその助手達で)

__っ!お前らが狼君を…!!**ッ!

(すぐに標的を医者らしき男や助手達に定めれば、もはや怒りで銃すら使う頭は働かずに飛び蹴りを食らわせると、壁の方まで吹っ飛ばしていき。条件反射のようなもので素早く腰のホルダーからナイフを引き抜けば、任務のことなど忘れてそのまま首を掻っ切って息の根を止めていき。頬に付いた血など気にせず、狼君の方へと慌てて駆け寄っていけば五体満足かどうかを見ていこうとしたものの、未だにこの心臓は五月蝿く、それに伴って自身の声まで焦燥を帯びているものになったままで)

狼君!狼君ッ!!大丈夫!?何もされてない!?

  • No.2816 by 朧  2016-03-05 14:23:34 

(/**の部分は死 ね、です。どうやら掲示板の規制が掛かってしまったようで済みません…。蹴可)

  • No.2817 by 狼  2016-03-05 14:36:28 

(マズい、マズいマズい。このままではきっと本当に殺されてしまう。目的は臓器か。せめて体さえ動けばこんな男達等薙ぎ払って逃げることができるのに。チェーンソーの刃が近づいて来るたびに嫌という程冷や汗が噴き出て、こんな時に思い出されるのは朧の事ばかりで。自分がこんなところで死んだと知ったら朧はどんな顔がするだろうか。あんなに退院を楽しみにしてくれていたのに、こんな所で、きっとこの死は揉み消されて。泣くだろうか、悲しむだろうか、それとも怒るだろうか。何れも相手にさせたくない表情であることは確かで。ギュッと目を瞑った時不意に扉が開く音がして、視線をずらすと其処には此処に居るはずのない相手の姿があり。何故、此処に?そう思った瞬間に目の前には鮮血が散っており。ガシャンとチェーンソーが床に落ちる音がして、其処にはあの医師が絶命して倒れていて。数分とせず全ての男達を片付けて此方へと近づいてくる相手の声には焦りが混ざっており、此方も未だ心臓が嫌に五月蝿く音を立てているままで、更に声が出ないせいで多くを話すことも出来ず小さく頷き相手の名前を掠れた声で呼んで)

お…、ぼ、ろ……

  • No.2818 by 朧  2016-03-05 15:11:36 

良かった、本当に良かった…!

(小さく頷いた相手を見て、肩の怪我には気を付けつつも、ぎゅっと抱き寄せながら譫言のように良かったと何度も繰り返し呟いて。頭の中には最悪の結果だって過っていた。もしも狼君が死んでいたら、凛と同じ方法で殺されていたら。それはもう二度と味わいたくないことで。だからこそ消え入りそうな声のまま抱き締めていって。__しかし、ふと気付いたことがあったので一旦体を離していき)

……もしかして、体は動かせない?

(先程のこちらの名前を呼ぶ声は途切れ途切れで。睡眠薬か筋弛緩剤でも打たれたのだろうかと予測を立てながらも、そう問い掛けてみて)

  • No.2819 by 狼  2016-03-05 15:40:05 

(此方を抱き寄せた相手の背中すら優しく撫でることが出来ないことにもどかしさを感じ。漸く落ち着いて心臓の五月蝿さも止み、未だ体は動かせない上に声も出ないものの相手にじっと寄り添っており。そうか、此処まで相手が異常に反応を示しているのは自分が死ぬからだけではなく、彼の妹もまた臓器を取られて殺されたからか。嫌な事を思い出させてしまって申し訳ないという気持ちはあったが何より恐怖からの解放に此方の気持ちが安堵しきっていて相手の胸元に顔を埋めるとじっとしながら、掛けられた言葉に間違いなくあの点滴のせいであろうと小さく頷いて)

  • No.2820 by 朧  2016-03-05 17:00:26 

……そっか、やっぱり。

(腕の中で頷く相手を見て、どうやら薬を盛られたことは確かでありどうしようかと悩んでいき。医学の知識は無い為、解毒剤などの検討も付かず。それに下手に薬を使って悪化させる方が怖かったので結局無闇にそうすることは止めていき。しかし、このままここにいるのも危険なのでヒョイと狼君を抱き抱えれば、裏口から病院の外に出てしまおうと試みていき)

狼君、ここにいると危ないから病院の外に移動するね。

  • No.2821 by 狼  2016-03-05 18:35:55 

(相手に助けて貰った事への礼も言いたかったし、どうしてここに来たのかも聞きたかったが声が出ないためそれも叶わず、移動するという相手の言葉に僅かばかりだけ顎を動かして頷いて。動けない為に運ばせてしまって申し訳ない気持ちになりながら、相手に運ばれるのはあのResistanceのアジトで足を負傷した時以来だったかと思い出し懐かしい気分になりつつ相手の体温を感じながらじっとしており)

  • No.2822 by 朧  2016-03-05 19:55:41 

(ボスから地図を貰っていたので、それを上手く使って病院から出て行き。一応、携帯機器では軽く本部へと病院が黒だったことを送れば人影の少ない場所を通って、腰を落ち着かせられる場所を探していって。しかし、その前に狼君を専門の医者に見せる方が先かと思い直してはあの病院とは違う別の病院へと車を飛ばして行けば、医師に診せに行こうとしていき)

  • No.2823 by 狼  2016-03-05 19:59:30 

わる、い、おぼ…ろ

(車へと乗ると動かない体を何とか起こしてみようとするもののやはり上手くいかず、左手を上げるだけで精一杯で。声も未だ掠れたままで、声も上手く出ず、掠れ掠れになりながら何とかそれだけ伝えて。何も出来なかった自分の不甲斐なさやら何やらで相手とまともに合わせる顔など無く、左腕を顔の上に置いて顔を隠すようにして)

  • No.2824 by 朧  2016-03-05 20:09:22 

大丈夫だよ、狼君に落ち度なんて無い。君が生きていてくれさえすれば僕は平気だから。

(ポンポンと相手の頭を撫でながら、先程よりかは焦りが落ち着いた声で自身の今の心情を代弁したかのような言葉で伝えていき。ゾッとしてしまうような先程の出来事でも、狼君が生きててくれるのならどんな迷惑だって掛けられても良い、どんな仕打ちにだってあっても良い。そもそも狼君を守れるのなら自身はどうなっても構わない。そんなことを言えば、きっと怒られてしまうと思うので言いはしないもののいつだって己はそう言う心構えで相手の側にいる。だから、謝らなくて良いと言うように相手の頭を撫でていき)

  • No.2825 by 狼  2016-03-05 20:20:21 

……、ん。

(言いたいことは沢山あった。でもやっぱり、不甲斐ないとか、また助けて貰ってしまって申し訳ないとか、俺がもっと気を遣っていれば、とか、普段ならば口にしてしまうような言葉も喉から先には出てくることを許されなかった故に短く小さく返事をして。自分の頭を撫でる相手の体温に生きているのだと実感が持てて。あの時相手が来なければ本当に自分は死んでいただろう。今頃自分はバラバラにされて臓器毎に分けられていたかもしれない。体が動かず死を待つだけと言うのは想像以上の恐怖で、今思い出しても体が震えそうなほどだ。命の駆け引きをしている大の男が何を言うのだと言われても仕方がない。しかし、ああしてじわじわと大切な人との思い出が蘇ってきて、もうそれが全て消えてしまうのだと思うことの恐怖は今まで感じたどの恐怖よりも恐ろしいもので、薬のせいかその恐怖のせいか顔色が悪くなっているのは自分も感じており)

  • No.2826 by 朧  2016-03-05 20:33:49 

(信号が青に変わったので頭を撫でていた手を止めれば、車を発進させていき。そして、狼君の顔色も良くはなかったのでそのまま新たな病院へと駆け込めば、急患と言うことですぐに診察室に通して貰うことが出来。自身は治療が終わるまで外の椅子で静かに待機していて)

  • No.2827 by 狼  2016-03-05 20:54:38 

(診察を受けるとすぐに処置室へと運ばれて麻酔によって一度意識を手放し胃の洗浄と薬の作用を打ち消す薬の点滴を受けてそのまま看護師達に台に乗せられて病室へと運ばれて。未だ麻酔が効いており意識は戻っておらず瞳を閉じたままベッドへと移され一度看護師たちは部屋から出て行き)

  • No.2828 by 朧  2016-03-05 21:00:33 

(処置が終わったらしく、看護師の方に呼ばれて病室へと行けば狼君が眠っていて。起きるまで側にいようと思いながら、ベッドのすぐ横にある椅子に腰掛けて相手が目を覚ますのをじっと大人しく待ち)

  • No.2829 by 狼  2016-03-05 21:11:31 

(暫くしてゆっくりと瞳を開くと上体を起こし。体が動くようになっている事を確認して漸く安堵するとすぐ隣の椅子に相手が腰かけていることに気づき。時計を見ればかなりの時間眠っていたようであったがその間相手はずっと側に居てくれたのか。申し訳なさと有難さで胸がいっぱいになり、左手を伸ばしてぎゅっと相手の手を握って)

朧…、ごめん、本当に有難う。
…ごめんな。もしかしたらお前だけ残して死んじゃうかもしれないって、そしたらお前は苦しむってわかってたのに俺には何も出来なかった。
お前が来て無かったら、あのままきっとあの時俺は抵抗もせずに死んでた。
お前だけ残して。
……それが一番自分で自分が許せない。

  • No.2830 by 朧  2016-03-06 10:21:42 

(暫くして、狼君が目覚めたのでホッと一息ついていれば、おもむろに手を握られて告げられた言葉に、緩やかに横へと首を振っていき。ぎゅっとこちらも手を握り返せば相手の瞳を見て話していって)

……狼君、あれは仕方のないことだよ。薬なんて使われたら身体が動かせなくなるのは当然のことだし…。だから自分で自分を責めないでよ。
それに僕もあの病院に毎日お見舞いに行っていたのに、こうしてボスから任務を貰うまでは病院の裏の顔に気付けなくてごめんね。
でも助けられて良かった、生きていてくれて良かった。本当に、良かった…。

  • No.2831 by 狼  2016-03-06 11:00:29 

…ッ、朧…

(やはり、相手があの時病院に来たのは任務だったのか。もしも任務を仰せつかったのが朧では無く別の人物だったとしたら。相手は恐らく彼処が自分が入院している病院だと知っていたから真っ先に自分の姿を確認して急いで駆けつけてくれたのだろう。しかしそれが相手ではなく別の人物だったら助けられていた保証はなかった。寧ろ解体している現場を写真に収め証拠品として提出する方が幾分か任務としては楽だった。だからきっと相手があの任務を仰せつかったのは何かの縁なのだろう。これ以上謝るよりも寧ろ伝えなければならないことは沢山あるはずで。ゆっくりと左手を伸ばして相手の体を引き寄せるとその肩口に顔を埋め)

有難う。有難う、朧。
大好きだ、愛してる。生きててよかった、まだお前と一緒に生きれてよかった。お前を置いていかなくて良かった。

  • No.2832 by 朧  2016-03-06 12:18:19 

狼君…。僕も大好きだ、愛してるよ。

(裏社会に身を置いてるから常に危険と隣り合わせなのは分かっているが、それでも狼君と一緒に長く生きていたい。それだけが自身の幸せで。もし、今回自分が任務を受け持っていなかったらどうなっていただろうか?恐らくは、何れにしても自身が後悔する結果が待っていただろう。今ばかりはいつもの腐れ縁に感謝しつつも相手の背中に手を回して抱き締めれば、しっかりとした言葉で伝えていき)

  • No.2833 by 狼  2016-03-07 07:52:26 

…うん。…、…うん。

(母が死んだ時に死と言うのはあまりに突然で呆気ないものである事を学び、自分も何れそうなるのだろうと考えて甘んじてそれを受け入れて生きて来たのに、今ではもうそれが出来ない。昔の自分なら目の前に銃口を突きつけられても怯むことは無かった。それが今はどうだ。相手の事が死ぬ間際に過ってしまい死ぬに**ない始末だ。本当に弱くなったなと実感しつつ自分を抱きしめる相手の体温を感じており。置いていかれる恐怖は嫌と言うほど味わった。それを相手には味合わせは駄目だと、そう思っていたのに。愛おしい相手の体を抱き締めて、それでもこうして未だ相手をこの手で抱き締められることが奇跡の様に思えて微笑を浮かべ)

…お参り、沢山しといて良かったな。

  • No.2834 by 朧  2016-03-07 12:10:48 

ははっ、御利益あったね。

(神様なんてものは毛頭も信じていなかったが、今回だけは信じても良いかもしれないと感じ。お正月と江島神社でお参りを何度かしておいて良かったと思いながら、ぽんぽんと相手の背中を撫でていき。__暫くして医者と看護師が来る気配がしたので、名残惜しいが狼君からゆっくりと離れていって)

……看護師の人達が戻って来るみたいだ。狼君、念の為にもう一度だけ診てもらおうか。

  • No.2835 by 狼  2016-03-08 20:52:38 

(/ごめんなさい、少し忙しくなってしまってお返事滞ってます…!今日も書き込めそうにないので取り急ぎ顔だけ出しました!申し訳ないです、明日には一度返信しますので…!/蹴可)

  • No.2836 by 朧  2016-03-08 21:00:36 

(/伝言ありがとうございます!三月は何かとお忙しい時期ですし、リアルの方が大切ですのでお気になさらないで下さい。トピ主様と狼君の為なら朧共々背後はいつでも待てますので、お体だけは壊さないようご自愛下さいませ!蹴り可でしたがお伝えしたかったのでお返事失礼致しました/蹴可)

  • No.2837 by 狼  2016-03-09 12:17:58 

…ん、そうだな。
まあ、もう大丈夫だと思うけどな。

(廊下から足音が聞こえてゆっくりと離れるとすっかり動くようになった体を見ながら肩を竦めて笑い。怪我をした右肩もぞんざいに扱われた形跡はなく固定していたおかげでそこまで痛みも出ておらず。少しして入ってきた医師に簡単に診てもらい明日の午後には…正確に言えば気絶していた間に日付を跨いでいたので今日の午後だが…退院しても良いと許可を得る事が出来たのでほっと一安心して医師達が出て行ってから相手の方を見遣り)

こんな遅くにずっと付き合わせて悪かったな。
有難う、もう大丈夫だ。

  • No.2838 by 朧  2016-03-09 16:40:37 

(病室に入って来た医師達が診察をしていくのを側で見守り、数分して告げられた診断にホッと一息ついていって。後遺症とか何も残らなくて良かったと思いつつも、相手の言葉に気付かされて時計見てみれば夜も遅い時間帯で。しかし緩やかに首を横に振っていき)

いや、僕が勝手に残っていただけだから気にしないで。
それに何なら最後まで付き添――……。

(病み上がりなのだから一人にはしておけないと、思わず身を乗り出して今日の午後まで側にいようと考えたのだが、それは唐突になった自身の携帯機器の音によって遮られ。表示画面に映っている名前は“ボス”で、そこでその第三者の存在を思い出させられてギョッとして言葉を切り。忘れていた、任務を遂行中だったことを。自分にとっては狼君の方が大事だった為すっかり頭から抜け落ちていた。簡単な報告をした後は連絡をしていなかったので、これは確実にお咎めを食らう。しかしなるべく相手にそれを悟らせないように笑って、上手く誤魔化しながら椅子から立ち上がり)

ごめん、ちょっと用事が出来ちゃったからお言葉に甘えて今日は失礼させて貰うね。明日また必ず来るから。

  • No.2839 by 狼  2016-03-11 15:36:34 

(不意に相手の携帯機器が鳴りそれまでの会話が中断され。相手のディスプレイを見たときのぎょっとしたような表情から察するに彼の上司からだろう。彼はあくまで任務中で、それなのに自分を助け病院まで連れて来てくれたのだ。これ以上引き留めるわけにはいかないとひらりと手を振り)

ん、わかった。
…ありがとな、本当に。

(椅子から立ち上がった相手を見て振っていた手を徐におろすと相手の腕をぐいと掴んで優しく引き寄せて頰に軽く口付けて微笑みながら礼を言い)

気を付けて帰れよ。

(/お待たせいたしました…!!!用事終わりましたのでお返事通常更新にもどります‼︎本当にご迷惑をかけた上温かいお言葉をかけていただきまして有難うございました…!これからも何卒お願い致します‼︎)

  • No.2840 by 朧  2016-03-11 16:32:29 

!? …狼君ってほんと不意打ちで可愛いことをしてくれるよね。

(頬にキスされたことを自覚すれば己の額に手を当てて息をつき、赤くなった頬を隠すように狼君の頭をわしゃわしゃと撫でれば、するのは慣れているがされるのはどうにも慣れていないので気恥ずかしく感じつつ、扉の方に顔を向けたままで)

それじゃあ、また明日。

(火照った熱を逃がすように扉を開けて病室を出て行き。今日は色んな意味で心臓に悪い日だったと思いながら、急いでApatheiaの本部へと戻って行き)


(/いえいえ!お帰りなさいませ!こちらこそ今後とも宜しくお願いします!!)

  • No.2841 by 狼  2016-03-11 17:55:20 

うお…っ。

(相手の頰が紅潮したと思った瞬間には割と豪快に頭を撫でられ、次に顔を上げた時にはその顔は扉の方へと向けられ確認することができず。見たかったなと若干残念に思いながら逃げるように去っていく相手の背中を見届けて、今日は色々と本当に迷惑をかけてしまったなと小さく溜息を吐き。病院だからと思って油断しきっていた自分が居て、こういう事もあるのだし元より治安の良い地域ではないのだからもっと気を付けなければと思いながらもう一睡してしまおうと瞳を閉じて)

(/一応、病院編はこの辺りで終わりになりますが、退院の所もやりましょうか…?)

  • No.2842 by 朧  2016-03-12 13:41:36 


(/んん、どうしましょうか? 因みに次イベは一応まだフラグ回収していない西イベと考えてる感じです← そして、急で済みません。昨日と今日は住んでいる場所の関係の用事があって返信が出来ないです…。せっかく戻って来て下さったばかりなのに済みません…!明日また宜しくお願いします!)

  • No.2843 by 狼  2016-03-12 13:50:25 

(/飛ばしちゃっても大丈夫ですよ…‼︎お、西イベ久しぶりですね…!了解です‼︎久々の綴さん楽しみです…!返信の件、了解致しました!全然大丈夫ですよ!明日から楽しみにしてますね!/蹴可)

  • No.2844 by 狼  2016-03-14 20:51:46 

(/今晩は。お返事が無いので心配になって来てしまいました…。お忙しくて返信が出来ていないだけだったら申し訳ありません!全然催促とかでは無いので私情の方を優先させてください!風邪や怪我等では無いかが気がかりで…。ご無理はなさらないでくださいね!お手が空いた時にでも顔を出していただけたら喜んですぐに参りますので!それでは!)

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