匿名さん 2015-11-23 11:32:49 |
通報 |
(街に出て行けば辺りはすっかりクリスマスムードで。イルミネーションやツリーなどの装飾品が街と店全体に飾られている。メインストリートに流れている音楽もジングルベルな為、いつもより華やかな雰囲気が漂っていた。クリスマスか……と思いながら狼君のことを想い浮かべるが、柄ではないと言われそうだ。無理強いはしたくない。ただでさえ、同性なのだからそういう日に二人で行動していたら目立ってしまって彼に迷惑を掛けてしまうだろうし。そもそも好き合ってはいるが押すに押せなかったため付き合ってはいないので、自分がクリスマスの日には誘うのは変だ。一緒に行きたいのは山々だけど……と、そう悩んでいれば街中でサンタの格好をした女性に「良ければどうぞっ」とチラシを渡され)
ありがとうございます。
へぇ、クリスマスマーケットですか?
(そう聞けば「はいっ、今週の土日から再来週のクリスマス本番まで本場のドイツさながらの大規模なクリスマスマーケットをやるんですよ。お祭りなので、恋人だけでなく家族連れや友達連れとかも多いのでお兄さんも気軽にどうぞ」と笑顔で言われため会釈をしてチラシを貰う。そのチラシを読むと更に詳しく載っており。このクリスマスマーケットでは、広場の中心にクリスマスタワーと呼ばれる大きな仮設の塔が置かれるらしい。ここでホットワインやホットチョコレートが売られ、これがマーケットの中心になるとのこと。その周囲には日本の縁日のように、広場やメインストリートに出店が並び、簡単な食事や土産物が売られるらしい。中には台所用品など実用品も売る店もあると書かれている。出店は縁日のそれよりもずっと大きく、木造の家屋のような作りになっていて、メリーゴーランドや観覧車なども設置されるらしい。一種の遊園地やフェスティバルみたいだと感じ、これくらいになら聖夜とは違う日に買い物と称して誘っても許されるかなと思っていれば狼君が見え)
あっ、狼君。ちょうど良かった。これからお昼を一緒にどうかな?拒否権は無いけど。
(いつもの調子でにこにこと言い)
(/クリスマスマーケットで買い物などを楽しんで貰おうかなと! 一種のお祭り(クリスマス版)なので、周りは友達連れや家族連れが多いため狼君も気軽かなと思いまして。良ければそちら様のご意見もお聞きしたいです! あっ……こ、この二人ってまだ付き合っていない認識で合っていますか?愚息は本編でそういう認識にしてしまいましたが……)
…何がちょうど良かっただ、どーせまた待ち伏せしてたんじゃねぇだろうな?
(相手の言葉に大きくため息を吐き、いつもの相手の行動から類推して疑るような眼差しを向け。しかし何だかんだ昼食を食べに来たわけであるし、特に断る理由も無かったのでOKして。意識していなかったが街は未だクリスマスではないというのにすっかりクリスマスモードだ。其処ら中の木々には電飾が施され、貼られているチラシは全てが赤と緑。おまけに流れている曲までクリスマスソングで、街を歩く人々の浮き立つ様な足取りはクリスマスを歓迎しているようだ。ふと先ほどの龍との会話が蘇る。やはり、クリスマスならば何か特別な事をしようと誘った方が良いのだろうか?男女の話ならまだわかる。ケーキを食べに行こうだとかイルミネーションを一緒に見ようだとか、女性が誘うのはまだ愛らしいと思うが自分が朧にケーキを食べに行こう等と言ったら軽く退かれるだろうし、自分のプライド的にそれは無理な話だ。そもそもなり行きであんな話になったが、朧が今どう思っているのかなんてわかったことではない。時が経つとあの時の記憶もだいぶ曖昧になってきていて、もしやすると彼の言っていた”好き”と自分の言っていた”好き”は形質が違うのではないだろうか等と疑念をも抱き。そうするとますます自分から誘う事等出来ない様に思えて、相手は一体どう思っているのだろうかと思うと悶々としてしまい)
(/成程…!了解致しました、是非そうしましょう!そうですね、付き合ってないです…敵同士なので付き合うのはいけないんじゃないかとか思ってる部分が大きいです…。凄く好きで信頼も出来るけど付き合っていない…というのは妙でしょうか…?若干この何とも言えない期間を楽しみたい感じもしますが、個人的にですが…()いつかは正式にお付き合いしたいですね…!誤字の方は了解致しました、大丈夫ですよ!)
うん?毎回言ってるけど偶々だよ。今回は特にね。
(笑顔のまましらばっくれる。事前に彼がこの辺りにいることはリサーチ済みだったので。しかし半分は本当であり、今日は歩きながら考え事をしていたので相手とばったり会ったのは偶然だ。いつもは目的地に着けば自ら探しに行っていたので。
ーーふと、クリスマスマーケットのことは食事の時にでも言おうと一度チラシをしまう。ただの“買い物の誘い”なのに随分と臆病だなと、自身に溜め息をつきたくなる。そう悩むぐらい相手のことは好きで大切にしたいと感じているのだが、果たして相手の好きが自分と同じ恋情での意味なのかが今になって分からなくなってきた。あの非常口の出来事から約三週間強ほどが経っているが、今日までを振り返れば相手のそれは友愛的な意味の方が強いのでは?とも感じるし。同性の自分が相手を好きなこと自体が迷惑がられているのかもしれない。しかし、それらを確認する術が無いため合っているのかどうかも分からず。そして確証が無ければ当然行動も出来なく、そちらの恋愛的な面に関してはどう接すれば良いのかも曖昧で。そもそも付き合ってはいないのだから誘って良いのかも分からず。結局、今の今まで保留にしておいたわけである。もちろん今のままの関係でもそれはそれで居心地が良いし楽しいけれど。少なくとも自身は付き合いたいと言う気持ちはあるわけだが、きっとアレコレ押し付けても相手が疲れてしまうだろうし同性で敵組織と言う障害だってある。独り占めしたいが狼君はオモチャではない。もう昔みたいにそのような認識はしていない。付き合うと言うのは、二人が同じ目線に立って肩を並べて初めて成り立つもの。自分一人だけがそうなりたいと想っていても重たいだけだ。無理強いをして手に入れるよりも、あらゆる人間と天秤にかけてもいつか彼に選んで貰えるように。驕らず弛まず、そんなに存在になれる為の努力をしていけば良い。きっと狼君の心は僕のものではないけれど、僕の心は狼君のものだから。いつまでも待てる自信はあるし、どんな結果になっても受け入れられる自信もある。……ちょっと辛気臭いか。目を細めてその思考を終えるかのように一度頭を振って、前を見て)
……ごめん。少しボーッとしてた。
それで狼君、お昼はどこのお店にする?
(いつものように微笑んで周りにある飲食店を指差し)
(/ありがとうございます! トピ主様は他にやりたいことはございますか? / 了解です! こちらはトピ主様と狼君のペースに合わせますので。本編通り朧は、驕らず弛まず己を磨きつつも、いつまでも待ちますし、どんな結果になっても受け入れますので。 / それ故こちらが勝手に関係を進展させるのはご迷惑をお掛けしてしまうので、お手数ですが関係の進展についてはトピ主様がお好きなタイミングで合図を出して下さればと思います。どのようなタイミングでも朧が迎えに行きますので。 / あっ、今更で申し訳ないのですが当方.人間味のあるキャラが好きでして、幹部と言えど朧を凄く悩ませたりしてきましたが大丈夫でしたでしょうか…?)
特に…って、いつもはつけ回してるって事だな…
(通常運転の相手にじとっとした視線を送りつつ。それからチラリと相手を盗み見れば何やら考え込んでいる様にも見え。どうしたのだろうかと思っていると相手が不意に首を振り顔を上げたので此方も前を向き、相手の問いに少し考え込む素振りを見せ)
…んー、そうだな…中華が良いな。
(ぐるりと辺りを見渡し馴染みの店へと向かい。大きな店ではないがリーズナブルで且つ美味いという穴場の飯店で。中に入るとポツポツと客が入っており、顔なじみの大将に声を掛けてテーブル席に座り。”狼が誰かと来るなんて珍しいねぇ、同僚かい?”とお冷をテーブルに置きつつ大将に尋ねられれば曖昧な笑みを浮かべ)
…まぁ…そんな所だな。俺、醤油ラーメンと半チャーハン、あと餃子ふた皿で。
お前は?
(いきなり今現在丁度触れて欲しくない所に触れられ内心ギクリとしながら答えて。きっと一緒に来ていたのが女性で、それで好きあっていたら”俺にも彼女出来たんだぜ!凄いだろ?”なんて言えるのかもしれないが。世間からの目をどうしても気にしてしまうし、勘違いだったら恥ずかしいし。結局言えずじまいで誤魔化すようにメニューを開き大量の注文をして。これで一人前なのだ。大将は何時ものことなので気にせずにサラサラとメモを取っていく。メニューを相手に手渡して付け加えるように言って)
んー、まぁお薦めはラーメンだな、やっぱ。ここの美味いから。チャーハンも美味いけどお前二皿食えないだろ?あとは餃子も美味いな。ここの、あのパリパリのとこが…何だっけ大将?
(お薦めのメニューを教えていると、不意に言葉が出てこなくなって助けを求めるように相手を見れば”羽だよ。”と少し困ったような笑みを浮かべながら大将が言い。さもわかっていたような顔をして”そう、羽が美味いから。”と自分の出す料理でもないのに自慢げな表情で言ってみせるもほとんど全てのメニューを美味しいと言っている事に気づいておらず)
(/そうですね…特に思い浮かびませんが…このイベントを機に朧君と一緒に出掛ける事がやっぱり楽しい事に気づいて、同時に相手がどう思っているのかわからなくてモヤモヤが積もっていく感じを想像しております…!最初は今の関係が壊れるのが怖くて言い出せずにいるのですが、本当にどうしても相手との関係をハッキリさせたくなったらその話をすると思いますので…もう少しだけお待ちください…!これからの展開についてなのですが、この間お話していました狼の過去に関することのイベントと、その他に思いきり本気の喧嘩をするイベントとかも面白そうかな~と思っております。他にも何か希望等ありましたらお気軽にお申し付けくださいませ…!進行していく順番に関しましては相談しつつ決めていきたいと思っております!関係進展に関しては了承致しました、準備が整い次第お願いするようにしますね!!勿論大丈夫ですよ、私も完全な完璧主義者よりも人間味がある方が好きなので…!)
(中華のお店に向かう彼の後を追って行き、こじんまりとした中華店に入る。テーブルに座れば店主らしき人物に「同僚かい?」と問われて困っている彼を見ては、適当に嘘を言っても良いのにと苦笑し。一番良い答えは同業者と答えることかなと思いつつお冷を飲み。その傍らで大量の注文をしている相手を一瞥して、自分も早く決めてしまおうと考えていればメニューを手渡され。ついでにオススメも教えて貰い。しかし、味の説明が美味しいしか言ってないことにくすくすと笑いながら)
うんうん、取り敢えず狼君の語彙力が“美味しい”しかないことは分かったよ。
ーー済みません。この餡かけ蟹チャーハンをお願いします。
(チャーハンも美味しいと聞いたのでそれを頼み。
ーーふと、注文した料理が来る前にクリスマスマーケットのことを言ってしまおうとチラシを取り出し。それを相手に差し出しながら)
狼君、今週の土日って暇でしょ? あそこの街道で大規模なクリスマスマーケットが開かれるんだけど、僕の“買い物”に付き合ってくれないかな? ドイツ製品の小物とか珍しい物が売られているようだしさ。
(そう言って、我ながら予防線を張り過ぎだろうと苦笑しつつ。それでもあくまで“買い物”と称して頼み。これなら柄じゃないなんて断られないよね?と若干心配するが、いつもの浮かべた笑みは崩さずに相手の様子を伺い)
(/了解しました-! 気長に待っていますね! / 狼君の過去!大喧嘩!どちらも面白そうで…!! 大喧嘩は理由を考えるのが大変かもですが絶対にやりたいですね!(( / 実はネタは割とありまして、カジノ潜入やハイジャックに巻き込まれや偽札や偽ブランドが絡んだ事件やどっちかが重傷を負って生死の境目を彷徨うや朧の過去とか、纏まりが無さ過ぎて済みませんが…orz こちらも順序や詳しいことはトピ主と相談していけたらと思います。 / そう言って貰えて安心しました…!)
う、うっせぇな!美味いもんは美味いんだよ、文句あんのか!
(痛いところを指摘されてはただ怒鳴り返すほか無く、確かにすべての説明に於いて”美味い”しか言えてなかったのは事実であるものの認めることは躊躇われ。大将がそれを聞いて愉快そうに笑って厨房へ戻っていくのを見ると更に恥ずかしくなり拗ねたように頬杖をついていたが、不意に相手がチラシを取り出すとそれを受け取り、紙面に視線を移し)
クリスマス…マーケット…?
(紙面に大々的に踊っている文字を読み上げつつ相手の話を聞いており。こんなの一人で行けばいいのにと思うものの若干どんな物なのか気になるところはあり。一人で寂しいのならついて行ってやるしかないなと自分の胸の中で言い訳しつつ了承の返事を返し)
…仕方ねぇな、どうせクリスマスマーケットなんてカップルとか家族連ればっかみてぇなもんだから一人で行くのが淋しいんだろ。お前も案外子供だな。
(ふんと鼻で笑いそんな言い方をしたのは、これはデートではないのだと自分に言い聞かせる為でもあり。彼はただ一人で行くのが嫌だから自分を誘っただけ、特別な感情はない、故にこれはそういうお誘いではないのだと言い聞かせて、あまり落胆しないようにと予防線を張っただけで。安易に期待してはいけない。きっと彼が抱いている”好き”の気持ちは自分と違うのだからと内心で言い聞かせつつ運ばれてきた料理に目を遣って一度その思考を打ち切り)
(/はい、宜しくお願い致します!!そうなんですよね!!理由がなかなか思いつかなくて…またその時までに考えておきます!!う、うわあ…!凄い…!どれもめっちゃ面白そうじゃないですか…!特に朧君の過去、物凄く気になります…!順序としては取り敢えず短めに立てるとクリスマス⇒合同作戦解消⇒カジノ潜入orハイジャック巻き込まれor偽札・偽ブランド事件⇒大喧嘩⇒狼の過去⇒先ほどの三つの内、やっていない二つのどちらか(ここでどちらかが生死の境目を彷徨う?)⇒朧の過去という感じでしょうか…!あくまで本当に大まかな予定です!ちなみに、関係の進展についてはどちらかが生死の境目を彷徨う時が一番ベストかなと思っております!私個人としては、朧君が怪我を負って生死の境を彷徨った時にどれだけ自分が朧君の事が好きで、失うのが怖くて、この世界ではいつどちらが死ぬのかわかったことではないという当たり前の事に気づいて言える内に言わなくてはいけないという感じに繋がると思います…!どうでしょうか…?ここにこれを入れたいだとか、こことここの順番を逆にしたい等随時受け付けておりますので是非ご意見があれば頂きたいです…!もう提案して頂く設定も朧君の台詞も自分好みすぎて毎日悶えておりますので…!())
え?普通に友達連れとかも多いらしいよ。あと狼君は荷物持ち……おっと、口が滑っちゃった。
(そう真っ赤な嘘の軽口を叩いてはにこりと笑い。だって、デートなんて言葉を直球に言えば付き合ってない上に男となんて嫌だとか告げられそうなので予防線をまた張って。けれども、相手が了承してくれたので内心ではやはり嬉しくて楽しみであり。クリスマスマーケットではどこを見て回ろうかや何を買おうかなと想いを馳せて。せっかく誘えたのだから必ず狼君にも楽しんで貰おうと、後で念入りに出店されている店を調べようと考えていると料理が来たのでレンゲを取り)
確かに美味しそうだね。いただきます。
(出来立ての餡かけ蟹チャーハンをレンゲで掬い。パラパラとしたチャーハンに餡のなめらかさがよく合っていて、塩っけさと仄かな甘みが食欲を満たしていく。チャーハンの卵や蟹やグリンピースなどの具も、餡と組み合わさることによって飽きさせない味になっているなと思いながら食べていき。完食すればお冷を飲んで相手を待ち)
(/楽しみにしております…!! / 朧の過去は親が胸糞ですが…上手く書けるようにしたいです! / 詳しくありがとうございます! そうですね、狼君との仲が進展した後に朧の過去は重過ぎかもしれないですのでワンクッション置いた方が良いかなと思っています、結構シリアス気味なので…。 / 生死の境目を彷徨うなら3つの中ではハイジャックが一番自然かなと思います! 一般人もいますので今までで一番動きにくいとも思いますので! / あとこれは完全趣味なのですが、大喧嘩の険悪な雰囲気のままハイジャックで相方が死にかけるシリアス連鎖も美味いと思ったのですがさすがに重たいですかね?汗 / クリスマス⇒合同作戦解消⇒カジノ潜入or偽札・偽ブランド事件⇒狼君の過去⇒大喧嘩⇒ハイジャック巻キ込マレ(生死の境目を彷徨う)⇒カジノ潜入or偽札・偽ブランド事件⇒朧の過去。/ と言う感じですが、けれど狼君の過去解消後はむしろ連帯感が生まれますし大喧嘩は難しいですよね? 質問ばかりで済みません…! / 是非とも朧に生死の境目を彷徨わせます!!(( /いえいえ!こちらが好き勝手やり過ぎて申し訳ないですのに、トピ主様の寛大なお心に涙が出るばかりです…! 結構愚息が狼君に酷いことを言ってるので心配していましたがそう言って貰えて安心します…! / 私も狼君のツンツンやほんのたまーに来るデレに毎回悶えさせて頂いています…!!)
はぁ!?お前な…荷物持ちって…
(どうせそんなところだとは思っていたがやはり少し落ち込んでしまう。やはり、きっと彼にその気は無いのだろうから。麺が伸びてしまう前にとラーメンを啜りつつ、チャーハンを口に運ぶ。相手も料理に満足出来ているようで良かった。餃子の一皿目を平らげ、ラーメンを空にすると今度は二皿目の餃子に手を付け。あっという間に食物を胃の中に放り込んで行き、既に食べ終わって待っている様子の相手に食事を終えれば”お待たせ”と言って立ち上がり)
大将、この前のアレでチャラにしといてな。
美味かったよ、ご馳走様。
(アレというのは相手が賭け麻雀で自分に大敗を喫して今度好きなものを奢ってやると言っていた事であり、大将は苦笑しつつ了解を示し。朧を引き連れて店から出ると、やはり辺りは再びクリスマスムードが漂っており何とも言えない気分になり。少し相手の出方を伺ってみようかと声を掛けてみて)
なぁ、お前、クリスマス好き?
(言ってしまってから実に奇妙な質問をしてしまったものだという事に気づいて”あ、いや、俺はそこまで好きじゃねぇから何となく居心地悪いな~って…あ…いや、まあそのイベントとしては、悪くねぇとは思うんだけど…”と言って。しかし、これもまた墓穴を掘っており、クリスマスを嫌いで居心地が悪いと言ってしまうとまるで相手から誘われたクリスマスマーケットが嫌だと言っているみたいではないかと思い慌ててフォローするように言葉を紡ぐものの流石に不自然がられただろうか。いつものように今年のクリスマスが嫌なのはお前に荷物持ちをさせられるからだと言ってしまえば良かったのだろうが、何やら複雑に脳内で考えていた為すっと言葉が出てこず。ますます奇妙な空気になってしまい、どうしようと視線を泳がせ訂正をいれたものの本心を言っているのだが何だか自分でも台詞が嘘くさく感じてしまい)
……いや、あの、お前と行くのが嫌だとか言ってるんじゃなくて…
(/胸糞両親でしたか…、すると結構狼とは真逆の過去ですね…!成程…!そのシリアス連鎖凄く素敵です…!大喧嘩して仲直りもしていない侭相手が死んでしまうんじゃないかとかなったら後悔は倍増ですよ…!考えついた大喧嘩の理由としては、狼の過去編で狼は両親の仇討ちをするんですが、その仇が朧の知り合い等何かしら関係のある人で、狼はこれは自分のことだと割り切って朧に何も言わないで暗殺を行ってしまい、結果だけ見た朧が仲間に個人的に手を出した狼に怒り、狼も怒鳴りつけられると本当のことを言えなくて”俺の好きにさせろ”みたいな事を言ってしまってそのまま絶交状態とかどうでしょうか…?ハイジャックに関しては本当にたまたま同じ便に乗り合わせてしまっていて、しかも席が隣なのでかなり気まずい状態から事件が起こり朧君が重傷を負って…という流れにして、朧君が回復した後に狼は自分の過去の事を朧君に話して相手に謝罪して、それから自分の本当の気持ちを打ち明けて相手の気持ちを確認する…という流れになれば何とか繋がるのではないでしょうか…?!自分はよく怪我しているけれど、今まで怪我をしているのを見たことが無い相手が命の境目を彷徨っているのを見たら相当狼は堪えると思います()狼は朧君に何を言われても何処かで憎みきれてない所があるので…!ツンとデレの頻度に非常に迷っていたのでこの割合で大丈夫でしたら良いのですが…。因みに、関係進展後はもう少しだけデレの割合を増やすつもりですが其処はお好みということでまたご意見お聞かせ願えれば幸いです…!)
(チャラの意味はよく分からないが結果として狼君に奢ってもらってしまったので「ありがとう。ご馳走」と微笑みかけ中華店を出る。相変わらず街はクリスマスムードで、昼間なのに本当に浮かれていると思いながら少し歩けば狼君に奇妙な質問をされ。“クリスマス好き?”とはどういう意味だろうか? 幼い頃はクリスマスなど家族がいない寂しさを増長させるイベントだったため大嫌いであったが、今はそうでもなく普通に冬のイベントかつ恋人のイベントと言う認識だ。しかしそこまで思ったところで、続けてそこまで好きではないや居心地が悪いと言う言葉を彼の口から聞いてしまったので)
狼君、もしクリスマスマーケットが嫌なら断ってくれても大丈夫だよ? 遠慮せずに言って良いからね。“こう言うこと”で無理強いはさせたくないしさ。
(こう言うことと言うのは、つまりは自身の相手が好きだからこそ生じた行動のことであり。普段仕事で振り回しているそれとはワケが違う。何やら相手の仕切りに泳いでいる視線に、むしろ申し訳なくなり。早まってしまったか?浮かれていたのは自分だけだったかな?とも考えて微笑みながら上記を述べ。荷物持ちなんて口走ったのが悪かったのかもとも思うが、相手にその気が無いなら仕方が無い。取り敢えずこの妙な空気を何とかさせようといつも通りのにこにことした調子で言っているが相手は目を合わせてくれず)
(/なんと逆でしたか…!? / 同意をして貰えて嬉しいです! おお!それ良いですね!是非それでお願いします! あと加えて朧は狼君が自分を信じて頼ってくれずに何も言わないでやったことに一番怒ると言いますか裏切られた気持ちになって険悪にもなりますね(( / ハイジャックからの流れも是非その流れでお願いします! 確かに朧って今までで無傷ですよね…任務は結構失敗してましたが(( / キャラが悩んだり堪えたりする展開大好きなのでハイジャックからの流れほんと楽しみです…!(( / そうですね! ツンとデレのさじ加減はその時になってからまた言いますね!)
ち、違ぇから!クリスマスに嫌な思い出があるからクリスマスが嫌いなだけで、別にお前と一緒にどっか行くのは良いって言うか…嫌、荷物持ちをしたい訳じゃねぇけど…兎に角!一緒に行くから!
それに本当に嫌なら断ってるから!
(自分の言葉にやはり思った通りの解釈をしてしまった相手にかなり慌てて色々と言ってみるもののどんどん墓穴を掘って行ってる気がして最終的には非常に端的な言葉で纏め。何故こんなに力説しているのだろう。却って怪しく見えてしまうだろうかと相手の表情をチラリと伺っていたがふいと顔を背けるとスタスタと歩き出して相手に聞こえるか聞こえないか程の小さな声で呟き)
…普通に楽しみだし。
(/狼はお母さん大好きです…笑。了解致しました、それでは一応この流れで行きましょう…!基本的に愚息は後先考えずに行動するので朧君の怒りに触れるのは尤もで、冷静になると本人も自分の方が悪いことに気がついているんですが中々謝罪を切り出せずにズルズル引きずってるのだと思います…!そうですね…狼としては朧君は大丈夫みたいな謎の根拠のない自信があったので生死の境を彷徨うほどの大怪我とかはかなり大打撃になるかと…。了解致しました、お待ちしております!!)
(何やら相手がフォローの言葉をここまで慌てて力説してくれるとは思っていなかったので少し嬉しく思い。しかし、気恥ずかしさなのからか、こちらが答える前にスタスタと先に行ってしまった彼の後を慌てて追って行き。当然、相手の最後に発した小さな声などは拾えておらず。やっと追い付いて隣に並んで歩けば)
狼君……そんなに荷物持ちがしたかったんだね。
ーーと、冗談はさておき。じゃあ、少なくとも君とクリスマスマーケットを一緒に行って良いんだよね?……ありがとう、楽しみにしてるから。
(そう言ってにこりと笑みを浮かべ)
(/繁華街の時で何となく察してました(笑) / あまり細く決めますと新鮮味が無くなってしまいますしね! あっ、狼君の仇はこちらで出しておきますね! いえいえ、朧も朧で思い込みが強い所がありますので…! / 大打撃ですよね…。うおお狼君…ごめんよ。 / しかしながら話を練るの楽しいです…このナリチャ界隈でお相手様とほんとお会い出来て良かったです…! / では何か背後はこれにて失礼します!また何かありましたらお呼びになって下さい!)
だから違ぇって!荷物はお前が持て!!
…別に、礼を言われる事じゃねぇし…
(変に意識されるより茶化されるようないつもの言葉が心地良く。此方もいつも通り振舞って良いのだとほっとしながら言葉を返しつつ。土曜日迄に仕事を全て片付けてしまおうと頭の中で仕事の処理の予定を立てつつも、今日は午後から任務が一つ入っているのでそろそろ本部に戻らなくてはならず別れを告げようとし)
じゃあ、俺これから用事あるからまたな。
土曜日は何時に何処に行けばいい?
(/察されていた…()そうですね、後はお楽しみという事で…!ありがとうございます…!出来れば一見して狼が親の仇だも思い出すような外見的な特徴がある伽羅だと嬉しいです…!いえいえ、愚息にはこれくらいの衝撃が無いと動けないので…!私もいつも楽しくお話を考えさせて頂いております…!こんなに楽しいナリは今までにしたことがなくて、私も本当にお相手様に逢えて良かったと毎日心の底から幸せに浸っております…!どうかこれからも愚息共々ご贔屓にお願い致します…!/蹴り可)
えー、酷いなぁ。
(そうくすくすと笑っては、普段の様子に戻った相手を見てこちらも安心し。「……礼を言うほどのことなんだよ」と小声で呟いてはボルサリーノ製の帽子を被り直し。不意に彼はこれから任務ーー確かパトロールが入っているので、今後の予定を聞いてきて。そう言えばまだ決めていなかったと少し考えれば、この広場と街道を見渡して)
そうだね、クリスマスマーケットは土曜日は18時30分から始まるようだから、その時間にあそこのメインストリートの入り口にある“天使のブロンズ像”の前に集合でどうかな?
酷いのはお前だろ!
…18時半に“天使のブロンズ像”前な。了解、じゃあな。
(相変わらず軽くにへらと笑って自分の事を“酷い”などと言っている相手を怒鳴りつければ、その時同時に相手が何か小声で言ったような気がするがよく聞き取ることができず、自分の気の所為かと思うことにし。集合の場所と時間を聞けば特に訂正すべき点は見当たらず一つ軽く頷き手を振り相手と別れようとし)
うん、じゃあね。
(今日はそのまま狼君と別れて本部に戻り。自分も土曜日を必ず空ける為に、さっさと先の仕事までも片付けてしまおうと考えながらデスクワークに勤しむが。頭の中では先程のメインストリートで流れていたジングルベルがループしており。今から浮かれてどうすると思いつつ書類を見ていく。
ーーそして、今日の労働時間が終われば高層マンションに帰って夕食や風呂などの日課をしつつも、チラシとホームページを確認してクリスマスマーケットのルートを練っていき。やがて深夜になる前に寝に入り)
(それから三日が経ち、土曜日の朝を迎えるとなんだか朝から落ち着かず。クローゼットを開き今日のために着ていく私服を選ぶべくクローゼットから服を何着も引っ張り出し首を捻りつつ真剣にコーディネートを考えて。最終的には少し薄手のグレーのニットに、下は黒のスキニー、その上に濃いカーキ色のダッフルコートというコーディネートに落ち着き。鏡の前で髪の毛を直したりなどして何をこんなにウキウキしているのだと自嘲気味に笑い。そして待ち合わせの時間の30分前になれば組織の部屋を出て待ち合わせ場所に指定された“天使のブロンズ像”の前に向かい、確かに家族連れや女性の集団などでかなり賑わう中で相手の姿を探し)
(今週の土曜日、クリスマスマーケットの初日。先の方の仕事まで済ませていたのが功を奏したのか、急な仕事は入れられず本日は狙い通り一日中休みとなっている。午後までが待ち遠しいと感じつつも暇潰しの為に持ち帰った仕事のデータを整理していき。
ーーそろそろ時間かと、今回はベージュ色のトレンチコートとペイズリー柄ストールを短めに巻き、ロングブーツを履いて外に出て。白い息を零しながら今日は一段と冷え込んでいるなと足を動かして街へと辿り着き。まだクリスマス本番には程遠いのにも関わらず、すっかりクリスマスムードの街道を歩いて行き。途中で家族連れや友達連れの一般の人達とすれ違って、雑踏の中を進んで行く。暫くして、自身が指定した天使のブロンズ像の前に到着し。キョロキョロと相手を探せばすぐにその姿を見つけて)
こんばんは、狼君。今日は寒いね。
お、う…寒いな。
(何処にいるのだろうかと少し背伸びをしつつ辺りを見回していれば、直後背後から相手の声が聞こえまた恥ずかしいところを見られてしまったと思いしどろもどろに返答を。相手の本当の私服を見るのは中々珍しく、先日、Resistance殲滅作戦の変装の際に変装をした私服は見たが、本当の私服というのはこれが初めてかもしれない。意識してみてしまうと若干その大人っぽさにドキドキとしてしまう為気にしないように気にしないようにと自分に言い聞かせ。早速買い物とやらを済ませようかと取り敢えず順路に沿ってゆっくりと歩き出して)
あれ?狼君の私服って割と落ち着いている感じのコーデなんだね。マーケットの雰囲気とよく合っているよ。
(そう相手の格好を見ては笑顔でさらりと言い。てっきりResistanceの時みたく、カジュアルな服装で来るのかと思っていたので内心では驚いて。たぶん、クリスマスマーケットの雰囲気に合わせたのだろうと思いながらも、こうしてクリスマスを意識してコーデしてくれたのは嬉しく感じ。つい口元が緩んでしまう。
ーー取り敢えず立ち話も何なので、華やかなクリスマスマーケットを歩き出す。チラシやホームページに書かれていたように広場の中心には“クリスマスタワー”と呼ばれる大きな仮設の塔が置かれている。「あそこではホットワインやホットチョコレートが売られていて、マーケットの中心になっているんだよ」と説明をしながら進んで行き。広場やメインストリートに並んでいるドイツ製や北欧製の伝統的なお菓子や土産物や食事、台所用品などの実用品が売られている数々の出店を横目にし。どの出店も見た目はお洒落な木造の家屋のような作りになっていて、クリスマスムードの広場や街道に溶け込んでいる。遠目にはメリーゴーランドや観覧車なども設置されているのが見え、本当に一種の遊園地やフェスティバルみたいだと考えながら。まずは、ドイツ直送の木工芸品や食器が並ぶ出店に立ち寄って)
へぇ、かなり本格的だね。このドイツ製のクルミ割り人形なんか凄く作りが良いよ。ドイツ・エルツ地方ザイフェン村からの直送か。
(絵本によく出てくる赤い兵隊の木造人形を手に取り、そう言って。一応、買い物と称しているので、ボスへのお土産もついでに何か買っていくかと思いながら隣の彼を見遣り)
トピック検索 |