匿名さん 2015-11-23 11:32:49 |
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本当だ、綺麗。東京湾も東京湾で良かったけどまた違った良さがあるね。
(いつの間にか江ノ電は市街地の軌道上ではなく線路上を走っており、まるで宝石がキラキラと輝くようなほど太陽の光で反射した青い湘南の海が見えて来て、昨日の東京湾の風景を思い出しながら相手の言葉に賛同するように頷いていき。__やがて、何回か乗り換えをして馬車道の駅に着けばそこで降りて行き。駅内の掲示板にある地図を見て、徒歩6分の所にある目的地へと向かい。ようやく目当ての"横浜赤レンガ倉庫"が見えて辿り着けたので一息つき)
ここが赤レンガ倉庫か。フェスティバルをやってるからかな?平日でも結構観光客が多いね。
有名な観光地だしな。
さ、和菓子和菓子!
(横浜赤レンガ倉庫に辿り着くと相手の言う通りの混雑ぶりに少し驚いたものの、観光地ではあるのだし予想外のことではなく。色気より食い気とはまさにこの事で、赤レンガ倉庫にはちらりと目をくれただけで二言目には和菓子という言葉が口から出る始末で、相手に聞いた時から相当楽しみにしていたのだろう、キョロキョロしながら和菓子の出店を探して)
(/すみません、本日諸用で昼間の返信遅いです…!/蹴可)
会場はこっちみたいだね。
(明治に出来たと言う赤レンガ倉庫を眺め、そのレトロな雰囲気にここだけタイムスリップをしたような感覚だと思いつつ、立派な佇まいの赤レンガ倉庫を写真を撮って携帯機器に収めていき。そして、さっそく和菓子フェスティバルの会場を探す彼を微笑ましげに見ては、公式サイトを開いて場所を確認し。すぐに調べ終えれば軽く相手の肩を叩いて、その洒落た出店が出ている広場へと向かって行き。着いた広場はやや混雑していたが、全体的に和の雰囲気が漂っていて、新春を祝うかのように一つ一つの店には可憐な桜の飾り付けが施されていて華やかで。店員さんも艶やかな着物を着ており、その凝りように感嘆の息を零しては隣の狼君に話し掛けていき)
沢山お店があるけど、まずは端から回ってみる?
お、凄い…何だか明治時代にタイムスリップしたみたいだな…。
(相手に連れられて広場へと向かうと、其処には本格的に作りこまれた世界観が広がっており。桜の飾りつけが施され、店員も含めて和の雰囲気の味わう其処と、背景のレンガ造りの建物を見やればさながら文明開化直後の和洋折衷な様子で、思わず此れには感服して。しかしやはり一番の興味はその食べ物。相手の言葉にゆっくりと辺りを見渡してそれぞれの店で何を売っているのか確認しながら歩いていけばよいだろうと賛同するように頷き)
そうだな。どんなのが売ってるのか気になるし、取り敢えず見ながら歩いていくか。
(/お返事遅れました…!!更新周期戻ります!/蹴可)
(相手が頷いたのを見れば、出店のショーケースに並べられた色とりどりの和菓子を見ていき。綺麗な桃色をした桜型の干菓子や、桜の模様が描かれた雪兎の形に似た兎のお饅頭。後は定番中の定番の桜餅に三色団子などがあり、どれも春を彷彿とさせる色合いとなっていて綺麗の一言に尽き。一つ一つが職人の手で作られていることが納得出来るほどの出来栄えで。見ているだけでも楽しいそれを見ながら歩いて行って)
凄いなぁ…どれも凝っている和菓子だね。ちょうど小腹も空いて来たところだし何か食べる?
(色とりどりの和菓子は見目も華やかで楽しく、ウインドウショッピングでも十分に楽しめたが、やはり食べる事に最も楽しみを感じ。どれも愛らしく食べたいと思うようなものばかりであったが、中でも兎のお饅頭に心惹かれて相手のコートの裾を少し握ってちょいちょいと引っ張るとその兎の形をした饅頭を売っている和菓子屋の前まで軽く引っ張って指さして)
なあ、この兎の饅頭すごく可愛くないか?先ずはこれを食べようぜ。
じゃあ、二つ買おうか。
__済みません、これを二つお願いします。
(コートの端を引っ張られるままにある一つの和菓子屋へと来れば、狼君の言う通り先ほど見たあの可愛い兎の饅頭が置いてありそれを二つ着物を着た店員さんに頼めば、すぐに四角い品の良い小箱に入れられた和菓子を渡されてお金を支払って受け取り。何処かで食べられる場所は無いだろうかときょろきょろと探せば、奥の方に休憩処と達筆な字で書かれた紙がゆらゆらと風で揺れていて。そこには赤いシートが敷かれた長方形の椅子と上には赤い傘があり、直射日光を遮っていて。まるで時代劇に出て来るような茶屋だと思いつつ狼君を見遣り)
あそこでなら座って食べられるから移動しようか。
お、悪いな。
(相手が和菓子を買ってくれたので礼を言いつつ示された方向を見てみると休憩所と記された場所があり。こんな所まで凝っているのかと感動してそれを見ながら相手の言葉にうなずき了承を示し其方へと移動して。空いていた席に座り兎の顔が描かれた饅頭を見ては見目が愛らしいせいで食べることに罪悪感を覚えてしまい、携帯機器を取り出して写真にしっかりとその愛らしさを収めてから両手で包み込むようにその饅頭を持ち)
頂きます。
いえいえ。
(そうヒラリと手を振っては休憩処の椅子に座っていき。買った小箱を開けたは良いものの、兎の和菓子があまりにも可愛過ぎて食べるのに躊躇い。特にこのつぶらな瞳で見られてしまえば、顔から一気に食べてしまうのは良心が働いてしまうもので。どうしようかと悩みつつも、しかし結局は小腹の空腹には勝てずに、散々悩んだ挙句に兎の饅頭を手に掴めば)
……な、何と言うか、あのひよこ饅頭みたいで食べ辛い。いや勿論。食べるけどね。頂きます。
__わっ、美味しい…!
(てっきり粒餡だと思っていたが中はこし餡で、皮のモチモチした食感と滑らかな餡子の相性が良くお茶が欲しくなるような味で、舌鼓を打っていき)
(しばらく何処から食べようかと迷い、さすがに顔から行ける程外道になりきれず脇腹辺りから一口食べて。和菓子独特の派手過ぎず、控えめながらほんのりとした甘みに此方もまた舌鼓を打ち、見目もさることながら味も文句ないクオリティで思わず感嘆の息を漏らし)
本当だ…美味い。
…餡も甘すぎないでさっと口の中で消えて行くから凄いな…
(和菓子はやはり繊細な味がすると思いながら一口一口楽しんでいき、あっというまにその饅頭は食べ終えてしまい)
これが職人技と言うやつか…。ごちそうさま。
(和菓子は小降りなのであっという間に兎の饅頭を食べてしまうと、やはり飲み物__特にお茶が欲しくなり。どこかに自動販売機はないかと探していれば、ふと奥の方でお茶会が行われていて。その前のカウンターでは“お抹茶一杯250円、桜の落雁付き、持ち帰り可”と書かれているのが目に入り。隣に座っている狼君の肩を軽く叩けば)
狼君、あそこで抹茶買って来ない? お茶会に出なくても抹茶飲めるみたいだしさ。
ん、ごちそうさま。
(相手もすぐに食べ終わったのを見届けて両手を合わせると立ち上がり次はどうしようかと相手を見遣れば何かを探しているように見えて。おや、と首をかしげてどうしたのかと尋ねようとすればふと相手が奥のカウンターに貼られた貼り紙を示しており。見てみればどうも抹茶が持ち帰りで手軽に飲めるというものらしい。丁度甘さが口の中に広がっていてお茶を飲みたいと自分も思っていた所だったので頷いてカウンターにいた女性にそのセットを二つ頼んでお金を払うと紙コップに入った抹茶が出てきて、お持ち帰りだと紙コップなのかと苦笑するものの抹茶は本当にきちんとした手順で立てられたもので良いにおいが漂っていて)
はい、これ、朧の。…うわ、美味そう。ってか凄いお茶の匂い。
あっ、買って貰っちゃって悪いね。ありがとう。確かにまさに抹茶と言う感じの匂いだね、落ち着くよ。
(相手にお礼を言って紙コップに入った抹茶を取れば手でしっかりと持っていき。ついでに渡された小さな桜の落雁も手に取れば、先程の席に座り直していって。そう言えば、カウンターの張り紙には由緒ある茶道家が京都の宇治抹茶を茶筅で点てました、と書かれていたのを思い出し。だから普通のお茶よりも良い匂いがするのかと納得すれば、躊躇いなく一口飲んでいき。全く甘みの無いほんのりとした苦さのある抹茶だったがそれでも飲みやすい口当たりで、不思議だなと感じつつも桜の落雁を齧りながら抹茶を飲み干して、その満足感から息をついていき)
はぁ…落ち着く。
ん、どう致しまして。
(相手に言葉を返し自分もしっかりと紙カップを握り。もう一度香りを楽しんでからゆっくりとそれに口をつけると口に入れた瞬間抹茶の香りと苦み、そして少しの酸味が口いっぱいに広がり。すっと消えて行くわけではない奥の深い味を舌で楽しみつつ口語にほろりと甘い落雁を齧れば非常に相性は絶妙で。和とは良いものだな…と爺臭い事を感じながら抹茶を飲み干すと落雁が包まれていた紙ナプキンを小さく折り畳み紙コップの中に入れるとくしゃりと潰して近くに置いてあったゴミ箱へと入れて此方も小さく息を吐き)
何だかほっとする味だな。
ねっ、ホッとするよ。
(まだ肌寒いものの太陽はポカポカとした陽気だったので、うっかりこのまま寝てしまいそうな雰囲気になってしまったがハッとして目を覚まさせれば、手に持っていた紙コップなどを近くのゴミ箱に捨てていき。充分に和菓子フェスティバルは堪能した為に今度はちゃんと赤レンガ倉庫の方を楽しもうと立ち上がれば彼の方に視線を遣り)
さてと、小腹も満たしたことだし赤レンガ倉庫で何かお土産でも見て行こうか。
っはは、朧、眠そう。
ん。そうだな。
(相手の顔を覗きこんでみると少しばかりうとうとしている様子だったのでおかしくて少し笑って揶揄う様に言ってから自分も立ち上がり和菓子フェスティバルの会場から赤レンガ倉庫の方へと歩いて行き。赤レンガ倉庫の方もまた観光地とだけあってそこそこ混雑しており、人の行き交うのを見ながら目当ての土産物屋を目指して歩いて行き)
へぇ、色々なお土産が売ってるね。このチョコとか、童謡の赤い靴をモチーフにしていて横浜らしいね。
(眠そうにしていたところを見られていたらしくそこの部分は不覚だったと思いながらも、赤レンガ倉庫へと来れば程々に混んでいるお土産コーナーに立ち寄って行き、そこに置いてあった有名な横浜の童謡“赤い靴”を形にした、サイズ5cm程のチョコレートのパッケージを手に取り。どこかレトロな雰囲気のそのお土産の説明文にはロングセラー商品と書かれていて、確かにこのように凝っていたら買いたくなると思っては取り敢えず買い物カゴを探していき)
赤い靴?…ああ、あの外人に連れて行かれるやつ…
(お土産コーナーを見て回りながら色々な商品に目をやっていると相手が赤い靴をモチーフにした商品を取り上げたので少し首を捻って何の話だったかと思いだしてさらっと要約してから何となく物騒であることに気づき口を噤み。しかしながら赤いかわいらしい女の子のロゴの入ったそれは中々に愛らしく値段も手ごろで、向こう側に置いてあった買い物かごを二つ取って片方を朧に渡してから自分もそのチョコを一つ手に取りこれは龍へのお土産で良いだろうとかごの中に入れて)
そうそう、よく考えると怖い歌だよね。
(子供の頃は意味が分からなかったが大人になって聞くと、それはゾッとするような怖さを持つような歌詞になっていて。しかし、それをモチーフにしていてもこのように可愛いお土産に変身してしまうのだから凄いよなぁと考えつつ、狼君から買い物カゴを受け取ってお礼を言い。赤い靴のチョコレートは、その童謡に馴染みの無さそうな綴さんに話題の提供がてら敢えてあげようと考えていき。ふと、赤レンガ倉庫のレンガに見立てた大きめのブラウニーが目に止まったので、それを部下のお土産として五つぐらい買っていき)
他にも洒落たものがあるね。赤レンガ倉庫のお土産は特にパッケージが凝っているね。
そうそう、意外と童謡って子供の頃は何も考えずに歌ってるけど怖いの多いよな。
(同意しつつ他のお土産も見てみると赤レンガ倉庫に見立てたブラウニーを相手が大量に買っているので見てみると確かに言われた通りパッケージが凝られており。貂に買っていってやろうとそれを買い物かごの中へと入れると、最後に虎牙へのお土産も見ていって。彼に関してはまともなものを買う気はなく、自分たちは足を運ばなかったが中華街のお土産も置いてあり、喋りかけるとその言葉をそのまま返してくれるパンダのぬいぐるみが売っていたので少し笑ってそれを買い物かごに入れてから朧を呼び)
朧、こっち来てみろよ。
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