匿名さん 2015-11-23 11:32:49 |
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そうしようか。じゃあ、着替えて来るよ。
(ベッドから立ち上がって洗面所で顔を洗えば、手早く持って来た私服を着ていき。黒色のチェスターコートと白色のケーブルニットと黒色のスキニーに着替え終わると、部屋の方に戻って行って。そのまま部屋の出入り口付近で狼君を待ち)
(相手が部屋を出ていったのを見てスーツケースから服を出し。無地のTシャツの上にはジッパー付きのパーカーを前を開けて着て、上からテーラードジャケットを羽織り。下は黒のカモフラスキニーを着て、それから中にしまっていたネックレスを出して服から前に出してみて。今日ばかりは表立って着けてもいいだろうと考えて着替え終えた寝間着をしまうと玄関へと向かい)
お待たせ。行くか。
うん、行こうか。
(朝食は大広間と先程教えて貰ったことを脳内で反芻しつつ狼君を見遣れば、いつもは服の下に付けているペアネックレスを出してしたのでそれを嬉しく思って。ここなら顔見知りもいない為、自分のペアネックレスも服の上から付けてしまっても良いだろうかと考えながら歩いていれば、目的地の大広間に着いたので、バイキングのトレーを取って狼君にも渡していき)
__朝食のバイキングと言っても結構種類があるね。
そうだな。
和食から洋食まで、かなり品揃えが豊富だな。
(相手と共に大広間に入れば中には色々な種類の食事が並べられており。白米に温泉卵、味付け海苔や卵焼き、秋刀魚の塩焼きやきんぴらごぼうなど和食から、パンにジャム、スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコンと洋食に至るまで様々な種類があり朝食といえども侮れない。すぐにお腹がすいてしまい、相手に礼を言ってトレーを受け取ると温泉卵や白米、パンやソーセージなど和洋問わず幅広く取っていき、朝食だというのにトレーの上は料理で一杯で)
うーん…取りすぎたかな…まあ食えるだろ。
(さっそくバイキングの料理を取ろうと、ぐるりとクロステーブルに置かれた品々を見ていき。和食から洋食まで幅広くあるそれらを見ては、備えられていたトングでバランス良く取っていき。朝と言うこともあって、ロールパン二つとサラダとハムとスクランブルエッグと野菜スープなどと言った軽めな物を選べば、狼君の元へと戻り。大体予想はしていたがその通りに大盛りな彼のトレーを確認して微笑むと、空いている席を探してそこに移動していき)
ははっ、狼君のトレー凄いことになっているね。__あっ、あの席が空いているからそこに座ろうか。
ま、まだ食べ盛りなんだよ…おう、わかった。
(相手のトレーには軽めのばかりがよそられており、自分からすればよくそれで足りるなと思うのだが、なんとなく恥ずかしくて視線を泳がせると言い訳がましく言葉を発し。相手の示した席に座ると両手を合わせてまずは熱々の白米に味付け海苔を乗せて食べつつ温泉卵を口にして)
頂きます。…ん〜、美味い!
(食べ盛りなら伸び盛りなのだろうかと、余計なことを胸の内で思いつつ席へと座り。洋食中心なのでトレーに乗せていたバターナイフを手に取れば手を合わせて)
頂きます。
ん、パンも焼き立てで美味しい。
(バターを塗ったふわふわで甘みのあるロールパンを食べつつ、野菜スープも飲んでいき。昨日の夕食もそうだったがここのクルーズ船の料理はどれも美味しいと思っては、スクランブルエッグにも手をつけていき)
(味噌汁を飲み干し、魚に手をつけながらご飯をすべて食べ終えると今度は洋食に向かい。パンは確かに相手が言うように焼きたてでフワフワとしており非常に美味で。ソーセージをたっぷりと食べつつベーコンを切り分けて口に運ぶと更に朝から揚げ物はどうなのかとも思ったが取ってきてしまったフライドポテトと唐揚げを口に運び幸せそうな表情を浮かべ)
ん〜…揚げ物はやっぱり美味いな…
ははっ、ガッツリいくねー。
(ハムを食べていれば、もうあの量を食べ終えたのか狼君が立ち上がって洋食を追加して来たのをマイペースに食べながら眺めていき。朝からガッツリ揚げ物を食べている彼を見つつも、幸せそうに食べているその姿は可愛いの一言に尽き。今は自室ではないため愛でたい気持ちを抑えながら、自身も朝食を食べ終えたので食後のコーヒーを飲んでいって。ふと、首元のペアネックレスを服の上に出そうとチェーンを少し引っ張って取り出せば、再び残っていたコーヒーを飲み干していき)
…んむ、待たせて悪い…。
(これも美味しい、これも美味しいと料理を一口食べる度に感動しながら食べていればいつの間にか皿の上の料理はあれだけあったのにも関わらず綺麗になくなっており。流石にお腹いっぱいだとお腹をさすりながら珈琲を飲んで待っている相手に詫びを入れ。自分も珈琲を取ってきて口直しに飲んでいると不意に相手が服の下からネックレスを取り出したのを見て思わずその動作を見つめてしまい。相手の胸元で光っている片割れのそれを眺めて自分の胸元のもう片方を眺めると何とも言えず幸せな気持ちになり微笑を零して)
今日はちゃんと、お揃いで歩けるな。
(相手の詫びに“気にしないで”と言うようにヒラリと小さく手を振って。おもむろに、こちらのペアネックレスを見て微笑みながらそのように可愛いことを言ってくれる彼を、こちらも微笑み返し。何だか先程から可愛いしか心の中で言ってないなと自身の語彙力に苦笑を零していって。しかしながら、もう一度アクアマリンが付いた自身のペアネックレスをチラリと見ていけば、同じ形をしたルビーが付いた狼君のペアネックレスも見ていき)
そうだね、いつも服の下に隠してるから。ここでは隠さなくても大丈夫だね。
折角着けてるのになかなか服の上に出せないって言うのも勿体ないしな。
(ただそれを着けていて、相手もまた着けてくれているのだろうと思うだけで嬉しかったが、やはり視界に入るとまた新たな喜びがあり。珈琲を飲み終えれば立ち上がり、朝食はプランに入っていたのでお金は既に払ってあったのでそのまま大広間を出て自室へと戻っていき。九時ごろに横浜の港に着くと言っていたので未だ30分ほどは余裕がある。ソファに座り相手の名前を呼ぶと予め持ってきていたパンフレットを取り出して)
朧、何処回るか決めようぜ。
九時に到着で三時出発だからさ。
六時間くらいはあるよ。
(相手の言葉に大いに同意しつつ部屋へと戻れば、ソファーに座ってパンフレットを取り出している彼が目に入ったので自身もその隣に座っていき。横合いから広げられたパンフレットを覗き込みながら、昨日に聞いていた予定を思い出して)
6時間か、確か江ノ島を観光するんだっけ?
(/背後失礼します。25日26日は卒業旅行であまり返信が出来なくなってしまいます! 本当に済みません、お手数お掛けします…!蹴り可)
そうそう。
でも水族館はこの前行ったしな?
有名な縁結びの神社があるらしいからそこ行くか?
(江ノ島と言えば水族館、しかし水族館自体はついこの間行ってしまっていたので避けたいと思い。ページを捲っていると有名な縁結びの神社というページに目を引かれ、そっとページをなぞり相手に示し。集合場所は江ノ島ではなく横浜であった筈であるし、最悪江ノ島で飽きたら早めに横浜に戻って中華街や鎌倉を巡ればいいだろうと考えながら)
(相手の言ったページに目をやると、そこには江島神社と言う縁結びにご利益があるとされている定番恋愛成就スポットの特集が載せられていて。「むすび絵馬」や「龍恋の鐘」など、カップルで行けば絆が深まるデートが出来るのを売りにしているらしい。そう言えば恋人の丘にある龍恋の鐘はかなり前にテレビで見たことがあると思いつつ、確か一緒に鐘を鳴らすと絆が深まったり、その柵には二人の幸せを願う南京錠を付けることが出来るはずと考えながら、何だか無性に嬉しくなったので隣の彼の頭を優しく撫でていき)
縁結び神社か、まさか狼君からそう言う場所へのお誘いがあるとは。うん分かった、そこに行こうか。
…若干気恥しいけどな。
でも、まあ、知り合いもいねぇし、お前が隣にいるなら今日ばかりは周りの視線を過度に気にしすぎるのも止めるよ。
(2人きりで江島神社に行って普通のカップルが行うような事をして行けば自然と人の目を集めてしまうかもしれないと懸念すれば相手が嫌がるのではないかと少し心配になったが相手は喜んでくれているようで。ほっと安堵して、どうせその神社に行くのなら変に縮こまってしまったら損であるし、やはり相手との将来を願って色々なことをしたいと思っており。龍恋の鐘もしかり、折角ならば相手と共に体験したいと考えるものの相手が嫌がるようならば止めなければならないなと相手の顔を伺い)
あっ、じゃあそれなら龍恋の鐘を鳴らしても良い? 一応今日は平日のお昼だから人も少ないだろうし…。けど勿論、無理強いはしないよ。
(彼の言ったことに対して期待の眼差しを向けるものの、過度に気にしないと言っただけなので、さすがにこう言った露骨過ぎる行為は苦手かなと思い伺うように視線を遣り。今は平日の昼間、しかも三月の後半とあって観光客は少ないはず。もしかしたら学生などがいるかもしれないが、自身は他人であれば見られるのは平気で。ただ狼君には負担を掛けたくないと感じているので、そのようなことを問い掛けていき)
…ああ、良いよ。
俺達ってああいう職業だし、もしかしたらって事も他の人達より多いし。
だからこういうのはちゃんとしておきたい。
(龍恋の鐘と言えば二人で鐘を鳴らさなければならず、傍から見ても直ぐに自分達の関係については勘づかれてしまうし好奇の目に晒されることもあるかもしれない。だが、相手はそれを押してもしたいと思ってくれているのならば恥ずかしいと思うのは相手に対する裏切りのような気がして。誰かに何か言われれば朧から離れるかと聞かれれば確実に否と即答でき、誰に何と言われようと朧は自分の大切で愛しい彼である事は変わりなく、その隣にいることが出来ることは自分にとって喜びで。好奇の目など気にしなければいい、自分たちは自分たちだと堂々としていれば良いのだ。相手はそれが出来るほど誇らしい自分だけの彼なのだから。口元を緩めて穏やかな表情を浮かべると相手の言葉に肯定の返事を返していき)
ん、良かった。…そっか、そうだよね。最悪な事態は想定したくないけど、願掛けをするに越したことはないよね。これからも狼君と一緒にいたいし。
(マフィアと言う職業柄、人よりも死ぬ可能性は高く。しかも狼君とは敵組織な為にいつも自分が近くにいて守ってあげることは出来ない。相手は強いから大丈夫だと信じてあげたいが、それこそ裏社会は何が起きるか分からないため心配をしてしまう杞憂は尽きず。しかしながら、相手の柔らかな表情を見れば不安な表情など出ずにこちらも緩やかな笑みを浮かべていき)
ん。
…でも嫌だな、お前が好奇の目に晒されんのは。
俺がそういう目で見られるのは全く構わねぇんだけど、お前が誰ともわからない奴に変な目で見られるのは、凄く嫌だ。
ごめんな。俺が女だったらお前も変な目で見られることなんて無かったのに。
(相手が穏やかな表情を浮かべたのを見ると、不意に胸の内に湧いてしまった懸念を口にして。相手が周りの人々の好奇の目に晒される。自分だけでなく相手までそういう目で見られてしまうのは心情的に耐えきれなくて。本当はもっと街で歩いているのを見かけるカップルのように普通のカップルのように振る舞いたいだけなのに、そんな事ですら自分達にはするだけで視線がまとわりついてきて。自分がその目に晒されるのは良い、ただその目に相手が晒されることを想像すると申し訳なさで顔を上げることは出来ず)
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