匿名さん 2015-11-23 11:32:49 |
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いや、あれでも結構ズレた。実戦だったら死んでたなぁ。
(そう何だか職業病みたいなことを言えば、お遊びなのに真剣に考えていて。投げるタイミングが悪かったのだろうかと、次はやや早めに腕を動かそうと思っていればどうやら狼君が40点と言う高得点を取ったようで。これは負けてはいられないと益々火が付けば、再び定位置につき。何回かダーツの的を見定めていって投げていき)
……うわ、力み過ぎた。えーと、8のトリプルで24点。意外とコントロールが難しい。
実戦って…職業病だな。
…うおお…トリプル…
(苦笑を漏らしながらダーツボードを見やり、相手のダーツの飛んだ先を見ればトリプルの部分に刺さっていたのでヒヤリとして。刺さっていたのが8のところだったので良かったもののもっと高得点のところであれば取り返しのつかないことになっていたのは確実で。気を引き締めてボードの前に立つと再び真ん中を狙い矢を投げ)
…あ、またちょっとずれた。
でもさっきよりはマシか…点数は悪いけど…12、か。
えーと、今の狼君の持ち点は14、40、12の66か。振り幅が大きいね。
(しかしそれは裏を返せば最後の最後で逆転されてしまう可能性があると言うことで、気が抜けないと思いつつ自身の持ち点を改めて数えてみて。今は49なのでここでは17以上取れば良いかと考えながらもやはり狙いは真ん中で。今度は優しめに投げていき)
…うっ、またシングルブル。25点。
残りのダーツの矢は互いに2本か…。
…器用だな、お前。
(相手がまたシングルブルにダーツの矢を当てたのを見て思わずそう呟くと、残り二本まで減ったダーツの矢を握り締め、再びラインに立ち。相手の得点は25,24,25で74。安定して高スコアを取ってきている。ここは自分も少なくとも25点を越して相手を追いかけたい所である。静かに息を吐くとゆっくりと狙いを定め。落ち着け。銃口を構える様に、照準を定め。指のフォローは少なめで、力は丁度良く。そんな意識を持ちながら放たれた矢は綺麗にダブルブルに命中し)
…ダブルブル、50で116。
ダブルブル…!?本当に振り幅が大きいね…!
(皮肉や軽口を抜きに驚いてそう言っていき。今のところの点数は74と116なので、ここで50点か40点を取って差を縮めたいものの狼君が投げた姿勢から察するに、自身は少し集中力が切れている。お酒のせいにするわけではないが、自分でも知らない内に頭の回転率が悪くなっているのか?と首を捻りつつも、言い訳などカッコ悪いのでとにかく集中と言った感じに頭を切り替え。そして、一つ大きく息をついて、ゆっくりと狙いを定めればなるべくブレないように投げていくが)
…13のダブルで26。マズイな、投げる度にどんどん外側になってく。
ダブル…大分外にずれたな。
(相手の放った矢は最初の正確さを失い、軸がブレて外側へと飛んでいき。ギリギリダブルに留まったものの下手をすれば枠の外に出ていたかもしれないような危うさを感じる投げ方に相手の集中力が切れかかっているのを感じ。これで相手の得点は100。自分がもう一本大きな点数をたたき出す事が出来れば相手は一気に逆転が難しくなるはずで、ゆっくりとラインに立つと今度はダブルブルでは無く20のトリプル、すなわち60を狙い矢を放ち)
…あ、くそ…っ、10のトリプルかよ…146、か…。
いやいや、30取れてるだけでも凄いって。えーと、狼君に勝つには46以上取らないといけないのかー。
(今まで取ってきた数値が20の半ばなので、また最後もその辺りの数値になりそうだと思いつつ一本だけになったダーツを握り締め。ダブルブルは何だか当たる気がしないので、そこを狙うのは止めていき。かと言って、トリプルを狙うのも骨が折れそうだと考えながら狙いを定めていって。集中集中と思いつつ、ダーツを投げて行って)
あっ、トリプルだけど13…。んー、18のトリプル狙ったんだけど外れたかぁ。
ということは、39…計139、7点差で俺の勝ちだな。
(相手の放ったダーツをごくりと息を飲みながら見ていたが、当たったのは13のトリプル、その瞬間自分の勝ちは確定して。たかがダーツ勝負と雖も若干嬉しくて少しばかり優越に浸るように得意げな表情を見せ、ダーツの矢を全て引き抜いて返却すると、存外に22時頃になってしまっていたのでそろそろ外のデッキから夜景を見れば綺麗になった頃だろうと考えると料金を支払って相手を連れ立って再び甲板へと向かい)
な、もう一回デッキに行こうぜ。きっと今なら夜景も綺麗だよ。
…わー、本当に実戦だったらあの世行きだったよ。次は150取れるように頑張ろ。
(大見得切った割にはあまり高い点が取れなかったので苦笑を零しつつ、そんなことを言ってはお金を支払ってくれた相手に礼を言いながらダーツの矢を返していき。熱中していた為か、気が付いたら午後10時ぐらいになっていたようで、再びデッキへと誘う彼に頷いて)
そうだね、星が綺麗そうだ。見に行こうか。
(そう言って先程の甲板へと到着し、頭上で輝く満天の星空に感嘆の息をついて冬の大三角形を見上げていき)
まあ、お前の場合ナイフ使いだから、逆に感覚が狂って調整が効かなかったのかもな。
(変に投げる感覚が身についているより寧ろなんの柵も無く投げられたと中々満足しており。デッキに上がると外は少しだけ冷えていたが凍えるほどではなく、寧ろ夜風が涼しく快適で。星空は美しく、はるか向こうに見える大都会のイルミネーションはキラキラと輝いていて美しく、目を細めてそれを見れば人気の少ない端のほうへと歩いて行きそっと息を零し)
…ほんと、綺麗だな。やっぱり夜は昼とはまた雰囲気が違うな。
ね、全然違うや。あっ、カシオペア。
(そう北天に見えるより一層輝いた星座を指差していき。ここは人気のない場所とあってか、昼間よりも周りの目を気にせずに済み。しかも夜なので雰囲気が出ていて、春に近いこの夜も悪くないと考えてはそっと相手との距離を詰めて星を眺めていき)
流れ星とか見えたら良いね。
さすがにな〜…どうかな。
(相手の指差す方向にあるカシオペアを眺めて感嘆の息を漏らすと夜空を見上げ。相手が距離を詰めてきたことに気付き、思わず鼓動が高鳴ってしまった為落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせながら流れ星が見えたらという相手の言葉に笑って。流れ星が見れたら本当に幸運だと思いながらも相手の成人の誕生日だ、満天の空を見渡してじっとくまなく探したもののやはりどこの星も綺麗に輝くばかりで流れる気配はなく)
…うーん、やっぱり無理かな…。
そう簡単に拝めるものじゃないか、残念。
(キラキラと輝く満天の星空を見ているものの、確かに相手の言葉通り流れ星が出てくる気配はなく無理そうで。狼君の側にずっと一緒にいられますようにと、願い事を掛けたかったのだが、まあまた別の機会にしようと考え直してはすぐ隣にいる彼に視線を遣り。星空に照らされているその横顔を見ては、やっぱり可愛いよなぁと惚けたことを思いつつ再び周りに人がいないことを確認して。向こう側の肩を優しくこちらの方に引き寄せて、身を寄せ合っていき)
…最初の我儘。少しこうしていても良い?
もう少し眺めてればもしかしたら…
(どうにかして相手に流れ星を見せてあげたいと思うもののこればかりは自分の計らいで何とかなるような事ではなく。流れろ流れろと必死に念じながら夜空を眺めていると不意に相手の方へと肩を引き寄せられ。驚いて目を瞠り其方を見ると視線が合ってしまい慌てて其れを逸らすと高鳴ってしまった鼓動が相手に聞こえてしまいそうで更に緊張してしまい)
い、良いけど…なんかこそばゆいな…
ははっ、そんなに力まなくても大丈夫だって。
(相手の体を寄せて密着していれば、何だか緊張気味な声と体に軽快に笑ってぽんぽんと軽く肩を叩いていき。とは言え、外だし落ち着かないかと思い直しつつも、恋人の体温が名残惜しいので離す気はあらず。逸らされてしまった視線は照れ隠しなのだろうと笑みを零しては、どこか浮世離れした満天の星空を眺めていって。そんなロマンチックな中にいるからか、いつも以上にオブラートに包んでいない惚気た言葉を呟いていき)
…やっぱり狼君の隣は居心地が良いよ。君の側にいると安心できる。
ま、マジでやめろ…そろそろ俺が恥ずかしさで死ぬ。
(肩を叩かれても中々落ち着かずソワソワとしながら相手と密着していると、じんわりと衣服越しに相手の体温を感じ。緊張するものの相手の体温を感じていると何処か安堵感が胸の中に広がり、強張った肩の力を抜いて相手に自分も体温を預けて。満天の星空の下、吐かれたのは余りにも甘い惚気の言葉で、その雰囲気だけで悶え死んでしまいそうだと思いながら相手に抗議の声を上げると、代わりと言うようにそっと相手の手に手を伸ばしておずおずと触れてみて)
狼君はうぶだねぇ。
まあ、そこがまた可愛いんだけどさ。
(相手の言葉にくすりとした微笑みを浮かべては、思ったことを素直に口に出していき。こう言うことを言ったらまた照れ隠しされてしまうかと思ったものの、その姿を見るのも好きなのでついつい言葉の愛情表現はストレートになってしまい。幸せしか感じないこの一時に浸っていると、不意に触れられた手に少し驚くが。すぐに意図を察ればゆっくりとその手に自身の指を絡めて手を繋ぎ。この行き場の無い幸福感を胸の内に燻らせつつ、ぎゅっと優しく手を握っていき)
…、何かムカつく…
(相手の言葉は緩まるところを知らず、相変わらずド直球に投げつけられて来る言葉に目元を赤くしてしまい、負け惜しみのようにそう呟き。何か相手に上手い返しの一つ出来れば良いのだろうが、そんな言葉が思い浮かんでくるはずもなくまた恥ずかしさに押し黙ってしまい。それでも押し寄せる波の音のお陰で完全な静寂は何処にもなく、却って居心地の良い沈黙がそこにはあり。自分の意図を読み取った相手が絡ませてきた指に自分もまた指を絡めて行き、きゅっと力を入れてみると直に肌で感じる相手の体温に自分の体温が上がってしまうのを感じつつ顔を隠すようにわざと空を見上げて)
ふふ、…あっ、そうだ。なら、もう一つの我儘。いつも以上に惚気ても良い?
(せっかくだから思う存分使わせて貰おうと、お昼に言われた我儘とやらをここぞとばかりに行使しようとし。普段は立場なら仕事やらで相手とはあまり恋人らしいことが出来ていなかった上に、2週間前ほどのホワイトデー以降は忙しくて会う機会も中々無かった。それと、個人的には甘やかされるより甘やかしたい派なので、せめて言葉だけでもいつも以上にと。そんなことを思ってはほんのりと顔を赤くしている恋人を見て、繋いだ手から伝わる体温と共にこちらも表情を緩めていって)
…、お前、狡い使い方するのな。
(確かに自分は相手に何でも我儘を聞いてやるとは言ったものの、こうも惚気る事を許可することを頼まれると断れるはずもない事で、赤くなった顔を相手と手を繋いでいるのとは逆の手で覆う様にすると小さく溜息を吐き。自分の心臓が保つかどうかというのが非常に心配な所ではあったが、やはり相手に素直な言葉を伝えてもらうというのは嬉しいことであるのには変わり無く、ゆったりとした時間に身を委ねながら星空を眺めていれば不意に星がキラリと流れたのが見えて)
…!朧!流れ星だ!
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