匿名さん 2015-11-23 11:32:49 |
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(あっという間に無くなったブイヤベースを端の方へと片付けていれば、豪快な音と共に鉄板で何かが焼かれていたのでそちらに視線を向け。見た目も立派な伊勢海老が焼かれていたので、先程の狼君の“期待しても良いぜ”といった言葉は確かに間違いではなさそうだと一人でに深く頷けば、オリジナルのソースを掛けられた伊勢海老の鉄板焼きが目の前に置かれたので、フォークとナイフを手に取っていき。上手くその食器を使って伊勢海老を切れば口に運んでいって)
ん、食感が良いね。あと噛めば噛むほど海老の特有の甘味が出て来て少し濃いめのソースとの相性も合ってる。
ほんと。すっげぇな…
(自分で期待しておけと言った割に此処までの物が出てくるとは自分も思っておらず目を丸くしており。余りの美味しさに料理を食べる手を早めていけば直ぐにまたも皿は空になり。”お兄さん達、良い食べっぷりだね”と鉄板のむこうのシェフに笑われて漸く恥ずかしさを感じたものの、シェフは寧ろ気を良くしてくれたらしく、”次は少し大きめの物を出してやるよ、特別だ”と豪快に笑って冷蔵庫の中から霜降りの載った綺麗なステーキ肉を二枚取り出して。これには思わず瞳を輝かせて食い入る様に見つめていれば”お、肉好きかい?うちの肉はA5ランクの松阪牛を使ってるからね。美味いぞ~”と予め言われて思わず生唾を飲みその肉が鉄板上で焼かれているのを見ると興奮したように朧の腕をとんとんと叩いて)
おいっ、朧っ、凄いぞ…、あれは絶対美味ぇ……!!
松阪牛…!そうだね、絶対美味しいって既に約束されているようなものだよ…!
(気前のいいシェフに感謝しつつ松阪牛と言うブランドものの霜降り牛肉を見遣れば、期待値は高まっていて柄にもなく目を輝かせていき。ジュージューと美味しそうな音を鉄板の上で立てている厚切りのステーキ肉から視線が逸らせず。そして、同時にモヤシなどの野菜もそこから出た肉汁と一緒に絡められて焼かれていって。思わず、お腹の音が鳴ってしまいそうなほどの良い匂いに更に食欲がそそられていき。皿に一枚ずつ載せられたステーキと添えられた野菜炒めを受け取れば、フォークとナイフを持って分厚い肉を切っていき。それだけで肉汁が溢れ出しており、零さないように上手く口へと運んでいけばあまりの美味しさに言葉を失いかけ)
〜〜! 美味しいっ!さすが松阪牛!牛肉なのに蕩けるようなほど肉が柔らかい…!
("お兄さんたち本当に愉快だな"とシェフが相変わらず豪快に笑いながら目の前に置いたステーキを見て瞳を輝かせると早速ナイフを入れて一口大に切ったそれをまずはそのまま口に運び。溢れる肉汁と柔らかさ、肉本来の旨みに言葉も出ず、頬を押さえて幸せそうな表情で数秒間固まっており。それから咀嚼を再開し一度飲み干すと隣で感動している相手に声を掛け)
う…美味い…待って、美味い…
(今日ばかりは一生懸命美味しさを言葉にするぞと息巻いていたはずだったのだが、ここまで美味しいものを前にすると再びいつものあの”美味い”しか言えない病を発動してしまい。しかし今はそんな事はもうどうでもよく、ステーキを野菜と共に口に運んだり、岩塩をパラパラと少し振って味に変化をつけたりして食べていくと、大分お腹が膨らんできて。それを見たシェフは次に何やらフランスパンに卵をつけたフレンチトーストの様なものを取り出してそれを鉄板の上で焼きながらキャラメルをその上からかけて程よく焦がし、さらにその熱々のフレンチトーストをさらに移動すると上から冷たいバニラアイスを載せ自分達の席の前にトンと置いて)
(/今晩は、お楽しみ頂けているでしょうか…!?明日(今日)の事についてなのですが用事があり一日あけてしまうことになるかと思います…!夜は顔を出しますのでお待ちいただければと!予めご報告させて頂きます!それでは!/蹴可)
…ほんと同意、美味しい…いや、本当に何でこんなに美味しく出来るんだろう。
(狼君と共に言葉を失いつつも食べていく手は止まらずにステーキを切っては口に運んで舌鼓を打っていき。この有り余る幸福感はどこにやれば良いのかと、思っていきながらペロリとメイン料理を完食をしてしまえばお冷で喉を潤していって。すると次はデザートなのか、フランスパンのフレンチトーストの上にバニラアイスが乗せられたお洒落かつ美味しそうなデザートが出て来て。新たに置かれたスプーンを使って、まずはバニラアイスを掬って食べていき。次は下のフレンチトーストと一緒に食べてみれば、熱いのに冷たい感触が混ざり合って不思議な感覚がしたが。少し苦いキャラメルとバニラアイスの相性は抜群で頰を緩めていき)
はぁ、美味しい…。至福の時だよ…!
…良かった。
(出されたフレンチトーストをスプーンで小さく切ってキャラメルとバニラアイスを存分に絡めるとそれを口に運び。卵のよく染み込んだフレンチトースト自体は甘さ控えめで、周りをコーティングする少し苦めのキャラメルとバニラアイスの甘さがまた絶妙だ。フレンチトーストの熱で僅かに溶けたバニラアイスは濃厚でクリームを掛けている様だ。至福のひとときに浸っていると隣の相手もまた幸せそうな表情をしていたので予約した甲斐があったと頬を緩ませ。あと6時間もせず相手は二十歳になる訳で、その大事な日を一緒に祝えるのだから自分もまた幸せである。デザートの最後の一口をゆっくりと味わってからお冷を口に運びながらふと笑って相手に問いかけて)
一生の思い出になりそうか?
勿論っ。
(そのままスプーンを進めていって、デザートとあってか、すぐに完食してしまえばお皿を下げていき。お冷を飲んでゆっくりとしていると、その相手の言葉にこくこくと頷いていって。そもそも彼が自分の誕生日を祝ってくれるだけでも嬉しいのに、更にこのように美味しいものまで食べさせて貰えるなんて贅沢の限りを尽くしており。これで我儘を言っても良いだなんて言うのだから、既に幸福過ぎて思い付かないよなぁと思っていき。飲み干したコップを置いていって)
ごちそうさまでした。美味しかったよ。
それなら俺も嬉しい。
(相手の幸せそうな表情を見るだけで自分の心の中も満たされていくようで。この前の様に敵対組織にいる以上どれだけ愛していたとしても戦わなければならないことはあるが、それでも今この時ばかりはそんな事も全て忘れて互いに互いの体温を預け合って落ち着くことが出来るような関係でありたいと願っており。お冷を一口飲むと会計を済ませるために相手に先に店から出て貰い、手早く会計をすませると直ぐに自分も後を追って店を出ると微笑み)
次はこのまま下の階にあるバーに行くか。
ダーツとかもあるし、少し娯楽も楽しめるかもな。
(何だか悪いなぁと思いつつも、相手にお会計を任せて自身は先に外に出て待っており。ふと、お腹も満たされているが心も満たされていると小さく笑みを浮かべては、7月の狼君の誕生日には自身も相手に幸せだと感じて貰えるようなサプライズをしようと考えつつ、店を出て来た彼と合流をし)
ん、そうだね。バーに行こうか。実はさっき気になっていたんだ。
(そして相手のバーと言う提案に頷けば、ダイニングレストランから一つ階を降りた場所にある先程のお洒落なバーに辿り着き。カウンター席が空いていたのでそこに座れば、メニューを見ていき。酔わないように気を付けようと思いながらも、カクテルの王様と称されているソレに興味が惹かれてしまい)
僕はマティーニにしようかな。狼君は何にする?
…しょ、正気か?
マティーニって言ったら確かアルコール度数は40度近いとか何とか…
いや、止めねえけどさ、悪酔いするなよ?
俺はソルティ・ドッグにしとく。
(相手と共に訪れたバーでカウンター席に座り相手と共にメニューを捲っていれば相手の口から出てきたその名前に思わず目を丸くし。カクテルの王様とも呼ばれるマティーニは群を抜いてアルコール度数が高いことでも有名だ。相手の誕生日故余り口出ししたくはないが此処で酔われて明日まで引き摺られたら流石に困る。まさか相手は酒豪と呼ばれる類の人種なのだろうか。確かに酔っている所は見たことがなかったが、其処まで飲んでいるところも見たことはなく。訝しげに相手を見ながら自分はアルコール度数の弱目の物をチョイスしてバーテンダーに注文して)
(/お待たせ致しました…!若干まだ不定期ですが更新戻す方向です…!/蹴可)
いやー、なんかもう少しで正式に大人の仲間入りになるって考えたらマティーニに挑戦してみたくなって。
悪酔?しないしないっ、沢山飲むわけじゃないしね。ああ、でも何か君に粗相をしそうになったらブン殴ってくれて構わないよ。
(そう冗談半分で笑いつつ若干不吉なことを言って、こちらもバーテンダーにマティーニを注文をしていき。前に初めて二日酔いになった時は強い度数のお酒を何杯も飲み過ぎたのが原因だったので、今回は反省も込めてマティーニは一杯だけにしておこうと決めており。生憎と、お酒には強い方なのでマティーニでも一杯ぐらいなら記憶が無くなるほど酔うまでには至らないだろう。つまりは冗談を抜きにすれば、粗相もしないと断言できるわけで。目の前で華麗な手捌きで作られていくソルティ・ドックとマティーニを見ながら、そう言えば裏社会から足を洗う時にバーテンダーのバイトをする予定だったなぁと、そんな二ヶ月前に起きたあの出来事を唐突に思い出していれば、頼んだ飲み物が完成したのか、それぞれのカクテルグラスが目の前に置かれていき)
そりゃ遠慮なくぶん殴るけどさ。
お前が嫌だろ、折角の誕生日に記憶が無くなるなんて。
まあお前が大丈夫って言うなら大丈夫なんだろうけど。
(人畜無害そうな表情をして割とさらりと相手の冗談に真剣に返すと目の前のバーテンダーの華麗な手捌きを見てほうと小さく溜息を零し。さすが本職、見事な腕でカクテルを作り上げいく姿はそれ自体が芸術的だ。目の前に置かれた自分のカクテルグラスには彩り良くミントが乗せられており、香りも爽やかで。グレープフルーツジュースが入っている為か爽やかな柑橘系の香りも混ざっており、まずはその香りを一通り楽しんでからカクテルグラスを持ち上げてマティーニの入った相手のグラスを眺めながらそっとそれを近づけて)
さてと、じゃあ乾杯と行くか。
はいっ、乾杯。
(カクテルグラスを持ち上げれば、そっと相手のそれに近付けて音が鳴らない程度の優しさで軽く当てていき。マティーニは、ドライ・ジンにドライ・ベルモットを加えてオリーブの実を添えただけののシンプルなカクテルだが、それだからこそバーテンダーの力量が問われるものだと言われている。香りはオレンジピールで和らげられていたものの、どこか薬っぽさがある癖の強いカクテルで。そのまま一口飲んでみれば、辛口でアルコールの強いまさに王様と言った味わい深いものであり、誤魔化しが効かないものとなっている。舌先にピリピリとする感覚があったものの、自身は辛口のカクテルが好みだったので美味しく感じられ)
へぇ、初めて飲んだけど美味しい。オレンジピールも辛口のマティーニと合ってて味わいもスッキリしてる。
…ほう、俺だったらまず一口で酔うな。
頭がまず痛くなるだろうし。
(相手がそのカクテルを飲むのが気になり、思わず自分のグラスを持ったまま相手が一口飲むのを見ていると、直ぐに相手が美味しそうな表情をするのを見て本物の酒豪だと実感し。そんな度数の高い酒を自分が飲んだ暁には一口で翌日まで引っ張りそうだ。改めて自分のグラスと向き合い一口飲むと、香りから想像していたように清涼感のあるそれは、ミントのすうっとした独特の香りとグレープフルーツの柑橘系の香りが織り成す爽やかで後味がさっぱりとしたカクテルで。余り度数も強くなく、自分にも飲みやすく、少しずつ少しずつグラスに注がれた酒を飲んでいき)
こっちも中々美味しいし、これくらいの酒だったら俺でも行けるかも。凄い爽やかですっきりしたカクテルだな。
それなら良かった。狼君の方が悪酔いしちゃったらそれもそれで大変だしね。
(美味しそうにソルティ・ドックを飲む相手を見ては、ふっと笑みを零して微笑ましげに見つつも軽口を言っていき。そのままマティーニをゆっくりと飲んでいけば、最後に残ったオリーブの実を食べていって。マティーニを飲み終わったが、意識も明瞭だし頭もスッキリしている。やはりただの杞憂だったかと思って、バーに設置されていたダーツコーナーを見遣り)
ね、狼君。飲み終わったらダーツをしてみない?
し、失礼だな…流石にこれくらいの度数なら大丈夫だ。
(むっとした表情で相手の軽口に返すと、このやり取りは何だか久しぶりにした気がして思わず自分も笑ってしまい。最後の一口を飲み干し相手の方を見遣れば相手もいつの間にかマティーニを飲み干しており、しかし酔っている様子もなく流石に強いなとある種感嘆して。不意に相手が視線を遣ったダーツの方へと自分も視線を遣ると、ダーツとは中々洒落込んでいると思いながらも立ち上がり其方へと移動して悪事を思いついた幼子のように口角を上げニィと笑い)
良いぜ。何だったら俺と勝負するか?
勝負?良いけど、何だか負ける気がしないなぁ。
(普段からナイフ投げをしている為、こう言った投げると言う動作は自分にとっては大得意で慣れ親しんだものであり。ニッとした笑みを浮かべればやや挑発気味にそう言って。設置されていたダーツの矢を取っていけば、相手にも手渡していき。しかしながらダーツのルールはよく分からない為、まあ同じ回数分を交互に投げて点数を競えば良いかと思いながら彼に向き直り)
それじゃあ、最初はどっちから投げる?
はっ、まあ見てろって。直ぐにそんな事言えなくさせてやるから。
じゃあ俺が投げるぞ。
(勝負ともなれば瞳を輝かせ相手を見、こういう時ばかりは誕生日の相手に花を持たせるという発想も消え爛々と目を輝かせてダーツを持ち。狙うのならば得意だ。問題は狙い通りに投げられるかであるが。相手からダーツの矢を受け取り、五本のそれを見てまずは自分が試しに投げてみようとダーツのボードの真正面に立つとすっと矢を構え狙いを中央に定めて大きく腕を振って投げればものすごいスピードで飛んだは良いものの腕の力が伝わりすぎて真ん中から大きく外れており)
…あちゃー…14、か。
あっ、じゃあこれってチャンス?
(何だかガックリしているような相手を見ては、少し意地の悪い笑みを零していき。勝負事は嫌いではなくむしろ好きな方なので、ダーツの矢を一本取って手中でくるりと回せば所定の位置につき。腕を水平に保ったまま狙いを真ん中に定めて投げていくが、当然ナイフとは勝手が違う為少し上の方に外れてしまい狙った真ん中には当たらず)
んー…25点、シングルブルか。
は…お前しょっぱなからそんな真ん中かよ……チッ…
(相手の投げたダーツは軌道が若干ずれたとは言え真ん中へ目掛けてキレイに飛んでおり、目を丸くしてそれを眺め。しかし負けてもいられず再びスローイングラインに着くと今度はしっかりと何度も何度も中央を確認し。投げたダーツはしかし、指がまた触れてしまい大きく変な方向へと外れていき溜息をつきながら確認すれば、しかし見事にダブルの位置に刺さっており、これには思わず喜んで)
20のダブル、40か。大分外れたけど結果オーライだな。
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