名無しさん 2015-11-23 03:03:27 |
通報 |
っ……、ほ、頬か…。まあいきなり唇になんてしないよな。
(きゅっと目を瞑りキスを待つが、相手がしたのは唇でなく頬で。何処か物足りなさげにぶつぶつ呟くと、キスをされた頬を軽く撫でて。)
なっ…。…ふっ、クールな俺は可愛さも兼ね揃えているのか。全くguilt guyだぜ……。
(悔しげに眉間に皺を寄せるが前髪をふわりと上げるといつもの調子で前向きに捉え。)
あっれー?してほしかった?
(ここまでの流れは予想の範囲内、流石に苛め過ぎたかと自らの行いを顧みては「じゃあさ、やり直させてよ」と再び相手の頬に触れて)
また一松辺りに弄られるだろうからみんなの前では言うなよ
(カッコよくも可愛くもある己の恋人は自分だけのもの、誰にも傷つけてほしくないためイタイ発言は控えるようにと)
(遊ばれている気がし、肯定も否定もせず悔しそうにじっと相手を見つめて。頬に触れる手を握れば「次は俺からしたい。さっきしてもらったし」と。)
どうしてだ。これも『イタい』ということなのか?
(イタいという意味を未だ理解しておらず、疑問符を浮かべ首を傾げると「一体俺はどうすれば良いんだ」と真剣な表情で。)
え…ちょっと待って、お兄ちゃん心の準備が…
(自分から口付けておきながら相手からされるとなると余裕がなくなってしまい、顔を真っ赤に染めては硬直して)
そうだなぁ…傷つけてはいないから安心しろ!
(未だ理解できていない様子に苦笑を浮かべるとイタいということについてどう説明しようかと考え込むも、途中で面倒になったのか放り出してしまい)
恥ずかしがらないでくれ、こっちまで緊張するだろ。
(相手同様顔を赤く染め上げると恥ずかしげに視線を下に落とし。しかし此処でへたれるのは男でないと決心し、相手に見られぬよう手で目隠しをすると唇にキスをして。)
そうか!なら良かった。大切なお前や弟たちを傷つけるなんて真似は、死んでも御免だからな。
(結局どういう意味なのかは分からなかったが、相手の言葉に取り合えず安心すると表情を緩め安堵の意を表し。)
ちょ、カラま…んっ
(視界が奪われると不安が増し、相手の名を呼びかけたところで唇を奪われて頭が真っ白になってしまい)
カラ松らしいな、いい兄ちゃんじゃねえか
(傷つける意味での痛いとは違うと伝えられたようでこれでいいかと自己完結すると相手の頭を少し乱暴に撫で)
あ…、その、嫌だったらすまない……。
(ぱ、と唇を離せば目隠ししていた手を退かし。相手の様子に嫌だったのかと申し訳なさげに謝罪をすると、赤い顔を隠すため背を向けて。)
うおっ、…はは、ありがとう。でもおそ松兄さんには敵わないかな。
(綺麗にセットしておいた髪が乱れてしまったが、相手が大好きな人ならそんなことはどうでも良く、嬉しそうにし。)
…嫌なわけあるか、こっち向けよ…カラ松
(心の準備ができていなかったとはいえ、己の望んだことであったため嫌だとは思えず。後ろから抱きしめると甘えた声で)
俺は皆の兄ちゃんだからな、でもさ…弟が羨ましくなる時があるんだ
(長男であるということは甘える兄がいないということ、甘える立場にある弟たちが羨ましくなる時があり。甘やかすのが嫌いなわけではないが、偶には誰かに甘えてみたいと溢し)
う…今は無理だ。もう少し待ってくれないか。
(背後からの抱擁、そして甘えた声にきゅんと胸が締め付けられるのを感じ、更に恥ずかしくなり尚更振り向くことができず。)
……俺には甘えても良いんだぞ。ほら、来いよ。
(相手の心内を初めて知ると、いつも甘やかしてもらっている返しがしたい。とそう思い両腕を大きく広げ、こちらへ来るよう促して。)
駄目、待てない
(かまってちゃんのスイッチが入った今は何も譲る気分にはなれず、首元に擦り寄っては更に甘えた声を発して)
カラ松…今だけ兄ちゃんやめてもいいか?
(唐突にかっこいい相手の姿を見てしまえば嬉しさと同時に鼓動が高鳴ってしまい、遠慮なしに抱き付くと「二人きりの時はおそ松って呼んでくれよ」とおねだりして)
(相手の可愛さに負けてしまい、相手の方を振り向いて「困った奴だな、お前は」と笑いかけ額にキスをし。)
ああ、たまには誰かに甘えたほうが良い。俺はいつでもOKだぜmy brother.(胸の中の相手を優しく撫でてやりながら大きく頷き。頼み事を聞くと目を瞬かせ、耳元で「…おそ松」と囁きどんな反応がくるか試してみて。)
俺のかまってちゃんモードを舐めるなよ?
(へへ、と嬉しそうに笑えば擦り寄るように抱き付き「なぁカラ松、ちゅーしたい」と先程のリベンジを企んでいるようで)
お前…その声は反則だろ…
(耳を擽る相手の低い声にゾクゾクと何かが煽られ、頬に熱が集まっていくのを感じ。今の顔は見せられないと咄嗟に判断し、相手の肩に顔を埋めて)
キス、か? さっきやったばかりじゃないか。
(キスの経験など今のが初めてで、二回目の願いに気恥ずかしそうにし。しかし嫌ではないらしく、頬に手を添えれば「どうする、どっちからする?」と問い掛け。)
フッ…どうした、顔が赤いぞ?
(ちらりと見えた相手の顔は文字通り真っ赤で、面白そうにクスクス笑いながらわざとらしく上記を尋ね。)
さっきは奪われちまったからな、今度は俺の番だ
(先程は嬉しい誤算でファーストキスを奪われてしまったが、元々は自分からするはずだったもの。相手の胸倉を掴むと「心の準備は大丈夫か?」なんて余裕のある態度で)
さっきは奪われちまったからな、今度は俺の番だ
(先程は嬉しい誤算でファーストキスを奪われてしまったが、元々は自分からするはずだったもの。相手の胸倉を掴むと「心の準備は大丈夫か?」なんて余裕のある態度で)
うるさい…見るなよ
(隠したつもりが見られていたらしく、余計に顔が熱くなってしまっては相手の肩から顔が上げられず)
((ミスで途中送信してしまいました。すみません;;/蹴り可
え? ちょ……おそ松、キスするのに胸ぐらを掴む必要があるのか?
(頬に添えていた手を離し、目を閉じてキスを待つ。が、胸ぐらを掴まれるとそのおかしさに気付き目を開いて、投げられたりしないだろうかとビクビクしながら。)
恥ずかしがるなよ。照れた顔も可愛いぞ。
(意地の悪い笑顔を浮かべれば、相手の髪を撫でながら楽しげに淡々と恥ずかしい台詞を並べて反応を楽しみ。)
悪いな、お前みたいにカッコよくはできねえみたい
(恋愛の経験など今回が初めてで、キスなんて以ての外。初めて童貞であることを恨み、掴んだ胸倉を引き寄せると目を閉じては唇を重ね)
…アホ、バカ…カラ松のくせに…童貞のくせに…っ
(相手の述べる歯の浮くような台詞に頭が真っ白になってしまい、照れ隠しにもならない言葉をぶつけて)
……、表現の形がどうであれ、俺は嬉しいさ。
(投げられるわけではないと分かると安心し目を閉じてキスを受け。唇を離すと先程の相手の言葉に首をふり、締まりのない嬉しそうな笑顔を浮かべて。)
俺のくせに!? と言うか童貞はお前も同じなんじゃ…。
(すっかりいつもの様子に戻り控えめにツッコミを。だがそんなやり取りさえも今は幸せに感じ、思わず微笑を浮かべると何も言わず相手を優しく抱き締めて。)
そう言ってくれると救われるよ
(ようやく願望が果たせたと一安心し、直後にキスしてしまったと自覚して顔を真っ赤に染めていき。これくらいのことで余裕がなくなってしまうあたり、自分の童貞という肩書を恨んで)
…はは、ブーメラン喰らったな
(言葉のオウム返しを食らうと先程の発言が可笑しく思えてきて釣られるように笑うと、応えるように抱きしめ返し)
逆にこっちこそ上手くできなくてすまないな。やはり俺はまだまだみたいだ…。だからチェリーは嫌になるな。
(相手の赤い頬を軽く撫でながら申し訳なさそうに苦笑いを浮かべ、自嘲じみた発言をして。)
……なんと言うか、背徳感でいっぱいだな。兄弟でこんなことするって。
(幸せを噛み締めるとともに、兄弟同士での恋愛ということに複雑な気持ちになり何となく呟くが、離すつもりは一切なく抱き締めたまま。)
トピック検索 |