∵夏の魔物∵

(/募集するよ！)

な、何でも…何でもかぁ。えーっと、こんな感じ？(頬ぽりぽり掻いては、ちらり覗き見。)

まこちゃーん、ありがとう！まこちゃんとはこれからここで話すからよろしくね！あ、そうだ....久々にまこちゃん家行きたいなあ....まこちゃんって猫の扱い上手だよね？(顔覗かす相手に手を振ればふとそんなことを尋ねてみて、)

う、うん。何だかちょっと緊張するね。うん、良いけど…え？そうかな？(尋ねる彼にうーん…何て首を傾げれば不思議そうに。)

そうかな？僕は全然緊張しないけど。....本当？ありがとう、まこちゃん！うん、凛ちゃんよりは上手いと思うよ...実はさあ、僕捨て猫拾ったんだけどなついてくれなくて困ってるんだ(眉を下げれば頬をポリポリ掻き、)

あはは、やっぱりそうだよね。…凛は不器用だからなぁ、こういうの。猫は好きそうだけど、嗚呼、其れなら餌付け何かでも割と懐いてくれると思うよ？(うーん、顎に指添えれば。)

...凛ちゃんはさあ、眉間に皺寄せるからいけないんだよ(人差し指ビシッと立て、)...餌付け...んー、餌は食べるんだけど僕が触ろうとすると逃げちゃってさ...まこちゃんなら寄ってくと思うんだ(相手の家に向かって歩を進め、)

え、ええ？そうなのかなぁ…でもまあ、笑ってる方が良いよね。(頬ぽりぽり困った様に。)渚でも？うーん、かなり難しそうだけど。(眉尻下げ乍歩み、)

昔みたいに笑ってくれれば良いんだけどね。(眉を下げて、)...きっと捨て猫だから人間が怖いんだと思う。まずは、人間に慣れされるところから始めなきゃだよね....あ、まこちゃん家着いた！(相手の家をみつければだだっと走っていき、)

あはは、不器用に成っただけで、凛は凛だよ。(くつくつ、)捨て猫、かぁ…そうだね。うん、ってそんな急がなくても。(走る彼を見送れば家の扉を開いて、中へ招き入れ。)

....まこちゃんが凛ちゃんに教えてあげればいいんだよ、笑顔の作り方を(人差し指びしっと、んー、とどうしたら慣れるんだろう。でも、いいな。ハルちゃんは家近いから毎日のようにまこちゃん家に行けるでしょ？(中に入ればそんなことを言い始め、)

え、オレが凛に…？笑顔の作り方、何て言ったら何か怒鳴られそうだけど。(うぐ、ぼそぼそ…。)猫って気紛れだもんね。ハルが？…オレが行く方が多いからなぁ。(部屋迄案内すれば首傾げさせて。)

うん、だってまこちゃんはいつも笑ってるじゃない？怒るっていうか俺には出来ねえって言いそうだよね(あははと苦笑いし、)うーん、気紛れは困るよ。ハルちゃんは用事がないとまこちゃん家には行かないの？(目をパチクリさせては、)

其れを言うなら、渚だって笑ってるイメージが強いけどなぁ。嗚呼、確かに。凛っぽい、(くすくす笑って。)うーん、まあ、そんな感じかな。ほら、ハルってマイペースだから。(へらり、頬を掻いて。)

え？...それは否定出来ないけどね。でしょ？笑顔作るのってそんなに難しいかなあ？(顎にてを当てて、)僕だったら毎日まこちゃん家行くのに...。ハルちゃんは一人暮らしだもんね、僕も一人暮らししたい(と呟いては頬を膨らませて、)

だろー？うーん…難しいって言うより、ほら、そう考えたらハルもあんまり笑ったりしないし。(彼を思い浮べて、ふふ。)あはは、そんなにー？渚ももう少し大きく成ったら出来るよ。(頭ぽんぽん撫でこ。へら、)

んー、ハルちゃんはねえ...笑わないだけなんだよね。写真撮るときだって笑わないし(口を尖らせて、)行くよー！家に居るよりまこちゃんと話してた方が楽しいよ、絶対。え？それって何年後？ハルちゃんが出来るなら僕にも出来る！(嬉しそうに撫で受けし、)

確かに、表情に出ないタイプだよね、ハルって。まあ其処がハルらしいんだけど。(くつくつ、)そう？渚がそう言うなら、そうだね。うん、屹度出来るよ。(嬉しそうな彼眺め乍微笑ましそうな視線注いで、)

だよね、だよね。けどさあ、ハルちゃんの近くに居るのはまこちゃんじゃない？ハルちゃんが笑ったところ見たことあるよね？(首を傾げては、)うん、怖い話してあげる！....じゃあ、一人暮らししようかな(顎にてを当てて、)