どんな姿になっても……≪非募集≫

騒がしいやろ。ま、本人は気付かんモンですけどね…。自分ハムスターのモノマネっスか、似とりまっせ (淡々と率直な言葉を返し、やれやれと肩をすくめて、「ほな、遠慮しなくてええんですね。ペースはゆっくりでええんで無理せんといて下さいよ」と先に駆け出す)

女の子に向かって失礼やで、財前。ぅ…先輩を馬鹿にして！(少し恥ずかしくなって頬を赤くして「おん、ええよ。ちょっウチを誰やと思っとるん？浪速のスピードスターやで⁉︎」指差しながら後を追って駆け出して)

謙さんは、『おてんば』とかそんなかわええ域やないやろ。 "浪速のスピードスター"なのは勝手にしたらええですけど、ウォームアップは肩慣らしみたいな感じで本気じゃなくてええんで (言いながら追い付いてきた謙の隣に並ぶようにペースを合わせ、「ま…たまには一人で走らないのも悪くないっスわ」と付け足す)

なっ…いつから財前はそないにお口が悪くなったんや。オカン悲しいでー。まぁそうやな、ウチが本気出したら財前追いつけへんかもしれへんしなー。(納得したようにうんうんと頷いて「な、なんやかわええとこあるやん。」ポカンとした顔してからニヤニヤして肘で相手の腕あたり突いて)

アンタ、オカンやないやろ。追い付けへんけど俺はテキトーにやるんで勝手にやってください。その代わり、謙さんはウォームアップ終わる頃にはヘトヘトで練習試合はベンチで留守番っスわ (しれっと辛辣なツッコミを返して、「…気色悪っ、何ニヤニヤしとんねん」と鳥肌を撫でるように腕をさする)

ノリ悪いなー。な⁉︎…ちゃんと加減しとるから大丈夫や！そうやってまた先輩の揚げ足とって、蔵はどない教育しとんねん！(相手のツッコミにまたムッとした顔をして、ぶつぶつ言いながら幼馴染である白石を睨んで「ちょ、気色悪いとか言うなや！」ぺしぺしと相手の腕を叩いて)

謙さんが無駄にテンション高いだけやろ。部長は今一番教育すべき金ちゃんにかかりっきりや。部長も色々と大変やから怖い顔で睨まんといて欲しいっスわ。それに俺は銀さんみたいに精神力鍛えたいんで、教育してもらうなら銀さんがええですわ (白石に視線を向ける相手を横目に、「ちょ、急に叩かんでもらえます？」と迷惑そうな目を向けて)

テンション低いよりはマシやろ？そ、そっか…確かに金ちゃんは手かかるもんなぁ。銀かぁ、銀の教育ってある意味修行やん？滝に打たれたりとか裸足でお寺と鳥居行ったり来たりするとか…。(白石から視線外せば腕組みながらうーんと考えて「女の子に向かって気色悪いはないやろ！謙さん怒るで！」もうぷんぷんとか態とらしく頬を膨らませながらツッコミ待ち)

俺は冷静沈着なだけっスから。あと、アホらしいんには付き合いきれないだけっスわー。面倒な１年入ってきた思っとったら案の定やったで。…そういう修行、カッコエエですよね (尊望の眼差しを石田に向けてから「ハイハイ、謙さんも女子やったな。そんなに、ポンポン男子にボディタッチばっかりしとると意識されるモンもされなくなるで」とからかうように目の前の頭に軽くポスッと触れる)

そこは臨機応変に対応しようや。アホらしいって…大事なコミュニケーションやって。蔵達は優しいからええけど仲間は大事にしぃや？え……面倒いとか言うかと思った。意外や。(ギョッとした目で見つめて「え？あ、ウチは何せんでもモテモテやから？気にせんでもええねんで！」突然頭に触れた手に顔を赤くしてはあははと笑い飛ばしさっと顔背けて先を走り)

…分かっとんですよ、ほんまにウザがっとったらさっさと辞めてるんでそんなに間に受けんといてくれます？万人が万人、人付き合いアンタらみたいに器用には出来んのや……銀さんは＊＊とかツッコミとか関係なしにあの中で、自分を持っとるやろ。すごいねん。せやから、銀さんみたいな修行は俺のためになりそうやなって思ったんですわ (心なしか声を少し小さくして話すも、急に赤くなり走り出す相手にペースを乱されて我に返り、「ちゅーか、自分らここ何周するつもりや！！」とその後ろ姿にツッコミを浴びせる)

(/ **は、規制に引っ掛かるようですね。漫才のツッコミとボ○のことです、追記で失礼しました)

そ、そか…ほな良かった！財前偶に嫌そうな顔するやん？せやから少し心配してたん、けど大丈夫そうでほんま良かった。まぁ銀は中立って感じやけど…でもあれでもボ○頑張っとるんやで！そうかぁ、でも財前が修行しとるとこ見てみたいかもしれへん。(少し想像してはクスッと笑って「も、もう終いにする…わ。はぁ…はぁ。」走り過ぎたと思いながら走るのを止めて。)

(/そうみたいですね！いえ、追記ありがとうございました！)

対応に困るだけっスわ。謙さん、男子テニス部のことよく見とるんですね。心配損やけど、気にかけてくれてたみたいで、…おおきに(少し間を空けてぎこちなく)
ああ、たまーに銀さん頑張っとるなって分かるときありますわ。たまにズレたこと言うんや (思い当たる記憶があるようにポンと手を叩いて「修行する時には絶対謙さんには言いませんから期待せんでええんで」と繋げる)

ほな、ウォームアップはこれで、終いや…(同じく息を切らせて「いい運動になりました、おおきに」と頭を下げる)

そうゆう時は何でやねん！ってツッコミ入れれば何とかなるもんやでー、謙さんからのアドバイスや！あ、いや偶に暇やなぁって思って見るだけやで？えと…財前が大丈夫ならええねん。(慣れてない為に頬をぽりぽり)
そう、銀はハードルの高い小春達に追いつこう思うて頑張っとるんや。ウチは蔵のギャグよりおもろいと思うけど何で受けへんのかなぁ。(うーんと顎に手を添えて考えて「ふふ、言わんでも小春に教えてもらうから安心しや。」グッと親指立てて)

これで体あったまったやろ？(振り向いてニコリと笑い「ほな部活気張りやー」下がってる頭に手をポンと置いてみて)

そんなん基本中の基本やないですか、初心者入門とちゃうやろ。謙さんらも全国大会に向けての練習で忙しいやろ、せやから意外だったんですわ(頬を掻く相手を尻目に、「でも世話焼きも大概にした方がええですよ」と余計な一言を付け足し)

金色先輩、ユウジ先輩らはまた別格なのに…銀さんはどこまでもカッコエエなあ(しみじみと言うが、次の相手の言葉に向けてすぐさま「先輩ら締め出すんで」と相手のグッと立てられた親指をスッと手で隠す)

予想以上に温まり過ぎましたわ、責任取って下さいよ。あと、髪型崩れるんでやめて下さい(言いながら頭を上げて、ベンチに置いてあったタオルを相手がキャッチ出来るように投げる)

ぅ…ほな持ちネタ作っとけばええんやない？まぁそれなりには忙しいけど、練習量もいつも通りやし変わらへんから。それとウチは好きでやっとるからええん。(人差し指立てながら笑顔で「せやかて財前が気になってしもうたから…なんてな！」冗談交じりに言うと笑って)

財前に好かれて尊敬されるなんて。銀、羨まし。(はぁと態とらしくため息吐きながら銀さん見やって「ひぃ⁉︎…止めときます。」サッと手を引っ込めて)

責任って言われても…あ、すまん。(タオルが飛んで来てはキャッチして「え、コレ財前のちゃうん？」と首傾げ)

『持ちネタ』ってコントとちゃうんですけどね。せやかて、ま……俺も世話焼きは謙さんのええとこや思ってますし、しゃーないっスわ。でも、ホイホイお人好しやっとるといつか騙されそうでこっちが逆に心配になるんで (まっすぐ相手を見つめながら「それ忘れんといて下さいよ」と言った後、相手の冗談に「は？」と怪訝な顔をする)

なんやそれ。もしかして妬いとるんですか？(表情を伺うように相手を見て、「アンタのお節介、ウザかったらさっさと振り払ってるんで、自信持ってええんですけど」としれっと言う)

……帰りに肉まん食べたいんやけど。時間があるなら付き合ってもらおかなって、ふと思っただけや…(『ふと』に力を入れて発音し、「それ新しいんで。汗かいたやろ、付き合わせて風邪引かれたらこっちも嫌なんで使って下さい」と首を傾げる相手に向けて続ける)

いや、いつ漫才が起こってもええように準備しとくんが大事なんやで。あ、おん…財前ってウチの事心配してくれるんやな。おおきに。(嬉しそうに微笑み「あぁもう冗談やて！財前いつも一人な気ぃしたから構ってやろうと思っただけや。」焦って言い直し)

な、妬いとる訳ではない…と思う。(目が合った相手から目を逸らして「へ？うーん、でもそれって銀とちゃう気ぃするけど…まぁえっか！」ポカンとした顔してから腕組んで考えるも首を振って)

肉まん⁉︎ええやん、行こ行こ！多分時間終わるん一緒位やし、ちょうど帰り一人やってん。(ポンと手を叩いてうんうんと頷き了承して「気にせんでもええのに…えと、おおきに。…新しいタオルの匂いや。」ポカンとしたままお礼言ってはタオルで顔を拭きふと匂いを嗅いで)

漫才持ち掛けてくるんはアンタくらいやろ。謙さんに世話焼かれとるヤツなら皆心配しとるはずやで(客観的な周りの意見を代弁したかのように述べて、「『いつも一人』は余計や！相方なら他を当たって下さいよ」ツッコむ)

謙さん今日なんかリアクション所々ぎこちない気がするんですけど、銀さんのこと先輩も慕っとるんですか？(論点が分からなくなったようで、難しい表情で「褒めたのは一応謙さんの話なんやけど」と首を傾げて)

ほな、練習終わったら自転車小屋におるんで。忘れんといて下さいよ(自転車小屋の方を指差して、「それ義理の姉さんが柔軟剤ごっつ使ったせいでフローラルくさいんですわ、女子はこういう匂い好きなんやろ？先輩らに茶化されるし、自分使われへんから役に立って良かったわー」と言いながら男子テニス部が集まるコートに歩いていく)