〇俺たちの青春〇【Free!】

ハル、まだいる？
遅くなってごめんね。一応上げておくね(眉下げて、)

ん、まだ居る（頷いて、）
気にするな、俺も忙しかったから（頭撫で、）

良かったー。
ねっ、ハルはハイキューって知ってる？(首傾げて、)

ハイキュー？名前は知ってるが、見たことはない…（しゅん、）

..水泳のコーチ。ほら、前にハルに話しただろ？子供たちに水泳を教えたいって。水の中でのハグ....やってもいいけど。がっかりさせないよ。そうだなー...まずは簡単なものから..カレーとか？(冷蔵庫の中を見れば丁度作りたいものの材料が揃っており冷蔵庫から出して、)

俺の背後がハイキューにはまっててさ、知ってたらそっちをやりたいなって思ったんだ(

あぁ…言ってたな。アルバイトでコーチするのか？良かったな。……水の中…、それなら期待できそうだ。ん、カレーだったら真琴でも簡単にできりようになるかもな。じゃあ野菜から切ってみるか？（材料を見て頷きながら相手に包丁を渡して、）


そうか、悪いな見てなくて…いい機会だし見てみるようにする。

うん、そうなんだ。ハルも今度見に来てよ？俺がコーチしてる所ハルに見てほしいから。....ハルは何を期待してるの？う、うん。もう一回やってみる。こうやって指を丸めて"猫の手"にするんだよね(包丁を受け取れば今度はちゃんと指を丸めて野菜を切っていき、)

うん、オススメだよ！
遅くなってごめんね、ハル。

分かった、真琴がコーチしてる日を教えてくれればそれに合わせて見に行く。…水の中だったら心地よさそうだ、って思っただけだ。……ちゃんと切れてる、真琴にしてはいいんじゃないか？（少し驚いたような表情でじっと相手の手元を見て、）


大丈夫だから気にするな。

ハルは？バイト決まった？本当、ハルは水が好きだよね。水の中にいるハル...うん、好きかも。何回も失敗してるからわかってきたんだ。これで俺もハルみたいに作れるようになるかな(ささっと野菜を切っては鍋に入れて火をつけて、)

ハルー(ぎゅむ、)

俺は学食で一ヶ月だけバイトできることになった。でも一ヶ月だけだから、また探さなきゃならない。…水の中にいる真琴もいい、かもな。やっぱり前より料理できるようになってるんじゃないか？これだったらもっと色んなもの作れるようになる（相手の手際の良さに感心し相手側視線を向けて、）


ん、（撫で撫で、）

...学食、かあ。俺達の行ってる大学の学食...じゃない？そっか、1ヶ月ってすぐだからね、俺もハルのバイト探し手伝ってあげる。かもなの？そこはいいって言って欲しかった。...本当？ハルがそう言うならそうかも。俺もやっとハルみたいに料理が出来るようになるんだ(子供のような笑みを浮かべては嬉しいと目を輝かせてカレーを何とか作り終え、)

ん、俺達の大学のだ。真琴がバイト探し手伝ってくれるなら、すぐ見つかるかもな。…水の中にいる真琴もいいが、泳ぎ終わった後に手を伸ばしてくる真琴のほうが好きだ。いい匂いだ…温かいうちに食べるか（カレーの匂いに食欲をそそられ目を細め早速お皿にカレーをよそい、）

わあ、ハルがバイトしてるところちゃんと見とかないと。俺は、探すことしか出来ないけど、ね。俺もハルに手伸ばすの好き。ハルがちゃんと掴んでくれるから安心する。...うん、美味しい(自分もお皿にカレーをよそえば早速食べ始めて、)

別に見に来なくていい。どんなバイト探してくれるんだ？…それは俺も同じだ、真琴がちゃんと掴んで引き上げてくれるから、安心する。……美味しい。これからカレー担当は真琴だな（カレーを口に含んで少し驚いたようにしながらもじっと相手を見て、）

ちょっとあげてみようかな()

真琴、来てたのか。

あ、うん。忙しくて中々来れなくて....ハルにはもう会えないかもって思ってた。
落ち着いてきたから顔を出したんだ()

そうか、忙しかったのか。お疲れ様。
俺も真琴にはもう会えないと思ってた。

ハル...ごめん。待っててくれてありがとう(相手抱き寄せてｷﾞｭｯとして。)

ん、久しぶりに来てみて良かった（相手の複をギュッと掴み、）