* Kiss Me ! * 非募

宗介も言うことは結構積極的だよね。 俺もそんな宗介が好きだけど(首傾げながらじっと相手見つめ甘えるように擦り寄って)
出たら別に悪い事してる訳じゃないしね？俺はバレてもいいよ。はい、こっち宗介の分ね。(ヘラヘラしながら言えば会計を済ませ片方を相手に渡し)

普段はあんまり言わねえ。好きな奴に対してはこう...いっちまうみてえだ。お前、甘え上手だろ？(相手の仕草にきゅんとなり頬を染めて、)俺も、バレても良いとは思ってる。ただ追求されんのは...な。ああ、...どこにもつけるとこがねえ(ストラップを受け取るもどこにつけようか悩んでいて、)

ん？まあ、甘えるのは結構得意なのかも。あんまり意識した事は無いけど(不思議そうに首傾げ頬染める相手見て)
カバンとかに付けたら？俺もそうするし。(相手のカバン指差し自分もカバンに早速付けようとして)

やっぱりか...甘えてくれた方が俺もやりやすい。これからも甘えてこい(ぐっと相手を引き寄せて、)お前が鞄につけるなら俺もそうする。.....貴澄、お前ともっと一緒にいてえって思った。.....好きだ(鞄につけてはそっと囁いて、)

言われなくてもそのつもりだよ。だから突き放したりしないでね？(引き寄せられるままに相手に凭れ掛かり)
え...なに宗介いきなり。照れるんだけど....(相手の言葉を聞いて照れ臭そうに頬かき)

しねえよ、好きな奴を突き放す奴がどこにいる？それとも、突き放されてえか？(抱きしめながら意地悪な笑みを浮かべて、)言いたくなっただけだ。さっさと行くぞ(照れ隠しなのかいきなり早足になり相手との距離が開き、)

やだ。宗介はそんな事しないって分かってるけどね(軽く口尖らせながら呟いて)
あ、宗介待って、置いて行くなってばー！(急に相手の足取りが速くなると着いて行けず駆け足で追いかけ)

....もしかしたら、するかもしれねえだろ？覚悟しとけよ(ふっと笑えば頭を優しく撫でて、)...待たねえ。見失わねえように頑張ってついつこい。バスケやってたんだからついてこれんだろ？(一瞬立ち止まって相手見るもまた早足であるき、)

そんな覚悟嫌だなあ。何だかんだ言って甘やかしてくれなきゃ。(ふてくされて頬膨らませ相手見上げ)
まあそりゃ脚の速さには自信あるけど...だからってそんな速く歩く事無いだろー。(少しムキになって走ると相手の腕をしっかり掴んで)

..もし、突き放したらどうする？....そのつもりだ。俺は、甘やかすのは得意な方じゃねえけどな(膨らむ相手の頬をつつき、)...なんだよ、あんなこと言ったあとに顔見れるわけねえだろ(腕を掴まれ相手の顔を見詰めるもすぐそらしてしまい、)

拗ねてどっか行っちゃうかも。なんてね(頬突かれるとぷすっと空気が抜けて小さく笑い)
宗介から言ったくせにー...俺が嬉しかったからいいんだよ、これからも言ってくれる？(期待するように目を輝かせながら聞いて)

それは困る。お前にどっかいかれるのは...。お前には俺の傍に居て欲しいからな(相手の言葉に嫌というように首を横に振り、)ああ、何度でも言ってやる。お前の口からも聞きえからな....俺が言った言葉を(ため息をつきながらも相手に負けてこくんと頷き、)

嬉しいな。まあ俺から離れる事はしないから安心して？(優しく相手の頭撫でながら言って)
ん、俺も言うよ。宗介、大好き(頷いた相手見てクスクス笑うと真剣な表情になって呟き)

...だろうな。お前から離れてくなんて想像出来ねえ。...(そっと相手の頭にも手を伸ばし優しく撫でて、)...っ、..手繋ぐか？周りからの視線が気にならなきゃ...だけどな(手をすっと差し出せば周りを見渡して、)

でしょ？ほら、俺は宗介のストーカーだからね。(冗談っぽく返せば大人しく撫で受け)
俺はそんなの気にしないよ、繋ごっか。(相手から言ってくれた事が嬉しくてすぐに頷くと指絡めて手を繋ぎ)

なら、俺はお前のストーカーだ。この言葉は俺達の間だけにしねえと、勘違いされる(相手の額に人差し指をつんとして、)この繋ぎ方、恋人繋ぎっていうんだろ？やってみたかったんだ...俺の夢が一つ叶った(指絡めればぎゅっと握りしめ相手に寄るように肩を近付けて、)

宗介がストーカーだったらシャレにならなそー...ふ、そうだね。聞いたらビックリしちゃうね(額突かれると軽くよろけ)そう、だって俺達恋人だもんね？宗介の夢叶えられて嬉しいな。(相手が近くに来ると微笑んで握っている手の力強めて)

...そうか？ストーカーっていってもずっとお前の後ろを着いていく訳じゃねえ(相手の頬にそっと口づけし、)ああ、俺達は恋人同士だからこうするのが普通なのかもな？...貴澄はねえのか？俺と叶えたい夢(じっと見詰めては気になったことを尋ね、)

っ....そのタイミングでキスとかずるいなあ。(口付けされた頬に手当てながら薄っすら頬染めて)宗介と叶えたい夢？んー...一緒に住みたい。なんて(相手は寮にいるため無理だとは分かっていながらも少し真剣な顔で言って)

どのタイミングでしようが俺の勝手なんだから良いだろ？(相手の表情に自分も頬を赤く染めて、)...それなら、まず住むところを探さねえとな...住むところがねえんじゃ話にならねえ(顎に手を当てては真剣に考え込んで、)