. . おや 、 客人ですか 。 ぬしさまが戻られる迄 、 ゆるりとお待ち下さいませ 。
嗚呼 、 そうじゃ 。 ぬしさまより預かり物が 。 文の様ですが . . 否 、 幾ら野生の小狐と言えど 、 文を盗み見る等の粗相は致しますまい 。 ( 紙すす )
「 ── 殿 。
突然見知らぬ者より呼び出され驚いた事でしょう 。 応じて頂き感謝致します 。 そして 、 大変烏滸がましいとは思いますが 、 貴方様にもう一つ頼みが 。 何 、 さして難しい事では有りますまい 。 私と友人として縁を結んで頂きたいのです 。 無論 、 強制は致しませぬが 、 応えて頂ければ幸い 。 もし承諾頂けるのであれば 、 そこな小狐へ文をお預け下さいませ 。
審神者 。 」
. . どの様な事を綴られておられたか 、 此の小狐の知る処では御座いませぬが 、 文を認めるのは今少しお待ち下さいませ 、 御客人 。 ぬしさまからの伝言が未だ残っております故 。 ( 頬緩 )
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