旦那サン 2015-11-15 22:45:08 |
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りーく。拗ねンなよ。
(どうやら反撃は成功したようだがその代わりに相手の機嫌を損ねてしまったようで、背を向けられてしまえば喉奥で笑みを耐えながらも相手の顔の横に片手を突き覆い被さるようにして顔を覗き込み。嘘がばれてしまえば認めるのは潔く、躊躇いも無しに頷くと嘘を吐いてしまった事には謝罪を述べ。何やら悩ましげな表情に何と無く相手の思いを察するがやはり相手が可愛く見えてしまう自分にはどうしようも無く、此方も思案するように僅かに眉を寄せながら問い掛け)
ん、嘘。悪い。…格好いいって思われてェの?俺に。
拗ねてない。…見んな。
(覆い被さるように相手が片手を突くと目の前に影ができ、すぐさま顔を枕に埋めて不満だだ漏れであろう表情を隠すと、相手の額へ片手を伸ばして軽く押し。あっさりと嘘を認めて謝罪まで述べる相手に、もう少し悩んでくれてもいいものをと口元微かに曲げるものの、変に誤魔化されるよりはまだいい方だと自分に言い聞かせ。問われた事には当たり前だとばかりに数度頷いて)
そりゃ…俺だって男だし。
…これ、すげェ嬉しかった。ありがとな。
(拗ねてしまっているのは一目瞭然だが否定されるのは予想通りで、押し遣られてしまうと抵抗無く身を引くが、プレゼントの礼を伝えていなかった事もあり耳元のピアスに触れながら告げると、辛うじて素肌の覗く相手の首筋に唇を触れさせ。確かに同性としては可愛いよりは良いのだろうとは思うものの自分には努力しかできず、努力したとしても相手を“格好いい”と見れるかどうかは分からないものの一先ずは自分にできる事をやると伝え)
…まァ、努力する。
(/背後から失礼致します。いつも理玖くんとの会話、とても楽しませて頂いております!!何かとご迷惑をお掛けし頻繁に息子様を憤慨させてしまっておりますが、これからも何卒よろしくお願い致します!!さて、今回声をお掛けしたのは背後の事情によるものなのですが、暫くお返事が著しく遅くなってしまうか、滞ってしまう事になりました…。来月上旬まで二週間程、次のお返事をお待ちして頂きたく…。上手く行けば仕事の合間に何度かはお返しできるかと思うのですが、それも断言できない状況です。本当に申し訳御座いません…。どうかお待ち頂けないでしょうか…?)
…別に。俺も、これ…嬉しかった、し。
(首筋を襲う擽ったさに肩竦めるも相手の言葉に照れ臭くなり、首元手で押さえつつ身を捩って相手の方へ体を向けると、左手の指にある指輪見つつぽつり呟き。期待は出来ないが一応努力はしてくれるらしい相手に、今はそれでもいいかと諦め半分でゆるく頷いてみせ。しかしふと格好良いと思う事がないのなら普段相手にはどのように見えているのかと再び疑問が浮かび、そのまま問い掛けようとするが、ふと返答を聞くのが不安になると途中で口噤み)
---なあ、格好良く見えないなら、普段は…。
(/此方こそ、真尋くんとの会話楽しませて頂いてます!いえ、面倒な子で申し訳ないです…。真尋くんを困らせてばかりで沢山ご迷惑をお掛けしてますが、是非是非これからもよろしくお願い致します‼︎
ご報告有難うございます!そういう事でしたら勿論気長に待たせて頂きます。此方としましてはゆっくり更新でも全然構いませんので、無理して体調を崩されないよう私生活を優先させてくださいね…!)
…ん、よし。
(無人の室内で、明らかに作りすぎた量のトリュフチョコを大判の皿に積み上げた物をテーブルの中央に置き。暫く満足げに山積みのチョコを眺めた後、小さく頷いて部屋を後にし)
(/おおおお久し振りです…!!まだリアルの生活に余裕がなくもう少しお待たせしてしまうかと思うのですが、是非ともバレンタインデーは理玖くんにチョコを食べて頂きたく…!!これにて再び失礼致しますが、今後も何卒よろしくお願い致します!!)
…チョコ?何でこんなに…、
(部屋に入るなり見つけたテーブルの中央に置かれた山積みのトリュフチョコに目を奪われ、数秒呆気に取られた後上記ぽつりと呟くと、少しの間何かを考えるように視線斜め上へ上げ。その後椅子へ腰掛けると、不器用過ぎて手作りのチョコを渡せない為に買ってきていた市販のチョコをトリュフチョコの隣に置いて。そのまま相手が来るのを待とうかと机に突っ伏して目を瞑り)
(/お、おおお久し振りでございます!わざわざ忙しい中理玖の為にありがとうございます…‼︎しかし真尋君と一緒に食べたいらしいわがまま息子は居眠りに…、申し訳ないです…。腐る前にはちゃんと食べさせますので!それでは、此方こそ今後ともどうぞ宜しくお願い致しますね‼︎)
…食ってねェし。
(再び部屋に戻って来るとテーブルに突っ伏す相手の姿があり、そっと近寄って覗き込んで見ればチョコは一つも減っておらず。不満をぼやくが直ぐにチョコと思われる包みを見付けると、何と無く相手の心境を理解して頬を緩ませ。羽織っていた上着を肩に掛けてやり静かに目の前の椅子に座ると、相手の髪に指先を軽く絡ませながら寝顔を見詰め)
(/長らくお待たせしてしまって申し訳御座いませんでした…。あああやっと理玖くんと再会を果たしました…っ。いえいえ、構いませんとも!!理玖くんの思考が…可愛すぎて…震えます(( 一旦用事が一段落致しましたので、バレンタインデーは終わってしまいましたが是非とも理玖くんの意向に添せて頂きますね!!)
----…ん。
(浅い眠りの中、微かに感じた肩への温かさと髪へと触れる指にゆっくりと意識を浮上させると、身を僅かに捩りつつ顔を上げ。すると目前に誰かが座って居るのが分かり、ぼやけたままの視界で相手の姿を映そうと目を細めてみるものの、緩く首傾げてじっと見詰めれば薄く口を開いて確認する様に問い掛け)
…真尋?
(/おかえりなさいませ‼︎いえいえ、待つ時間もわくわくしておりましたので…!本当ですねッ、真尋君と再会できて理玖も喜んでおります!そんなそんな、わがままなだけで可愛いなんて事は…!わわ、愚息の意向に合わせて下さるとは…ありがとうございます!)
----…ん。
(浅い眠りの中、微かに感じた肩への温かさと髪へと触れる指にゆっくりと意識を浮上させると、身を僅かに捩りつつ顔を上げ。すると目前に誰かが座って居るのが分かり、ぼやけたままの視界で相手の姿を映そうと目を細めてみるものの、緩く首傾げてじっと見詰めれば薄く口を開いて確認する様に問い掛け)
…真尋?
(/おかえりなさいませ‼︎いえいえ、待つ時間もわくわくしておりましたので…!本当ですねッ、真尋君と再会できて理玖も喜んでおります!そんなそんな、わがままなだけで可愛いなんて事は…!わわ、愚息の意向に合わせて下さるとは…ありがとうございます!)
----…ん。
(浅い眠りの中、微かに感じた肩への温かさと髪へと触れる指にゆっくりと意識を浮上させると、身を僅かに捩りつつ顔を上げ。すると目前に誰かが座って居るのが分かり、ぼやけたままの視界で相手の姿を映そうと目を細めてみるものの、緩く首傾げてじっと見詰めれば薄く口を開いて確認する様に問い掛け)
…真尋?
(/おかえりなさいませ‼︎いえいえ、待つ時間もわくわくしておりましたので…!本当ですねッ、真尋君と再会できて理玖も喜んでおります!そんなそんな、わがままなだけで可愛いなんて事は…!わわ、愚息の意向に合わせて下さるとは…ありがとうございます!)
ん…ただいま。
(どうやら起こしてしまったらしいがひたすら眠っているのを眺めているのも飽きてしまいそうで、良いタイミングだと口角を上げ。此方を向く顔に身を乗り出して唇を重ねると、帰宅を知らせる挨拶を口にし)
(/ただいま戻りました…!!お優しいお言葉ありがとうございます!!では暫くはバレンタインデー展開と言うことで、よろしくお願い致しますね!!連投の件はお気になさらず!!)
…ッ、…おかえり。
(徐々に開けてきた視界で相手を見ていたが、ふと目前いっぱいに相手の顔が広がると驚いた様に僅かに目見開き。そこで意識がはっきりとしてくれば、口元手で押さえつつ掛けられた声に言葉を返し。改めて相手の姿を捉えると無意識に表情緩めつつ、テーブルの上のトリュフチョコを指差して気になっていた事を問い)
それ、お前が作ったのか?
(/いえいえ…‼︎はい、2人のバレンタインデー展開楽しめるよう頑張りますので、宜しくお願い致します!なんとお優しいお言葉…ッ。ありがとうございます‼︎)
ん、折角作ったのに誰かさんは一つも手ェ付けねェで居眠りしてたけどな。すげェ悲しいわ俺。
(口元を押さえる仕草につい頬を緩めてしまうが、チョコについて問われると途端に不機嫌そうにテーブルに頬杖をつき。わざとらしく眉を下げて小さな溜め息を吐くと、積み上げられたチョコの一つを指で摘まみ上げ)
(/では、背後はこれにて一旦失礼致します。何か御座いましたらお声掛けくださいませ!!)
そ、それはッ、真尋と一緒に……悪かったな。
(何がいけなかったのかテーブル上のチョコについて問うと、途端に不機嫌になってしまった相手に戸惑い滲ませるも、その理由を耳にすれば咄嗟に食べなかった理由を口走りそうになり。しかし面と向かって一緒に食べたい等と言えるはずもなく途中で口噤むと、バツが悪そうに視線横向けながらぽつり呟き)
(/はい、主様も何があれば気軽にお声掛けくださいね‼︎それでは、此方も本体は失礼します。)
俺と、何?
(相手が途中で言い淀んだ言葉を掘り返さないはずが無く、その上何と無く先の内容を察してしまえば益々相手の口から聞きたくなってしまい。意地悪く口角を上げて相手を見詰めると、わざとらしく言葉の先を促すように問い掛け)
っ、分かってんだろッ。
(此方が言い淀んだ言葉の先を促してくる相手の表情に、何を言おうとしたのか分かっていてわざとなのだろうと不服気に眉寄せると、余計に言い難くなったのか薄っすらと頬染めつつそっぽ向き。そのまま話題転換をと片手で自分の買った市販のチョコを掴むと下記呟きながら相手に差し出し)
それよりッ…これ、俺から。…手作りじゃないけど
…なんで手作りじゃねェの。
(横を向くと相手の頬が赤く染まっているのが窺え、隙を突いて相手の方へ身を乗り出し頬に唇を寄せ。しかし差し出されたチョコが手作りじゃないと聞くと受け取らずに眉を寄せ、聞かずとも理由など大方分かっているが不満と意地の悪い気持ちもあり些か不機嫌そうな声色で問い掛け)
…仕方ないだろッ、上手くできなかったんだよ。
(此方へ身を乗り出す相手の動きに不意を突かれ、至近距離に顔を寄せられると反射的に首を反対側に傾け。だが耳にした不機嫌そうな声に気まずげに瞼軽く伏せると、一度作ってみたものの見た目がいまいちだった事に加え味も保証はできないために、相手が体調を崩してしまわない様にと市販の物を買ってきたのだが、説明を省いて上記を早口に告げると続けて後記付け足し)
---いらないなら、俺が食べる。
作ったのかよ…。
(作ろうとすらしなかったならばそれはそれで傷付くがまだ諦めがついたものの、一度は作ったらしい事を聞くと心底沈んだような声色で呟き頭を抱え。勿論市販でもしっかりと受け取るつもりで平然と相手の手からチョコを奪いつつ唇を尖らせると、わざとらしく聞かせるような声量で今年は誰からもチョコを受け取らなかった旨を口にし)
別に不味くても良いし。あー、折角今年は誰からも貰わねェで理玖のだけ食おうと思ってたってのになー。
…がっかりさせて悪かったなッ。
(頭を抱え心底沈んだ様な呟きを残す相手にこればかりは仕方ないだろうとばかりに眉を寄せ。しかし次いで聞こえた言葉に相手見遣ると、沢山美味しいものを貰えただろうものをわざわざ断ってきたのかと驚きつつ嬉しさで微かに頬緩んでしまい。部屋に行けば作ってみた不恰好な手作りチョコが机に置きっ放しにしてあるが、それを渡すというのは中々に勇気がいり、困った様な表情滲ませて口開くとぽつりと呟く様に述べ)
…腹壊す覚悟があるなら、作ったの、やるけど。
…え、あンの?食う。
(どうやら相手が作ったチョコはまだ処分されていないようで、降って沸いたような僥倖に素早く顔を上げて相手を見詰め。高々チョコを食べたくらいで体調を崩すほど柔な体ではなく、何より相手が作ったのだから殆ど味も見た目も関係無く。迷わず頷くと期待を込めた眼差しを向け)
…後悔すんなよ。
(急に顔を上げたかと思えば、迷わず頷き此方を見詰める眼差しと目が合い。失敗作といえる手作りチョコを渡す事にノリ気ではないが、そうも簡単に受け入れられると拒否する言葉も見つからず。小さく上記告げて立ち上がれば部屋までチョコを取りに行き、片手にチョコの入った包みを持って相手の元へ戻ると、本当に大丈夫なのかと渡すのに戸惑った様子で視線投げ)
真尋、本当に食べる気…なのか?
ん、食う。食わして。
(後悔なんて大袈裟な言い回しをされると思わず吹き出してしまいながら相手の背を見詰め、戻ってきたその手にしっかりとチョコらしき存在を認めると満足げに笑み。しかし相当自信が無いのか尚も此方の意思を窺ってくる相手に断固として頷くと、更には食べさせろと要求を付け加え)
そ、…そのくらい自分で食べろよッ。
(食べたいという気は変わらないらしく、頑として頷く相手に困りつつも潔く抗う事をやめると、次いだ要求にそんないかにも恋人っぽい事ができるかと一度顔逸らし。そのまま手に持っているチョコの包みを相手へ差し出そうとするが、ふと手を止めるとモテる相手が折角己以外の人からのチョコを受け取らずに帰って来たというのに、この事でもし浮気でもしてしまったらと変に嫌な思考が過ってしまい。苦々しく数秒黙り込んだ後、包みから一粒チョコを取り出せばそっぽ向いたままゆっくり相手の口元へ運び)
----ん、ほら。
(/お久し振りです…一ヶ月も間が開いてしまい申し訳御座いません…!!新年度に差し掛かり様々な事情が重なって多忙となってしまい、それに伴って体調を崩しておりました…。本当に申し訳御座いません、前回に引き続きご連絡ができず不甲斐ないばかりです…。まだいらっしゃいますでしょうか…?もしご容赦くださればもう一度機会を頂ければと思っております。虫のいい話であるのは重々承知です。少し考えて頂けるだけでも有り難く思います…。何卒、ご検討お願い致します)
(/わわ、お久し振りです!いえいえ、何より優先させるべきは私生活ですので仕方ありませんよ。此方は気にしておりませんのでご安心ください…‼︎それよりも体調の方はもう大丈夫なのでしょうか?ご無理はなさらないでくださいね。
その件につきましては、もしまたお相手をしてくださるのであれば寧ろ此方からお願いしたいくらいです…‼︎不束な本体と息子故に大変ご迷惑をお掛けするかと思いますが、宜しければお時間の許す限りもう一度お相手をお願い致します。)
(/お、お久し振りで御座います…!!またお会いできるとは…熊谷様の寛大なお心に感謝するばかりです。本当にありがとうございます!!体調までお気に掛けて頂き痛み入ります…。ご心配無く、すっかり回復致しました!
此方こそ、不甲斐ない背後で御座いますが息子共々よろしくお願い致します!!
再開ついて、我が儘を申してしまい申し訳ないのですがよろしければキャラの二人も久し振りの再会な雰囲気にして頂ければと…思うのですが…!!如何でしょうか…)
(/そんなそんな…‼︎此方こそ、もう一度戻ってきてくださり感謝してもしきれませんよ!ありがとうございます。いえ、すっかり回復されたと聞き安心致しました。
はい、宜しくお願い致します‼︎
キャラ二人も久し振りの再会、ですね…全然構いませんよ!寧ろ素敵な設定ですので、此方としましては大賛成で御座います…!)
(/ありがとうございます…!!では早速ロル回させて頂きますね。改めてよろしくお願い致します!!)
(諸事情によりこれまでに無かった程帰宅しないままの日々が続いており、当初は連絡を取っていたものの端末のバッテリーが底を尽くと充電の術も無く相手と一切の関わりを絶った生活をしていて。ストレスと欲求不満が募り我慢ならなくなる寸前に漸く全てを終えた早朝、たった数時間を待つ事もできず直ぐ様帰宅し。しかし時間帯の所為で相手が目覚めていない可能性は充分にあり、そっと鍵を開けると極力音を立てないよう注意を払いながら靴を脱いでリビングに向かい)
(/絡み文の投下ありがとうございます‼︎はい、此方こそ宜しくお願いします!このまま背後は引っ込みますが、何かあればお呼び出しくださいね。)
(暫し前から恋人である相手が家へ帰って来ない生活が続いており、元々機械を扱えない事から友人に手伝ってもらって連絡を取っていたも、少し前からは完全に相手との連絡が取れなくなってしまい。自分から離れていってしまったのだろうかと少しの不安を募らせつつ、相手の居ない家で一人ベッドで寝るのも落ち着かずリビングのソファに寝転がると上に毛布を被せて静かに睡眠を取っており。)
(/では此方も背後は失礼させて頂きますね!!)
…ッたく、こんなとこで寝やがって…。
(思いがけずソファで眠っている相手の姿を見ると、眉を寄せて小さく息を吐きながら呟き。そっと脇に荷物を置いて歩み寄ると、腰を屈めて相手の頬にそっと触れ。久し振りに指先に感じる柔らかな温もりが愛おしくて堪らず抱き締めたい衝動に駆られるも、眠っているところを起こしてしまう事はできず額へ唇を触れさせるに止め)
---ん…、
(場所が場所なだけに深く眠りにつけず浅い眠りの中小さく寝息を立てていたが、不意に感じたのは頬への温もりで。微かに眉を寄せて身動ぎするも、続けて額へ触れる柔らかな刺激にゆっくりと瞼を持ち上げれば、ぼやける視界に人の姿が映り。夢の中なのか現実なのかはっきりとしない脳を必死に回転させながら視界をクリアにしようと瞬き繰り返し、そのまま目を凝らしてその人物を凝視すると、確認出来た恋人の姿に反射的にバッと起き上がり。数秒間を空けた後夢でも見ているのだろうかと半信半疑な様子で相手の頬に手を伸ばすと、少し強めに抓りつつぽつり呟いて)
……真尋、か?
ッてェな、力強ェよ。
(どうやら起こしてしまったらしく目が開くのを見ると僅かに身を引くが、それから然程間も経たず突然起き上がる姿に驚いて目を見開き。視線が交わったまま何も言わない相手をただ見詰めていたが、予想外に頬を引っ張られると眉を寄せて不服を口にするが抵抗はせずにおり)
…あ、悪い。
(眉を寄せて不服を口にする相手の様子にこれは現実だと確信したのか、直ぐに抓るのを止めて手を離せば申し訳なさげに視線横へ流すものの、久し振りに会えた事により僅かに感情が高ぶっており。本当に相手が目の前に居るんだと再確認すると無性に触れたくなりそわそわと落ち着かない様子でそっぽ向くも、やはり帰って来た事への嬉しさは抑えきれないのか勝手に緩んでしまう表情を腕で隠すと軽く悪態付きながらも下記告げ)
帰って来るなら言えよ、ばか。…、おかえり。
…ただいま。こっち来いよ。
(根に持った風を装って頬を擦るが、相手の様子の理由に何と無く感付くと口角を上げ。いつもの如く少しは意地悪する気になり朝食でも作りに行こうかと腰を上げようとするが、告げられた言葉に唐突に胸を締め付けるような切なさを感じるとソファの空いたスペースに座り。頬を緩めて言葉を返すと、現状で堪えられる自分なりの精一杯の意地悪のつもりで腕を広げ)
な、…何だよ、それ。
(ふとソファの空いたスペースに腰掛ける相手に自分の今の体勢を見て座り直すが、隣で腕を広げる相手に気づくと思わず声漏らし。いくら触れたいとはいえこうも構えられると恥ずかしさの方が勝るらしく、暫しの無言を貫き通した後漸くゆっくりと少しずつ距離を縮め。そのまま抱き締めようかとも思ったが色々と葛藤した結果思い留まると、広げられた手を緩く握って先程寝ていた時のお返しとばかりに額へ口付けし)
…別に良いけど?構ってくンねェなら朝飯作るし。
(期待に反して相手の温もりを感じる事は無く、その代わりなのか額に唇の感触があっただけで十二分に煽られるが、奥歯を噛み締める事で理性を保ちあくまで固定する程度に相手の手を軽く握り返し。その手を此方に引きながら何処か拗ねたような口振りで告げ)
ッ、何でそう、なるんだよ。
(これでも自分なりに頑張った方なのだが、相手は満足しなかったようで握り返された手を引かれつつ、拗ねたような口振りで告げられた事に上記呟くとキュッと唇結び。しかし久し振りに会ったというのにもう離れてしまうのも嫌で、繋いだ手に軽く力を入れて相手見れば、片手を相手の背に回して戸惑いがちにそっと抱き締めつつ肩口に額を押し付け)
…飯、ちゃんと食ってたか?
(背に腕を回されると頬を緩めて掴んでた手を離し、片手を相手の背に添え空いている手で髪を撫でながら相手の方へ頬を擦り寄せ。恐らく辛うじてなのではあろうが連絡は取れていたものの、料理のできない相手がどんな食生活を過ごしていたのかが心配で。腕の中に確かにある収まりの良い体と体温を僅かたりとも逃さないよう抱きすくめながら静かな声で問い掛け)
…ちゃんと、食べてたし。コンビニとか、友達に作ってもらったりとか…だけど。
(背に添えられる手と髪を撫でる手に目細めながら久々に触れる相手の体温に安心したように擦り寄るも、不意に食生活について問われると緩く顔を上げ。静かに思い返しつつ食べていたと告げると、友人の家でご馳走になったりコンビニで買ったりと自分で自炊した記憶はほぼなく、我ながら情けないな等と思考し。背に回した手で相手の服を緩く握れば、相手の首元に顔を埋めながら呟く様に後記紡ぎ)
連絡できなくて悪い。
(毎日食事はしていたようで安堵するが、友人に作ってもらったというのは少々引っ掛かり。しかし家を勝手に空けてしまったのは此方の方なだけに何も言えず、相手の方へ頭を傾けながら続けて途中から連絡が途絶えてしまった事への謝罪を口にし)
別に、…お前にも色々あったんだろ。気にしてない。
(不意にいつからか連絡が取れなくなった事について謝罪する相手に、一番気になっていた事だったのかぴくりと肩揺らすも、微かに顔を反対側へと向けると上記の様に述べつつも口調はどこか拗ねている様にも感じられ。しかし軽く目を伏せてそっと手を離せば、帰宅出来ない程忙しかったのだから疲れているのではと思考してゆっくり身体を離していき)
…ンだよ、やっぱ怒ってんのか?
(謝罪に対してとても気にしていないようには思えない口調での返答と離れる体に不服げに眉を寄せるが、相手を怒らせてしまっていたとしても仕方がないのは理解しており、引き止める事はせずに問い掛けて)
怒ってない。…けど、真尋疲れてるだろ?だから、俺に構ってないで少し休め、よ。
(連絡については怒っているというより拗ねていただけで、ゆるく首を振って問い掛けに否定すれば負担にならないよう相手から離れて座り直し。続けて横目で相手を窺い見ながら首を傾げると、己なりの気遣いのつもりか少しばかり控え目に言葉続けて)
ん、寝る。付き合え。
(相手が言う事も確かで眠気はあり、ならば厚意に甘えようと小さく頷いてから立ち上がり。しかし当然相手を置いて一人で寝るつもりは無く、相手を見遣ると一言伝えた後に早々に寝室へ向かい)
え…あ、分かった。
(頷いて立ち上がる相手をじっと見ていたが、ふと此方を見たかと思えば己も来るようにと声を掛けてきた相手に薄く目開き。だが断る理由もなければ離れる事に少しの寂しさを感じていたために微かに頬緩めると、立ち上がって返事をしつつ寝室へ向かう相手に続いて歩き)
何嬉しそうな顔してンだよ。
(寝室に入ったところでふと相手を見遣ればその僅かな表情の変化を読み取り、頬が緩んでいるのを見ると愛惜が溢れるような心境を覚えながら軽く相手の髪に指を通し)
っ、そんな顔、してないだろ。
(寝室へ着き相手に続いて中へ足を踏み入れたと同時に視線が合うと軽く首傾けたも、予想外の言葉に息詰まらせると表情については無意識だったのか咄嗟に否定し顔を引き締めるべくふい、と一旦顔を伏せて髪へ触れる相手の指に気持ち良さげに瞳細め)
はいはい、してないなー。眠いわ…。
(先程の表情に自覚が無いらしい事が分かると頬緩めながら相手の髪をくしゃっと撫で、子供を宥めるような口調で告げて手を離し。呟きと共に欠伸を漏らしながらベッドに腰掛けると、そのまま上体を倒して寝転び)
…、
(子供を宥めるようにも取れる口調の相手にむすりと眉を寄せたも、眠そうに欠伸をしてベッドに寝転ぶ相手に無駄に体力を使わせるわけにもいかず。口を閉じて近寄って行けば、己まで寝転ぶと邪魔になるだろうかとベッドの端に腰掛けて相手見遣り)
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