____甘い恋情に溶ける日々。〈非募集〉

そんなわけッ、…いい加減黙れ、この減らず口。
(なぞる様な指先の感覚に微かに目細めると、聞こえてきた聞き捨てならない言葉にバッと身体ごと振り向き。否定しようと言葉続けたも何を言っても相手のペースに呑まれてしまいそうで、一旦言葉を区切って小さく息を吐くと相手の口を手で塞ぎ。髪を撫でる手につい気が緩んでしまうが、だからといってこの現状がどうにかなるわけでもなく。このままの状態が続くのは此方の心臓が持たないと感じると、腹を括ってゆっくりと深呼吸した後かぷ、と相手の首筋に柔く噛み付き。そのまま辿る様に耳朶に口付ければ、自分のしている事の恥ずかしさで徐々に赤みを帯びていく顔を隠す様に伏せ)
っ----ああ、もう…分かったから早く鳴け！

(此方の問い掛けに何らかの反応はあるだろうとは思っていたが、予想を上回る否定の素早さと勢いに些か驚いたように目を見開き。相手にその気は無かったとしても、まるで自分は一線を越えて触れる事が許される特別な存在だと主張されている気がし、直ぐ様途切れた言葉にも思わず頬が緩んでしまうも、口許を相手の掌に覆われてしまうと喜ばしい自分の心境も伝えられないまま口を閉じ。どうやら諦めたらしく、首筋に立てられる歯は甘噛みというには幾分か不器用であるもののその行動を助長するように首を僅かに傾け首筋を晒し。再度目を伏せて相手の体温が触れる場所に意識を向けていると自ずと気分も昂る物で、不意に耳朶に触れた唇の感触に微かな息を漏らすが、羞恥に耐え兼ねたのか顔を俯かせてしまう相手を横目に見遣ると微かに熱を孕んだ声色で呟き)
…休むなよ。

…余計な事、喋るなよ。
(一先ずペースを乱される事を阻止したつもりだが、口を塞がれて大人しい相手というのも中々違和感があり。かといって沈黙を破る為に自分が何か話した所で独り言になってしまうだろう、と目の前の相手見ながらうだうだと思考すると最終的には手を離しておこうと口元から手を引きつつ、先程みたいに困る様な事を言わないようにと上記告げ。鳴かすにしてもどんな風に触れれば良いのかよく分からない上に普段から慣れていない為にその分の羞恥に耐え切れず、顔に集中する熱を冷ます様に片手で軽く顔を扇ぐと横目で相手見遣り。すると微かに熱を含んだ何処か色気を感じる声色で呟いた相手に更に煽られ、緊張や羞恥で頭がいっぱいいっぱいなのかぽつぽつと悪口とは言い難い僅かに震えた声音で下記述べれば戸惑いがちに相手の耳朶食み)
っばーか…ばーか。

…なら触る。
(相手にとって“余計な事”というのが何処から何処までを指した物なのかいまいち線引きが出来兼ねているのだが、言葉に出来ないならば直に触れてやるだけの事、寧ろそれはそれで都合が良く、呟くなり早速服の裾から片手を滑り込ませ。相手の震えた声や赤らんだ頬、羞恥を忍ぶような仕草全てに予想以上に扇情を掻き立てられている自分が居り、半ば焦りすら感じ始めると眉根を潜めて理性と自制心を総動員させ。最早喘ぐ云々どころでないものの辿々しく耳朶を食む唇の熱さに思わず息が漏れ)
ッ、ん…、

は、…何でッ、そうなるんだよ！
(唐突に触る等と言いだした相手に一体何を言いだすんだと眉顰めたものの、服の裾から滑り込んできた相手の手に驚いた様に瞳揺らし。直ぐさま慌てた様子でその手を掴むと、触るにしてもわざわざ直に肌へ触れる必要はないだろうと言いたげに視線送りながらグイグイと押しやり。色っぽく聞こえる相手の息を漏らす声に鼓膜が刺激され、甘ったるい雰囲気にふわふわとした妙な気分になったが、もう少し声を出させなければと思案すれば微かに気を引き締めてツツ、と舌で耳の縁をなぞり。少々不安があるのかこんな感じで相手は反応してくれるのかと心配になると横目で表情盗み見て)

(こんな時だけ都合よく相手からの要求を聞き入れるつもりなのか問い掛けには何も答えず、手の動きを一度止めると今度は背中側から手を差し込み背骨を辿るように指先で撫で。不覚にも漏れた吐息に心中舌打ちするが、そんな事を冷静に考えていられる程の余裕も無く、焦らされるようなぎこちない愛撫が益々自分の中に扇情を募らせていくのを感じ。耳を這う舌先の感触がこの上無く官能的で再び漏れそうになる吐息を唇を噛んで押し留め。この状態で手を出さずに居ろというのも無理な話であり、情欲に濡れ切羽詰まった瞳が相手の視線と絡めば片手を相手の後頭部に軽く宛がい引き寄せられるように少々荒く唇を重ね)

っ…やめろッて、ば…変態！
(都合良く此方の言いつけを守る相手にそういう意味じゃないと口を開こうとしたが、止まったと思っていた手が背中側から差し込まれると反射的に体反らせ。そのまま軽く睨む様に見ると、未だ片手に持っていた携帯を怪我しない様加減しながら相手の顔に押し付けて。火照った顔を見られるのは男として格好悪く、相手と視線が絡むなり直ぐに逸らしてしまったも、不意に後頭部へとあてがわれた手に小首傾げると再び相手を見遣り。_瞬間、突如奪われた唇に驚いた様に目見開けば、突然の事で判断が追いつかないのか抵抗も忘れて瞬き繰り返し)
？まひ----んッ、…、

…喋ンのも触ンのも駄目って俺どうすれば良いわけ?
(相手の抵抗に流石に手を止めてやると微かに鼻先が痛んで眉を寄せ、ならばもう触らないとばかりに両手を後ろへ突いてふいっと顔を逸らせば拗ねたように唇を尖らせて問い掛け。急な事に行動が伴わないらしく、相手が固まっているのにもお構い無しに唇を押し付けては離す事を角度を変えて繰り返し、気が済めば今度はゆっくりと堪能するように唇を食み。明らかに冷静さを欠いた自分自身に気付いていながら歯止めを掛けようともせず、時折吐息を漏らしながら体が欲するまま相手を求め甘く唇を合わせ)
…は、ッ…、

ダメとは言ってないだろ…変な事言わなきゃ喋っていいし、さっきみたいなのじゃなきゃ普通に触ってもいい、し。
(どうやら拗ねてしまったらしい相手の様子を見るなり此方が悪い事をした気分になってしまい、そっと相手の頬に片手を当てれば全部が全部ダメなわけではないと告げつつ此方を向かせようとし。一人唖然としている間にも角度を変えながら何度も口付けを繰り返され、徐々に戻っていく意識と同時に状況を理解していくとほんの微かな息苦しさに瞳閉じて。甘い口付けにこのまま流されそうになるものの酸素を求める様に薄く唇開くと、相手の唇から逃げる様に小さく顎引いて)
ン、っ…---ッは、

(/お返事遅くなってしまい申し訳ありません…！私用により中々覗けなかったもので連絡も出来ず…またお相手お願いできますでしょうか？)

…俺はそんなんじゃ満足できねェし。
(今でさえ自制しているつもりだと言うのに日々面白味の無い触れ合いと当たり障りの無い会話で過ごすなど考えられず、頬に触れられると促されるまま相手を見遣り。不満は消えないがこうして頬に触れられているというのも中々に心地良く、眉を寄せては如何にも不服げな声色で呟き。相手が顎を引く事で一度唇が離れると、追い掛けるようにして再度食むように唇を重ね。しかしあまりに無理を強いては負担にしかならないだろうと漸く我に返ると、未だ熱の籠った吐息を漏らし首筋へ唇を触れさせ)

(/お気になさらないでください!!此方こそ以前はもっと日をあけてしまいましたし、いつまででものんびりとお待ちしておりますよ!リアルの方は落ち着かれたのでしょうか…?ご無理はなさらず、今後とも背後様のペースでお付き合いくださいませ!)

…別に、しょちゅうするなってだけで。ずっとダメとは…その、言ってない、だろ。
(此方を見る瞳と視線が合うと不服気に呟かれた言葉に少し考える様な仕草をし。数秒後、まるで子供をあやすかの様に頬から頭へ手を滑らせると、軽くぽふぽふと撫で遣りつつ歯切れ悪くも遠回しに多少のスキンシップは受け入れてやると上記述べ。再び重なる口付けを受け入れて薄らと目を開ければ、先程は驚きでよく分からなかったが相手の唇の柔らかさが妙に気持ち良く。だが少しして唇が離されると、何を雰囲気に流されそうになっているのかと恥ずかしくなり誤魔化す様に拗ねた様な声音で呟き。首筋へ触れる柔らかな唇に気が緩んで声が漏れそうになったも、キュッと唇結ぶと何処か不満気に視線流し)
っ、大人しくしろって言ったのに、…。

(/有難うございます‼︎そう言って頂けると有難いです。はい、大分落ち着きましたので返信ペースも戻ると思われます…！お気遣い有難うございます、主様も無理のない程度にお付き合いお願い致しますね！)

…一日我慢すンのも無理なんだけど。
(頭を撫でられると僅かに俯きがちになって大人しくその手の感触に身を委ねる一方、表情ばかりは相も変わらず憮然として不満を訴えており、相手の言う“しょっちゅう”の解釈が自分と違っているのであろう事を見越してわがままを並べ立てる子供宛らにぽつりと呟き。相手の不満は尤もだが、流石に先程の状況で平然としていられる程節操のある質では無く、寧ろ口付けに止めた事を褒めてほしいと相手の肩に額を押し付けて)
誰かさんが煽ッからだろ。…かなり自制してやったンだからな。犯されなかっただけ有り難いと思え。

(/此方こそ、お気遣い頂きありがとうございます…!!
ところで、まだ気が早い気もするのですが、何度もお呼び立てしてしまうのは申し訳無いので此処で提案させて頂きます。そろそろクリスマスが近いと言うことで、二人にもクリスマスなイベントをと思っているのですが…!!イベントと言っても二人でクリスマスを過ごすくらいしか考えていないのですが、如何でしょうか…!)

…少しは、我慢する事を覚えろ、お子様真尋。
(未だ不満げな表情の相手にどうすれば良いのかと少しばかり頭悩ませるが、相手の言い分を肯定してしまうと己にとって刺激の強いスキンシップを毎日受ける事になるはずで、そうなると此方の心臓が待つはずもなく。撫でていた手を止めて相手の額を指で弾くと、手降ろしてもぞもぞと相手の前の床に座り直し。肩へ乗る重みを愛しく感じながらも、不意に相手からでた言葉にぱちりと一度瞬きすればいきなり何を言い出すんだと小さく声漏らし。続いて下記紡ぐと同じ様に相手の肩に額乗せ地味にグリグリと攻撃し)
は、おかッ----だ、…誰も煽った覚えなんかないしッ。勝手に煽られんな…！

(/な、成る程…クリスマスイベント、いいですね‼︎全然賛成ですよ！
クリスマスという事ですので、モテモテな真尋君が色んな子に誘われるのを見て理玖が拗ねたりしつつ、結局は二人でまったり過ごせたりとか楽しそうだな。…と思いますが、主様はどんな感じに展開したいとかありますか？私は基本どんなでも大丈夫ですので…‼︎)

そうそう、俺お子様だから我慢利かねェの。毎日理玖に触りてェし困らせたくて堪んない。
(頭を撫でられる心地好さから一変、額に痛みが走ると眉を寄せて顔を上げるも、相手が座り直すのを見れば抱き締めても良いと言う事なのだろうかと勝手に解釈し、腰辺りへ腕を回しては大人しくその行動だけに止め。それでも口ばかりは達者で、相手の言葉に趣味の悪さを惜し気も無く匂わせた返答をしてやり。肩に額を押し付けてくるのは相手なりの報復のつもりなのだろうが、痛みが殆ど伴わないそれは最早甘えられているような心地しかせず、つい綻んだ口許から笑みが零れると宥めるように髪を撫でながらもからかいの言葉が口を突いて出てしまい)
そうか?慣れてない感じが絶妙に焦らされたけどな。確信犯じゃねェならよっぽど才能あンじゃねぇの。

(/わああ良かったです…!!ありがとうございます!!
モテモテ…こんなカスみたいな息子がモテるなんておこがましいですが改めて言われると照れますね((
ご提案有り難く採用させて頂きたいです…!!此方はクリスマスにも関わらず甘々なムードになる前に理玖君に一泣きしてもらいたい願望が収まらないのですが…すみません(土下座)当日まで自分の中で温めておきたい展開も御座いますので、大半は流れに任せつつそれとなくタイミングを伺ってわちゃわちゃさせたいなと思っております!)

っ、悪趣味。自覚あるなら、その欲求抑えろよ阿保。
(暫く距離を離してみるべきなのかと考えてみたが、そうしている間に早速腰辺りへ腕を回してきた相手にこの我慢の利かなさはある意味危ないと再認識し。そして更には悪趣味な言葉まで並べる相手にじとりとした視線向けると、困らせられる此方の身にもなれと不満流し。髪を撫でる手が心地良くされるがままにしていたが、耳に入ったからかいの台詞にむすりと不機嫌さを表情に表せば、拗ねた様に相手の手を払ってそっぽ向き。そのままぐぐ、と肩を押すとくるりと体を反対に向けて)
…何の才能だよッ、お前が変態なだけだろ。

(/いえいえ、カスなんて何を仰いますかッ！寧ろうちの子の可愛げがなさ過ぎて、モテモテな真尋君のお相手で本当に大丈夫か心配で…‼︎
わわ、有難うございます！そ、そんなそんな土下座なんて止めて下さい(土下座)全然、寧ろ私的には大賛成ですので‼︎そうですね、分かりました。流れに任せつつ後々やりたい事を織り交ぜていきましょう！)

ンなことできるわけねェだろ。女抱いても満足しねェ身体にしたのは誰だと思ってンだよ。
(以前は身体を重ねるだけで満たされていた物が、相手の傍に居るようになってからというものほんの少しの隙間すら埋めてくれる事は無く、その代わりこうして相手に触れ、声を聞き仕草を見詰めるだけで僅かな熱を残しはするものの溢れ返る程の充足感を得られる事を感じており、果たしてどちらが難儀なのか見当も付かず。それを直接的な言葉にする事で、真意以上の怪しげな含みを持たせながら笑みと共に溢し。あまりに機嫌を損ねてしまうと取り返しの付かない事になり兼ねず、振り払われた手はそのままにそれ以上触れる事もせず淡々と言葉を続け。自分の年ならば想いを寄せる相手を目にして善からぬ思考が働くのは寧ろ健全だと言えるという見解を持っているが、普段の言動からして相手はどうも淡白なようで、そこが魅力だと感じる一方物足りない気もしない事は無く、遠回しにその旨を告げ)
好きな奴の前では男は皆変態だろ。理玖が例外なだけ。

(/理玖君のツンはもう息子本体共々癒しです。天使のようなツンをありがとうございます…。それに理玖君がツンツンなのは8割息子のせいのような気がしますからね!((
お付き合い頂けますか…!!ありがとうございます、すみません変な性癖のお陰で理玖君にも背後様にも苦労をお掛けします…。受け止めてくださるお方で本当に良かったです、ありがとうございます!!
では背後は再び失礼させて頂こうかと思いますが、他にお話ししておく事は御座いますか…?)

な、…変な言い方すんなッ。
(今回は己としても多少甘えておきたい気分である為そっと相手の背中へと腕回してやんわりと抱き締め返してみるが、怪しげな含みある言葉を耳にした瞬間頬を赤く染めると、背に回した手でペシリと腰辺りを叩き。しかし良く考えてみると相手の言い回しでは己と恋人になった後にも女性とそういう行為を行った様に解釈でき、少しばかり悲しげな表情浮かべれば黙り込んで顔横向かせ。まるで己の方が普通じゃないという様な相手の台詞にそんなはずは無いと抗議してみるものの、周りの友人達の恋愛事に関しての話を思い返してみると案外相手と似たり寄ったりだった気がしてき。どっちが正しいのかと悩む様に首唸らせると暫し思考した後、ちらりと顔だけ相手の方へ振り向かせれば己が異常なのかと何処か困惑気味に問い掛け)
皆が皆変態ってわけじゃ無いだろっ、俺みたいな奴も探せば結構…。-----…男は皆、変態、なのか？

(/癒しなんてそんな、有難うございます‼︎…え、てんッ…え？あ、すみませんちょっと息子には似つかわしく無い言葉が聞こえた気がして((
いえいえ、基本何でもどんと来いなのでお気になさらないで下さい。寧ろこんな理玖のお相手をして下さって本当有難うございます…！
そうですね…特にはありませんので、今の所大丈夫かと…‼︎)

…理玖、
(珍しく身を委ねてくれるらしい相手の腕が背に回ったのを感じると思わず笑みが浮かんでしまうも、自らの言葉を咎めるように腰へ弱い衝撃を感じると大人しく口を閉じ。しかしその相手の様子が何処と無く普段とは違っているような気がし、今の体勢では顔の見えない相手の真意を問い掛けるようにいつにも増して柔らかな声色で名前を呼ぶと、髪に指を通すように優しく撫でて。冗談半分に掛けた言葉が相手には思いの外深刻に響いたらしく、恐る恐るといった様子で問い掛けられればつい抑えながらも吹き出してしまい、心配する事は無いとぽんぽんと頭を撫でてやりながら問いで返し)
何、心配ンなっちまったってか?

(/そんな事言ったでしょうか…寧ろ理玖君にしか似つかわしくないような事しか言っておりませんよ((
では背後は失礼させて頂きますね!!クリスマス、是非息子達にも楽しんで頂きましょう!)

…、何でもない。
(多少はそうなのだろうと思ってはいたが自分がこんなに嫉妬深い方だったのかと改めて確信し少し情けなくなると、柔らかな声色で名前を呼ぶ相手に自然と抱き締める腕に力が入り。髪を撫でる相手の手を感じつつこんな情けない感情を知られたくないという気持ちから暫し無言貫けば、顔を見られていない安心感から思い切り不満げな表情で上記ぽつりと呟き。至って真剣に聞いたつもりが抑えながらも吹き出した相手の様子に不思議げに首傾げれば、一人無駄に悩んでバカらしくなったのか頭を撫でる相手の手を掴むと、ちょっとした八つ当たりのつもりで人差し指の指先に痕がつかない程度に噛み付き)
ちがっ…、お前が、変な事言うからだろッ。

(/え？いやいや、ご冗談を((
はい、では此方も背後は失礼させて頂きますね‼︎そうですね、いいクリスマスになる様頑張りましょう！)

…俺が女抱いたって気にしてンの?
(恐らく一度頑なになってしまうと何を聞いても口を割りそうに無く、そればかりか無理矢理聞き出せば機嫌を損ねる可能性が十二分にあり、ならば自分で考える他手立てが無く。暫し無言で思案しながらも相手の髪を撫でる手は止めず、そう間を置かずに先程の発言に思い当たる節を見付けると、からかってる風も無く静かな声色で問い掛け。殆ど意味を成さない報復が可愛らしくて堪らず、目を細めて指先に噛み付く相手を見詰めるとそれまでの会話の流れなどはお構い無しに思ったままを呟いて)
可愛い。甘噛みする猫みてェ。