旦那サン 2015-11-15 22:45:08 |
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…ほら、お前の方が可愛いだろ。
(機嫌を損ねたのか顔を逸らし低い声で呟かれると少しばかり反省し、しかし相手のそんな姿を見て可愛いと思ってしまうのは事実で、目尻を上げたまま相手見詰めると確信したかの様な口振りで述べ。見ていなくても相手が笑っている事など大体予想はつき、いつかまとめて仕返してやろうと心に決めると晩ご飯が出来たのか良い匂いと共に相手の足音が近づいてき。何となく顔を上げる事を戸惑って動かずにいたが、ふと髪を撫でられる感覚に顔を上げようとしたのも束の間、耳元へ囁き掛けてきた相手にふるりと肩震わせればバッと耳押さえて起き上がり)
っ…一々、耳元で話すのやめろッ。
(/明けましておめでとうございます‼︎不甲斐ない息子に本体ですが、今年もどうぞ宜しくお願い致します…!)
ッせェな、それ以上言ったら口塞ぐぞ。窒息させられてェのか。
(制止の言葉を無下にされ尚も“可愛い”などと口にする相手を眉を寄せて横目で睨み、脅しにも似た物騒な言葉を掛け。無論手で塞ぐなんて暴力染みた事をする気は毛頭無い為に此方からしてみれば至福とも言えるが、ある意味暴力的なのは否めず相手も恐らく拒絶するであろう事を見越して不機嫌そうに低めた声で呟き。耳元で囁いてやれば予想通り飛び起きた相手に笑みを浮かべ、相手の要求を白々しく受け流しながら流れるような仕草で一度唇を重ね。だがそうこうしている内にも腕によりを掛けた料理が冷めてしまっては元も子も無く、早々に離れてテーブルを挟んで相手の正面に腰を下ろし)
耳弱ェもんなー理玖。…ほら、早く食わねェと冷める。
(/明けましておめでとうございます!!前のレスで丁度年明けだったのに気付きませんでした…何という失態orz
不甲斐ないだなんてとんでもない、いつも愚息のセクハラを受け止めお付き合い頂けてどれ程感謝を述べれば良いか…。新年早々相変わらずな奴で申し訳無いくらいです…。
年が明けても二人はクリスマス真っ只中ですが(←)新年も何卒よろしくお願い致します!!)
出来るもんならやってみろ。…ッ、何でもない。
(横目で睨まれようが素知らぬふりして視線相手から外していたものの、相当不機嫌なのか物騒な言葉掛けられるとその声の低さも相まって微かに怯えみ。だが普段の調子で反射的に煽る様な台詞口に出してしまうと、すぐ様口元押さえて今のは間違えだと言う風に後記付け足し。己が飛び起きることが分かっていたかのような相手の表情に不満気に口尖らせるも、自然な流れで口付けされると驚いた様に数回瞬きし。そのまま数秒固まるものの一人そそくさと腰を下ろす相手にどこか納得がいかない様子で渋々テーブルにつけば、目の前に置かれたビーフシチューを見るなり小さく口元に笑み浮かべ)
別に弱くなっ…!…ん。
(/いえいえそんな‼︎新年の挨拶が出来れば時間なんて気にする事じゃないですよ…!
何を仰いますか、寧ろ息子の態度の悪さを受け入れてくれる真尋くんの格好良さに惚れ惚れしております!此方こそ新年早々真尋くんの機嫌損ねちゃったので、本当申し訳ないです…。
その辺は…まあ、気にせずに(←)はい、宜しくお願い致します!)
え、良いの?マジで?
(思いがけなく返ってきた言葉は寧ろ挑発的な物で、つい素で嬉しそうな表情を覗かせるという変わり身の早さを見せれば、前言撤回を試みる付け足しは勿論無視して相手の方へ顔を近付けながら問い掛け。正面に座り遠慮も無しにまじまじと相手の反応を窺っていたが、その口元に僅かながら笑みが浮かぶのを見るとそれだけで頬は自ずと緩んでしまい。テーブルに頬杖をついて愛惜の籠った表情で相手を見詰めては早々に食べることを促し)
結構自信作。食べて。
(/うううお優しい背後様…。
素直じゃない息子様が可愛くて可愛くて仕方が無いんです…是非今年も愛でさせてやってください!
いえ、どんな逆境も無理矢理自分の都合の良い方向へ持っていくのが息子ですから(キリッ
では、背後は失礼致しますね!)
な、…何でもないって、言っただろッ。近付くな変態ッ。
(無意識に発した挑発的な発言のせいではあるも嬉しそうな表情覗かせる相手に頬引き攣らせれば、先程までの不機嫌さはどこにいったのかと近付く顔を手で押さえながら拒み。見るからに美味しそうなビーフシチューについ釘付けになるが、食べる様に促されて相手を見遣ると此方を見ていたらしき相手と視線が合い、見られていたのかと直ぐに視線逸らすも気を取り直してスプーンを手に取ると一口分だけ掬って口へ運び。瞬間口内へ広がる旨味に表情綻ばせれば数回咀嚼して飲み込んだ後、ゆっくり相手を視界へ捉えて自分なりの褒め言葉で美味しいという意を告げ)
…いただきます。---ん、不味くは、ない。
(/優しいなんて、そんな事は…!
こんな息子を可愛いなんて勿体無きお言葉、有難うございます。此方こそ、素直じゃない奴ですが息子なりのやり方で真尋くんを愛でさせて頂けると幸いです…‼︎
さ、流石真尋くんですね!理玖も負けない様頑張らせなければ…!
はい、此方も背後は失礼致します‼︎)
だから知ってるって。その変態の前で隙だらけな理玖が悪いンだろ。
(自分が変態な事なんて今更改めて言うまでも無く、完全に開き直っているのか堂々と言ってのけ、顔を押さえられる事で距離を詰められなくなると不服げに眉を寄せ。ビーフシチューを口に含む相手を見詰めていれば僅かな表情の変化に気付き、その上に素直でない遠回しな褒め言葉が何より相手の心情を表していて。つい嬉しさが表に出てしまい柔らかに頬を緩めると、軽口を叩きつつビーフシチューを口に運んで)
ん、良かった。天才だろ俺。
変態の前で隙なんか作った覚えないし、作るつもりもない。
(微塵も隠す気などないのか堂々と変態だという事を言ってのける相手に呆れつつもある意味関心し、距離を詰めれなくなった様子の相手に安堵の息零して軽く額を指先で弾いてやると心外だとばかりに上記述べて。素直でない此方の感想をちゃんと読み取ってくれたらしく相手の表情が嬉しそうに緩まるのを見ると何故だか此方まで嬉しくなり、少し顔俯けてもう一口ビーフシチューを口に運べば相手の軽口に小さく笑み零して言葉投げ掛け)
ばーか、自惚れんな。
…一回犯してやったらどんだけ隙だらけか分かンじゃねェの。
(弾かれた額にあまり痛みはないものの片手て軽く擦りつつ、一旦大人しく離れてるがやはり不満なものは不満で僅かに眉を寄せながら呟き。黙々と料理を口に運びながらの会話の最中、相手から自惚れなんて言われてしまうと、その相手の不器用さを引き合いに出さずにはいられず、薄らと口角を上げて言い返し)
自惚れじゃねェ、事実。少なくとも理玖から見りゃ天才の域だろ。
…お、おかッ…いきなり変な話持ち出すな!
(大人しく離れる相手に一息ついて手を下ろしたが、突然普段聞きなれない単語が耳に入ると予想外だったのか数秒遅れて顔を赤らめ、何故そんな言葉を恥ずかしげもなく言えるのかと睨むように相手見遣ればフイと横向き。料理を咀嚼して飲み込んだ瞬間此方の図星をつく様な言葉投げられ、確かに何をやっても良い結果に転がらないのは事実だが口元に笑みを含んでいる相手にバカにされている様に感じると、むすりと眉を寄せて拗ねた口調で呟き)
俺だって…やればちゃんと作れるし。
…ほら、隙だらけだろ。
(自分にしてみれば戯れ程度の言葉に顔を赤らめる相手の初々しさが愛らしく思えてならず、思わず頬を緩めてしまいながらも相手が横を向いた隙をついて素早く距離を詰め此方を向く耳を甘噛みし。そのまま舌先で輪郭をなぞってやると得意気な表情で相手を見詰めて囁き。意地を張る相手の言葉に小さく吹き出しながらも、テーブルを挟んだ正面から手を伸ばすと相手の髪を撫で)
作れなくていンだよ。理玖が自炊できるようになったら俺が飯作ってやる意味無くなンだろ。
ッ…っ今のは、ずるいだろ…ッ、
(己が可笑しいだけで今時の男は皆そういうものなのかと至って真剣に考えていたものの、ふといつの間にか近づいていた相手に耳甘噛みされると一つ瞬きし。続いて此方が何かを発する前に輪郭を舌先でなぞられると、ぞわりと身体震わせて背筋伸ばしつつ漏れそうになる声を何とか抑え、すぐ様数歩後ろへ下がると悔し気に文句ぶつけ。テーブルを挟んで髪を撫でてくる相手に軽く片目瞑りながら気持ち良さげに大人しく受ければ、色々と複雑な様子でぽつぽつと下記告げて)
…でも、俺だけ何もしないで任せっきりとか、嫌だし。
何が?隙ってそういう事だし。
(文句を言われようが実際に付け入る隙を与えたのは相手の方で、白々しく首を傾げて見せながら離れた分だけ相手の方へ歩み寄り。変なところに律儀な相手だから納得はしないのだろうと予想しながらもその様子が心地良さそうなのを見ると撫でる手を止められず、頬を緩めながら耳の後ろの髪を優しく掻き上げるように撫でると耳の裏を擽ってやりつつ呟き)
理玖が居てくれればほんとになんも要らねェんだけどな。
っムカつく。…なら、お前はどうなんだよ。
(白々しく首を傾げる相手にぽつりと言葉零すも、此方も油断していた事に変わりない為何も言い返せなくなり。しかしこのまま嘗められているのも不満でしか無く歩み寄る相手に目細めて言葉投げ掛ければ、同時に腕を掴んで引っ張り近付いた首筋に加減して噛み付いてやり。何処か安心する相手の手を拒む事なく好きな様にさせていたが、突如襲った擽ったさにぴく、と微かに顔上げると耳裏を擽る相手の手を軽く掴んでやめるようにと首横に傾け)
真尋が良くても、俺は良くなッ…いんだよ。
ッ、…別に、理玖に噛まれたって気持ち良いだけだし。
(突如腕を引かれると流石に驚き息を飲むも、首筋に軽く歯を立てられる感覚があれば微かに擽ったそうに身を捩るのみで、与えられる感触を甘受し口角を上げ。その点此方には有利だと言わんばかりに得意気に告げると、首元にある相手の髪に指を絡ませ。抵抗を示されると愛おしげに目を細めた後大人しく手を引っ込めて再度夕食を食べ進めつつ、相も変わらず口元に笑みを浮かべながら問い掛け)
…理玖がなんもしなくたって気にしねェよ、家事なんかやってもらうより何倍も欲しいモン全部もらってっから。それじゃ駄目?
…気持ち良くしてるわけじゃない、し。
(相手の反応を窺っていたが特に大きく反応するでもなく、寧ろ余裕ある返答が返ってくると自分だけ色々と反応してバカみたいだと不貞腐れ。噛み付くのをやめて顔上げれば、指を髪に絡ませている相手に首竦めてその手を押しやり。大人しく手が引っ込められた事に微かに強張っていた身体から力を抜いたものの、己には身に覚えのない事を述べる相手に不思議そうに首傾げると、料理を口へ運びつつ問いを返し)
欲しいもの全部って…何の事だよ?俺は何もしてないだろ。
知ってるって。拗ねンなよ。
(相手にその気が無い事は百も承知で笑みを溢しながら言葉を返してやるも、どうやら不貞腐れてしまったらしい様子を見ると機嫌を取るように相手の頬に唇を触れさせ。直接行動を起こし何かをされているわけでは無いので相手の疑問も当然であり、思うままの本心を何処と無く冗談めかした口調で告げ)
言っただろ、理玖が居れば良いって。今は理玖が一番大事って思ってっから特定の相手作んなかった頃よりすっげェ満たされてるし。それだけで十分なんだよ、俺は。
…拗ねて、ないし。
(相手に弱点等あるのだろうかと微かにぶすくれた表情で視線送るも、頬に触れる柔らかい唇に目細めると相手の肩に額押し付けながら呟き。冗談めかした口調ではあるがそれが本心であろう事は何となく伝わり、小さく笑み零して思った事を口に出すと、それに続けて普段何も出来ない己の代わりに色々しているのだから見返りを求めたくなったりしないのかと疑問をぶつけ)
居ればいいって、安上がりな奴。…家事とかしてやる代わりに、何か要求するとかないのかよ。
へェ?拗ねてねェなら俺なりに解釈するから別に良いけど。
(まるで甘える猫のような仕草が愛らしくてならず、肩口にある相手の髪を優しく撫で空いている手でやんわりと抱き締め。相手の主張には説得力など少しも無いが、敢えて突っ込む事はせずに悪戯っぽく呟き。相手の口ぶりでは要求すれば何かしらしてくれるような期待を持たせる響きがあり、料理へ落としていた視線をちら、と相手へ向け上目遣いに見遣ると口角を上げて問い掛け)
…何でもしてくれンの?
…それはそれで、嫌だ。
(髪を優しく撫でる相手の手に軽く頭を押し付けるものの、抱き締められ悪戯っぽく呟かれた言葉に僅かに眉寄せると、勝手な解釈で変な方に考えられるのは不服なようで少し間を空けて上記述べ。此方を上目遣いで見る相手に少しばかり戸惑うも、もし何か要求があるのなら日頃のお礼の為に聞いておくべきかと頭悩ませれば、自分が出来る範囲内であればと小さく頷いてみせ)
…俺でも出来る事なら、いいけど。
我が儘な猫。
(本当ならもっとからかい追い詰めてやりたいところだが、相手から伝わる温もりが手放し難く離れられてしまうのは惜しく思え、笑みを漏らしかなり控えめな軽口に止めると一度撫でる手を止めて唇を重ね。予想外にも何でも聞いてくれるらしいと判断すると、ふぅん、と気の無いような相槌を返し丁度空になった皿を持ってキッチンへ向かい。リビングに戻ってきたかと思えば相手がまだ食事中であろうがお構い無しにその背後に膝を立てて座り相手を膝の間に収め後ろから抱き締め)
…なら好きって言って。
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