加州清光 2015-11-15 21:35:33 |
通報 |
そうね。……行こっか。
(差し出された手を握り返すと、少しだけ後ろ髪を引かれるように躊躇った後緩慢な足取りで廊下へと出て。他の面々に姿を見せて安心させた後は荷造りを手伝わなければ、と冷静にやるべきことを考える自分がいる反面、どうしようもなく離れがたく感じてしまうのも確かで、大部屋に着いて心配そうにこちらを窺ってきた面々と言葉を交わす間も相手の手をしっかりと握り続け。)
―大丈夫だぞ! 行き来は自由らしいからな!
(普段なら大部屋につけば手を離すはずが今回は離そうとしないその様子に、永遠の別れではなくてもやはり寂しいのかと思えば特に何か言うこともなく、駆け寄ってきた彼らに嬉しそうな顔を向けつつその手を軽く握り返して。しかし、これが優しい嘘であると自分以外の全員が知っているため、短刀の数名が一瞬表情を崩しそうになっていたものの “遊びに行きますね” “大将もこっちに顔出してくれよ” などとすぐに笑顔や声があがれば、なんの疑いもなくそれぞれに声をかけて)
──…主、荷物まとめないと。
(ずきずきと胸が痛むような感覚に息苦しささえ覚えるも、同時に皆が演技に徹してくれていることに安堵しつついつも通りに振舞って。ふと壁に掛けられた時計を見て話し込んでしまったことに気づけば、'まだ終わらせたくない'という本心を抑え込むように握った手に僅かに力を込めて、相手の気を引きながら遠慮がちに促し。)
清光……?
(僅かに強くなるその力を感じれば相手の方へ振り返り、感情を探るように無意識にもその表情をじっと見つめ。しかし、離れる寂しさ故だとばかり思っているのか特に聞き返すこともなく、その手を軽く握り返しつつ「そうだな! そろそろ支度をしなければ……」と数回頷いてから、取り囲む彼らにその旨を伝え、相手の手を引きつつ自室へ向かい)
制服は着て、学校の鞄と……これ、持って帰って。
(部屋に着いてようやく手を離すと、壁に掛けたブレザーやスラックスなどを一瞥しつつ相手の荷物を確認し始めて。隅に追いやられていた制鞄を拾い上げれば、その中にアクションフィギュアと桜貝を入れた小瓶を仕舞ってから相手に差し出し。相手の私物は少なくないものの元の世界から持ち込んだもの自体はそう多くないため、直ぐに相手の居た痕跡が無くなってしまえば、何かを耐えるように静かに下唇を噛み締めて。)
……清光、ありがとう。
(てきぱきと物を揃えてくれる勢いに思わずきょとんとしてしまうも、手早く制服に着替えて。いよいよ自分の痕跡がなくなった部屋に悲しげな表情を浮かべた後、相手の表情にも胸が痛めば受け取った鞄を一度畳に置き、徐に相手を抱き締めて。その後頭部に手を添え、相手の心を解かすようにゆったりとした手つきで撫でては「俺は、ずっとお前の傍にいるぞ。俺がいなくなっても、記憶は、思い出は、確かに此処にある。離れているときも、俺はずっとずっと…清光の心の中にいる」 と相手の温もりを確かめるように、ぴったりと身を寄せて。そのまま静かに目を伏せては「俺の心の中にも、ずっと清光がいる」と、腕に微かに力を込めて)
っ……うん。
(たとえば向こう見ずな言動の多かった相手の性格を変えたように、自分が相手に及ぼした影響は記憶が消えても確かに残るのだとわかり安堵の念を覚えるも、二度と会うことができないという事実が揺るぎないものだとわかっているからこそその言葉を聞けば涙が滲んできて。涙を見せまいと相手の身体を掻き抱くように抱き締めその肩口に顔を埋めた後、落ち着いた頃合を見計らい顔を上げれば「千秋。離れててもずーっと愛してる」と下手くそな笑みを浮かべて。)
―っ、離れるといっても! 3日と離れることはないからな!
(その表情にますます胸が痛めば優しい手つきで両頬を包み込みつつも、溢れんばかりの気持ちをなんとか伝えようと真剣に相手を見つめて。そのまま続けようとするも溢れる言葉をグッとのみ込めば、小さく一呼吸置いてからしっかりと目を合わせ「清光……俺も、愛してる」と一番伝えたい言葉と共に穏やかに微笑み返し、ゆったりと口付けを交わして。数秒そのままでいたものの、廊下から “主、清光” と控えめな安定の声が聞こえれば、名残惜しそうに静かに唇を離し「いま……っ、今行くぞ!」 となんとか普段通りに声をかけ)
──……一年、か。短かったな。
(安定から声が掛かればいよいよ諦めがついたように瞼を閉じて、部屋を出る前に最後に2人で過ごした思い出の場所を目に焼き付けるとぽつりとつぶやいて。廊下に出るとやけに静まり返った人気のなさが気にかかり、安定に尋ねて'皆、門の前で待ってる。見送りがしたいからって'と返答を貰うと胸のあたりが切なく痛み。そうしている間にも刻限が迫り彼が玄関の方へと歩き出せば、重い足取りでその後についていき。)
(/ お返事遅くなってすみません…!
バイト先でインフルエンザになってしまった人が出まして、しばらく穴埋めで忙しくなりそうなので、このくらいの頻度が続いてしまうかもしれません…ごめんなさい(;▽;) )
―皆、見送りに来てくれたんだな。
(門まで行くとそこには全ての刀剣達が揃ってこちらを向いており、別れが切ないような愛されてると実感して嬉しいような、そんな気持ちに再び心がぎゅっと締め付けられて。その中から短刀達が飛び出してくれば力任せに飛びついてきたため、思わず一歩後ろへよろめくもしっかりとその数人を抱き寄せ、主あるじと何度も呼ぶ声に気持ちを堪えるように目を伏せては「ありがとう……」と掠れた声で静かに囁いて。そのまま大人しくしていたかと思えば、突然顔を上げて刀剣達の方へ勢いよく飛びついて「大丈夫っ、新しい審神者もきっと良い奴だ!皆、仲良くするんだぞ!」と両腕をめいっぱい広げ、いつもの晴れやかな笑みを浮かべつつまとめて抱きしめて)
(/なんと…! お忙しくなるのですね、了解です(;▽;)
こちらについては、お時間のある時で大丈夫ですよ!)
主も元気で。ひとりでもちゃんと起きてよね。無茶はしないで。それで…、
(別れを惜しむ短刀たちの背中を見て心を痛めつつ、自分も相手の目の前に一歩踏み出すと真っ直ぐ視線を絡めながら静かな声で言葉を紡いでいき。自分が傍にいられない以上相手のこれからを思うと過保護にならざるを得ず、あれこれと世話を焼くようなことを口にした後徐に口を噤み。これが本当に最後なのだと思えば別れの言葉に迷ってしまい、少しの沈黙の後にゆっくり口を開けば「幸せに、なって」と確かな口調で告げて。)
(/ やっと終わりました〜!!(;_;)
お待たせいたしました、ご迷惑をおかけし申し訳ありません;
これからは頻度も元に戻せると思います! )
清光……。お前も、幸せに。
(まるで最後の別れのような一言にちくりと心臓が苦しくなるも相手の優しさや温かさ、相手に対する愛しさが込み上げてくれば、しばらく沈黙した後、力強さを秘めた瞳で真っ直ぐ相手を見つめ。それから鞄を肩にかけなおすと意を決したように門の前に立ち、様々な思いを巡らせながらくるりと振り向けば「それじゃぁ、『行ってきます』!」と最後にめいっぱいの笑顔を見せて。
それからすぐ歪む空間の中へ片脚を入れるも不意に思い出したように振り向いては、飲み込まれていく身体をなんとか引き戻しながら最後に相手だけを真っ直ぐ見つめ、「―愛してる」と柔らかな笑みを向けて。次第に現世へ引き戻される力が強くなっていけば、その言葉を最後に歪みの中へ消えていき)
(/おかえりなさい~!そしてお疲れ様でした!
こちらは大丈夫ですので、お気になさらず…!(´∇`)
!俺も…っ、
(告げられた一言に目を見開くと、思わず門に駆け寄り手を伸ばしてしまい。無論相手に届くはずもなく行き場のなくなったその手をゆっくりと下げては、ようやく現実を理解した様子で声も無くその場に泣き崩れ。同じく目に涙を溜めた安定や他の面々に背中を擦られながらしばらく泣き続けたものの、新しい審神者が到着する時刻が迫れば泣き腫らした目を冷やそうと覚束無い足取りで洗面所へと向かい。)
(/ お気遣い本当にありがとうございます(;_;)
この後、本丸勢は新たな審神者さんの下残る時代の敵たちを討伐していくわけで、それと並行して加州はすべてが片付いた時に転生できるよう現代の知識を叩き込んでいくことになるんですよね。
どのあたりで一年後に飛ばすのがよろしいでしょうか…? )
まずは荷解きだな!…といっても、数える程しかない、の……だが―
(自室につくと早速持っていた鞄を開けて片手で数える程にも満たない荷物を出そうとしたものの、急激に視界がぼんやりと曇れば脳内まで霧がかったようで、上手く思考を正すことができなくなり。鞄を開けたまま動きを止めたところで隙間からするすると記憶が抜けていく感覚を覚えるも、その事実すら抜けていけば、本丸や相手のことは勿論、今何故自分が部屋にいるのか、何のために鞄を開けたのか、全てが分からなくなってしまい「何で、俺は……」と呟くことしかできず。しばらくすると一階から母親の呼ぶ声が聞こえてきたため、はっと我に返ると「今行く!」とベッドに鞄を放って一階へと駆けていき、普段通りの時が流れ始め)
(/そのへんを大分漠然と考えてしまっていたのですが、少し1年が経つまでの経過をいれたいと思っていまして…_(:3」 ∠ )_
ですが、あまりにも長くお互い関わらないロルも寂しいのですし、一、二回のやりとりで、お互いの1年の流れをぎゅっと詰め込めることができたらなと…。いかがでしょうか?
ロルがかなり長くなって負担にもなってしまうかと思うのですが…。
──俺は加州清光。この本丸じゃ結構古参で、近侍も務めてたんだよ。
(新しい審神者の到着を知らせるこんのすけの声が耳に入れば、慌てて廊下を渡りそちらへと赴くも、相手とは似ても似つかない線の細い女性に少しだけ驚いたように目を瞬かせ。すぐに笑みで取り繕って簡単な自己紹介をし、暫定的な近侍として彼女に付き従い他の刀剣たちとの顔合わせやら施設の案内やらを一通り済ませた後、不意に彼女が'前任の方は本当に素晴らしい審神者さんだったのね。皆がどれほど大切にされてきたのか、少し話しただけで伝わってきたもの'と零せば、咄嗟の言葉に上手く誤魔化せずくしゃりと表情を歪めてしまい。そんな自分を見て慌てて気遣う素振りを見せる彼女に「ごめん、今日から俺は主の刀なんだってわかってる。覚悟だってしてたのに」と涙を滲ませつつ訴えては、'…解任されたからって、お別れなんか嫌だよね'との相槌に下唇を噛み締めながら頷いて。)
(/ かしこまりました…!
次のレスで一気に飛ばそうと思います( ˙︶˙ )ゝ )
―それでな、買った覚えのないアクションフィギュアと、拾った覚えのない貝殻が鞄に入っていて…。あと、携帯には撮った覚えのない桜の木の写真があった。
(数日経った学校にて、休み時間に向かった噴水で深海奏汰と会えば、噴水の傍らに腰掛けつつ最近の不可解な出来事についてのんびりと話しており。今はもう記憶にない本丸を解任されてから、何故だか物足りないような、それこそ心に穴が空いたような感覚がなかなか消えないため奏汰に相談するも、当の相手はこちらの携帯をいじって桜の写真を眺めながら“きれいな「さくら」ですね~”なんて笑みを浮かべており。その様子に気の抜けたような笑い声を零すも、改めて写真を見ればやはり何かが引っかかるようで「確かに綺麗だが、俺は……何か足りない気がしてな」と静かに呟いて、足りない何かを必死で探ろうとして。
しかしそんな程度で奪われた記憶が戻ってくるなどあるはずもなく、結局それ以来考え込むこともやめれば、次第に私生活も完全に今までのものに戻っていき)
(/了解です!よろしくお願いします~( ¨̮ ))
──…すべてが終わった後?俺たち、ただの刀に戻るんじゃないの?
(新たな審神者を迎えて数週間が経ち、喪失感を埋めるように歴史修正主義者たちとの戦いに身を投じていた中、ある日突然興奮気味の審神者に呼び出されれば怪訝に思いながらも空き部屋へと足を伸ばして。そこで告げられた衝撃の事実に言葉を失うも、辛うじて慎重に確認すれば一つ一つ丁寧な説明を為されていき。新たな人生を始めるという選択肢やその場合の条件、働き口など様々な説明に半信半疑ながらも何とか情報を処理し終えると、'相手が元の世界で幸せに暮らしている姿を見たい'という願望がむくむくと湧き起こってしまい、即決で今後の自分の身の振り方を決めれば、早速その日のうちから出陣と並行して勉強を始め。)
(/ おそらく次のレスで一年後からお返事できると思います…!
ちょうど良い機会なのでお伺いしたいのですが、他に何か相談しておきたいことはありますか??)
―忘れ物なしっ、電気よしっ!それから……
(それから1年後、スタントマンなどを目指すことのできる大学へ進学が決まれば、同時に通学を考えた結果一人暮らしを始めることとなり。
その一人暮らしにもほんの少し慣れてきた朝、そろそろ出る時間だと慌てて荷物を掻き集めては小さなアパートの1室を見回し、言葉通りに最終確認をするも、ふとある物が目に入ればいつかのフィギュアが置かれた棚の前に戻り。その1体のフィギュアにそっと手を添えれば、理由はともかく何故だか心の隙間が埋まるような感覚を覚え、徐に表情を和らげては「行ってきます」と穏やかな声で告げ、踵を返し晴れやかな外へと足を進めて)
(/すみません、一足先に一年後に飛ばさせていただきました…!
今は特に思いつきませんので、大丈夫です!またご相談したいことが出来次第、ご連絡させていただきます~(´∇`))
──だからお前とルームシェアは嫌だって言ったじゃん。俺たちは普通科なんだから、遅刻したら普通に怒られるの!
(月日が経ち、無事敵を討伐し終え人間として転生したは良いものの、想定外なことに安定までもが同じ選択肢を選んでいたため、審神者に勧められるがままにルームシェアをすることになり。
安定が寝坊したある朝、彼を急かしながら通学路を走って夢ノ咲学院へと向かえば、辛うじて遅刻ぎりぎりに教室に着くことができ。転校してきて間もないとはいえそれなりにクラスに馴染めてきたためか、席に着くなり周りの友人たちから揶揄いの言葉がかけられて。それらを軽くあしらった直後担任が教室へと入ってくればそのまま朝礼や授業が始まり。)
(/ 了解です〜!
それでは一旦失礼させていただきますね(*´꒳`*) )
懐かしいな…。
(いつものように大学で講義やスタント指導などを受けた後、今日はそのまま帰ろうと大学の最寄りから自宅の最寄りである夢ノ咲学院前の駅で降りて。するとちょうど夢ノ咲学院の下校時間と被ったのか駅へ向かう生徒と次々とすれ違い、思わず目を細めつつ小さく呟き落として。そのまま駅を出るも目の前に雑に並んでいる故に点字ブロックの上にまで溢れた自転車の列を見つければ、困ったようにひとつため息を零しつつ「またこれか…」と顔を顰めて。しかし変わらない正義感やお節介さが働けば、すぐに気合を入れるように鼻を鳴らして腕捲りをし、通り過ぎていく人の目も気にせず1つずつ自転車を持ち上げて、指定の場所に収まるように運び始めて)
(/では、こちらも失礼します~(◜ᴗ◝ ))
トピック検索 |