加州清光 2015-11-15 21:35:33 |
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>加州
ゔっ、うぅむ…ヒーローが怖がられて捕まったなんて話は絶対に作りたくない…って、おいおい。悪癖なんかじゃないぞ?これはスキンシップだ!心と心が通じ合うもの…と信じている!
(目を伏せ、もしそうなってしまったらと想像してはその光景があまりにも酷いと顔を歪め。そんな時、相手の言葉に反応すれば驚いたように目を開けキョトンとし。己の激しいスキンシップは当たり前の事だと思っているのか前記のように語った後、機嫌を損ねてしまった事にも気付かず夕飯の支度をする相手の横へつけば「加州っ、何か手伝えることはあるか?」と相手の手元をソワソワと覗き込み)
(/わぁぁぁ…トピを立ててくださってありがとうございます!早速こちらに移動してきました。
ご迷惑をかけることもあると思いますが…これからも、どうぞ宜しくお願いいたします!)
>守沢さん
心と心が通じ合うもの、ねー…。
(何故こんなにも面白くない気持ちになるのか、という自分の感情を制御できないもどかしさに加え、何も知らない相手のいつもと変わらない態度が火に油を注いで。親切な申し出も無言で軽く睨め付けて制すと、その言葉をゆっくりと繰り返し。手にしたままの野菜で相手の服を汚してしまわないよう気をつけながら、不意に正面から相手を抱きしめると「じゃ、俺が何考えてるか分かる?」と相変わらず不機嫌な声と表情で問いつつ見上げ。)
(/1対1でまでお相手してくださり本当にありがとうございます…!!
こちらこそ沢山ご迷惑をおかけしてしまうと思いますが、改めまして引き続きお相手よろしくお願いします!)
>加州
か、加州…―っ!?
(いくら自分が鈍感であるとはいえ、相手の鋭い視線と目が合えばその不機嫌な様子がピリピリと伝わってきて。笑みは絶やさず恐る恐るどうしたのかと尋ねようとしたが、抱きしめられるといういつもと違う状況に言葉を発せず飲み込んでしまい。慣れない事だからか それとも別の理由があるのか、心臓が一瞬大きく波打つのを感じるも、相手の瞳をじっと見つめ返しては「…分かったぞ!俺に急に甘えたくなったのだな?」と何を根拠にしているのか自信満々に答え、相手の背に手を回してはポンポンと撫で)
(/いえいえ、1対1をやるのは初めてなのでとても嬉しいです!
ではでは、ここらで本体はドロンッ)
ちがうー…肉じゃがだけど茄子入れてやろうかと思ったの…。
(謎の自信に満ちた言葉と優しく背を撫でる手付きに怒る気もすっかり失せてしまい、'その自信は何処から来るのか'と問いたい気持ちを抑えて盛大な溜息を吐き。息をするようにこちらのペースを乱されれば、そぶりではなく今度こそ本当にぐったりと脱力して相手に寄りかかり本心を呟いて。段々笑いがこみ上げてきて、小刻みに肩を震わせ笑いを堪えながら「怒ってたんだよ、俺。だから茄子入れちゃおっかなーって思ったの」ともう一度繰り返し。)
(/今気づいたんですけど、1対1は>←これ必要ないんですね!!すごく新鮮です…!
はい!ではこちらも一旦どろんします!)
なっ、ななっ、ナス!?そんな恐ろしい事を考えていたのか…!?
(相手をしっかりと支えるため少し腕に力を入れ抱きとめるが、“ナス”という単語に動揺し情けない声を上げればビクッと肩を震わせ。ナス絡みとあればそれは深刻な問題。己の腕の中で脱力し身体を任せきっている相手をまじまじと見つめ、前記のように真剣に問いかけ。一呼吸おき落ち着いた後「しかし…そうか、やはり怒っていたか…。きっと無意識のうちに、何か気に触るような事をしてしまったのだな。ゔぅ…すまない加州!だからナスは勘弁してくれ!」と笑いを堪える相手とは対照的に申し訳なさそうに眉を下げた後、相手の両肩を掴み緩く揺らし)
大丈夫、入れない入れない。もう怒ってないし、主は悪くないから謝らないで。
(茄子と聞いた途端に慌てる相手の様子が可愛らしくて、ついに堪え切れずに声を上げて笑うと安心させるように微笑んで告げて。腹を立てていたことを口に出して認めたためか図らずも焼きもち故の苛立ちであったと気づいてしまい、バツが悪そうに笑うと「ごめんね、ちょっと妬いちゃった。主は俺だけのものじゃないのにね」と軽い口調ながらも謝って。自分の口出しできることではないにも関わらず勝手にひとりで腹を立ててしまったことが恥ずかしいやら虚しいやら、まるで相手につられたかのように情けなく眉尻を下げて。)
やきもち、か?あぁ…なんだ、そうだったか
(ナスも無し相手も怒っていないと分かり、その柔らかな表情を見ればホッと胸をなでおろし。告げられた不機嫌だった理由は全く予想していなかったもので、キョトンとしては思わず確認するように復唱し。相手がそれ程自分の事を思っていてくれた事がどうしようもなく嬉しくて、軽く顔を背けては緩んでしまう口元を片手で覆い隠し前記を呟き。再び笑顔で相手に向き直ると「よぉしよしよしっ、お前も謝る必要はないぞ?まさかヤキモチだったとはなぁ…可愛いやつめ!」と、飛びかかるように相手の頭をワシャワシャと撫でまわし)
うわっ、ちょっと…やーめーてー!俺野菜触っちゃったから髪直せないの!
(繰り返し言われることで恥ずかしさが増すも、事実である上に自ら明かしてしまったため今更否定できるはずもなく。墓穴を掘ることを恐れ、からかわれたとしても徹底的に黙秘を貫こうと決めたものの、犬でも撫でるかのような手付きで頭を撫で回されればすぐに声を上げて相手から離れ。一旦野菜を調理台に置き邪魔な着物の袂をたすきで結ぶと、ぼさぼさになった髪はそのままに「主は玉葱でも剥いてて!」と相手に玉葱を押し付け自分は芋や人参を洗い始め。)
ぉおっと…はっはっはっ、任せろ!っと、その前に…
(慌てて玉葱を受取ればやる気満々といった様子で頷き、空いている方の手でグッと親指立て。そのまま作業に取りかかると思えば、何を考えたのか野菜を洗っている相手の方へ近づいて行き。作業の邪魔をしないよう乱してしまった髪の毛を軽く撫でるように手早く整えてやり「これでよし!すまんな、とりあえず手櫛で我慢してくれ。後でちゃんと髪を梳いてやるからな!」と満足げな笑みを交え述べた後、相手の背後に設置されていた台に寄りかかり作業を始め)
!……ありがと。
(髪を撫で付けるような感覚に、手元に落としていた視線を上げ一瞬不思議そうに瞬いて。その言葉を聞けばすぐに控えめにはにかんで礼を言い、洗い終えた野菜の皮を包丁で剥く作業の合間もすこぶる機嫌が良く。もっと相手のことを知りたいという気持ちと同じくらい自分のことを知ってもらいたいという気持ちも強く、徐ろにじゃがいもの芽を取り除く手を止め相手を振り返ると、「そういえば俺、聞いてばっかで全然自分のこと話してなかったよね。なんか聞きたいことない?」と何処かあらたまった表情で尋ね。)
おぉっ、いいのか?聞きたいことは沢山あるぞ!好きなものに嫌いなもの、趣味とか この本丸でのお気に入りの場所…
(ピタリと作業する手を止め、待ってましたと言わんばかりに嬉しげな顔を上げ。とにかく相手の事を知りたいという気持ちが強く余程聞きたいことがあるのか、前記以外にも次々とその項目を述べては玉葱を持たない右手で指折り数え。ふと数える指を止め、少しばかり視線を落としつつ気づけば前のめりになった姿勢を戻すと「…後は、お前の“過去”とかな」と、相手の目を真っ直ぐ見つめては落ち着いた声色で述べ。同時に、もしかしたら傷を抉る事になるかもしれないがいずれ知らなければいけないのだと心の中で言い聞かせ)
好きなものはお洒落と訓練でしょ、嫌いなものは汚れる仕事かな…畑当番とか。趣味はお店を見に行くことだから、買い物なら喜んでお供するよ?あ、お気に入りの場所は縁側なんだけど、あそこ冬は火鉢置かないと寒いんだよねー…、
(予想以上に次々と相手の口から質問が飛び出せば少し驚いた様子で相手を見つめ、後で自分ももっと相手のことを詳しく聞こうと密かに心に決めつつ質問に答えていって。話しているうちに自然と笑みが零れてきたものの、真っ直ぐな言葉と同じくらい真摯な視線を受け止めるとぎこちなく笑みを引っ込め。「ここでの暮らしはお察しの通りだからさ、話すとしたらすごく昔の話になっちゃうけど…いい?」と困惑気味に前置きを置くも、相手に話すこと自体が嫌なわけではないようで'聞いてもらえるだろうか'という不安の滲んだ眼差しを向けて。)
…。勿論だ!俺はお前の過去を知りたい、受け止めたい。
(先程とは違い決して明るくなはない話、話すのを拒むかと思っていたが意外にも嫌がる様子ではない相手に軽く目を見開き、これは信頼されている証拠だろうかと不謹慎にも嬉しさを覚え。向けられたその眼差しに微かに混じった感情を直感的に感じては、安心させるように目を細め柔らかな表情浮かべ。何故こうも強く知りたいと思ってしまうのか普段とは違う不思議な感覚に包まれるも、己も覚悟を決めるように伏せ目がちに小さく一呼吸おき「だから…最後までしっかり聞かせてくれ」と、再び相手に視線を戻し)
あ、でも悪い思い出じゃないし、そもそも長々語るほど過去なんてないんだよなー。
俺、生まれは超貧乏だし扱いにくいし…でもそんな俺をちゃんと使いこなしてくれた人がいて。
(相手の優しさと覚悟が十分すぎるほどに伝わってきて、ほっとするような温かい安堵感に包まれ穏やかな表情で頷くと、普段通りの軽い口調で話し出し。人を嫌いになりきれなかった理由でもある持ち主の話に差し掛かると、自分でも整理できていない心のうちを悟られないよう背を向けて。野菜を切りながら「体弱いのに無茶ばっかする困った人だった。そのせいで、やっぱり早くに亡くなったみたい」と続けるも、最期まで傍にいられなかったこともあり人づてに聞いたような曖昧な言い回しになってしまい。)
そうか…良い主に恵まれたんだな。
(初めて知る相手の過去、聞き逃すまいと相槌を打ちながら聞き入り。話の内容や相手の話し方から持ち主だった人物に大切にされていたのだろうと、それと同時に相手もそんな彼を信頼していたのだろうと心穏やかに微笑を浮かべるが、チクリと小さな針が胸を指すような痛みを覚え。それが何なのかも分からないため一瞬ぎこちなく間を空けるが大きく表情を崩すことはなく、気のせいだろうと己の中で誤魔化せば「…。寂しいか?」と少し相手に近づき、向けられた背中に率直な言葉を静かに投げかけ)
ぜーんぜん。俺途中退場だったからね、最後まで見届けた奴らのほうが寂しかったと思う。
(背を向けているため相手のぎこちなさには気づけず、その問いかけにもあっけらかんとした調子で答え。芋と人参を切り終えて包丁を置き、石鹸で洗った手を手拭いで拭くと相手を振り返って。新しい主としての相手の存在が自分の中で大きくなりつつあることくらいとうに気づいていたため、相手の瞳を真っ直ぐに見つめると「…でも今度はちゃんと、自分の主を最後まで守れたらなーって」と呟き、後かららしくもなく気弱な笑みを浮かべ。)
…。―っ、加州!お前はちゃんとその主を守れていた。それに俺は…そうだ、元気だ!長生きもする!むしろ俺がお前を守る!
(思いのほかサッパリした様子の相手を見ては、とりあえずは大丈夫そうだと安心し肩の力が緩み。突然振り返った相手と初めは不思議そうに視線を合わせるが、真っ直ぐに自分を見つめるその赤い瞳に吸い込まれるかのように目が離せなくなり。まるで前の主は守れなかったと云うような言い方や、相手の表情もあいまって胸が締め付けられるような感覚に襲われ、“独りにしない”という思いもまとまらないまま勢いだけで伝えようとし。最後に大きく息を吸えば「だから、そんな顔をするな!」と晴れるような笑顔浮かべ、作業の終わった玉葱をポンと相手の手に乗せ)
っ……今顔見たら怒るから。
(かつての自分が辿った道を肯定してもらえたことと、これから先も一緒に居てくれるという相手の意思表示が痛いほど嬉しくて、みるみる視界がぼやけていき瞬き一つで簡単に涙が頬を濡らし。ほぼ同時に主君を慕う気持ちにすり替えていた相手への想いをはっきりと自覚してしまい、涙でぐしゃぐしゃになった顔を咄嗟に隠そうと玉葱をまな板に置き相手の首に伸ばした腕を絡めて抱き寄せて。そのまま少し怒ったような口調で釘を刺してから、打って変わって申し訳なさそうに「ありがと…ごめんね、大好き」と囁いて。)
!?。か、かしゅ…
(急にボロボロと泣き出してしまった相手を見れば驚きで目を見開き。まさかそれが嬉し涙だとは思っておらず慌てた様子で声をかけようとしたが、抱きしめられた事で続く言葉も飲み込まれてしまい。自身の心音もうるさく、嬉しさや驚きが入り交じった思考回路ではまともに考える事も出来ず呆気にとられてしまうが、とりあえず言われた通り顔を見ないようにするため己も優しく抱きしめ返し。己の腕の中でこぼされた言葉を聞けば、嬉し涙であることは理解するが、告げられたそれは“友情・主従”としての好意であると履き違え無自覚に切なく思いながらも「あぁ、俺もお前のことが大好きだ!…だが何故謝る、お前は何も悪くないだろう?」と抱きしめたまま落ち着いた声色で、なだめるように相手の頭を撫で)
その「大好き」じゃなくて!…俺、なんか守沢さんのこと好きになっちゃったみたいなんだよねー。だからごめん。
(頭を撫でられているうちに落ち着いてきて、片手で涙を拭うと努めて明るい調子で遠まわしに相手の問いに答え。どこまでも優しい相手の性格からして伝え方次第では不必要に悩ませかねないため、何でもないことのように軽く告げようと試みるも結局情けなく声が震えてしまい。この衝動的な告白に対する相手の反応が怖いものの、それ以上にもしもきちんと自分の考えを伝えずに相手に捨てられてしまったらと思うとそちらのほうが余程怖く、首に回していた両手を相手の肩に置き身体を離して「迷惑だったら態度に出さないようにするし、報われたいとかそんな図々しいこと思ってないから……捨てないで」と縋るような言葉を口にして。)
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