⭐ 2015-11-14 11:33:40 |
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____ねぇ、って、ねぇってばッ!
(声をあらげながら無言で去っていく相手を必死に呼び止め。それでも尚、足を止めずに小さくなって行く相手に焦り、気づけば相手の腕を握りしめていて。深呼吸をし呼吸を整え次の言葉を考えるも中々発することができずに、ただただ苦しい沈黙が続くだけで。はぁ、と呆れたような溜め息が聞こえれば不安が募り目に涙が浮かび、それから次第に地面に染みができ。顔に冷たい何かが触れ、顔を上げるとそれは相手の手で。状況が飲み込めずに呆然としていると「指輪、いらねぇの?」と顔を赤く染めながらぶっきらぼうに言葉を吐き捨てる相手を見れば何とも言えない感情が沸々と沸き上がり。__嗚呼、そうだった。彼は不器用だった。と思い出したかのように心の中で呟けば、泣きながら笑ったくしゃくしゃの顔で精一杯「いるッ!」と返し。)
あ ー ..( 頭を抱え )
何コレ?( こてん、)
中ロル..長ロルを目指したのに( はぁ、)
練習するしかないね( バチンッ / 頬叩き)
わ。お客様が来てくれるとは..!( あせあせ、)
とりあえずその辺にお座りください( ピシッ / 指差し )
お邪魔何かじゃないです( ぶんぶん、)
宜しくお願い致します!( ぺこり、/ 深々 )
あ、で、ではお言葉に甘えて失礼します!( ちょこんぬ / 正座 )そ、そんなかしこまらないで下さいませ!此方こそ突然来てみましたがよろしくお願いします。( 深々 )
度々ありがとうございます。( にこ )あ…では頂きます。( お茶ずず- / 行儀 )今度来る時は手土産の一つでも持ってくるので。( に、 )
__あ ー あ。つまんねェ。
(吐き捨てるように呟けば机に向かっていた体を180度回転させそのまま勢いよくベットへとダイブし。何で勉強やんなきゃいけねェんだろと先程勉強していた机に目を移せば盛大な溜め息をつき。元々勉強はできるほうであったが徐々についていけなくなり気づけば順位も下から数えたが早いというこのざまだ。みっともない。目尻が熱くなるのを感じればそれを誤魔化すかのように枕に顔を埋めグリグリと押し付け。そこから気持ちを切り替えもう一度勉強しようと机に向かうもペンを持った瞬間やる気がなくなり5分もしないうちに眠りについてしまい、気がつけばテスト当日だった。)
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