闇鷄 2015-11-14 11:03:17 |
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【暗黒の狩人】
「父さんを探さなきゃ……………」
暗黒の部屋に一人……少年がいた。
少年の名はレオン・シャーク。人間を助けた悪魔ダンテの息子だ。
レオンは起き上がりおそるおそる辺りを見渡した。
「嘘だろ………………」
レオンの眼に写ったのは人………人間の無惨な姿だった。
「………………誰がこんな事を………可哀想に」
顔の皮は剥がされていて眼も飛び出てる。
レオンは自分のマントを遺体に被せて部屋を出ようとするのだが_____ガシッ
「あ"…………う"」
なんと今マントを被せてやった遺体がナイフを投げてきたのだ。
「屍が蘇ったのか…………やれやれ……………死んだ人間をまた殺すのは好きじゃあないが………許してくれ…………」
小さな声で呟くと遺体の脳天を銃で撃ち抜いた。
「………………あ"」
うめき声をあげると遺体は消えてった。
【暗黒の狩人2】
「……………………」
部屋を出ると明るい廊下が広がっていた。
まるで人が住んでるかのように_____
「キサマヲ………コロス………ワレワレ………アクマを……………ウラギッタ…………キサマハウラギリモノ…………ダンテノムスコハ…………カナラズ………コロス」
レオンを囲みながら沢山の猿みたいな悪魔がぶつぶつ罵声を浴びてきたがレオンはやれやれと言った感じに銃を突き付け
「父さんを探してるのに……………何故君達は僕を倒そうとするのかね…………同じ種族の仲じゃあないか。それなのに………倒そうとするなんて…………君達は何か勘違いしてないかい?僕は人間なんて助けないよ………それに悪魔(デビル)の事も助けない…………まぁ酷いことしたら捻り潰すけど………ドーユーアンダースタンド?」
挑発するように言ったのだ。
レオンは罵声を浴びても気にはしない不思議な少年なのだ。
次々と敵を倒していくレオン。
まるで悪魔を狩る狩人のごとく。
「キサマハ………ナニモノダ?」
「…………悪魔で君達を狩る狩人ですけど」
ニコリとしながらレオンは言った。
「ワレワレをダマシタナ……………」
「騙すなんて人聞き悪いな………悪魔は騙すのが基本でしょう?グッバイ」
レオンは銃で悪魔を撃った。
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