ぐーる 2015-11-10 01:48:28 |
通報 |
うん、ありがとう
(相手に続いて中に入れば相手のいう通り内鍵を閉めて。ソファーに座ることなく相手から少し離れたところに立ち。お礼を言えば部屋の中を見渡して。「トーカちゃんの家に来るの久しぶりかな…」と昔来ていたことを懐かしむように言い
あの時はよりこの飯食べてたんだっけ
(と呟いては1人その時のことをおかしく思いくすくす笑うもあの時は相手を彼氏だと勘違いしてたんだということを思い出せば何故だか少し緊張してそわそわしてしまって。「へ、部屋片付けてくるな!ソファ座っといてくれ」とあわてて言えば相手を座らせて急ぎ足で自室へ駆け込み
トーカちゃん一人で大変だったよね
(食べ終わった後に急いでトイレに駆け込んでいた相手の姿を思い出して苦笑いして。「あ、うん…?」いきなりそわそわし始めた相手を見れば不思議に思い、首を少し傾げて返事をすれば部屋に駆け込んでいく相手の後ろ姿を見て
だぁあっ……絶対不審だよなぁあたし
(自分のことに反省しながらもいつの日か帰ってくるだろうと残していた弟の服を取り出しては少し部屋を綺麗にしてから部屋へ戻り「コレ…風呂沸いてるから先に入ってこれば?」と首をかしげて服を渡して
えっ、トーカちゃんが先に入ってきなよ
(自分は泊めてもらっている立場なのに悪いと思えば、服を受けとればありがとうと言い、遠慮するように相手に先に入るように進めて。
わかった、じゃあ…
(遠慮してる相手に何故遠慮する必要があるのだろうかと思うも頷いて風呂場へ向かい。風呂には浸からずシャワーを浴びて、昔のことを思い出していて。「…あんなヘタレだったのに……」と呟けば先程から相手のことばかり気にしている自分に気付いて は頬をペチッと叩いて
………
(相手を風呂に見送ると自分はリビングに戻ってきて。再びリビングの中を見渡すために立ち上がり、部屋の中を歩き出して。一時だけだったが、台所やソファー、トイレなど相手と過ごした空間を懐かしむように見て回って、いつのまにか顔が少し綻んでおり
上がったぞー
(頭からタオルを被り暑いのか服の襟口をパタパタとさせながら出てきて顔をほころばせる相手にたいし「女子の部屋見てニヤニヤすんな。月山じゃあるまいし……」と、遠まわしにあの美食家を変態扱いをして。「2回にあたしの部屋あるから上がったらそこに来て」と言えばそのまま部屋を出ていき自室に行き
あ、ご、ごめんっ
(相手の言葉で相手の方を見れば服の襟口をパタパタさせている相手が目に入り、とっさに謝るとどちらのことで謝っているのか分からない事になり。「あ、うん。分かったよ」部屋を出ていく相手を見送れば着替えを持って風呂場へと行き、数十分後に上がれば着替えて。「トーカちゃん、入るよ…?」首にタオルをかけたまま髪が多少濡れている状態相手に言われた通りノックをすれば部屋に入り
(慌てて謝る相手に何の謝罪だよ、と部屋を出てからクスクス笑い、まだ昔の相手の面影が残っててよかったとあんしんして。数十分後に相手が上がってきては勉強をしていたのでスタンドの光を消して相手の方を見て。「床濡らしてきてたら承知しねぇからな」と目を細めてみては相手の頭を軽く吹いて
だ、大丈夫…だよ
(相手の言葉を聞けばビクッとして濡れてないはずだと思うが、直ぐに後ろを振り返って床が濡れてないか確認して。「………」頭を拭いてくる相手を見ればこちらもお返しという意味で相手の頭を軽く拭き始め
変わってねぇな…そーゆーとこ
(苦笑いを浮かべては自分にビビる相手を見てつい口を緩ませて言ってしまい。こちらも拭かれるとなんとなく親や弟を思い出しなんとも言えない顔をして「…やめろ」と相手の手を振り払い「自分でできるし」といえば再び勉強をしだして
………
(相手の顔を見れば自分の行為で何かを思いださせてしまったのかと思い、こちらも少し顔を俯かせるが何も言わず。「トーカちゃん、髪は切らないの…?よかったら僕が切るよ?」とヒナミちゃんの髪を切っていたこともあるため髪を切るのは案外得意で、相手から勉強で忙しいから切る暇がないと聞いたので自分が切ろうかと言って
ごめん……昔のこと、思い出して…
(寂しくなった、とはいえず黙ってしまっては背を向けて今回何回目だろうため息をついて「かっこわるい…」と自分に言い相手に切ろうかと聞かれては「その…時間作れないしいい」と首を振るが伸ばしたい等と言うことが出来ないでいて
そっか。あ、勉強の邪魔しちゃ悪いから僕はリビングに居るよ
(相手は受験生であることを思い出せば、自分と話している時間はあまりなく、時間を無駄にしていられないだろうと思い、相手の部屋を出ていこうとして。「何かあったら呼んでね」と部屋のドアノブに手をかけるとそう言い
あ、おいっ…
(と咄嗟に立ち上がり相手の手を掴めば「あ、その…わかんないから、教えて」慌てながらも机を指さしては「理数系とかわかんないんだよね」ため息をついて実際はまた消えてしまうのではなかろうかと思っていたなんて言えずすぐに席につきはやく、と手招きして
あ、うん
(いきなり手を掴まれると驚くが、教えて欲しいという言葉でどういことか理解し、快く引き受ければ相手が座っている席に近づいて。「えっと…これは」と分からない部分を見れば相手に分かりやすいように説明していき
助かったー
(なんとかとけば息を付いて相手を見上げて「ありがとな」と言えば立ち上がり「ちょっと待っとけ」というと早足で下に降り数分後にお盆に珈琲を乗せてやってきて「おつかれ」と一言添えて渡して
ありがとう
(なんだろうと思うとコーヒーを乗せて帰ってきた相手を見ればトーカちゃんのコーヒーだと思い、受取り。「トーカちゃんのコーヒー久々かな…」ボソッと呟けばまた飲めるなんてと思いながら飲んで。「トーカちゃん、おいしいよ。流石だね」とニコッと笑えば 相手を見つめて
トピック検索 |