名無しさん 2015-11-08 23:20:44 |
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…殺す気?
( 隣に彼が座る気配. 何処に腰掛けようと勝手だけれど,等と思いつつも其方をちらりと盗み見て. 次いで話し始めた言葉にびくりと肩を揺らしては相手との距離をそっとあけ. 其の心は不安や恐怖寄りも'嫌な奴に目を付けられた'という感情の方が大きく. 随って睨み付ける瞳は飄々としており )
んー…どうだろ?
(まだどうしようか迷っている為、煮え切らない回答をすればお握りを1つ食べ終えれば指先を少し舐めて「そう言えば、ちゃんと黙っててくれてたんだ?」と相手が自分との約束を守ってくれていることに驚いた顔を見せながら相手をチラッと見て
如何、って…
( 如何せん回答は逆に考えれば殺されない可能性も有るということで. 即ち其れは彼に興味を持たれないこと. 此の隙に相手の好みを聞き出しては逆の行動をしてしまえば良いのでは,と思案し. 指を舐める仕草は中々官能的な物で慌てて瞳を逸らし,相手の言葉に'まぁ、約束だし'と零して. 次いで'どんな人が好き?'と愚直に問いかけ )
好きって…どういう意味で?
(相手の約束だしと言う言葉を聞けばふーんと思い、もう1つのお握りを開けようとすると相手の質問に少し疑問を持ち、相手に聞いて。「あ、唐揚げもらい」相手のお弁当箱の中身を見れば唐揚げが目に入り、許可もとらずに相手の弁当箱から取れば勝手に食べ
あっ!!残してたのに………ッ!
( 質問の意図を問われれば,如何とも答え難く. さてはて如何答えようかと僅かの沈黙の間に残して置いた弁当の中身が彼の口へと. 己の好物を横取りされては恨みがましい瞳で相手を睨み付け筒,徐に先程の回答を述べ様と口を開いて )…そうだね、興味を引かれる人ってどんな人かなって、気になって。
( 嗚呼,余りにも分かり易過ぎる回答だっただろうか,と思うも,零してしまった言葉は後の祭りで. 覆水盆に返らずとはまさに此の事かと落ち込み乍も其れを表に見せぬ様に相手を見詰め )
ん~…興味を引かれる人ね…秘密
(相手の言葉を反復して考えるような顔をすれば相手をチラッと見て。にこっとわらえば秘密と答え。「僕に好かれたら困るの?」とクスクス笑いながら聞かれたら困るようなことを聞いて
……別にそう言うわけじゃ無いけど、
( するりと嘘を吐いては次いでため息を零し. そう簡単に教えてくれる訳など有るはずも無く. 賭けの様な問い掛けも無駄に終われば,此れからどう対応した物か,と頭を抱える始末. 冷たくしておけば良いのか,逆に優しくすべきなのか. 決めあぐねたまま食べ終わった弁当の蓋を閉め )
あ、困らないんだ?
(相手の返答に少し驚きの顔を見せればクスクス笑いながら相手に言って。自分に好かれても困らないと言う相手を興味津々な目でジーっと見て
うぁっ、困る!すっごい困る!!
( ちらり,相手の方を向けば酷く興味深そうに此方を見る瞳と目が合い. 相手から興味を持たれぬ様に出した答えは如何やら不正解らしく,慌てて先程の答えを否定し. 其の際出た奇妙な声に己でも恥ずかしくなったのか急いで顔を背け,顔を両手で覆い隠し )
え、今の声何?何?
(相手の声を聞けばニヤニヤした顔で恥ずかしがって顔を背け、顔を両手で隠している相手にわざとらしく何度も聞いては相手の顔を見ようと相手が顔を背けた方に体を移動させて相手を見て
うっさい!こっち見ないでよっ!
( 相手に問い詰められ,身体を寄せられれば先程よりも酷い羞恥心に苛まれ. 顔を片手で隠した儘,もう片方の手で相手を制する様掌を突き出して. 威勢の良い言葉とは裏腹に身体は小さく縮こまろうとし. ちらり,と指の隙間から覗き見る相手の顔は可笑しげで,癪に触る. 頬を膨らませては其の儘相手の背中を軽快な音と共に叩いて )
いたっ…暴力振るうなんて酷い
(相手に背中を叩かれば大袈裟に言うが、明らかクスクス笑いながら嘘をついているのが分かり。「人に暴力振るっちゃいけないよ」クスクス笑いながら相手にまともなことを言うが人殺しの自分が言えた義理ではなく
はぁ?人殺ししてたあんたが…__ あ、
( 軽快な口喧嘩にも満たないが,然れど楽しい空気が刹那流れ掛けて. 己で其れを止めてしまった. 思って居た事はいつか口から零れるとは知って居た物の,まさかこの瞬間に零れるなど. 相手が彼自身で有ったことは不幸中の幸いだろうか,と考えつつもぎこちない動きで彼を伺い )
あれ、今ちょっといいかけた?
(相手の言葉をすべて聞いた上でニヤッとした顔でわざとらしく相手に問えばニコニコしながらも相手の目から心の奥底を眺めるように相手を見て。すると丁度昼休みが終了するチャイムが鳴り、相手から離れて「じゃ、教室に戻ろっか」相手にそう言えば歩き出して
ッ……、そ、うだね…。
( ひやり. 見透かされる様な,酷く恐ろしい瞳に射抜かれては瞳を逸らす事すらも出来ず. 唯々口を閉ざして居る間の沈黙が酷く長く感じられて. 漸く開いた相手の唇から零れるのは先程迄のひやりとした雰囲気を壊す様な何気ない一言. 敢えて何も言わないのか,其れともまだ目を瞑ってくれて居るのか. 少なからず,助かったと言う感情に安堵の息を零し乍相手の後ろを歩き. 教室に戻り,席へと腰を掛ければ仲良い友人達に彼との関係を聞かれる始末. 当たり障りのない返答で返し乍もちらりと相手の方へ瞳を向けて )
………
(教室に戻れば先程とは全く違う態度で、一人静かに自分の席に座って授業が始まるまで机の上で突っ伏して寝て。授業が始まるとむくりと起きて従業を受け。そこには殺人犯ではなく普通の高校生が普通に授業を受けているようで
___あぁーっ!やっと終わった!
( ぐっと一伸び,一日の組み込まれた酷く長い時間を乗り切っては嬉しそうに上記零し. 終わった嬉しさににこにこと笑顔を浮かべ乍,バックを肩にかけて. 幸い友達は部活が休みだと言うことで皆で某ハンバーガーのお店でも行こうか,等と和気藹々と零し乍 )
………
(相手の声が聞こえれば相手の方を気づかれないようにちらっと見て。相手がハンバーガーを食べに行くと言うので相手に興味を持ち始めた為に放課後は相手を観察しようと思い、相手の後ろをこっそりついていくため相手が友達達と教室を出ていくのを待っていて
__うん、ばいばーい!
( 放課後暇な組とそうでは無い組になっては違う方に手を振って別れの言葉を告げて. 其の儘友達と教室を出てからゆっくりとお店への道を歩き. 道中,交番を見掛けては確認為る様に其方へ瞳を向けて. 言わなければ良いとしても,矢張り己の不安材料がずっとそばに居る事は避けたい. いつか交番に寄ろう,と考え乍も今は無視して )
………
(相手に気づかれないように一定の距離を空けて付いていき、すると相手が交番の前を通った時の姿を見れば、ふーんと一人何かを悟ったような顔をして。どこまで行くのだろうと思いながら相手と、相手の友達の後を付いていき
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