語り部 2015-11-08 17:57:39 |
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(主)名家のお嬢様に仕える執事
(募)同じくお嬢様に仕える家政婦
――逃がさねぇ。
(一日の仕事が終わり自分から逃げようとする相手を誰もいない使用人の部屋に連れ込むと壁に追いやって。「告白して三日…。返事をもらうまで今日は帰さん」元々鋭い目付きのせいか、まるで睨み付けるような眼光とともに相手に迫り)
(仕事終わり、急に手首を掴まれ部屋に連れ込まれ壁に追いやられ耳に届いた発言に目を見開き。顔を上げると鋭い眼光と交わり後退するも壁が背中へと接触し逃げられないと悟れば顔をそらして口を開き)
わ、私はただの家政婦です。貴方とつりあうような容姿でもなければ、家柄でもない。だから―――。
(/参加希望です!宜しければお相手願います!)
んな事聞いてねぇよ。お前は、俺のことどう思ってるのかって聞いてんだ。
(相手の顎に手を添え強引にこちらを向かせ、肘を壁に置いて背の低い相手を至近距離で見下ろす形になればやや低い声で上記言い)
/ありがとうございます。短い間ですがどうぞよろしく。
私、は……貴方が好き、です。この艶やかな銀髪も、射貫くような鋭い目付きも……全部が愛しいです。
(顎に指を添えられそのまま強引に向かせられると再び鋭い眼光と交わり低い声にぞくっと背筋が震えるが恐怖からではなく緊張感からでゆっくりと両手を相手の艶やかな銀髪に触れ、梳くようにして指を通すと頬を紅潮させて恥ずかしそうに心情を伝えて)
これでは駄目、ですか?
(/此方こそ宜しくお願い致します!!)
いーや、上出来。
(緊張して途切れ途切れになった言葉に目を細めて笑みこぼし、顎に手を添えたままゆっくりと顔を近づけ唇奪い。そのあまりにも柔らかな感触に閉じた目蓋が微かに震え)
嬉しいです……んっ。
(想いが通じ合ってそのまま慕う相手と唇が重なると嬉しさから唇が軽く震え、躊躇いがちに舌を伸ばし相手の上唇を軽く舐めて)
>6
(/短い間ですがお付き合いありがとうございました)
(主)小さな領地を治める大名
(募)大名に嫁いだ名家の娘
○○。○○はおらんか?
(昼間に供を連れることもせず、城内にある屋敷を訪ねると自分の妻の名前を呼びながら歩き回り)
おお、沙羅。ここにおったか。
(相手を見つけて笑顔見せると庭が見渡せる畳の部屋へと相手を誘い、ここに座れと床をポンポンと叩き)
…一人で来られたんですか。危ないですよ、
(いつも周りにいるお供の様子がないことを悟るとどこか心配そうに彼の顔を覗き込みながらも叩かれた彼の隣へと座り。)
俺を誰だと思っておる。それよりほれ、ちと膝を貸せ。
(心配する顔に目を細め指で擽ってやれば寝転んで相手の膝に頭を下ろし)
少しの間、こうしておれ…。
幸道様はいつもそう … だから、怪我なんてするんですよ。
(彼の自信ありげの発言に己は困ったように眉をしかめ。「甘えん坊ですね、」己の膝に寝転んだ彼の頰に手を添えて、クスクス笑いながら前髪にサラリと触れて。)
お主の心配を買えるなら、たまに怪我をするのも悪くない。
(相手の顔を愛しげに見つめながら冗談めいたことをさらりと。「お主は俺の妻じゃ。甘えてはならん理由もなかろう?」頬に、前髪にと優しく触れてくれる柔らかな手のひらの感覚に目を閉じて身を投げ出し)
… 何て事をおっしゃるんですか。そんな事をおっしゃるのならば、… 幸道様の唇、私が奪っちゃいますよ。
(彼の何とも言えない冗談に目を見開き驚いた様子を見せるも此方も彼に合わせてか、冗談交じりに述べると彼の唇に人差し指を添えて。「幸道様がこうして、甘えるだなんて珍しいことだと思いまして … 」頰をゆるゆると撫で続けながら。)
奪うだの奪わんだの、的が外れておるぞ沙羅。そもお主はこの俺のものじゃ。
(唇に添えられる妻の人差し指、白く細いその指を手に取ると口にくわえて甘噛みし。「……先刻国ざかいから報せが来てな。隣国が動く。戦になるからお主と暫く会えぬ」頬を包んでくれる感触に自分から頭をやって甘えては)
そうやって、他の娘にも言ってらっしゃるのですか …
(この世の中、一夫多妻制であって彼も多数の女性と関係を持っているに違いない。それはしょうがないことなのだが、何処か悲しそうに目を伏せ本音をポツリと述べると。「…また…ですか…幸道様がいない間、私は幸道様の弟様に寂しさを紛らわせてもらいますね、」彼と会えなくなるのはこれで何度目だろうか。仕方がないことはわかっているけれども、寂しさが上回る己で。ついつい、憎まれ口のような発言をしてしまい。)
……俺も一国の主。民のため、家臣のため、そして何よりもお主ために他家の女と縁組をせねばならん。だが、これだけは覚えておれ。俺が自分の意思で選び、傍に置いているのはお主、沙羅だけじゃ。
(悲しげな表情に強い視線と共に力強い言葉を送り。「……それは困る。例え弟の幸輝であっても、お主だけは渡すことは出来ん」膝から起き上がると逆に相手を押し倒し、倒れた脚の間に脚を入れ逃げられぬよう迫り)
……そんな事、分かってますよ。でも、嫌なんです。幸道様に他の娘が触れているなんて。幸道様が私以外に触れて甘い言葉を囁いているなんて、考えたくもありません。
(此方を向けている視線に逸らす事は無いが此方は弱々しい嫉妬で襲われているような消え入りそうな声量で。「幸道様はずるいです。貴方はいつもそうやって…他の娘にも甘い言葉を吐いているのに私が他の男性と関係を持つことは許してくれないんですね。」押し倒されても動じることはなく苦しそうな表情で目の前にある彼の頰に手を添えて。)
愛するお主を差し置いて俺が他の女にそのような言葉を吐くとでも?お主に囁く言葉は取るに足らん戯言だとても?お主にとって、俺の言葉はそんなに軽いのか…?
(愛が足りなかった、弱々しく不安に揺れる妻の姿を見て心なかでそう感じて。愛しいものを独占出来ていない、次に起こったのはそんな怒りにも似た感情。嫉妬のような醜い独占欲。「丁度いい。どうせ今日は一日お主と共に過ごすつもりだったからな。じっくりと俺のなんたるかを分からせてやる」きっと他人には理解できない愛の形、そして深さ。それをこの相手だけには分からせようと、昼間から愛しいもの体を、心を愛しては、また繰り返し)
…幸道様…私の事愛してるって言ってください。私しか愛していないと。私をきちんと幸道様だけのものにさせてください。そうしてくれないと…私他の男性のものになっちゃいますよ。
(彼の表情はとても険しいもので、でも何処か切なそうで。己が何を言っているのかは分かっている。彼の事を信じていないわけではない。けど、この世の中不安なのだ。彼も同じように己の他の人にも同じ愛情を注いでいるのではないかと。彼の首に抱きつき耳元で囁けば。「…幸道様…っ、どこにもいかないでください…私の側にずっと居てください…っ、」彼の寝室で後ろからギュッと彼の腰に手を回し抱きつけば我儘を述べ。)
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