語り部 2015-11-08 17:57:39 |
通報 |
提供/九尾の狐
募集(主様)/陰陽師
…陰陽師のお主が、妖である妾と逢瀬を重ねるとは…世も末じゃな。
(月のない暗夜、尻尾を消し人の娘の姿に化けてはいつものように陰陽師の元を訪れ。するりと腕を伸ばせば背後から軽く抱きつき、妖しげな笑みと共に耳元へからかうように囁いて)
(/参加希望です!敵同士の秘密の恋的な設定がいいのですが、よろしいでしょうか?)
(ありがとうございます。大歓迎です)
幾百の妖を束ねる長でありながら人に身を任せているのは一体誰か。俺一人が酔狂であるかのような言い方は気に入らないな。
(今日中に書き物を済ませてしまおうと机に向かっていると不意に背後から抱き付かれ。耳元の囁きがどうにも甘くこそばゆく、身をよじって軽めの抱擁から逃げ出しつつ反論し。そうして悪戯な言を吐くのはこの口かと相手の唇に指を添え)
(/こちらこそありがとうございます!よろしくお願い致します。)
ふふっ、違いない。永きを生きておれば時折こうして誰かに身を任せたくもなるものよ…それが、よりにもよって人間…陰陽師とは思わなんだが。
(楽しげに笑みを深めれば三日月の形に開いた唇から人にしては鋭すぎる牙が覗き。添えられた指へ甘く噛むように口づけては他人事のようにぼんやり呟き、隠していた尻尾をふわりと広げて相手を囲うようにして)
(よろしくです!背後はこれにて失礼を)
だが、俺がお前を選んだように、俺を選んだのもお前だ。この巡り合わせに不平不満があるならば神に言え。陰陽師に御することが出来るのは妖と愚かな貴族だけだ。
(心地よい手触りの尻尾を枕代わりに相手の傍らで寝転び、下から見上げる格好のまま言葉を並べては手を伸ばして頬に触れると目を細めながら優しく撫で始め)
……妾の仲間となれば愚か者共だけでない、世にあまねく人々を支配できるというのに。妾が憎いのは巡り合わせではなく…その儚い人の身じゃ。
(寝転ぶ相手を他の尻尾で覆ってやると、頬に触れる手の温かさを感じるように目を閉じて。しばらく心地良さそうにじっとしていたがふいに月色の瞳を相手に向け、身を屈めては両手で相手の頬をそっと包み、僅かに眉を寄せた意地悪いとも切なげともとれる微笑みで精々百年しか生きられないだろう人の子を見下ろし)
限りがあるからこそ光るものもある。…それにな、有象無象を支配して何になる。俺が支配してやりたいのはたった一人だ。
(その微笑みはどこか悲しげに見え、それが気に入らなかったのか少し怒ったような口調で言い、頬を包む手を払いのけると起き上がってそのまま相手を押し倒し。「結局のところ、お前が悲観する間も与えねばよいのだろう?」相手の両手を床に押し付け自由を奪っており、先程とは逆に見下ろしながら舌で自分の唇を舐め)
人間というのは何時の世も身勝手な生き物じゃ…やれるものならやって見せよ。出来なければ、妾がお主を支配してくれる。
(支配も悲観を打ち消すのも一時しか叶わぬこと。そう思えば溜め息が漏れるが、好いた男にそのように言われて嬉しくないはずもなく。くすりと声を零した刹那、押さえつけられていた体は容易く相手の下から抜けだし逆に相手を押し倒して「お主を永久に支配できればさぞや楽しかろう」妖術のせいで露になった耳を揺らし、恐ろしい言葉を睦言のように甘く囁いて)
…お前を支配するのは骨が折れそうだ。
(いよいよ襲おうとしたところで抜け出されてしまい、再び体の位置が入れ替わる形になれば困ったような顔浮かべ。紡がれる睦言に笑みこぼし、上に乗った相手を今度こそ逃げないように抱き寄せると腰辺りと背中からうなじにかけて掌で撫で上げて。強大な妖力とは裏腹な体つきを確かめては愛しげな視線向け、ゆっくり顔を近づけると感触を味わうように唇を重ねて)
…お主の支配はこの程度か?陰陽師。
(背を滑る手にくすぐったそうに身をよじり、弧を描いた唇で口づけに応え。軽く触れ合うだけに留め、高まっていく鼓動を悟られぬように少し体を離すと悪戯っぽく目を細めて挑発めいた表情を浮かべ「早う…妖の長を制してみせぬか」つう、と指先で唇をなぞり、熱を孕んだ視線を相手の瞳に重ね)
(挑発めいた言動も熱っぽい視線も、早く独占してくれと強請っているように思えてならず、薄い笑みを返しながらもう一度口づけを。離れた体を再び両手で絡めとれば互いの体が擦れ合うように力強く抱擁し、着物が乱れるのも構わずに愛撫始めて。「まぐわう時が待ち遠しいのは俺も同じだ」急ぐなとなだめるように、それでいて情愛を煽るように、甘く優しく、相手の耳元で囁いて)
ふふ、妾はそのように品のないことは思っておらぬ。全くはしたない男よ…
(声音だけは涼やかにからかってみせるが、囁きや愛撫を受けるたびに耳と尻尾がぴくりと震え、我慢できずに相手の首筋に顔を埋めては口づけながらかぷっと噛み付き。ほんのりと赤く色づいた痕へ何度も唇で触れながら「…妾がお主に惚れていて良かったな。これが他の妖であったなら、とうに殺されていたぞ」小声でおどかせば無防備に密着した相手の胸にそっと手を添えて)
男というやつは皆、こういうものさ。
(自嘲気味な言葉を吐くも、密着した相手からは早鐘のような心臓の鼓動伝わり、表情は嬉しげで。首筋への甘噛み、小さな痛みさえも快感に変わってしまい、悟られぬよう歯を食いしばりつつ吐息もらして「…仮定の話など何にもならんよ。今、俺が愛しているのはお前一人なのだから」その親愛を示すように相手の髪を指ですいてみたり、細いうなじを擦ってみたりと触れ続け)
(/複数回返信する余裕のない日は新しい方を募集するより、多少のルール違反をしても前日の方にもう少しだけお付き合いして頂く方が短い時間でより楽しめると考えたからです)
(/過去ログを拝見させて頂きました。一回しかやり取りしていないのにそのままキャラリセ。それに対して今回はキャラリセせずに続行。以前参加した人たちに失礼だと思わないのでしょうか?)
(/ですから一度しか返せないのに新たに募集をするのは失礼だと思い、今回のようにお相手様にお付き合い頂いている訳です。
加えて一度しか返せていないお相手様には謝罪しております。私にも生活があるのです。何卒ご理解下さい)
(/現在お相手していただいている者です。当方が主様のご厚意に甘え、長くトピックを独占してしまったために混乱を招いてしまい申し訳ありません。原因はルールを理解していなかった私ですので主様への批判は控えてくださるようお願い致します。本当に申し訳ありませんでした。)
>主様
(/ご迷惑をおかけして申し訳ありません。主様の仰ることも理解できるのですが、私の他にもやりとりをしたいという方がいらっしゃると思いますので、当方はここで失礼致します。短い間ですが楽しい時間をありがとうございました。トピの繁栄を心から願っております!)
トピック検索 |