. 2015-11-05 18:08:29 |
通報 |
そうでしたか、・・・もし良ければ応援しますよ?
(なんだかわからないちくり、とした胸の痛みを覚えつつ見て見ぬ振りをして上記述べればへらりと笑って同じ職場の人かな?何て色々推測していれば。『そうなんですか?小暮先生、俺とばっか居るからじゃないですか?』冗談っぽくくすくすと笑いながら自分とかなり時間を作ってくれる相手にそれが原因なのでは?と指摘すると同時にそれだけ相手と一緒に居る事を幸福に感じている自分がいて。『はぁい・・・。小暮先生の言う事はちゃんと聞かないと、後が怖いですからね』賢い相手は自分には予想もつかない様な先まで考えて、しっかりしている為色んな事を見ているのだろうと思えば最近相手に甘えて堕落していっている気がして、ダメだダメだ、と首を振り。相手から野菜を受け取れば手際よく切っていき、じっとエプロン姿の相手見詰めれば何だか悪戯したくなり、ニヤッとして相手の後ろにちょこちょこと歩いて耳にふぅ、っと息を吹き掛けて。
応援ねぇ..有難いですけどお断りします。
(何だか他人事のように応援されても嬉しくなれず、呟いた後に丁寧にお断りして。勿論、嬉しくない訳じゃないけどその応援を受け取ると気付かない関係がずっと続くと思ったのでそんなのは嫌だと思い、何かを考えてるとは思ったけどどんだけ鈍感なんだこの人はと頭を抱えたくなって「それは..居やすい相川先生の家が悪いですね。」そう誤魔化し苦笑い浮かべ、本当は貴方目当てで通ってると言えたらどんだけ良いかなんて葛藤し。「後が怖いってなんですか?大人なんだから出来て当たり前なんですから。」気持ちを押さえ込もうと必死になってる最中だったので聞き逃しそうになるも耳は良く、前記をムッとした表情で言えば首を振る相手の奇妙な動きに首を傾げたがその後は何ともないので気にする事をやめ、さてと己も他に出来る事をやろうかな?なんて思った矢先、耳に掛かる相手の息が擽ったくて少し肩を窄めれば眉間に皺を寄せ「玲士、何やってんですかぁ?」と、ついつい引き攣った笑顔と声になり普段気を付けようと思ってる呼び捨てが出ては「そんなに構って貰いたい?料理してる時は危ないのにそんなに襲われたい?」なんてまだ優しい方の口調で責めるとそんなにして欲しいならと相手の耳に口を近づけ、ガブリ。お返しに甘噛みを数回して離れて )
そ、・・・そう、ですよね・・・。俺に出来る事・・・無い、ですよね。
(あははー、と笑ってみるも虚しく、自分は役に立たないと言われている様な気がしてしょんぼりとし、俺って人付き合い下手なのかなぁ、何てちょっと涙ぐんでしまって。『俺の家、居心地良いですか?・・・良かったぁ。最近友人達も来てくれなくなって、寂しかったんですよ』へへっと笑い、いい歳した大人が寂しいだなんて情けないな、と思いつつ照れた様に頬を掻いて相手が居てくれて嬉しいという事を伝え、相手の葛藤など露知らず。『うッ。・・・いいんですー。小暮先生がいるから俺は出来なくてもー。』ムスッと唇を尖らせて自分には相手が居るから出来なくてもいい、という発想が既に相手に依存している、という事に気付かずに。相手の引きつった笑顔と声にヤバい、なんて思いつつも何処かぞくりと背筋を震わせてしまって『あー、と・・・ちょっと、悪戯・・・みたいな・・・?』呼び捨てにされればドクンッ、と心蔵が強く鼓動を打ち、相手の言葉に頬を赤くして待って待って、と後退るもそれより早く甘噛みをされてしまえばトロン・・・と目を蕩けさせて『あ、・・・う、・・・せん、せ・・・。』と、離れる相手を寂しそうにきゅっと相手のエプロンを掴んで引っ張って、ハッと我に帰れば慌てて離れ、まるで強請る様な仕草をしてしまった自分が恥ずかしい様子で『す、すみません・・・。子供みたいな、真似を・・・。』と赤い顔を見られない様に手の甲で隠し、慌てて切った野菜を煮込み始めて。
ああ、もう..我慢してたのに狡いなぁ。
(嬉しそうだったり悲しそうだったり色々な表情や仕草で己を惑わす相手の行動一つ一つが全部大好きで、なんだかんだ言って相手よりも己の方が甘いのは自覚していたが此処までされてしまうと本音を出さない方が難しく、我慢の限界で上記を呟き。拗ねた顔も己に依存してる事も気付いてない自分のモノだけにしたくて「意地悪も好きだけどそうやって俺にだけ子供みたいに甘えてくれる玲士、好きです。」と、堪らず告白し。相手は己と同じくゲイだとは思わないし振られるかも知れない。でもそんなのはもうどうでも良くなり、料理を再開した相手の後ろに回り込んで包み込むようにギュッと抱き締め「嫌って言っても付き合うんで覚悟して下さいね。」年下にも関わらず上から目線で交際宣言を言い渡し、はいと言われるまで抱き着いた手を離そうとせずに料理を見ていて。時折、相手の手に己の手を乗せ動きを止めさせたりと意地悪して反応を見ていると )
っ・・・!?な、へっ!?好っ・・・!?
(顔をぼふっと真っ赤にさせ、最近彼女と別れたばかりだと言うのに付き合ってもいいのだろうか、という迷いのもと視線をさ迷わせて尚且つ自分達は男同士で、と思えば小さい声で『・・・小暮、先生・・・は、その、俺、男ですけど・・・良いんです、か・・・?』何て赤い顔を更に赤くしながら尋ねて。抱き締められればビクッと身体を揺らし、口をぱくぱくとさせながら頭の回転が元々早い方では無い為混乱したまま『は、はいぃ・・・ッ!』と返事をして、しかし不安そうにそろりと視線を相手の瞳へ合わせれば『で、でも俺・・・男性と、付き合った事無いですし・・・あの、教師ですし・・・っ!やっぱり、』“やめた方が、”何ていう説得の言葉をごにょごにょと濁して手を重ねられれば胸がぎゅうっと締め付けられ、何で男の癖に男の人の手にドキドキしてるんだろう、何て目を回しながらも気付きたくなかった自分の気持ちに気付いてしまって。自分は気持ち悪いんじゃないだろうか、小暮先生に気持ち悪いと思われてしまわないだろうか、と考え出して薄ら目に涙を溜めて。
はは、相川先生可愛い。良くなかったら好きなんて言わないでしょうよ..
(相手が誰かと付き合う度になんで俺は告白出来なかったんだと悔やみ、後悔しては別れるのを待っていた。我ながら最低だとは理解してても好きなんだからしょうがないと振り切って今まで我慢して来た。相手はまだ混乱し、戸惑ってるのも分かるけどきちんと言おうと上記を述べて答え、良い返事を聞いた後、ごねる相手に「やめる。なんて言葉は聞きません。今ちゃんと“はい"って言ったんですからもう恋人です。」と、明確に恋人なんだからと伝え多分最初は己と同じで嫌われるんじゃないかと不安になる。先に味わった経験だからこそ泣きそうな相手に「嫌いなんてならない。寧ろ俺の方が嫌われるって怖いんですよ?」あはは。と微笑み大丈夫、安心してと宥めては「今の気持ちは怖いだけですか?他には何も思いませんか?」そう聞き、もし少しでも一緒に居たいや嬉しいと言う感情があるなら良いんだけどと悩み。ドキドキしてるのに気付かないまま頬にチュッと軽くキスして忘れかけてた料理をチラリ確認し「混ぜないと焦げるよ。」指やして言い、今すぐには答え出るか分からないし言ってしまったからには後には戻れないんだからゆっくり待とうとのんびりしていれば )
・・・可愛くないです、し・・・あの、俺、は、まだわかんない、です・・・。
(自分は本当に男の人を好きになれるのだろうか、と不安な気持ちを隠しもせずに“好きなのかどうかわからない、”と伝えて『でもっ!』と勢い良く振り向き、相手のエプロンをぎゅっと掴んで『ッ・・・こ、小暮先生には・・・っ、離れて欲しく、ないです・・・っ!』と俯きながらも告げて。“嫌わない”と聞けばゆっくりと身体の力を抜いて行き『・・・俺は、嫌いになったり・・・しないですよ・・・。きょ、・・・京介が居ないと、生きて・・・けな・・・ぃ、』最後の方は小声で尻すぼみになってしまい真っ赤な顔を見られたくない為コツ、と相手の肩に額をくっつけて。相手に質問をされれば何でこんな恥ずかしい事を、と思うも相手を不安にさせたくない為『え、と・・・えと、あの、先生は、カッコよくて・・・優しくて、あったかくて・・・。最近は、もっと、一緒に居たいなぁ・・・って』えへ、と恥ずかしさを誤魔化す様に笑ってしかし相手と視線は合わせられず、何処の生娘だ、今までにも女性とお付き合いをした事はあるだろうに、何を意識しているのだろうと今まで意識していなかった分相手との距離の近さにそわそわと落ち着かずに。焦げると言われ視線を鍋に戻せば慌てて火を消し、頬に口付けられれば驚きに頬を赤く染めるもやられっぱなしではいられない、と負けずにすぐさま相手の頬に口付け返して『こ、小暮先生が悪いんですよっ。・・・カレー、た、食べましょう?』とじとっと睨んだ後逃げる様にカレーを二人分よそってリビングへタタッと走り。
分かんないって言いながらも俺の事大好きって言ってるようにしか聞こえませんけど?
(前記の通り、分からないと口にしているがその後の恥ずかしそうな素振りや言葉からは己の事を凄く考えてくれてて、そんな風に見てくれてたのかと思う程に意識されてたので嬉しく思い「今日はこの辺にしといてあげます。」と、少し意地悪に聞き過ぎたなとは感じるがさほど反省はしてなくて。己が居ないと生きてけないなんてまるでプロポーズのような言葉が今も胸を締め付け、キュンとした気持ちに浸りつつ「俺は何処も行きません。一緒に居たいなら今度、俺が借りてるマンションの方は契約切ってきます。此処で一緒に暮らした方が何かと都合良いし傍に居られる..だから良いでしょ?」そう言った後に、おいおいちゃんと決めましょうと付け足し述べて。言い終わった頃、仕返しして逃げるようにリビングに行ってしまった相手を飲み物等を持って追いかけ「また先生に戻ってる..さっきみたいに京介って呼んでよ。俺も呼び捨てで呼んじゃったしもっと俺の名前呼んで。」と何時になく甘えた声で近づき、相手が可愛すぎるが故に我儘言ったり意地悪したくなるなぁと心を弄ぶようにしつこく纏わり付き )
(/玲士さん可愛過ぎる。本体共々もうメロメロ。
可愛過ぎる、大好きですと言いたいだけに本体出てきてしまいました。今後ともキュンキュンさせもらいまs((
あ、今後は京介のダークな一面が強くなると思うのでご覚悟をお願いします..!
では、出てきてすいません。どろんです. )
いや、別に・・・そんな事は、・・・無い訳じゃないですけど、・・・ううっ。
(相手に図星を突かれてしまって自分も墓穴を堀り、困った様にうめき声を漏らしていれば相手が勘弁してくれるらしい事を聞き、ほぅ・・・っと安心した様に息を吐き。相手の計画的とも言える提案に自分はよく分からないが、相手の性格や考えからしてきっと自分や相手にとってデメリットな事はしないだろうと分かっている為『は、はぁ・・・い?えと、お任せ・・・シマス。』難しい事は分かりません、とでもいうような顔をして相手に従う、と頷いて返事をし、しかし一緒に居られる事は嬉しいのかふへ、と気の抜けた笑顔を無意識に浮かべていて。相手の甘えた声にきゅん、とすれば相手の顔、表情、声等諸々が自分にとっては弱点である為何でも我が儘を聴きたくなってしまってソファに座れば、しかしやはり慣れていないのと恥ずかしいからか顔を背けて『カレー、冷めます・・・。あ、飲み物、・・・有難う御座います。・・・京介、くん。』とやはり恥ずかしいのか君付けで呼んで飲み物を受け取り、ごくごくと飲みながらススス・・・と相手と距離を取り。
(/有難う御座いますぅう・・・!此方こそ京介君のSっぷりにメロメロで御座います・・・!
了解致しました、むしろもっとやってもいいのy((此方も甘えたがりになってしまい、ベタ甘になるかもしれませんが宜しくお願い致します・・・!
ふふ、やっぱり玲士は優しいな。
(困る顔も好きだけど今は何よりも一緒に居られて、お互い公認。今後ゆっくり色々していけばいいだけの状況で、絶対に離さないと微笑みながら任せられたからには直ぐ動きたいから明日にでも契約を済ませてこようと考えては「一緒に住むの楽しみだな?」と、最後に疑問符浮かべ嬉しそうな顔の相手に同意を求めて。一通りテーブルに並べると相手の隣に座り顔を背ける、その姿も可愛いと眺めてると恥ずかしがり屋なのを知ってるから少しは期待したが名前を呼ばれればキュンと胸に刺さり「そうだな。折角作ったんだから食べようか、玲士。」なんて己はサラリと名前を呼びカレーが入った皿を手に取ると相手に“はい"とスプーンに一口乗せたカレーを差し出し、食べてくれるよよね?と笑顔で待機。一度やってみたかったんだと言わんばかりに楽しげな表情で相手を見詰めて )
(/そんな、そんな此方は我儘言ってるだけなんでそう言ってもらえるとドンドン行きやすいです!!おう、もっとやっちゃうy((
ベタ甘可愛くて最高です!!是非お願いします。では、また心の声が出ちゃわないうちに今度こそどろん致しますね。返信不要ですん、)
いや、京介君、が・・・意地悪なだけ、です・・・。
(ジト目で相手を見つつも相手に同意を求める様に尋ねられて思わず穏やかに微笑んで『・・・うん。京介君は、その話し方の方が、・・・格好良いです。』コクコク、と頷きながら同意をしつつ相手は敬語よりも其方の喋り方の方が、自分にとっては何だかぞくりとしてしまう、何て恥ずかしい事は言えずに“格好良い”という言葉で誤魔化して。やっと食べようとしてくれた相手にホッ、と息を吐きやっと正面を向けば“はい、”と言われ思わず何だろうと相手の方を向いてしまって目が合えばじわじわと頬が赤くなっていき視線を逸らすも笑顔で待機されれば食べない訳にはいかず、おずおずと口をゆっくり開けば何故かつられて目も瞑ってしまって、『・・・あー・・・ん、む。』と差し出されたスプーンを口に咥えて。
意地悪かな?そんなつもり無かったんだけど。
(意地悪なんかした覚えは有りまくりで、可愛いからつい。なんて言ったら流石に相手も怒るろうなと予測し、惚けたフリして述べて様子見。暫く待てば穏やかになった顔を見てなんとか誤魔化せたかなと安堵して「そうか?普段はこっちなんだけどたまに教師の敬語..抜けないんだよなぁ。玲士も敬語だし、つられる。」そう述べつつもなるべく普段通りに話始め、相手から格好いいなんて言われて悪い気なんてするどころか調子に乗ってしまいそうな勢いで。そして食べてくれるかなと待っていると恥ずかしさを堪えながら頑張ってカレーを己の手から食べてくれる姿にときめき「美味しい?」と、尋ねがてら距離縮めて俺もカレー食べたいとまだ食べてる相手の口に己の唇重ねて半ば強引に口付けしつつカレーを味わい。満足すると離れて「うん、今日のカレーは凄い美味しく出来た。」なんて笑顔でペロリと口の端を舐めて感想を述べ )
えっ、あっ、でも・・・!あの、
(嫌がっていると思われてしまっては困る、とでも思ったのか慌てて相手に近付き、『・・・京介君の、意地悪は・・・好き、なので。・・・も、もっとしてほし、い・・・です・・・』最後の方は聞こえるか聞こえないかの小声で呟く様に言って、相手の服の裾をきゅっと掴みつつ伏せ目がちに述べて敬語では無い相手に、ほぅ・・・と少しうっとりとした様な瞳で相手を見て思わず口から滑り出てしまうように『・・・好き・・・』と声に出してはバッ、と手で口元を抑え我に返ったのか相手に背を向けてあああ恥ずかしい、と悶えまくって。美味しいです、と答えようと咀嚼をして飲み込もうとすれば相手に口付けられて『んッ!?・・・ふ、ぁ、ァ・・・?』と声を漏らしていれば口内のカレーを取られ、現状を把握出来ずに“!?”といった表情で硬直しながらゆっくりと耳まで真っ赤になって口端を舐める相手にじわじわと涙まで浮かんでくればずりずりと後ろへ下がって、『か、カレーはっ・・・!そういう風に、たべっ、る、ものじゃ・・・無いと思う!』と主張してふいっと顔を背け自分のカレーをぱくぱくと急いで食べ始めて、ゴクゴクと水で流し込めば『ご馳走様!』と慌てた様に皿を流しへ持って行き、『おおお、お風呂!入ってくるっ!』と駆け足で浴室へ向かって行って。)
あー..
(相手から特別美味しいカレーを貰えばもっとして欲しいとか好きとか言ってくれてたから遠慮なくしようかと考えていたのに顔を真っ赤にしてあっという間に己の目の前から去るのにそんなに時間は掛からず、話したい事もしたい事もまだまだあるのにどうしたもんか。あまりのスピードだった為か声を掛ける隙もなく、しょうがないなぁと己も急いで食べて後片付けをした後、相手が向かった風呂場へ行き扉の前で「バスタオルと着替え、置いとくから。」一言だけ言って今は放置だと言い聞かせその場を離れ先程悩んでいた勉強方法の仕方について纏められるだけ纏め、もっとやる気を出してもらおうとノートを書いてやり。後で目だけでも通してくれたら良いなと思う半分、出てきたらさっきの冷たい態度をどうにかしてもらわないと。まぁ、文句言われたくは無いけども一緒に居るんだし何より恋人なんだから好きにして良いじゃんと講義する予定で、眉間に皺を寄せ目付き悪くソファにどっかり座ってじっと相手を待っていると )
あっ、有難う・・・!
(いくら照れていると言っても礼を言わないのは有り得ない、とばかりに慌てて礼を言い、ぶくぶくと空気を吐きながらお湯の中に沈んでいって、今まで相手がこんなに近くに居てもこんなに緊張する事なんて無かったのに、今更恥ずかしくて堪らなくなるなんてどうしよう、と悩みつつ湯気をぼんやりと見詰めていて先程のあんな態度では嫌われただろうか・・・と悶々と考えていれば長湯に慣れていない為逆上せて、ふらぁっと出てくればろくに拭きもせず着替えを着て、暑い、と上半身は脱ぎ捨て、そのままふらふらとリビングへ戻れば相手の姿を見つけてフラついた足取りのまま相手の目の前に立ち、とろんとした視線で相手を見れば『・・・きょー・・・すけぇ・・・』と呟いて相手の膝に乗り上げてぎゅ、と抱きついてすりすりと擦り寄りながら『・・・きょーすけ、つめた・・・きもちい・・・』と相手の体温を求める様にぺったりと貼り付き。
(暫し相手を待ってるが思った以上に長く、逆上せてるんではないかと心配して若干ソワソワし始めた時、風呂場の扉が開いたのでやっと出て来たか。文句の一つでもとパッ見た瞬間、そこには風呂上がりの艶っとした相手が居て一瞬見とれてしまえばフラフラした足取りに気付き案の定、長風呂で逆上せてるんじゃないかと不安そうな顔をするも名前を呼びながら距離を縮めるので「おい、玲士..大丈夫か?」と声を掛けつつ頬に手を当てどんだけ熱くなってんだよと焦り、くっつかれるのは嬉しいけど体調が心配なので「そのままだと風邪引くからソファの方乗って。髪も拭いてやるし、上着も持って来るから。」そう言い聞かせてはテーブルの上に置いてある水に手を伸ばし取って「ほら、風呂上がりは脱水症状にもなりやすいから水も飲め。」なんて心配する事は山程で飲めるか?と優しく聞き、さっきまでの怒りは何処へやら )
(相手に心配されている事も逆上せている頭では離れたがっている様にしか思えず、『や、嫌、だ・・・。京介・・・。一緒、いよ・・・?』いやいや、と首を振り相手にしがみついて離れたがらずにとろりとした目で相手を見上げながら『水・・・喉・・・渇いた』と思いついた様に水に視線を遣るも相手の服を掴んだ手は離す事はしたくない様子で『・・・みず、いらない。それより、もっと俺、見て・・・?』へにゃん、と笑えばぺたりと張り付く髪の毛を鬱陶しそうにかき上げながら相手の頬にチュ、と軽くキスを。
嫌だって言っても風邪引くから..
(慌てて心配しているのに嫌だと断られ、口を開くが様子からして一人にさせるのも怖いししょうがないと言葉を途中で止め「まったく..じゃあ、せめてまだ濡れてる髪の毛、このままで良いから拭かせろ。俺まで濡れる。」とブツブツ言いつつタオル奪い、少々手荒にわしゃわしゃと拭いてやると水が欲しいと言ったり要らないと言ったりする我儘をどうするか考えればそれなら全部済ませてしまえば良いと言う発想に至り。髪を吹き終え、テーブルから水が入ったコップを手にして何口か口に含めば相手の方へ向き直り飲ませてやると言うように顎に手を置きクイッと軽く持ち上げ、口づけをして。口を軽く開かせればゆっくり噎せないよう気を遣いながらその様子を見。「んッ、ほら。少しは水飲めたか?」そう言ってまた熱を計るように頬やおでこに手を当てて )
ん・・・。安心、する・・・。
(相手に髪を拭かれるのが心地良いのか安心しきった笑顔を浮かべて相手の手を掴んで自分の頬に当ててその暖かみにふにゃりと表情を緩めて『ん・・・あ、ふ・・・。美味し・・・。』溢れそうになる水を唇を舐めとりながら飲み込んで相手の質問にコクコクと頷き相手の不機嫌そうな顔も不安になる気持ちもあるのだが何だかそんな顔も好きになってきていて、じ、と相手の顔を見ているも熱が冷めてくればふる、と震えてぼけーっとした表情のまま上着を取りに戻り、上着を着れば洗濯機の前で眠りこけてしまって。
トピック検索 |