ヴィラン 2015-11-04 23:15:58 |
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そんなに優しくしないで、
(どこまでも優しい声をかけてくれる彼、でも、そんな優しさは今の己にとっては辛くて、苦しくて。俯いていた顔上げて彼を見れば、やっぱりドキドキする心臓が、切ないくらいに彼のことを好きだと知らせ。もやもや、が悪化してついにはイライラになり、触れられる頬にも赤みさしてくれば、思わず上記言い放ち肩を押して彼をつっぱねてしまい。後退して彼と距離置けばベッドにごろん、背を向けるようにして横たわりあーだとか、うーだとか低く唸りながらごろごろ向きを変え暫くして意を決したらしく「…好き、なんだ。君を見てるとドキドキして。触れたくなるし、もっと触れてほしいとも思う」ギュウ、枕に爪を立ながらあふれる想いぶちまけ。それを伝えたが最後耳まで赤く染めあげれば、ふいっと体ごと寝返り彼に背を向けて。わかりきっている返事を待つのは悲しいけど想いを言葉にできた達成感もあり、なんとも言えない表情浮かべると隠すように握りしめていた枕に顔埋め、背筋も丸めた姿勢はまるで猫)
(また拒絶されてしまった。ベッドに横になる相手を捕まえようと手を伸ばすもそれが届くことは無く、しゅんとした様子で肩を落とせば暫くじっと相手の行動を見て。時間が経つに連れ何だか気まずくなって居た堪れなくなり、部屋から出て行こうと相手に背を向けてドアノブに手を掛けるも、次いで聞こえた相手の言葉に手を止めれば己の耳を疑い。今何と言ったのか。何度も同じ言葉を脳内で繰り返し己の聞き間違いで無い事を確認すると、ドアノブから手を離しそっと相手に近付けばベッドの横で膝立ちし。ベッドの空いたスペースに顔を伏せるときっと何かの間違いだ、己と同じで冗談を…などと悲観的な考えをしてしまうものの、先程奥底に仕舞ったはずの感情が溢れ出て来るのは確かで。想いを我慢する事が出来ずにくいくい、と指先で相手の服を引っ張ると「本当は、冗談なんかじゃないよ。…じゃないと、キスなんてしない。」言葉を発する度に赤く火照っていく頬を隠すように腕に顔を埋めて。)
うそ…、
(重たくならないように、笑顔作って彼を見よう、考えていたのだがちょん、と服を引っ張られればきょとん、とした顔で振り返って。思いがけない告白に目をしばしぱ、瞬きすればそのあと思考がワンテンポ遅れて追いついて。上半身だけ起きあがると、ベッド横に座り込む彼の腕を引き上げ、己の隣へ向き合うように移動させれば「君も僕と同じ気持ちって。嬉しいよ…。夢みたいだ」いや、夢じゃなかろうか、本気で思ったらしく頬をフニフニ、つまみながら話し鈍く走る痛み感じひと安心。さっきまでのどん底ムードから変わって、今ではキラキラしたオーラ撒き散らしながら彼を見)
夢じゃないよ。
(ベッドの上で正座しては、相手が摘んでいた頬を指で撫でてやり。首に手を回せば相手に体重を預けるかのように圧し掛かり、自然と溢れ出る笑みを堪え切れないまますりすりと頬を擦り寄せて。これで相手への想いを封じ込まなくて良くなったと嬉しく感じる反面、不安に思う事もあり、一旦身体を離すと「ほんとに僕で良いのか?…実は嫌いだったりしない?」なんて、女々しいだろうかと思いつつも一度沸いた不安は簡単に消すことができず、様々な返答を予想しながら怖ず怖ずと問いかけると相手を見上げるように首を傾げ。)
夢じゃないね、
(頬に感じた彼の手の平のあたたかさにすっと目細め、現実噛みしめじわり、心まであたたかくなってきて上記呟き。犬みたいにして擦り寄られれば、頭にぽふッ、と手を乗せ撫でて。嫌いであるわけないのに、見つめてくる目は潤んでいて思わず、ギュウウッ、と抱きしめると「嫌いなもんか。好きだ、ダルメシア」体離して顔を見て、唇めがけて互いの合わせれば長めにキスをして)
(安堵してふ、と息を零せるような暇があったのも束の間、口付けされれば目を丸くしたままぴたりと固まってしまい。次第に身体の力を抜いて嬉しげに目尻を下げると、相手の背中に手を回して黙って受け入れ。しかし呼吸しても良いものなのか分からず、迷った末息を止めていれば当然苦しくなってくる訳で。唯でさえ喜びで胸が一杯なのに、より締め付けられる心臓に顔を顰めぺしぺし、と相手の肩叩けば唇を離し「…こういうのは慣れないな。」と大きく息を吸った後、照れたように笑って。)
かわいい。もっとしたくなっちゃうじゃないか…
(キスに馴れているわけじゃないけれど、思い通じた喜びで行為に夢中になっていて。肩を押されるまでは、彼の異変に気づいてあげられなくて、押し返されると素直に唇離し。ひと呼吸おくのを見れば、肩押された理由わかった気がして、いつもと違う色っぽい彼…いやもしかしたら己の瞳がそう映し出してるだけかもしれないけど「ね、していいよね…?」と溢れる気持ち隠さずにこー、っと笑えば頬のハートも少し曲がり。キュウ、と彼の片手を、両手で優しく包み込んで)
そんなにがっついてると、躾のなってない野良犬みたいに見えるぞ?
(今の相手の様子に何か感じるものがあり、それを如何伝えようかと頭を悩ませ。脳内で色々な言葉を並べるも結局当て嵌るものは見つからず、感じた事を率直に告げればお互いの鼻頭をぴと、と軽く合わせ、片側の口角を上げて悪戯っ子のような笑顔を浮かべ。再び先程と同じような口付けをされるのは決して嫌な訳ではない。寧ろ己からもしてやりたい程なのだが、行動に移すのも小恥ずかしく「…仕方ないなぁ。特別だよ。」と少しだけ意地を張ると鼻先に短いキスをした後、呼吸が聞こえそうな程顔を近付けてじっと待ち。)
野良犬…、
(わっふわっふと落ち着かないでいたが、躾のなっていないとか、野良犬だとか、彼からしたら嫌悪感抱かれているのかもしれないと一抹の不安過れば、しゅんとそれこそ犬耳なんかが見えそうなくらいうな垂れて。掠めた鼻先、くすぐったくなるくらいの至近距離にそそられ唇重ねたくなるのをグッ、とこらえれば「僕だって我慢くらいできるんだからね!」なんて意地を張り言い放ち、ぷーいっと顔を逸らし。例えるなら犬の待て状態のままこらえて)
…ちゃんと我慢出来るのかー?
(落ち込ませてしまった、と内心密かに焦ってそわそわと視線を泳がせ。本当はして欲しいのだが、無駄な意地を張った手前今更己から口付けするのは気が引け、にっこりと笑えば煽り口調で首を傾げながら両手で相手の耳辺りをわしゃわしゃ、と動物にするかのように少し乱暴に撫で。「それじゃ、暫くこのまま待て、だ。」普段は周りに命令される側である己。故に他人に命令する機会はあまり無く、僅かな優越感を覚えながら楽しげに述べると、腰に手を回して相手の肩に顎を乗せ。)
できる!……はず。
(噛み付くように言い返すも、自信満々とはいかないようで、ぽそっと最後に付け足し。命じられてしまえば、不覚にも犬になった気分に陥り、黙ってじっとしていたが、いやいや…彼と立場が逆じゃないか?と眉を八の字に下げ、首をぶんぶん横に振って。待てと言ってきたにもかかわらず密着具合は増した気がして「待てって言ったのは君だろ?くっついてこないでよ」文句垂れながら己も彼の肩に顔寄せれば、言葉に矛盾した行動だとわかっていながらもすりすりと額擦りつけ甘え)
自信が無いなら、そんな事言わない方が良いぞ!
(付け足された言葉までちゃんと聞き取れば、己なら出来るだろうから、と自慢げに笑いながら相手の頬をぐい、と痛くない程度に人差し指で押して。矛盾した言動への反応に困ってしまうも、素直に言う事を聞いて相手から離れるのは嫌だと云った感情が勝てば、腰に回した腕にぎゅっと力を込めて更に距離を詰め「やだねー!焦らさなきゃ躾にならないじゃないか。」既に躾の意味を成していないような気もするが、本音を隠して最もそれらしい適当な理由を付ければ、背中を撫でながら拗ねた声色で。)
ダルメシアの意地悪、
(彼の耳には最後まで行き届いてしまったようで、ごもっともな発言に眉八の字にして怯むと、上回る返事も浮かばず頬押されたついでに、その方向へ顔を背け。離れるどころか、きついくらいの抱擁へと出た彼の行動に思わずきょとん。心は素直、己の鼓動早くなりやっぱり犬にはなりきれない、ひとりの男であると否が応でも感じてしまうじゃないか「犬のこと甘く見てると痛い目あうぞぉー」と悪戯っ子のような笑み溢れさせたかと思えば、擦り寄っていた首元にちゅう、吸いついて)
そりゃあ僕だってヴィランズの一人だからな!意地悪の一つや二つくらい言うよ。
(ふふん、と鼻を鳴らし誇らしげに胸を張れば、胸元に片手を置きながら目を伏せて精一杯嫌味ったらいく告げるも、表情や雰囲気は飼い主に褒められた仔犬そのもので。それは己の台詞なのでは、と思った矢先、首元に感じる違和感に眉寄せれば「んっ……あはは、なんだよ。くすぐったいだろ。」無意識に出てしまった小さな声。それが己の物だと理解出来るまでに数秒の時間がかかり、恥ずかしさで顔を真っ赤にしては何事も無かったかのように笑いかけ、仕返しにがじがじと耳朶を甘噛みして。)
可愛いなー、君は。これ以上僕の心を弄ばないでくれよー。
(得意げに話してくるのを見、友情として接していた時とはまた異なる愛情が溢れ、アハハっと笑み洩らすとわしゃわしゃ、と犬にやる感じで耳の上辺りを撫で遣り。耳を噛まれる、という日常では触れられることのない部位はデリケートらしく「…や、ぁ。ダルメシアそこはダーメ」と甘さも含んだ声で伝えれば肩をふるり、と震わせて。彼の上擦った声を聞いてから、ドクンと心臓が騒ぎ立て煩くて、赤く染まった顔を1度見てからニヤ、と不敵に笑うと、もっと崩してみたいという思いからか、舌先でチロチロ鎖骨をなぞり始めていて)
引き留めておくだけでも必死なんだ、弄んでる暇なんてないよ。
(心地良さ気に目元を細めながら撫でられていれば、へらりと緩く笑って冗談めかした口調で告げた後、もっと撫でて、とでも言うように相手の手にぐりぐりと頭を擦り寄せ。駄目、と言われてしまえば無理にそれ以上強く出る事も出来ず、クゥンと切なげな声洩らしつつ渋々と云った様子で耳元から顔を離し。声が出てしまわないよう、手の甲で口許を押さえながら暫く相手の為すがままにされていたも、次第にこれじゃ不公平では、そんな思考が過ぎり「…ずるい。耳がダメならこっちにする。」首筋に舌を這わせれば、軽く歯を立てながら片手でぽすぽす、と帽子越しに相手の頭に撫で。)
顔を出せていなくてごめんね。実は事情があって、暫く安定して来れそうにないんだ…。それでも、続けるべきかどうか悩んだのだけれど、いつから来れるとかはっきりしない現状で、待たせるのも気が引けてしまうし、潔くリセをお願いしたいと思ってさ。君と話すのは楽しくて、余裕があればルシファーやチェシャ猫にも興味があったから、是非話してみたかったんだけれど、本当ごめんね。僕とたくさん話してくれてありがとう!君に出会えた僕は幸せ者だよ。また、縁があればいつか君と話せたら、嬉しいな!ありがとう!
気にしなくて良いぞ!どんな事情なのかは詳しく聞かないが、折角繋がった縁だ。僕も君と話しているのは楽しいし、これからももっと話したいと思ってる。だから、君さえ良ければこのまま相手を続けて貰えないか?君が忙しいなら、僕はずっと待ってるよ。じっくり考えて、また暇な時に返事をくれ。それでも答えは変わらないようなら、僕も諦める。けど、もしも変わったなら、無理せず君が来れる時に来てくれれば良いからな。
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