炬 2015-11-03 16:39:28 |
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…うん、美味い
(少したじろぎ乍らも一口口に入れて噛みしめるように何度も咀嚼した後で母の味に似ていると思えば
今までの表情が嘘のようににっと歯を見せて笑えば素直に上記呟き。後は夢中になって自分好みの味のオムライス頬張っていき、余程美味しかったのか数分程度で食べ終わり)
それなら…良かったです。
((相手の言葉にふわっと嬉しそうに微笑むと顔を上げて相手の表情を見ればここにきて初めてではないかと思うような笑顔に嬉しくなってこちらも同じように歯をみせてにーっと笑って自分は相手の元へものを食べるのが遅いほうなので数分もすれば食べ終わってしまった相手を驚いたように見つめて自分も食べる速度を少し早めて
……盗られる心配があるんだ
(いきなり血みどろで転がり込んできた自分をここまで受け入れてくれた相手、まだまだ完全に信用することはできないが、少しなら話しても大丈夫だろうと食べる速度を履貯めた相手に対して「自分の分の飯、実験所だと他の奴に盗られたりすんだよ」と何度も年上に自分の分のまともじゃないご飯盗られたこと思い出して悔しそうに唇噛んで)
それは…すみません
((また相手に嫌なことを思い出させてしまったと思うと申し訳なくなってしまい俯くとしゅんとした様子で謝ると「でも…!」とばっと顔を上げると相手を安心させてあげたいと必死な様子で「ここには貴方のご飯とる人いませんから、いたとしても私が絶対そんなことさせませんから!」と大して何もしてあげられない自分が悔しいのか唇を噛み締めて。
夏希以外、誰かいるのか?
(相手の言葉がひっかかったのか急にあたりを警戒し出せば立ち上がって「隠れても無駄だ」とどこに隠し持っていたのかナイフ取り出して「出て来い」と本当はいない敵をいると思い込んで奥までどたどたと探しに行き、相手が思い出されれば「夏希はそこにいろ、」とびっと指差して)
わー!いませんいません!例え話です!
((ナイフを持ってまで探しにいってしまう相手に誰もいないはずの家探させてしまうのは申し訳ないため慌てて止めるとふと、最近感じる視線や微妙変わる部屋のものの配置や着いてくる足音など自分の醜い火傷の跡のことをしらないどこかの物好きによるストーカーのことを思い出してはそんなものも相手なら簡単に倒せてしまうのだろうかなんて考えていて
……そうか
(拍子抜けしたような顔でナイフしまってその場に座りなおそうとしたとき、テレビの位置に違和感を感じて。じぃっとテレビと相手が座ってみるであろう場所交互に見た後に「おい」と手招きしてここに座れ、と指をさした場所は自分がさっき見ていた場所で。拭えない違和感に胸が冷たくぬめぬめとしたものに捕まれる気持ち悪さ感じ)
驚かせちゃいましたね…
((しゅんとしながらうつむきがちに自分より背の高い相手を見上げると相手の視線は自分に向けられていないことに気付きどうしたのだろうと様子を伺っていると手招きをされて座れ、と言われると理由がわからずきょとんとしながらも相手に言われた通りの場所に座って先程まで考えていたことも相まって相手の指示になにかあるのだろうかと不安に思っているのかうろうろと視線をさまよわせて
‥…この位置、見辛いだろう
(テレビをしっかり眺めた後相手に問いかけ。ここで相手から肯定の意味がある返事が返ってきたのならば部外者が侵入したということになる、態々見辛い場所にテレビを置く物好きはいないだろうし、自分だったら座る位置を変えるがどうにもしっくりこない。むぅ、と顎に手をあてて考え込みながら相手の隣に座り)
(/大丈夫ですよー!)
確かにそう…です…え…?
((相手の質問にきょとんとしながら答えていると取らされた行動の意味や問いかけの意味に気づいたのか硬直して顔が青ざめていくと怯えたように落ち着きなく辺りをきょろきょろと見回して隣に座る相手に縋るように服の裾を掴み瞳を閉じて手近にあったヘッドホンをはめてあらゆる感覚をシャットダウンすることで恐怖から逃れようとして
(/すみませんでした、ありがとうございます!)
‥…ふん、オムライスの礼だ
(相手が耳に何か見慣れないものを付けたのも見て、それが音を聞こえなくするものだと知れば慎重に壊さないようにヘッドフォン取り。「逃げんな」と相手の目を見つめて言えば立ち上がって「女物の服を貸せ」と自分の中では作戦があるのだろうかそう言って)
(/遅れす申し訳ありません!
掛け持ちおっけーですので気にしないでくださいね)
((自分を抱き締めるように身を縮こまらせていると瞳には薄ら涙が滲んで今まで気のせいと思い込んでいたことが現実であるという証拠を突きつけられると頭の中は恐怖に支配されてヘッドホンをを取られるとビクッと肩を揺らして涙に濡れた瞳で相手を見つめ返して告げられた言葉にふるふると首を横に振ると服を要求されてなにをするつもりなのかわからないが今この状態で助けてくれるのは相手しかおらず「そこの、棚に入ってます…」と棚の一つ、パーカーやズボン、スカートを入れているそこを指さして
(/こちらこそいつも遅くてすみません!テストが近くて…。終わったら1日2回以上は来れるようになると思うので暫しお待ちください…。)
…おぉ、寒いな
(人が泣いているのも見るのは慣れっこなためか特別な感情は芽生えず、相手には見えない場所でスカートとフリル付きのパーカーに着替え。自分は除草のつもりなのだが、明らかに変な格好をした男としか見えず。相手の元に行けば「どうだ、女に見えるか?」と手を広げ)
(/大丈夫ですよ、私も一緒なので…。
お互いテスト頑張りましょう)
…ふ、え?…なんですかその格好…。
((相手の言葉に顔を上げて相手の格好を眺めると自分の私服を着ている相手に不思議なものを見るような目線を向けて首をかしげてあまりに驚いたのか目を見開くと滲んでいた涙も乾いてしまい、相手の問に苦笑いしながら「え、えーと…ちょっと難しいかもしれません…ね」とどうしようかと悩みながら真っ向から否定するのも申し訳なく少しふわっとした表現をして
…夏希くらいの歳なら顔に粉を塗るだろう
(相手にやんわり否定されたことに気づけばむぅ、と唸り。やはり自分のこの目元が原因かもしれないと考えれば上記言うもメイク、という言葉を知らないらしい。顔に粉、そう表現したのは良いものの果たしてきちんと相手に伝わっているのだろうか。少し不安気に相手横目で見、)
(/はいっ)
あ…の、囮なら私がやります…!
((このままでは相手がこの格好で動き回り変な人だと思われるだけでは飽き足らず変に目立ってしまえば警察などにバレてしまうと危惧したのか震える体をなんとか落ち着かせようと深呼吸をすると不安ではあるものの目の前にいる相手のことを少しずつ信用できるようになってきているため「危ない目にあったら、助けてくれますか?」と首をかしげて
(/遅れてすみません!)
…え
(相手の発言に驚きを隠せない様で口をぽかんと空けて。自らの恐怖に真っ向から立ち向かうと、
何を言っているんだ此奴は、少々呆れつつも「…あ?」と相手を睨むようにして見つめ。
これでやっぱりと意見を変えるなら俺が囮になろうと考えていて)
囮なんて危険な役、他人にやらせるなんて嫌です…!
((相手に睨まれ一瞬怯むもこれからやることはもっと怖いことなのだと思い直して自分を奮い立たせてこちらも相手をじ、と真剣な瞳で見つめ返してこれは自分の問題で相手に迷惑をかけるわけにはいかないのだと思うと「だから、囮は私がやります。」ともう一度念押しをするように述べて
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