審神者のような人 2015-10-28 18:49:57 |
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(/此方こそ、未熟者ではありますがどうぞ宜しくお願い致します…!
いえいえ、お役に立てたようで何よりです。地雷と云う程でもありませんが打刀以上×短刀があまり得意ではない傾向にあります…範囲が広く申し訳ありません。ですが第一希望でしたら勿論対応させて頂きます故、あまりお気になさらず!)
(/なるほど、把握致しました!大変申し訳無いのですが背後が優柔不断でして悩みに悩んでも絞りきれず…。どちらか選んで頂いて宜しいでしょうか…?
一つが現パロ設定で大和守安定×加州清光、もう一つが原作設定でへし切長谷部×燭台切光忠でどちらも左側をやらせて頂きたくあります…!
大変遅くなりましたが主様の考える鶴鶯♀のストーリーをお聞かせ頂ければ幸いに御座います…!)
(/とても迷うのですが…扱い易さで大和守安定×加州清光にさせて頂いても宜しいでしょうか?話に一区切りついたらCP変更、ということも可能ですので御希望があれば何時でもお気軽にどうぞ!
では、取り敢えずざっくりと設定を提案させて頂きますね…!
①先天性(原作設定)
→審神者の神気が乱れている時に鍛刀され女体で顕現
②後天性(原作設定)
→ある日起きたら女体に、一人称等原作のまま
③学パロ
→高校生に通う同級生、not転生
④現パロ
→付喪神としての役目を終えた後現世に転生
以上のものどれかに興味のあるものがあれば教えて頂けるとありがたいです…!)
(/畏まりました!此方に対しても何か御座いましたらお気軽にお声かけくださいませ…!
うわああどれも素敵過ぎて…大変悩んだのですが、安定×清光が現パロ(学パロ)設定なので折角ですし②の後天性でお願い致します!)
(/はい、ありがとうございます…!
②ですね、了解しました!関係性としましては御.物のよしみもあってか同室であり仲の良い友人、であったが女体化によりどぎまぎ…なんていうものを考えているのですが如何でしょう?
また安清の設定、関係性の方もお聞かせ願えますか?此方の扱う二振りに要望がありましたらそれも教えて頂けると幸いです!何だか一気にすみません…!)
(/とても素敵ですね!是非その設定でお願い致します…!
ではでは此方が考えている設定をお話し致しますね。清光は持ち前の性格で男女問わず人気者、安定はどちらかと云えば大人しい部類で部活動(剣道部)一筋で全く違う性質だったのだけれど何方かが刀剣であった頃の記憶を思い出し触れ合う機会が増え徐々に仲を深めていく…というものです。大雑把な上に稚拙な内容ですが、如何でしょうか?)
(/稚拙だなんてとんでもない!素敵な設定に既にわくわくしております…!最初は互いに刀剣の記憶無しでそこまで仲良くはない、という解釈で間違いないでしょうか?また片方が思い出した後、もう片方も刀剣の記憶を取り戻すのでしょうか…?)
(/ひええ有り難いです…!
はい、その解釈で間違いありません。記入洩れでしたね、申し訳有りません!何方片方が記憶を思い出した後、触れ合ううちに遅れてもう片方も新撰組時代と本丸で過ごした刀剣であった頃の記憶を思い出す様な感じです(*´-`)
何方が先に思い出すかは主様とご相談して決められたらと思います)
(/成程、設定の方把握しました!
私的に、安定なら剣道の稽古中に時折フラッシュバックし最終的に全て思い出す、なんていうのも良いかなーと思うのですが、人気者な清光の方が相手が何も知らなくてもぐいぐい絡みに行くには良いかな…と思いまして。
あああ何だか色々言ってすみません…!一意見として見てくだされば…!)
(/レス返が遅れてしまい申し訳ありません!/土下座
うわああ悩み所ですね…!何方とも妄想が捗るのですが、扱いやすい清光が安定と触れ合う事によってやり取りにデジャブを感じ記憶がフラッシュバックする等の流れが若干ですが進めやすい気がします)
(/お気になさらず!お時間がある時にレス返してくだされば十分です。
では、清光が先に記憶を取り戻すということで良ければ、また他に決めておきたい点等が無いのであれば安清の絡み文をお願いして宜しいでしょうか?鶴鶯♀は此方から出させて頂きます故…!)
(/お優しい御言葉有難うございます。度々滞ってしまう事があり得ますが確りとレス返はしていきます故、御容赦くださいませ!
畏まりました!細かな設定等は展開が進むにつれ後々主様とご相談の上決めていけられればと思います)
(/私も滞ってしまうことがあると思われますので、お互い様ということでゆったりと互いのペースで進めていきましょう…!
了解しました、決めたいことがあれば何時でも受け付けます故お気軽に!大体の文字数を合わせたいので先に絡み文お願いしてもいいでしょうか?)
(/此方に対しても何か御座いましたら、気兼ね無くお声掛けくださいませ!
畏まりました!ぐだぐだ駄文ではありますが投下致しましたので、お手隙の際にお目をお通し頂ければ幸いです…!)
>清光
__あ
(周囲が薄暗闇に包まれた放課後、日が落ちる時刻が早まった所為か頬を撫でる風は自棄に冷たく首に巻いた白いマフラーは既に活躍の兆しが垣間見えて。先程迄部活動に勤しんでいた筈が早くも冷えた鼻先を埋めれば何故か何処か懐かしく感じ疑問が浮かぶも隣を歩く同部活動の面子の声にかき消され。適当に相槌を打ち乍談笑に身を投じていれば不意に明日提出の課題プリントを教室に置き去りにして来た事を思い出し上記の呆けた声が洩れ思わず立ち止まり。当然の如く投げ掛けられる疑問の声に「忘れ物した。先帰ってて」と告げればくるりと方向転換しもと来た道筋を結んだ髪を揺らして駆けて。折角部活動が早々と切り上げられてもこれだ、自分自身に呆れつつ通い慣れた廊下や階段を足早に通り過ぎ漸く辿り着いた教室の扉を開けて)
(/駄文だなんて御謙遜を…!とても素敵な描写に対し乱文で申し訳ないです。何か此処を直して欲しい、等ありましたら遠慮なく言ってくださいね!)
>安定
__…あれ。
(放課後も教室に残りわいわいと何やら話に花を咲かせている女子達、そんな輪の中に男子であるにも関わらず自然に混ざり込み暫しの雑談を楽しんでいたものの、話の途中でその内の一人が帰ると言い出せば次々に人は少なくなり、結局皆を見送り最後の一人となってしまって。残る理由が無くなっては自然と頭は帰る方向に、一つ息を吐き出してから鞄を肩に掛け直して足を進めようとし。しかし丁度そのタイミングで扉が開くと僅か目を見開いて呟くかのよう小さく上記を漏らして。"あー…"なんて意味を持たない声を出しそのまま彼指差せば「大和守安定くん、…だよね。」と首傾け何処か自信無さ気な様子。今まで声に出して呼んだ記憶がないのに何故か感じた既視感、"くん"を付けた時の違和感に頭捻るも答えなど出る訳もなくただ相手の反応を待って)
>鶴丸
__…これは、これは。
(日が出てきたばかりでまだ薄暗い早朝、ゆっくりと目を覚まし起き上がれば欠伸を一つ。ふと下に落とした視線に移ったのは膨らんだ胸とその下まで伸びる己と同じ色をした髪の毛、寝惚けた状態ではいまいち状況を把握することが出来ず疑問符を浮かべるだけで。しかし徐々に目が冴えていくうちに流石に少し動揺したのか、胸元に触れながら零した呟きは普段よりやや高く耳に届き。暫くしてからこれは夢なのではないか、そんな考えへと辿り着くと躊躇いなくぎゅっと自分で自分の頬を抓ってみるも当然痛みが走り落胆。次に考えるは驚き好きの同室者のこと、彼なら何か知っているのではと視線移せば「鶴、鶴丸。起きろ」と隣の布団で眠っているであろう彼の肩を掴み揺らして)
(/ひええ素敵だ何て畏れ多いです…!主様の明瞭且つ素晴らしいロルに勿論訂正点等御座いませんのでお構い無く!)
>清光
(がらりと音を発て扉が開けば眼前には帰路に着こうとしているらしき相手の姿。勿論クラス内で目立つ彼の事は存じており大方此の時刻迄談笑に花を咲かせていたのであろうと瞬時に思考を働かせ。録に会話の経験すらない彼に掛ける言葉が見当たらず引戸から手を離し道を開ける様端へ寄れば不意に名前を呼ばれ思わぬ問いにまじまじと彼の顔を見詰めてしまい。自信無さげな声音で呼ばれた自身の名に、知ってたんだ、と率直な感想が浮かんでは数拍の沈黙の後口を開き。「……そうだけど、なに?加州清光くん」彼を模してフルネームで呼んでみては初めて口に出した筈が既視感を覚え漠然とした疑問を感じ。緊張感から若干棘を持つ言い回しで告げれば薄暗闇の中存在感を放つ彼の紅い瞳を見据えて)
>鶯丸
(人の身体を得て驚きだった事と云えば数々有れど何より驚愕した事は睡眠なるもの。意識が落ちる瞬間は最初こそ恐怖を抱いたが心地好いそれに次第に虜になって。穏やかな微睡みの中不意に揺さぶられる身体と己の名を呼ぶ声に意識は浮上し。眠りを妨げる者は唯一同室の彼しか居ない。「__…何だ?まだ起きるには早いだろ、君」くあ、と欠伸を一つ浮かべ涙の膜が張る瞳を指の背で擦れば鮮明になる視界に映り込んだものは此方に視線を落とす彼の姿。が、何処か違和感を感じて凝視した後普段より小柄な輪郭と膨らみを持つ胸部に文字通り目が点になり。身体を起こせば左手で額を押さえ受け入れ難い現実に「……おいおい、これは夢かい?」と呟いて)
(/そ、そんな恐れ多い御言葉…!ありがとうございます、これからもっと読みやすくなるよう精進して参ります!
此方の清光、鶯丸の性格等諸々に希望がありましたらお気軽に、理想に近付けるよう尽力致しますので…!)
>安定
そんなピリピリしなくていーじゃん。同じクラスなんだしさ、仲良くしよーよ。
(何か彼の気に障るような言動をしただろうか、若干ではあるが棘のある言葉が返ってくればそんなことが脳裏を過ぎり。しかしあまり気にする事はなく、それどころか彼の刺には何だか懐かしさすら感じ、浮かぶ疑問と共に何か気持ち悪い、と内心で自嘲。様子がおかしい自分自身に気が付いては、悟られない内に此方から話題を作ってしまおうと。彼の視線を誘導するべく片手を顔の横程まで持ち上げ、其処でひらりと軽く揺らして見せながらにっこり、という様な効果音が付きそうな程の人懐っこい笑みを浮かべて。そうだ、と良い事を思い付いたと言わんばかりに零し彼へと近付いては前に立ち。「一緒に帰らない?折角だし。」ほぼ初めましてと同じ状態でこれは流石に怪しいか、それに加え此処まで踏み込む自分にまた疑問が浮かび。ただの気まぐれだと誤魔化す為かもう一度笑顔を作ると"どう?"なんて、あくまで選択権は其方にあると示すように付け足して)
>鶴丸
残念ながら夢ではないようだ、信じられないなら御前も抓ってみてやろう。
(目を覚ました彼の反応を確認、この様子では何も知らないのだろうなとの判断を。そして了承も得ぬまま頬へと片手を伸ばし、先程自身にしたように親指と人差し指を使い其処挟むと軽く引っ張ってから直ぐに解放してやり、"ほら"と何故か得意気。それらに満足したようで胸元に視線を注げば「起きたらこうなっていたんだが、……主に何かあったのだろうか?」己を顕現させた人物ならば原因になり得るのでは、言葉を紡いでいく途中でふと浮かんだ一つの可能性にはっとし、落としていた視線を彼へと再度向け直して。付き従う相手に何かがあったのであれば不味い、少しばかり眉を寄せつつ何時の間にやら思考は己に起きた異変から其方へと変わってしまい。「考えていても仕方が無いな、様子を確認して来る。」と、万が一に備え枕元に置いた刀を手に取れば立ち上がって)
(/こちらも主様の素敵レスに相応の返答ができるよう精進いたしますね!( ぐっ )
畏まりました!清光も鶯丸も原作宛らの素敵っぷりで感涙が止まりません…!あえて言うのならば、これからも清光はぐいぐい来て貰えたならば、と!((ですが主様のご負担じゃない限りで構いませんので、主様が思うような二振りを提供して頂ければ一番の幸いですよ!
寧ろ当方が似非臭が尋常じゃない二振りを提供してしまってる気がしてなりませんようう…←呼び方等、何かご要望があればお聞かせ願えれば幸いにございます!)
>清光
え、っと…ごめん。
(彼の言葉に若干の罪悪感に苛まれ眉を下げての上記の言葉をぽつりと述べて。粗初対面と違いない相手に向けた謝罪の言葉と共に警戒心は幾分か和らぐも瞳を揺らせば身長体型があまり変わらない筈の相手を仰ぐ様に動向に意識を向け。にこりと此方へ向けられた笑みは人懐こいもので彼の周囲に人垣が出来る理由が安易に理解できて。そう思考を巡らせていれば不意に投げ掛けられた提案にぽかんと呆けた表情を浮かべるものの、彼の笑みに釣られる様口角をゆるりと上げればくすりと笑みを溢し。「…っふは、お前変わってるね。僕達何の接点も無いのにさ。でもいいよ、一緒に帰ろう」これも一つの縁なのだろう。最初こそ警戒心を顕にしていたが次第に彼に対し芽生える好奇心に柔らかな表情を浮かべては眼前の相手を見やり。教室まで態々引き返した理由を思い返し、あ、と短く声を上げれば彼の横を軽い足取りで通り過ぎ自身の机に辿り着けば引き出しを覗き込んで一枚のプリントを探りだし。スクールバックのジッパーを引き乱雑に詰め込めば彼の元へと踏み出して)
>鶯丸
(反論の余地は無く無遠慮に摘ままれる頬に若干の痛みを感じて眼前で起こる友人の変貌は現実なんだと実感させられ。直ぐに解放された頬を擦り乍視線が捉えたものは普段より幾分か細く小さな彼の手であり思わず「こりゃあ驚きだな…」と溢し。何故か得意気な彼の表情に吹き出しかけてしまうも何かに勘づいたらしき表情と真面目な声音に表情を引き締めれば事態の発端の可能性を述べ。「ほう。主の神気の乱れか?だが俺の身体には何も異常を来していないな…」最悪の可能性は考えたくもないが今迄この様な事は起こり得なかった。だからこそ旧知の仲である彼が心配であり、布団の側に控えていた刀の柄を握れば腰を上げ珍しく真剣な眼差しで告げて)
待て、鶯。俺も行こう。今の君の身体に起こってる異変が"それ"だけとは限らんだろう?今の女人の姿じゃあ普段通りとはいかない可能性もある。なぁに、用心に越したことはないぜ
(/わああそんな褒めても桜しか咲きませんよ…!(?)ではでは、もう遠慮なくぐいぐい安定と距離を詰めて行きますね!
いやいやいや!そんなことありませんよ、もう二振りとも素敵過ぎて悶えております…!強いて言えばちょっとヘタレ気味、けどやる時はやる鶴丸だと嬉しいなあ、と!此方としても御相手様の思う二振りと絡めればもう十分過ぎるのであまり気にせず…!)
>安定
接点が無いからこそ、かな。この機会逃したらそれこそ接点無しで一年迎えちゃいそう。
(提案にぽかんとしている彼を見遣れば、そりゃこうなるよな、と先程の己を恨み。床に目を落としつつ思わず小さな溜め息を吐き出しそうになってしまった所で微かな笑い声と予想外な返答が聞こえると丸くした目を向けて。すると視界に入った柔らかな表情に肩の力が抜け、此方もへらり表情緩めて上記を。此処に来た目的を済ませる為に動いたのであろう彼を目で追い、戻って来るまでを確認し。「よーし帰ろ。何なら何処か寄って…あ、でも俺課題終わってないんだよなー」後半につれやや眉を顰めながら頭の後にて手を組み歩き始めて。課題を出した先生は厳しい人だったっけ、やら、どのくらい時間掛かるかな、等と思考を巡らせると"んー"と、自然に唸るような声を発し)
>鶴丸
そうなんだ、俺だけなのが引っ掛かる。まあ、他の奴等がどうなっているかはまだ分からんが
(見る限り彼には何の変化も無い、神気の乱れを理由とするならば"己だけ"ということが些か疑問で。しかし今確認出来るのは当然此処に居るお互いのみ、故に周りで異変が起きている可能性も考えられ顎に手を当てながら頭を捻り。そんな中静止の言葉と共に立ち上がった彼、つい前日まではほぼ目線が一緒であったはずが今は見上げなければならない形となり、自身に起きている事態を再確認させられて。続く言葉には目を細めて常と変わらないような静かな笑みを湛え「来てくれるか。いやそれは頼もしいな、感謝する。」と素直に厚意を受け取り、早速主の元へ向かうべく廊下に繋がる障子をそっと開き室外に出て)
(/主様に桜吹雪吹かせられるなら本望ですぞ!桜付けで一体何が強化されるのですかね?←
是非…!安定もなるべく距離を縮めていくつもりですので、宜しくお願いします!
な、なんですと…!?有り難き幸せです!( 長谷部 )
なるほど、畏まりました!やるときはやる様なギャップ味と驚き溢れる鶴丸を提供させて頂きたいと思います(´-`))
>清光
ふふ、たしかに。
(相手の言葉に少量の笑みと短絡的な相槌を溢しては事の成行を楽しむ様に彼の紡ぐ言葉に耳を傾け。一連の動作を終える迄待機してくれていた彼に並ぶ様に歩を進め普段有り得ない距離感に新鮮味と共に何故か懐かしさを覚え。違和感に頭を捻るも理由は薄い靄に覆われて辿り着く事は無く切り替える様に何事も無かったかの様に彼を見つめ次の言葉を待ち。「僕も課題終わってないんだよね…」明日提出の課題プリントは粗白紙に近く思い浮かべただけで思わず苦々しげな表情を造ってしまい。教科担当は厳格な男教師、期限を過ぎる事や提出しない等もってのほかであり暗黙の了解として生徒皆々は必死の思いで完成させるのだ。鬱屈とした感情にまみれ肩がずっしりと重く感じて。不意に歩きだした彼の後を追う様に歩を進めれば突如思い立ち提案して)
__だったらさ、僕の家来ない?二人でやったら課題終わるのあっという間だと思うんだ。…加州が良ければだけど。
>鶯丸
念には念を。君が他刀剣に劣る訳は無いんだろうがなぁ
(頼もしい、との相も変わらず素直な彼の表現に口許を緩ませれば上記の言葉を述べて。彼も己も錬度は比較的本丸内では高い面子であり例え女人に姿を変えたとして腕が落ちたとは言い切れまい。開けた障子の向こう、安穏とした雰囲気が漂う日本庭園は普段通りの様子を見せ早朝の為か廊下には人影が無く。通常通りの朝、違和感は斜め前方に佇む彼にのみに与えられ事の異質さは更に高まり。薄生地の寝巻きの着流しは早朝の風当たりには若干肌寒くありふるりと小さく身震いすれば同様の服装である彼に視線を遣れば気遣いの言葉を問い。「…なぁ、君寒くはないかい?」女人の身体は刀剣且つ男の身を持つ自身としては未知の領域。温度感度も違うのかと疑問を浮かべて。と、不意に近場の場所から此方へ駆け寄る様な足音が聞え刀の柄に指を滑らせれば音のする方角へ警戒を滲ませた視線を送り)
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