一目惚れ(BL)

俺はまだ先輩より成長期はありますからぐぐーん！と抜かしちゃうかもしれませんよ…?
(体つきからして無理だとわかりつつ言い切る彼に悔しかったのかｺﾃﾝと首を傾げ上記述べ)
はい…!俺も嬉しいです…!
(二人楽しげに寮に帰る最中不良グループに見られてることなどつゆ知らず寮に着き)
よーし！美味しく作れるよう頑張りますね！

ほぉ…それは楽しみだな。…まぁでも、成長期が来て12cm以上伸びればの話だかな
（子供っぽく負けじと上から目線で否定するように無理だろうと言って。「…ああ。よろしく頼むな」視線に気付きつつ笑顔で返し警戒しながら部屋に送ると、「…悪い西條、用事出来た。すぐ帰るから作って待っててくれ」中には入らず視線の正体を暴きに行こうとはっきりとは言わず曖昧に伝え、誰も入れんなよと念を押してから踵を返して。）

うっ…!それは…そうですけどー…。
(痛いところ突かれ眉ひそめながらぶつぶつ呟き)
へ…?先輩どこ行くんですか…?
ちょっ…まさか、喧嘩…とかしないですよね…?
(気付いてないため帰ってくる最中得に絡まれた訳でもなくそれはないかなと思いながらも服を掴み止めて)

ははっ。俺は今のお前のままでも好きだから安心しろよ
（いいよどんでしまった相手に別に気にするなよと遠回しに言って。「…大丈夫だって、心配すんなよ」引き止められると一瞬驚き、振り返ると心配するなと笑顔を見せ安心させようとして。）

っ…!ならこのままでもいいです…!
(真っ赤にしながら見上げ嬉しそうに微笑み)
ホント、ですか…?約束てすよ?
(手を離し背伸びをして唇にｷｽし"いってらっしゃい"と少し恥ずかしそうに見送り)

よっしゃ
（このままでいいと言ってくれた事が嬉しくてクスリと笑ってからこちらも笑い返して。「！…いってきます」相手からのキスに驚くが、すぐにニコッと笑いながら相手の頭を撫で早く済ませて帰ろうと誓いおそらく不良がいるであろう場所に向かって。）

はい…!
(笑みを浮かべながら見上げ)

…先輩大丈夫かな。何しに行ったんだろ…
(夕飯の用意をしながら頭の中は愛する彼のことばかりで、寮から少し離れた所に先程の不良グループがたまっていて"天宮、そろそろ俺達のメンバーに入る気になったのか？つか、お前が誰かと居るとか珍しいよな、西條だっけ？"と何やら意味深に話)


(/一応不良役してみたした！こんな流れにしたいかとかあったら言ってくださいね！)

…チッ…てめぇらしつけーな…何度言ったら分かんだよ。俺はどこともつるむ気はねぇ
（場所に向かえば何故かしつこく勧誘してくるグループがいて舌打ちすると、さっきとは全く違い完全に敵視した態度で言って。「俺が何処で誰と何してよーがてめぇらには関係ねーだろ」西條という名前が上がれば巻き込みたくないため平静を装い関係を勘付かれないよう言い、さっさと帰ろうと思い寮へと帰ろうとして。）

（/ああ〜、ありがとうございます！はい！アイデアが浮かんだら言わせて頂きますね！…すみませんいつも任せっきりで…）

後は…これでよしっ…!
(大体の準備は出来てﾃｰﾌﾞﾙに料理を置き)
んー…いやいや、さすがにダメかなぁ…
(ｹﾁｬｯﾌﾟを手に取りﾊｰﾄ型にしようか悩みつつ"先輩遅いなぁ…"と小さく呟き。
"ははっ、仲良くお手て繋いで下校なんざ俺がお前等の関係がわかんねーとでも思うか？こっちもお前に入って貰う為なら何するか…わかんねぇーよ？"不意に不良達の後ろから声色の低い天宮と体格もかわらないような男が現れ不良グループの頭の様で)


(/残念不良くんですが…;
少しでも雰囲気作りたかったので!いえいえ！お気になさらず！)

…てめぇ、ふざけんな。関係ねぇ奴まで巻き込むんじゃねーよ
（ピタリと足を止め殺気が出そうなほどの睨みで振り返り低い声で言って。西條を見捨てるわけにもいかず、かといって仲間に入るわけにもいかず、「そんなに入れたきゃ汚ねぇ手使ってねーで正々堂々正面から来やがれ」と怒りを露わに喧嘩上等の姿勢で言って。）

（/いやいや！もう完璧ですよ！（笑）
ありがとうございます！なるべく此方も協力出来るよう頑張りますので！）

迎えに行こうかな…。……迷惑、かな…?
んんぅ、…行っちゃえ!
(少し悩むも時計を見て心配になり探しに行こうと決意しマフラーを巻いて寮の玄関に向かい

"あっはは、そう怒るなよ天宮。お前の恋人さんには今のところ手を出す気はねーよ。
随分惚れてるみてぇーだな?"と天宮の態度に笑だし"今のところ"を強調しつつ)

っ…
（怒りが収まらないまま、しかしあまり取り見出せばすべてを肯定してしまうためグッと拳に力を入れ平静を装って。「…はっ、惚れてる？この俺が？ふざけんのも大概にしろよ」とりあえずこの場は自分と西條は全く関係ないと不良等に思わせたくて思ってもいない嘘を嘲笑うように言って。）

あ…、せんっ…!
(彼の姿を見つけ声を掛けようとすれば不良グループと話していて不意に呼ぶのを辞め)
…っ、……!
(彼が思わぬ言葉を発したのが聞こえてしまえば眉を下げ後退り)

("ｸｸｯ…そりゃー、俺の見間違いだったみたいだな？
なぁ、西條くん"
(西條の姿を見つけ口角を上げ天宮に気付かせるため名を呼び)

あ…、えっと…
(名前を呼ばれどうすればいいのか、彼の言葉が頭をｸﾞﾙｸﾞﾙと駆け巡り仕舞いには涙が溢れ)

!?…なっ、お前なんでここにっ…！
（ここにいるはずのない人物の名前が上がると目を少し見開きなんでと振り返って。涙を流し出す相手を見て思わず涙を拭って違うんだと言ってやりたくなるがここでそうしてしまったら意味がないと考え思い止まって。西條を巻き込むくらいならすべてを捨てた方がマシじゃないかと思い「…そうだ。てめぇの見間違いだよ…俺とコイツは何でもねぇ、ただ部屋が一緒ってだけだ。分かったか」と眉を潜め相手を見ながら小さく“すまん…”と呟いてからすべての感情を押し殺し不良等に向き直り無表情で言って。）

…ぁ、……。
(苦しそうに彼の言葉を聞きもう聞きたくなくていい終える前にその場を走って去り)
っ、…ふぇ…ひっく。…!いった……
(俯き涙を止められず走っていればつまずき転けてしまい)

("あーらら…。あー、そっか。なら俺の勘違いってやつか。
まー、考え溶けよ？天宮なら俺は大歓迎だからよ？"
(去っていく西條を見て口角を上げながら勘違いだと言えば行くぞと不良グループを連れ考えておけと言いながらその場を去っていき)
"ｸｸｯ…いいもん見れたわ。あの餓鬼使えそうだな。
(何かを確信したかのように口角を上げ呟き)")

…このまま別れるのが先決か…でも…
（不良等の後ろ姿を見送るとふーっと息を吐き力を抜き上を見上げどうしたら良いか考えて。このまま別れてしまうのが一番いいかもしれないと思うがそうすんなり諦められるわけもなく、とりあえず心配なため相手の去って言ってしまった方へ体を向け走り出し相手の姿を探して。）

ひっく…、ぅ……。
(公園のベンチに座り膝を抱え座っていて転けたせいで膝から血をながし)

アイツ…どこ行った…
（息を上げ走ったり止まってあたりを見回したりしながら至るところに視線を向け一生懸命探して。見つからないままどんどんと心配と罪悪感が募っていき。そうしていると、さほど遠くないところにある公園のベンチに蹲る人物を見つけ不思議と相手だと分かり「西條！」と反射的に呼んで。）

っ…?、……先輩。
(肩をﾋﾞｸｯとさせ先輩だとわかり涙をｺﾞｼｺﾞｼと拭い)
先輩…、天宮先輩…俺、先輩と離れたくないよぉー…
(拭い一度は止まった涙も束の間ﾎﾞﾛﾎﾞﾛと涙を流し彼の傍まで行けば抱き付いて)

西條…大丈夫だから…全部嘘だから…
（申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、相手を受け止めぎゅっとしっかり抱き締めて言って。「お前を巻き込みたくなくて…本当にすまん」しっかりと抱き締めたまま相手が落ち着くまで待って。）